悪沢岳・赤石岳（千枚尾根から大倉尾根周回）

2018年07月15日(日) 〜 2018年07月16日(月)

• GPS: 32:00
• 距離: 26.5km
• 登り: 3,020m
• 下り: 3,020m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:48
• 休憩: 1:26
• 合計: 11:14

6:08 椹島ロッジ
6:24 6:24 滝見橋
8:04 8:08 小石下
9:03 9:10 清水平
9:49 9:49 蕨段
10:20 10:25 （小休憩）
11:09 11:16 駒鳥池
11:54 12:20 千枚小屋
13:05 13:11 千枚岳
14:00 14:07 丸山
14:41 14:55 悪沢岳
16:02 16:12 荒川中岳避難小屋
16:16 16:16 中岳
16:40 16:40 お花畑（荒川前岳南東斜面）
17:22 荒川小屋

2日目

• 山行: 6:21
• 休憩: 1:09
• 合計: 7:30

4:59 荒川小屋
5:26 5:31 大聖寺平
6:16 6:21 小赤石岳の肩
6:35 6:35 小赤石岳
6:45 6:47 赤石岳・小赤石岳間分岐
7:02 7:20 赤石岳
7:29 7:33 赤石岳・小赤石岳間分岐
7:55 7:55 北沢源頭
8:36 8:41 富士見平
9:05 9:22 赤石小屋
10:25 10:30 （小休憩）
10:57 11:05 カンバ段
12:29 椹島ロッジ

