コスモを燃やせ！ 越百山ピストン（伊奈川ダム上駐車場から）
長野県
MonsieurKudo
体力度について
- GPS
- 09:31
- 距離
- 16.1km
- 登り
- 1,861m
- 下り
- 1,850m
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- 山行
- 7:54
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 9:16
| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
・上段と下段の2つに分かれている駐車場です。 ・無料で50台程度駐車可能です。 ・水場、トイレはありません。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
登山ポストは、伊那川ダム駐車場（上段）の入口脇にあります。 鎖場や梯子もなく、危険箇所はありません。 道も終始明瞭です。 強いて言えば、崩落箇所が数ヵ所あるので、通行は慎重に。 |
| その他周辺情報 | ＜フォレスパ木曽 あてら荘 日帰り温泉＞ ・入浴料は600円（JAF、モンベル割引はなし） ・内湯が1つのみ、露天風呂はありません ※この日は団体さんが入浴するとのことで、一般客の利用は15:45〜17:00の時間帯以外に制限されていました。 |
写真
上段の駐車場は（写っていない車も含めて）10台くらいでした。
今朝沢橋を渡ると、空木岳方面と南駒ヶ岳・越百山方面の分岐があります。越百山〜空木岳の周回ルートの場合、右へ向かって左から戻ってくることになります。
越百山〜空木岳の周回ルートの場合、右へ向かって左から戻ってくることになります。
ここで南駒ヶ岳方面と越百山方面へ分岐します。
ちなみに山と高原地図では、前者が6時間、後者が5時間半です。
さあ、コスモを燃やして出発です！
面白みは全くありません。
地面に注目して登っていたら、ゴソッと何かが動いてビックリ。正体はコイツでした。
見た目はグロいですが、斜面を一生懸命登ろうとする姿は、何か応援したくなる気持ちになりました。
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正体はコイツでした。
見た目はグロいですが、斜面を一生懸命登ろうとする姿は、何か応援したくなる気持ちになりました。
早くも顔を洗い、タオルを濡らしてリフレッシュ。
ですが、前回の空木岳のときみたいに突然ガスって真っ白・・・てなこともあるので、油断は禁物。
道標は割れてしまっていて、下半分しかありません。
痩馬の背は、往路では撮り忘れました。
番号を振り忘れました（笑）。
ずらすのが面倒なので、最大番号で。
何じゃこりゃ、カビてる？
それにしても、さっきからキノコばっかり撮ってるな・・・。
テカテカです。
ヌメリササタケ（食）かな？
さっきのと同じ種類かな？
ぷるっぷるです（笑）。
ハナイグチ（食）かもしれません。
ちょっとした広場になっています。
丸太のベンチも設置されていました。
翼を広げた蝙蝠のようでもあります。
めちゃくちゃ冷たくて、両手で数回すくうのを繰り返すと、手がかじかんでしまうほどでした。
凄い形の葉っぱだな〜。
もっと成長すると、葉の表面からも棘が生えます。
越百小屋が見えました。駐車場から4時間かかりました。
やっぱり、分岐にあった道標に書かれていた4時間で越百山というのは、相当急がないと無理そうです。
駐車場から4時間かかりました。
やっぱり、分岐にあった道標に書かれていた4時間で越百山というのは、相当急がないと無理そうです。
手前のピークの向こう、中央部が山頂です。
トイレは裏手にあります。
この小屋は、越百山の山頂からも見えます。
小屋には帰りに寄ることにして、山頂に急ぎます。
登山道は山頂を通らずに横巻きする形で続いています。
ドリルみたい。
できれば咲いている姿を見たかったな〜。
標高2,613m、日本三百名山の1座です。
越百小屋の赤い屋根はとても目立ちますね。
鳳凰三山、甲斐駒、日向山みたいです。
結構大きなもののようです。
越百小屋の休憩棟で、昼食タイム。手作りの木のテーブルの上には、山小屋ノートがありました。
最後の書き込みは、なんと今日。
小学三年生の女の子のものでした。（下山時、たぶん書いた本人と思しき女の子に会いました。）
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手作りの木のテーブルの上には、山小屋ノートがありました。
最後の書き込みは、なんと今日。
小学三年生の女の子のものでした。（下山時、たぶん書いた本人と思しき女の子に会いました。）
冬にも来てみたいな〜。
越百山の山頂から（昼食の時間を除いて）、だいたい2時間で下れました。
飛んでいるのは何回か見たことがありますが、じっくり見ることができたのは初めてかも。
この岩1個で、沢をほとんど塞いでしまってます。
