記録ID: 1522071
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ハイキング
栗駒・早池峰
東北遠征(釣り良し、🌸良し、栗駒はやっぱ良い)
2018年07月14日(土) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 07:03
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 733m
- 下り
- 661m
コースタイム
天候 | くもり後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
トイレもあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
(須川🅿から秣岳登山口まで) 舗装路を15分程度歩きます。登山口手前までは下り坂です。 (登山口から秣岳まで) 九十九折れの道を階段や緩やかな登り坂が続きます。樹林帯には、多くのギンリョウソウが咲いていました。山頂手前で、視界が明けると、露岩のトラバースになり、山側には、モウセンゴケやトキソウが咲いていました。露岩のトラバースは、足場がしっかりしていますが、手で支持するものがないので、足を踏み外すと、滑落するため注意する必要があります。トラバースを抜けると、山頂まで背丈よりやや高い灌木の中を緩やかに登ります。 (天馬尾根・・・岩頭展望台まで) 山頂から緩やかな下りとなりますが、水道のような道で湿った土は滑りやすいので注意が必要です。少し下ると湿原になり、キンコウカの大群落で草原が黄色に染まっていました。所々でトキソウが咲いています。ほかには、ネバリノギランとアキノキリンソウも一株だけ咲いていました。小湿原を抜けると大岩の点在するアスレチックな道のなり抜けると湿原の中の木道になります。この湿原では、サワランが咲いていました。今回は、ガスで視界が明けませんでしたが、天気が良ければ、天馬尾根の先に栗駒山が見え、須川温泉口まで望めます。また、反対側には、泥湯三山も見える好展望地になります。湿原から先は、緩やかに天馬尾根の鞍部まで展望の良い道が続きます。生憎霧で視界が悪かったです。鞍部からは、岩頭展望台まで、灌木のトンネルの中をひたすら登ります。半月前なら、いやな登りでも多くのイワカガミやマイヅルソウなどに励まされながら登れるのですが、今回は、花は、終盤のハクサンシャクナゲ位で、蒸し暑い中を我慢して登りました。辛かったのは、只でさえ段差が高いのに、深い水たまりが多数あり、湿った土に足を取られないよう気を使いながら登らなければならず、地味に疲れました。幸いなことに奇跡が起こり、単独行の自分の道案内を小鳥が20分くらいの間、先導してくれたことです。3mから5m位の距離を取りながら近づくと飛んでいきを繰り返し、何度もこちらを振り返るのです。何だか励まされているような不思議な感覚になりました。 (岩頭展望台から天狗平まで) 展望台で霧が晴れるのを待ちたかったのですが、風が強く体が冷やされたためか急にお腹の調子が悪くなり、立ち止まらずに、天狗平までの散歩道を足早に移動しました。歩きながら、計画では、栗駒山に登りうぶ沼方面に下るつもりでしたが、昭和湖のトイレに向かわないと大惨事だと思い、計画を変更し昭和湖へ下る決断をしました。 (天狗平から昭和湖) 天狗平に着くと急速に天候が好転し始め、この日初めて栗駒山の山頂をカメラにおさめることが出来ました。天狗平から昭和湖までは、木製階段が続き、ストックをダブルにして、浮石に気を付けつつ急いで下りました。昭和湖のトイレが見えたときには、ホッとしました。【男子トイレの大は、故障のため使用できませんでした。仕方なく女子トイレを使わせていただきました。人生初ですが、漏らしそうだったので仕方ありませんでした。】 (昭和湖から名残ヶ原) しばらくは、展望が明けた地獄谷横を緩やかに下り、灌木の中を少し抜けると、沢の渡渉地点になります。沢の水は少なかったので、少し上流側の渡石の上に乗り通過できました。水量が多い場合は、渡る場所に注意が必要です。沢から少しで苔花台に到着。うぶ沼方面の分岐になります。分岐から少し行くと名残ヶ原で、キンコウカが綺麗に咲いていました。何時もならば、名残ヶ原を通って行くのですが、焼石岳方面に雲が多く展望が悪いのと、湿原に咲く花もキンコウカとイワイチョウ、少しのタテヤマリンドウだろうと思い、今回は、案内のある分岐を左へ向かい須川温泉へ向かうことにしました。 (賽の硯から須川温泉) 今回で栗駒山は、5回目ですが初めて歩きました。栗駒山も火山なんだと感じられる道で、大きな奇岩や荒涼とした河原は、栗駒山の懐の深さを感じさせられました。 賽の硯手前の湿原には、少しのワタスゲや小さな池塘、モウセンゴケの群落もあり変化に富んだ道でした。賽の硯には、分岐がありましたが、今回は、直進して旧火口跡方面から須川温泉の栗駒山荘上にある登山者駐車場へ下りました。 (須川温泉から須川湖駐車場まで) 炎天下の中、舗装路を30分下りました。幸いにも日影があったので助かりました。昨年は逆コースを秣岳登山口から須川温泉まで戻りましたが、登り道を40分くらい歩いたので、今回のパターンが自分的には正解だと思います。 |
その他周辺情報 | 栗駒山荘で日帰り入浴しました。【700円 大人】 タオルを売店で購入しましたが、専用の袋に入れられお洒落でした。【200円】 風呂上がりは、売店でカップアイスを購入。イチゴ味のバニラアイスにしましたが、以前食べたバニラアイスのほうが酷があって美味しかったかも?あくまでも、好みの問題で、どちらも美味です。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ジップネックTシャツ
タイツ
半ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
飲料
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
熊除け鈴
熊除けスプレー
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感想
花を観察しながらとはいえ、息が上がらない自分なりのペースで歩いたのでコースタイムより大分時間がかかってしまった。体力的には、全然問題なかったので、次回は、もう少しペースアップしたい。栗駒山のコースタイムは、設定が厳しいなあ。蒸し暑さもあったので、水分コントロールに気を付けすぎたのかなあ。
今回の遠征で残念だったのは、遠征二日目に月山に登りたかったが、姥沢口に着くと、強風と濃いガスで登山を中止にしたこと。中止は、好判断だと思っているが、4日目に栗駒山から戻って登ればよかったのに、少し失敗してしまった。まあ、だけど釣り師なので、大きなイワナに沢山あえて満足のゆく釣行ではあった。
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