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

畑薙第一ダムへはレンタカーで2時間40分
ダムから椹島ロッジへはバスで1時間

コース状況／危険箇所等

2日間で歩くには結構な脚力が必要

写真

7/14 15:25

前日畑薙第一ダムで15時半発のバスに乗る。

7/14 16:39

16時半過ぎに椹島ロッジに到着。前泊する。

7/15 6:08

当日は6時過ぎに椹島ロッジを出発。

7/15 6:17

まずは林道に出て千枚岳登山口方面へ。

7/15 6:24

ところが登山口は閉鎖。新しい登山口が先にできているようだ。

7/15 6:24

滝見橋より。通行止めの旧登山道が見える。

7/15 6:28

新しい吊り橋から入る登山口が完成していた。

7/15 6:30

吊り橋より。

7/15 6:53

新登山道を登り、鉄塔に到着。

7/15 7:01

その先で旧登山道に合流。

7/15 7:12

次の鉄塔へ。

7/15 7:25

しばらく進み岩頭の見晴らしへ。

7/15 7:25

目指す悪沢岳が見えた。遠いな。

7/15 7:41

しばらく歩いて林道に出た。

7/15 7:43

すぐに鉄の階段登る。

7/15 7:49

キノコの集団を発見。スギヒラタケ？

7/15 8:04

しばらく登ったところが小石下。少し休憩する。

7/15 8:22

再び林道を横切る。

7/15 9:04

黙々と樹林帯を行き清水平に到着。水場でありがたくいただき休憩。

7/15 9:44

再び樹林帯を歩く。

7/15 9:49

蕨段に到着。ところどころ開けたところを言うらしい。

7/15 9:52

見晴岩を目指したが見つからず。今はもうポイントとしてないのかもしれない。

7/15 10:29

この辺りはダラダラした坂が続くとのこと。

7/15 11:16

駒鳥池に到着。一休憩。

7/15 11:09

樹林の向こうが駒鳥池。千枚小屋まではもう少しだ。

7/15 11:38

小屋まであと15分の表示。

7/15 11:42

サクラソウ系の花を発見。

7/15 11:52

千枚小屋が見えてきた。

7/15 11:53

ここでシナノキンバイのお出迎え。

7/15 11:54

千枚小屋にようやく到着。

7/15 12:13

向かいの山々。ここで昼食の弁当を食べ、縦走に向け英気を養う。

7/15 12:20

気力を振り絞り、千枚岳に向け出発。

7/15 12:21

タカネグンナイフウロ。

7/15 12:47

二軒小屋からのルートと合流。

7/15 12:54

稜線に出た。千枚岳まで10分。

7/15 13:04

千枚岳の標柱が見えてきた。

7/15 13:05

今回初の山頂千枚岳2880mに到着。

7/15 13:07

チシマギキョウなど高山植物もお目見え。

7/15 13:07

キバナシャクナゲもまだ咲いている。

7/15 13:11

次のピーク丸山を目指す。

7/15 13:17

タカネビランジ。南アルプス固有。

7/15 13:27

ミヤマオダマキ

7/15 13:28

おなじみミネウスユキソウ

7/15 13:40

目指す丸山と悪沢岳。ようやくもやから顔を現わす。

7/15 14:00

丸山に到着。3000mを超えた。

7/15 14:01

丸山から目指す悪沢岳への稜線。

7/15 14:07

雲の中から塩見岳が現れる。

7/15 14:15

丸山を振り返る。

7/15 14:18

悪沢岳へは岩場が続く。

7/15 14:20

イワカガミ

7/15 14:29

イワベンケイ

7/15 14:29

山頂への岩場は続く。

7/15 14:32

シコタンソウ。

7/15 14:41

悪沢岳（荒川東岳）3141mにやっと登頂。標高差2000mを克服した。

7/15 14:54

山頂の西側にはチョウノスケソウ。

7/15 14:55

よく見ると大きな群落があった。

7/15 14:58

次に目指す荒川中岳。一旦結構下らなければいけないようだ。

7/15 15:01

ハクサンイチゲも撮っておく。

7/15 15:02

雲が取れ始め、塩見岳や間ノ岳？も見えるようなってきた。

7/15 15:22

ここにもミヤマオダマキが集団で咲いている。

7/15 15:22

結構な登り返しで心が折れる。

7/15 15:49

タカネヤハズハハコ

7/15 16:02

くたくたになりながら中岳避難小屋に到着。

7/15 16:11

塩見岳はここで見納め。

7/15 16:16

小屋のすぐ西に荒川中岳山頂。写真だけ撮ってスルー。

7/15 16:18

もやの向こうの荒川前岳は寄る気力もなくスルー。

7/15 16:23

分岐に到着。荒川小屋に向かい下りに入る。

7/15 16:26

下りのトラバース道。

7/15 16:35

トラバース道より荒川岳の稜線。

7/15 16:40

ここにも立派なシナノキンバイ。

7/15 16:41

初めて見るクロユリ。

7/15 16:42

ここは大きなお花畑。

7/15 16:46

ハクサンチドリ？紫色が濃い

7/15 16:59