水が綺麗なブルーです。
あそこまで行って、思いっきり飛び込みたい！
下の駐車場はこんな感じ。
あまり増えていませんね。
が、まだ余裕はあります。
15:45から団体さんが入浴するとのことだったので、さっと入ってサッと出ました。
装備
| MYアイテム |
MonsieurKudo
重量：3.56kg
|
|---|---|
| 個人装備 |
半袖Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
帽子
靴
ザック
トレッキングポール
飲料
水筒（保温性）
地図（地形図）
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
カメラ
|
感想
・・・君はコスモを感じたことがあるか。
わかる人にはわかるこのフレーズ（笑）。
自分はちょうど世代で、小学生の頃にいろいろなグッズを集めたものです。
それはさておき、この山は空木岳との周回コースで登ることをひとつの目標としていますが、先週は台風で山に行けず、若干ですが体が鈍っていることもあり、様子見も兼ねて、今回はピストンで登ってみることにしました。
4時過ぎに伊奈川ダム上駐車場に着くと、車は疎ら。
ちょっと休憩した後、準備して4時40分に駐車場を出発しました。
まだ日の出前で薄暗いですが、ヘッデンが必要なほど暗くはありません。
駐車場から登山口までの林道は、ほとんどが砂利道（一部コンクリート）でした。
これならば、自転車で走るのも問題なさそうです。
（今度来るときは自転車を持ってこようと思います。そうすれば、帰りの林道歩きの時間を大幅に短縮できるはず。）
約35分、林道を歩いて越百山の登山口に到着。
登山道はほとんど展望がなく、ひたすら樹林帯の中を九十九折りに登りました。
途中（時刻的には7時を回ったくらい）で、下山してくる10名ほどの団体さんに会いました。
（この時間に下りてくるということは、小屋に泊まった人たちでしょうか。それから小屋までは誰にも会いませんでした。）
約4時間で越百小屋に到着しました。
登山口の道標に4時間と書かれてありましたが、あれは越百小屋までの時間とするのが妥当かと思いました。4時間というのは玄人仕様なのでしょう（笑）。
小屋の前からは、目指す越百山の山頂が見えました。
山と高原地図のCTでは、小屋から山頂までは1時間かかるみたいです。
小屋には帰りに寄ることにして、まずは山頂へ急ぎました。
（前回の空木岳のときみたいに、急にガスが発生して展望がなくなるといったことが起こるとも限らないので。）
小屋から越百山への登山道は、それほど急登というわけでもなく、ほぼCT通りで山頂に到着しました。
山頂には、ご夫婦らしき2人の登山者が先着していました。
写真をお願いしたあと、すぐ近くの岩場の方へ行ってみました。
岩場を越えると、目の前に仙涯嶺と南駒ヶ岳の見事な山並みがドーンと見えて壮観でした。
仙涯嶺や南駒ヶ岳の岩々とした稜線を見ていると、あんなところを歩くなんてワクワクしてきました。今日は行かないですけど。
しばらく山頂は貸し切り状態だったので、岩に登ってみたりして遊びました（笑）。
山頂からの動画を撮ろうと準備しているとき、南駒ヶ岳方面から若い男女7、8名のグループが到着して、賑やかな雰囲気に。
自分はさっさと動画を撮って、小屋に向かいました。
山頂から23分で越百小屋に戻ってきました。
（下りは写真も撮らないし、歩きのみに集中すると早いですね。）
小屋番さんに一声かけて休憩棟の使用許可をいただき、中で昼食にしました。
外のテーブルで食べてもよかったのですが、直射日光がキツくて止めました（笑）。
小屋番さんに山バッジを販売しているか聞いたのですが、置いていないとのこと。残念・・・。
休憩棟の中はきれいにしてあって、山小屋ノートや冬季に撮った山頂の写真、看板娘（小屋番さんのお孫さんらしいです）の似顔絵などが飾ってあって、アットホームな雰囲気でした。
山小屋ノートには、小屋番さんへの感謝の言葉が多く記載されていて、小屋番さんの人柄の良さが垣間見えました。
昼食も済んだので、11時前に下山を開始。
樹林帯の中に入ってしまえば、単調で退屈ではありますが、樹々が直射日光を防いでくれるので、暑さはそれほどでもなかったです。
途中にある2箇所の水場で顔を洗ったり、濡れタオルの冷たさを復活させることができたのは助かりました。
ただ、最後に直射日光が照りつける中、林道を70分ほど歩くのがちょっとキツかったです。（花を探しながら、写真を撮りながらゆっくり歩いたので、朝の2倍かかっています。）
駐車場に着くと、山頂で会ったご夫婦が入口で休憩されていたので、挨拶して自分の車に向かいました。
クーラーボックスに入れてあった水を頭からぶっかけてリフレッシュ。
着替えを済ませ、駐車場でカーナビに入っているデータから温泉施設を検索（駐車場は電波が入らないので）してみましたがどれも行くのに時間がかかるため、今回はあきらめて帰ることにしました。
