苗場山（和田小屋〜苗場山〜小赤沢）

2018年07月15日(日) 〜 2018年07月16日(月)

• GPS: 11:06
• 距離: 12.1km
• 登り: 995m
• 下り: 1,036m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:59
• 休憩: 0:41
• 合計: 6:40

10:46 和田小屋登山口
13:00 13:00 下ノ芝
14:01 14:11 中ノ芝
14:30 14:30 上ノ芝
14:41 14:41 苗場山、小松原分岐
15:10 15:11 神楽ヶ峰
15:24 15:51 雷清水
17:13 17:16 苗場山
17:26 苗場山自然体験交流センター

2日目

• 山行: 4:22
• 休憩: 0:00
• 合計: 4:22

6:32 苗場山自然体験交流センター宿泊地
10:54 小赤沢三合目登山口

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 タクシー

東京から上越新幹線「越後湯沢」まで。「越後湯沢」からマイクロバス。
ツアー参加だったのでアクセスは楽々。

コース状況／危険箇所等

★滑りやすい
豪雨後の晴天数日で予想ほどではなかったが、日差しのないところは、ぬかるみや、土や苔で湿った岩の箇所があります。下りで使ったルートは鎖場や岩場で慎重に通過したいところもありました。湿っていればさらに注意です。
★泥濘対策
スパッツあった方が良いかもしれません。防水の靴
★暑さ対策
　頂上小屋で一泊したので、体力的には無理のないルートでしたが、全国で39度のところもある猛暑日でしたので、最初の上りだしが猛烈に暑く、雷清水で冷たい湧き水を飲めたのが幸いでした。ここに限らず、猛暑日の登山は大変です。また、山頂の小屋で飲料水が不足とのことで飲料水2日分をかついだので重かったです。実際には水場に水が豊富にあり助かりましたが、ない場合は大変です。
★ブヨ
前回の情報でブヨがいるとのことで万全の対策で行きましたが、だいぶトンボが出てきていたので、そろそろ虫は少なくなるようです。しかし参加者で刺された人もいましたので対策は必須です。

その他周辺情報

小赤沢温泉　楽養館
鉄分を多く含んだ信州の秘湯。カランも少ないが、お湯は鉄分が多く床も湯花でザリザリしており、秘湯感たっぷり。療養泉というのも頷ける。
http://sakae-akiyamago.com/eat/349/

写真

7/15 8:03

上越新幹線にて越後湯沢へ。

7/15 10:32

苗場といえばスキー場というイメージですが、今日は登山です。しかも百名山。

7/15 10:33

和田小屋でトイレをお借りしていざ出発。

7/15 11:21

歩きだしてまだ1時間くらいですが、尋常でないほど暑い。

7/15 11:22

ニガナ

7/15 11:22

ギンリョウソウ。まだ咲き残っている花がありました。

7/15 11:27

エンレイソウの黒い実

7/15 11:50

6合目

7/15 11:50

見上げると青い空

7/15 12:39

ここで最初の休憩を取りましたが、搾れるほど汗をかいたバンダナが2分で乾くほどの強烈な日差し。大丈夫か？

7/15 12:39

樹林帯に入っても暑さは変わらず

7/15 13:45

このころになると少し日が陰って来たのがありがたい。

7/15 14:08

中ノ芝までやってきました。

7/15 14:09

ワタスゲ

7/15 14:19

中ノ芝から神楽ヶ峰へ向かいます。

7/15 15:18

神楽ヶ峰。途中、暑さでかなりバテ始めたが、すれ違った方に、雷清水の湧き水は枯れておらず、ざぶざぶ出ていて、冷たくて美味しいと教えられ、がぜんモティベーションが上がる。

