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Yamareco

記録ID: 1547801
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日高山脈

幌尻岳→戸蔦別岳 渡渉と激藪の先に七ツ沼カール

2018年08月05日(日) 〜 2018年08月06日(月)
 - 拍手
GPS
16:04
距離
31.9km
登り
2,452m
下り
2,459m

コースタイム

1日目
山行
3:43
休憩
0:07
合計
3:50
7:56
31
8:27
8:28
85
9:53
9:59
107
11:46
2日目
山行
10:26
休憩
1:43
合計
12:09
4:34
76
5:50
6:11
86
7:37
7:38
10
7:48
8:00
32
8:32
8:32
80
9:52
9:59
32
10:31
10:32
71
11:43
11:44
26
12:10
12:47
94
14:21
14:21
80
15:41
15:54
32
16:26
16:36
7
16:43
ゴール地点
天候 出発時小雨 初日昼以降快晴
過去天気図(気象庁) 2018年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
20:00に苫小牧到着。
21:30にとよぬか山荘。
翌朝7:00のバスにのって8:00登山開始。
12:00頃、山荘到着。
翌朝4:30登山開始。周回して12:00に山荘に戻る。
12:45に山荘を出て16:30頃、バス乗り場に。
◯下山してその日のうちにバスに乗るには遅くとも小屋を13時には出ること。それ以降になる場合は幌尻山荘もう一泊が安全。
コース状況/
危険箇所等
◯渡渉は20回ほど。山荘やバスドライバーの情報をよく聞くこと。
◯初めての場合、一回目が多少びびるがすぐになれる。
◯パンツまで濡れてもいいぐらいの心構えがよい。
◯戸蔦別岳周回の場合、六ノ沢渡渉に必ず沢靴必要。登山靴では絶対無理。
◯幌尻岳過ぎて肩以降は腰、胸、頭の高さまでのハイマツ漕ぎとなる。できればタイツではなく長ズボンがよい。ハーフパンツ、タイツだと足がズタズタになる。
◯足元が極めて見えづらくハイマツの幹や岩などに十分気をつける。
◯命ノ水以降、水場はない。
◯今回は熊の気配はなかった。
◯アブや蚊もまったくいなかった。
◯渡渉コースで幌尻岳に登るならば、ぜひ、ピストンではなく、戸蔦別岳も含め七ツ沼カールを見ることができる周回コースをおすすめしたい。戸蔦別岳まで行かなくとも肩まで行けば七ツ沼カールを見ることができる。これは一見の価値がある。遠路はるばる幌尻岳まで来てピストンして帰るのはあまりにももったいない。
その他周辺情報 とよぬか山荘から車で30分でゆから温泉。お風呂と平取牛焼肉定食とセットで1350円。
さんふらわあ しれとこで大洗港から北海道へ。フェリーすげー。
2018年08月03日 22:45撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
8/3 22:45
さんふらわあ しれとこで大洗港から北海道へ。フェリーすげー。
18時間かけて苫小牧へ入港。
2018年08月04日 19:34撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
8/4 19:34
18時間かけて苫小牧へ入港。
とよぬか山荘まで約1時間30分。夕食ジンギスカンは20時終了。残念、食べられず。
2018年08月04日 21:40撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
8/4 21:40
とよぬか山荘まで約1時間30分。夕食ジンギスカンは20時終了。残念、食べられず。
本館は満室だったので旧職員宿舎へ。なんと3LDK独り占め。
2018年08月04日 21:47撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
8/4 21:47
本館は満室だったので旧職員宿舎へ。なんと3LDK独り占め。
超快適。住んでもいい。
2018年08月04日 22:49撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
8/4 22:49
超快適。住んでもいい。
出発の朝。雨だ。憂鬱。
2018年08月05日 06:49撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
8/5 6:49
出発の朝。雨だ。憂鬱。
シャトルバスに乗り砂利道ごとごと1時間で登山口へ。
2018年08月05日 07:56撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
8/5 7:56
シャトルバスに乗り砂利道ごとごと1時間で登山口へ。
林道を延々2時間歩く。林道はやや下りぎみで実は帰りの方が登りでつらい。
2018年08月05日 07:59撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
8/5 7:59
林道を延々2時間歩く。林道はやや下りぎみで実は帰りの方が登りでつらい。
ここが壊れた橋。本来の渡渉点はここよりも30分先だがここで1回だけ初の渡渉となる。
2018年08月05日 09:42撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
8/5 9:42
ここが壊れた橋。本来の渡渉点はここよりも30分先だがここで1回だけ初の渡渉となる。
モンベル沢シューズ。いきなり本番投入。ドキドキ。
2018年08月05日 09:50撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
5
8/5 9:50
モンベル沢シューズ。いきなり本番投入。ドキドキ。
写真では素敵な渓流だが実際にはゴーゴー音をたてていて結構な圧力があり最初はビビる。
2018年08月05日 09:50撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
8/5 9:50
写真では素敵な渓流だが実際にはゴーゴー音をたてていて結構な圧力があり最初はビビる。
今度は登山道を30分ほど歩く。
2018年08月05日 10:03撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
8/5 10:03
今度は登山道を30分ほど歩く。
その間ヘツリもあり。
2018年08月05日 10:05撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
8/5 10:05
その間ヘツリもあり。
ここから本当の渡渉が連続。渡渉2.
2018年08月05日 10:37撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
8/5 10:37
ここから本当の渡渉が連続。渡渉2.
渡渉3.足の短い自分だとたまに股下まで水がきてパンツが濡れるかのギリギリ。ま、濡れても乾くけど。
2018年08月05日 10:43撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
2
