宝剣岳

2018年06月30日(土) [日帰り]

• GPS: 03:53
• 距離: 2.8km
• 登り: 300m
• 下り: 304m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:17
• 休憩: 0:32
• 合計: 3:49

9:20 千畳敷駅
10:12 10:19 極楽平
10:41 10:41 サギダルの頭
10:52 10:56 三ノ沢分岐
11:34 11:52 宝剣岳
12:23 12:23 宝剣山荘
12:26 12:27 乗越浄土
13:06 13:08 千畳敷駅
13:09 ゴール地点

天候

伊那側はくもり時々晴れ、木曽側は濃霧

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

中央道・駒ヶ根IC利用。
ICを出て右折、約2Kmで菅の台バスセンターに到着します。
機械式後払い（600円）の専用駐車場（350台収容）に駐車できました。
H29年度版の年間パスには駐車券もセット（8枚）されていましたが、30年版からなくなりました。

コース状況／危険箇所等

極楽平までに登山道が雪に覆われているところが3〜4箇所ありましたが、腐った雪なのでアイゼンなしで大丈夫でした。但し、極楽平への最後の登りは雪が多く残っており、視界を遮りますので先が全く見通せませんでした。

経験値のある方は残りがわずかとわかるので容易に進めますが、初めてあるいは経験値が蓄積されていない方は、進むのを躊躇う局面と思われました。
私はGPSの地図で確認し、キックステップで進みましたが数歩で視界が開け、極楽平の標識が飛び込んできて安心しました。

稜線には雪はありませんでした。高山植物も楽しめます。

宝剣岳越えは岩峰の登り下りとなりますが、花崗岩でフリクションもあり、手掛かり足掛かりも十分にあります。しかし、一歩間違えば転落という危険箇所です。

乗越浄土からの八丁坂には雪はありませんでした。
高山植物はこれからのようでした。

その他周辺情報

ホテル千畳敷で頂くコーヒーの無料サービスも30年度版からはなくなっています。私のは旧版なので美味しくいただきました。
日帰り入浴は15Kｍほど走って、”信州まつかわ温泉・清流苑”
http://www.seiryuen.jp/9yu.htm
を利用しました。通常500円、モンベル割引で450円でした。
湯上りのビン牛乳は名糖牛乳（130円）でした。