しかし、帰り道に「フォレスパ木曽」の案内看板を見つけ、日帰り温泉もあるみたいなので、寄っていくことにしました。
道すがら車から見えた阿寺渓谷の河原は、沢遊びをする大勢の人たちで、さながら海水浴場のようになっていました。
駐車場から河原へは橋を渡って向かうようなのですが、水着で歩いている女の子も結構いて、いい目の保養になりました（笑）。
温泉はあてら荘内にあり、内湯が一つの小さなものでした。
受付した際、この日は15:45〜17:00まで団体さんが入浴するので、その時間一般客の利用は控えてほしいと言われました。
まあ、元々長居するつもりはなかったので、特に問題はありませんでしたけど。
この時間、入浴中の人数は自分を含めて3人のみ。
内1人は、両肩に入れ墨をされていたので、もしかしたらその筋の方だったのかもしれません。だとしても、年配の方だったので引退された後という線が濃厚でしょうけど。（どちらにしても自分の勝手な想像です。）
帰りの高速は、中央道で小規模（10Kmほど）の渋滞に捕まり、さらに先でも渋滞しているようだったので、ナビに従い途中で高速をおりて、下道で帰りました。
・
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今回、目標とする周回コースの一部を実際に歩いてみることで、いろいろなことが分かって有意義な山行でした。
・駐車場から登山口までは自転車走行可能。次回はチャリデポする。
・登山口から越百山山頂までは、自分の場合、写真を撮りながらで約5時間ほどかかった。（次に登る際はたぶん撮る写真の枚数が少なくなると思うので、もう少し短縮できるかな？）
・山行開始は2〜3時間くらい前倒しが必要。登山道は明瞭で目立った危険箇所もないので、ヘッデンを点けて登っても問題なさそう。
次回、周回ルートを歩く際は、上記を踏まえて準備や計画を立てたいと思います。
こっそり拍手
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yumi87 さん
MonsieurKudoさん、
おはようございます。
素晴らしい山行そして山行記録ですね！思わず、お気に入りにしてしまいました。永久保存版、殿堂入りに決定です。
キノコ12と14は、たぶん食べられるのではないでしょうか？今度、キノコ名人のTさんに聞いてみます。
ナイス山行でした！それではまた😊
追伸
ウツボグサみたいな花は、私が調べたところによると、トウバナまたはイヌトウバナみたいです。間違っていたらすみません。fgackty
fgacktyさん、こんばんは。
またコメントをいただけるようになったこと、とても嬉しく思います。
＞キノコ12と14
調べて候補を2つに絞りました。
fgacktyさんのおっしゃるとおり、どちらも食用でした。よくわかりましたね。
＞ウツボグサみたいな花
自分でも調べて、イヌトウバナということに落ち着きました。トウバナは白い花ではないみたいなので・・・。
教えていただき、ありがとうございます！
北アルプスかなと思っていましたが、越百山だったのですね。空木岳から続く南駒ケ岳〜仙崖嶺〜越百山、歩きながらあの稜線を歩いてみたいねと話していましたが実現することはありませんでした。あと１０年若かったらと・・・
ただのピークハンターだけでなくしっかりと写真も撮りながら歩いて日帰りをしてしまう驚異の健脚ですね。
今回は花よりもキノコのほうが多かったような(笑）登山歴２年にして花の名前もほぼ調べつくして感心しています。ｈｉｍｅｋｙｏｎは１９年たってもいまだにわからない花ばかりですが（苦笑）
46-マイヅルソウの実、67-ハリブキの葉っぱ、71-クロイチゴかな、77-虫こぶでは？、85-ヤマハハコですね、90-モミジカラマツ、148-小さくてもホタルブクロですね、ホタルブクロも２種類あります。今度は萼の膨らみに注目してください。ホタルブクロ、ヤマホタルブクロ、山はほぼヤマホタルブクロですが、萼で見分けます。153〜155葉っぱがヤマアジサイに似ています。157-トウバナも何種類かありますね。トウバナ、イヌトウバナ、ヤマトウバナ、ミヤマトウバナ、茎のてっぺんに花をつけるのはヤマトウバナ、葉っぱの脇からも花がつくのはイヌトウバナ、ミヤマトウバナ、156-リョウブのような
himekyon先生、こんばんは。
今回もご指導ありがとうございます。
ネットや本で確認し、レコを更新しました。
＞今回は花よりもキノコのほうが多かったような(笑）
そうなんですよ〜。
ほとんど樹林帯だったにも関わらず、花が少なくて・・・。
稜線に出ても、それほど見かけず。
前回の空木平カールのお花畑を見た後だったので、ちょっと（というか、かなり）物足りなかったです。
キノコも、自分の好きな形のものは見かけなかったし。
＞85-ヤマハハコですね
ママハハコって（笑）。なんちゅう間違いをしとるんだ。
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