8/5 10:43
渡渉3.足の短い自分だとたまに股下まで水がきてパンツが濡れるかのギリギリ。ま、濡れても乾くけど。
イワナだ!
2018年08月05日 10:44撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
5
8/5 10:44
イワナだ!
ここは渡渉せず橋がある。
2018年08月05日 10:47撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
8/5 10:47
ここは渡渉せず橋がある。
梯子も。
2018年08月05日 10:49撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
8/5 10:49
梯子も。
渡渉4.
2018年08月05日 10:52撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
8/5 10:52
渡渉4.
渡渉5.
2018年08月05日 10:54撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
8/5 10:54
渡渉5.
渡渉6.
2018年08月05日 10:56撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
8/5 10:56
渡渉6.
渡渉7.
2018年08月05日 11:08撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
8/5 11:08
渡渉7.
渡渉8.
2018年08月05日 11:09撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
8/5 11:09
渡渉8.
渡渉9.このあたりから慣れてきて楽しくて気持ちよくなる。
2018年08月05日 11:11撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
8/5 11:11
渡渉9.このあたりから慣れてきて楽しくて気持ちよくなる。
渡渉10.
2018年08月05日 11:13撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
3
8/5 11:13
渡渉10.
渡渉11.
2018年08月05日 11:14撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
8/5 11:14
渡渉11.
渡渉12.
2018年08月05日 11:15撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
8/5 11:15
渡渉12.
渡渉13.
2018年08月05日 11:17撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
8/5 11:17
渡渉13.
渡渉14.
2018年08月05日 11:19撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
8/5 11:19
渡渉14.
渡渉15.
2018年08月05日 11:28撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
8/5 11:28
渡渉15.
ブルーベリーみたいなうまそうな実。
2018年08月05日 11:30撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
8/5 11:30
ブルーベリーみたいなうまそうな実。
渡渉16.
2018年08月05日 11:32撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
8/5 11:32
渡渉16.
渡渉17.ここまで17だけど、水に入るのを全部入れると20ぐらいは沢に入る。なので20ぐらいまで数えて進むと飽きずに楽しい。
2018年08月05日 11:45撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
8/5 11:45
渡渉17.ここまで17だけど、水に入るのを全部入れると20ぐらいは沢に入る。なので20ぐらいまで数えて進むと飽きずに楽しい。
幌尻山荘到着!昼についてやることなくて暇になる。だーれもいない。
2018年08月05日 12:35撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
8/5 12:35
幌尻山荘到着!昼についてやることなくて暇になる。だーれもいない。
中はこんな感じ。荷物は置かず寝るだけ。
2018年08月05日 12:39撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
8/5 12:39
中はこんな感じ。荷物は置かず寝るだけ。
荷物は小屋の裏に。
2018年08月05日 13:10撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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8/5 13:10
荷物は小屋の裏に。
暇なのでコーヒー飲みながら山荘にあった北海道の山の本でも読む。
2018年08月05日 14:53撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1
8/5 14:53
暇なのでコーヒー飲みながら山荘にあった北海道の山の本でも読む。
二日目。4:30出発。この時点ではこの日も泊まる予定だった。
2018年08月06日 04:42撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
8/6 4:42
二日目。4:30出発。この時点ではこの日も泊まる予定だった。
命ノ水。ちょろちょろ。補水には時間かかる。
2018年08月06日 05:54撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
8/6 5:54
命ノ水。ちょろちょろ。補水には時間かかる。
しばらく歩くと戸蔦別岳が見えてくる。
2018年08月06日 06:20撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
8/6 6:20
しばらく歩くと戸蔦別岳が見えてくる。
幌尻岳への稜線。最高。
2018年08月06日 06:35撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
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8/6 6:35
幌尻岳への稜線。最高。
幌尻岳北カール。最高!
2018年08月06日 06:39撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
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8/6 6:39
幌尻岳北カール。最高!
稜線に出ると踏みそうになるぐらい高山植物が咲き乱れている。