写真

6/30 7:55

菅の台バスセンター前から千畳敷方面ですが霧の中です。

6/30 9:05

ロープウェイからです。終点千畳敷駅の間近です。

6/30 9:09

八丁坂に雪はありません。

6/30 9:09

極楽平方面です。

6/30 9:25

コケ？地衣類？
よくわかりません。

6/30 9:26

コイワカガミです。

6/30 9:27

ナナカマドです。

6/30 9:27

キバナノコマノツメですか？

6/30 9:31

夏道を覆う雪渓です。

6/30 9:34

ショウジョウバカマです。

6/30 9:42

雪渓が夏道を覆っています。

6/30 9:57

ミヤマキンバイです。

6/30 10:01

ショウジョウバカマを下からパチリ。

6/30 10:09

雪渓が夏道に掛かっています。

6/30 10:17

キックステップで登って来て振り返りました。

6/30 10:17

同じポイントから、これから行く先には見覚えのある標識が…

6/30 10:18

極楽平です。雪はありません。

6/30 10:25

コマウスユキソウです。

6/30 10:26

ミヤマキンバイに二匹の虫です。

6/30 10:28

コマウスユキソウです。

6/30 10:32

ハクサンイチゲの白が際立っていました。

6/30 10:32

ミヤマキンバイです。

6/30 10:38

イワツメグサです。

6/30 10:38

ツガザクラです。

6/30 10:40

6/30 10:42

名前わかりません。

6/30 10:42

コマウスユキソウとミヤマキンバイ。

6/30 10:44

名前わかりません。

6/30 10:48

コイワカガミの群落です。

6/30 10:49

ハクサンイチゲです。

6/30 10:52

三沢岳（さんのさわだけ）への分岐です。

6/30 10:52

千畳敷カールを覗き込みました。

6/30 10:56

これから行く宝剣岳方面です。

6/30 10:58

ヨツバシオガマです。

6/30 10:58

ハクサンイチゲです。

6/30 10:59

ツガザクラです。

6/30 11:00

イワベンケイです。

6/30 11:03

ツガザクラです。

6/30 11:05

イワヒゲです。

6/30 11:06

キバナシャクナゲです。

6/30 11:10

ハクサンイチゲです。

6/30 11:11

宝剣岳越えは鎖、足置き、手掛かりと安全に配慮されています。
しかし、危険箇所です。

6/30 11:11

イワベンケイです。

6/30 11:16

ここを下ってきました。
結構な高度感です。

6/30 11:17

ナナカマドです。

6/30 11:27

コイワカガミです。

6/30 11:30

名物、岩のトンネルです。

6/30 11:32

今回は上に乗りました。

6/30 11:35

来た道を振り返ります。

6/30 11:35

キバナシャクナゲです。

6/30 11:35

キバナシャクナゲです。

6/30 11:35

キバナシャクナゲのアップです。

6/30 11:39

宝剣岳の頂上です。

6/30 12:18

中岳、木曽駒ケ岳方面は霧の中です。

6/30 12:21

宝剣岳を振り返ります。
頂上の岩には人影が見えます。

6/30 12:36

乗越浄土から駒ヶ根市街地です。

6/30 12:36

ホテル千畳敷です。
ハイシーズンになると人人人…、となりますが疎らです。

6/30 13:01

シダの芽です。

撮影機器：

LUMIX DMC-FZ300 パナソニック

感想

abukata

嫁はんが女子会でソロとなったので、年パス利用で千畳敷カールまでやって来ました。当初は、大人しく八丁坂から木曽駒ケ岳往復と考えていましたが、極楽平から宝剣岳を越えるルートで木曽駒ケ岳を目指すことにしました。

スタートしてからいつもの超スローペースに加え、高山植物のお出迎え、加えてキックステップを刻みながらの雪渓歩きも加わり、遅々として進みませんでした。

気温は10℃以上あるのですが、雪渓が間近にあることもあってかそんなに温かく感じません。また、千畳敷カール側は風が弱いのですが、稜線に出ると強風で薄いウインドブレーカーを羽織りました。

例年そうなのですが、八丁坂に比べ極楽平への道は雪が遅くまで残る傾向にあります。今年も例外ではなかったようです。雪渓は雪が柔らかくなっており、アイゼンの必要性は感じませんでした。一箇所、極楽平の直前だけは雪の壁で進行方向が全く見えない状況でした。初めての方は不安に駆られると思われます。

極楽平から宝剣岳越えの稜線は高山植物の宝庫です。
まだまだ数は少ないものの十分に楽しめました。

宝剣越えを休み休み進み、宝剣山荘の手前まで下りたところで正午前、ここで昼食としました。そして、木曽駒方面は中岳も見えないくらいにガスっています。
嫁はんもいないことだし、年パスもあるので今回は贅沢にも宝剣岳だけで下山することにしました。

これからもソロのときのお手軽定番になるかと思います。

日帰り入浴は信州物味湯産手形の手形入浴を伊那エリアではほぼ使い切ってしまったので、15Kmほど走って、”信州まつかわ温泉　清流苑”（500円。モンベル割引で450円）を利用しました。

追記：”信州まつかわ温泉・清流苑”は信州物味湯産手形の割引・特典入浴施設の一つでした。割引は”お一人のみ50円割引”なので、モンベル割引と同じです。

それでは、また。

コメント

KUMA-VEGA

いいですね！
翌日の日曜日に、五竜の下見とイベント参加のため大町まで出かけました。
相変わらずの時間貧乏に加え、悪天候やら体調不良（歯茎の腫れ）やらで、山に本気で登れずにいます。

abukata

Re: いいですね！
KUMA-VEGAさん
コメント、恐れ入ります。
五竜とは豪華ですね、今の私には夢のまた夢の世界です。
また、歯茎の腫れ、ご自愛ください。
私は正月から歯科に通っていますが、未だに解放されません。
下界の暑さから逃れるため、木曽駒をお手軽な避暑地としています。

最初にKUMA-VEGAさんとお会いしたのは、御嶽・五の池小屋でしたが、濁河からの登山道が仙人橋の流出で利用不可とのこと、あの時、KUMA-VEGAさんが利用された。胡桃島キャンプ場からのルートはどうなんでしょうか？
もし、利用可能なら”穴場ルート”かも知れません。

KUMA-VEGA

Re[2]: いいですね！
胡桃島コースは樹林帯の中を抜けるのですが、ぬかるみや段差が多数あり、メンテがなされていない状態では、濁河コースよりはるかに危険です、今回の豪雨で、おそらくズタズタだと思います、復旧はかなり遅れると予想します

abukata

Re[3]: いいですね！
早速に、どうもありがとうございました。