7/15 15:53

雷清水。教えられた通り、甘露の水。水をたくさん飲むと体温がスッと下がり、周りの空気まで冷えた感じ。

7/15 15:55

俄然、元気に歩きだせる。しかも花畑。

7/15 15:58

ウスユキソウっぽいものや

7/15 15:58

ニッコウキスゲ

7/15 16:01

クルマユリ

7/15 16:01

シシウド

7/15 16:01

トリアシショウマとヒメシャジン的な？

7/15 16:01

花畑という地名（標識）

7/15 16:02

ミヤマカワラナデシコ。園芸種かと思うほど大きくて花の色が鮮やか

7/15 16:07

ウツボグサも

7/15 17:01

美味しいお水のおかげで頂上手前の急登も乗り越え、山頂に到着。

7/15 17:14

広々とした高層湿原が広がる。

7/15 17:14

ずっと平らな道を行く。

7/15 17:15

たくさんの池塘

7/15 17:15

たくさんのワタスゲ

7/15 17:16

夏空を映して青い池塘

7/15 17:16

いろいろな形の池塘

7/15 17:24

苗場山山頂の碑

7/15 17:24

一等三角点にはトンボが

7/15 18:32

交流センターの夕食はカレー。カレーも副菜もお代わり自由はありがたい。そのかわり、残さないでね。

7/15 18:55

夕食が済んだら夕焼け

7/15 19:05

小屋からすぐの見晴らし台からの夕焼け

7/15 19:07

雲海に沈んでいく太陽。

7/16 4:57

夜明け。遅くなったので太陽はすでにのぼています。

7/16 4:58

霧が少しずつ晴れ始めて。

7/16 4:59

空の色を移し始める池塘

7/16 4:59

空も青くなり始める。

7/16 5:00

コバイケイソウ

7/16 5:02

モミジカラマツソウ

7/16 5:04

山頂が平らなので

7/16 5:04

どこまで散歩できます。

7/16 5:04

続く一本道を

7/16 5:07

散策する人がたくさんいます。

7/16 5:11

名残のシャクナゲ

7/16 5:15

昨晩夕焼けを見た見晴台に行ってみる。

7/16 5:16

妙高火打がくっきり

7/16 5:16

この左手に僅かに槍が見えたのですが、写真では確認できず

7/16 5:16

そろそろ朝食の時間ですが、立ち去りかねます。

7/16 5:22

ゴゼンタチバナ

7/16 6:31

本日は行程も短いため、ゆっくりめの6時半出発。今日も暑くなりそうです。

7/16 6:37

チングルマはもう綿毛

7/16 6:51

木道を歩いていきます。

7/16 6:57

途中、天照大神など神様の名前が書かれた石碑があります。信仰の山であったことがわかります。

7/16 7:03

長く続く木道を歩く。

7/16 7:03

天空の城、ラピュタを思い出す

7/16 7:04

キンコウカ？

7/16 7:04

サラサドウダン

7/16 7:05

ここだけ残っているシャクナゲ

7/16 7:24

1時間も高層湿原を歩きます。

7/16 7:24

池塘

7/16 7:24

7/16 7:28

ワタスゲと山々を映す池塘

7/16 7:31

ここからそろそろ下り坂が始まります。

7/16 8:59

7/16 9:06

キヌガサソウ

7/16 9:22

今日も暑い

7/16 9:23

だいぶ下って来ました。

7/16 9:25

ギンリョウソウ

7/16 10:44

マイズルソウに囲まれたギンリョウソウ

7/16 11:00

三合目到着。

7/16 11:02

無事下山しました。

撮影機器：

COOLPIX S3700 ニコン

iPhone SE Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ エマージェンシーシート

感想

Collina2016

苗場といえばスキーという印象が強いですが、高層湿原といえば苗場山。尾瀬よりはアクセスが難しいので登山者のための高層湿原です。広大な山上には想像以上に数多くの池塘があり、今回はワタスゲ見ごろの時期の訪問となりました。チングルマの綿毛も非常に数多くあり、花の時期もまた見事なことでしょう。山頂からは360度とまでは言わないものの、遥か遠くまで見晴らしが効き、雲海と山々と花々が楽しめる素敵な山でした。