小屋まではまだ30分。予想外に時間がかかる。

7/15 17:08

向こうに今日泊まる荒川小屋が見えた。

7/15 17:13

これはきれいなキバナシャクナゲ。

7/15 17:23

荒川小屋にようやく到着。予定時間を大きく超えてしまった。

7/16 4:31

2日目朝焼けの富士山。

7/16 4:49

目指す赤石岳方面の小赤石岳の肩。

7/16 4:53

荒川小屋を出発。

7/16 4:56

改めて美しい朝焼けの富士。

7/16 5:12

小赤石岳の山塊が迫ってきた。

7/16 5:26

大聖寺平に到着。

7/16 5:26

荒川三山を振り返る。

7/16 5:31

少し登ったところにも大聖寺平の標柱。

7/16 5:32

北アルプス穂高連峰も見えてきた。

7/16 5:44

改めて荒川三山を振り返る。

7/16 5:46

これから小赤石岳の肩に向け急登を登る。

7/16 6:05

雲海の向こうに中央アルプスや北アルプス。

7/16 6:18

急登を登り切り小赤石岳の肩に到着。

7/16 6:21

小赤石岳への稜線と向こうに赤石岳。

7/16 6:23

イワカガミ

7/16 6:24

ここでもクロユリ発見。

7/16 6:24

チングルマの群落。

7/16 6:24

きれいなハクサンイチゲ

7/16 6:29

雲海の向こうに恵那山が浮かんでいる。

7/16 6:33

小赤石岳はもうすぐ。

7/16 6:35

小赤石岳3081mに到着。

7/16 6:45

一旦下り、大倉尾根分岐に到着。雄大な赤石岳。

7/16 6:47

ここに荷物をデポし赤石岳に向かう。

7/16 6:57

赤石岳への最後の登り。

7/16 7:02

最終目標赤石岳3120mに登頂。

7/16 7:05

昨年登った聖岳が南側に聳える。

7/16 7:05

富士山も雲に霞んでやはり美しい。

7/16 7:05

すぐ近くに赤石避難小屋。

7/16 7:07

辿ってきた稜線と荒川三山。

7/16 7:08

中央アルプスの稜線。

7/16 7:09

兎岳に続く百間平の縦走路。

7/16 7:14

頂上を堪能し、長い下りに取り掛かる。

7/16 7:27

途中で見かけたイワヒバリ。

7/16 7:29

まさかの富士山噴火？正体は立ち込め始めた雲です。

7/16 7:32

デポ地点から改めて赤石岳。

7/16 7:33

北アルプスも本日は見納め。

7/16 7:40

下りは急なガレで脚がすべる。

7/16 7:44

遥か向こうに赤石小屋が見える。まだまだ遠い。

7/16 7:48

これは珍しい固有タンポポとのこと。

7/16 8:02

タカネグンナイフウロ。下を向いてることが多く撮りにくい。

7/16 8:36

富士見平に到着。時間が少し気になってたがまずまずのタイムだ。

7/16 8:39

雄大な赤石岳を振り返る。

7/16 8:40

こちらは荒川三山。見えるのはここが最後。

7/16 8:41

こちらは噴火が大きくなった？富士山。

7/16 9:07

さらに下り赤石小屋に到着。

7/16 9:09

ここでしっかり休憩し水も調達した。

7/16 9:10

樹林帯に入るので赤石岳も見納めか。

7/16 9:22

赤石小屋を出発。

7/16 9:38

しばらく行くとボッカ返し終了の標識。つまりこちらからは急激な下りに入るということ。

7/16 10:09

赤石小屋まで4/5標識。これからカウントダウンが始まる。

7/16 10:16

アシベニイグチ。この辺りに多かった。

7/16 10:37

椹島ロッジまで90分標識を通過。

7/16 10:37

すぐそばに3/5標識。

7/16 10:50

樹林帯の急坂を下り、脚にきはじめた。

7/16 10:59

樺段に到着。この辺りでハチに注意の看板もあったが・・

7/16 11:09

ナラタケだろうか？

7/16 11:22

2/5標識。この後、樹に触れた所でマルハナバチに刺される。

7/16 12:03

ハチに刺されたのと、脚が痛くなったダメージでペースが落ちてしまう。

7/16 12:22

1/5を見逃し0/5標識。もうほとんど下りてきた。

7/16 12:22

林道への階段が見えた。

7/16 12:23

階段を下りきった赤石岳登山口より。

7/16 12:25

椹島ロッジへのトラバース路に入る。

7/16 12:29

変なハプニングがあったが椹島へ帰ってきた。13時のバスにも間に合った。

撮影機器：

LUMIX DMC-FX77 パナソニック

感想

yoskimu

昨年聖岳のコースを2日で終えたことから自信が付き、悪沢・赤石も同じ作戦で2日で周回できるのではないかと計画を立て今回実行の運びとなったが、トレーニング不足が響き思いのほか苦戦することとなった。初日の荒川小屋まではバテバテで11時間以上もかかってしまった他、2日目の大倉尾根の長い下りではひざ裏が痛くなってペースが落ちてしまった。次回長い行程のときはしっかり脚を作った上で挑みたい。
2日間を通じて天気がよく頂上や稜線からの展望は最高だった。高山植物も盛りで、特に荒川小屋に下りる途中にはネットで守られた大きなお花畑があって心身とも癒されたと思う。