本州では見ないような花もみかけた気がする。
2018年08月06日 06:46撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
8/6 6:46
稜線に出ると踏みそうになるぐらい高山植物が咲き乱れている。
本州では見ないような花もみかけた気がする。
花名は後で調べよう。
2018年08月06日 06:47撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
8/6 6:47
花名は後で調べよう。
タンポポみたい。
2018年08月06日 06:48撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
8/6 6:48
タンポポみたい。
きれいな花。
2018年08月06日 06:48撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
8/6 6:48
きれいな花。
北アルプスと違い誰もいない稜線を独り占め。
2018年08月06日 06:48撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
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8/6 6:48
北アルプスと違い誰もいない稜線を独り占め。
チングルマはもう全部果穂。
2018年08月06日 06:49撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
8/6 6:49
チングルマはもう全部果穂。
これはずいぶん紫だ。
2018年08月06日 06:51撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
8/6 6:51
これはずいぶん紫だ。
ちくちくしてる。
2018年08月06日 06:53撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
8/6 6:53
ちくちくしてる。
黄色。
2018年08月06日 07:00撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
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8/6 7:00
黄色。
白。
2018年08月06日 07:03撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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8/6 7:03
白。
なんだっけなー。北アルプスにいた気がする。
2018年08月06日 07:12撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
8/6 7:12
なんだっけなー。北アルプスにいた気がする。
見たことない。
2018年08月06日 07:19撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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8/6 7:19
見たことない。
あと少し。
2018年08月06日 07:31撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
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8/6 7:31
あと少し。
リンドウかな。
2018年08月06日 07:31撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
8/6 7:31
リンドウかな。
新冠コースと合流。
2018年08月06日 07:39撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
8/6 7:39
新冠コースと合流。
尽きました〜。念願の幌尻岳山頂。
2018年08月06日 07:46撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
6
8/6 7:46
尽きました〜。念願の幌尻岳山頂。
日高山脈最高峰、幌尻岳山頂!
2018年08月06日 07:53撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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8/6 7:53
日高山脈最高峰、幌尻岳山頂!
日高の山々1.
2018年08月06日 07:58撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
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8/6 7:58
日高の山々1.
日高の山々2.まったく名前がわからない。
2018年08月06日 07:58撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
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8/6 7:58
日高の山々2.まったく名前がわからない。
こっちは戸蔦別岳方面。
2018年08月06日 07:58撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
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8/6 7:58
こっちは戸蔦別岳方面。
遠くにも山々が連なっている。
2018年08月06日 07:59撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
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8/6 7:59
遠くにも山々が連なっている。
では戸蔦別岳へGo! ちなみに戸蔦別岳へ行くのは幌尻岳登山者の1割程度らしい。
2018年08月06日 08:02撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
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8/6 8:02
では戸蔦別岳へGo! ちなみに戸蔦別岳へ行くのは幌尻岳登山者の1割程度らしい。
するといきなりヒグマのフンが。
2018年08月06日 08:12撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
8/6 8:12
するといきなりヒグマのフンが。
結構アップダウンあり。
2018年08月06日 08:19撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
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8/6 8:19
結構アップダウンあり。
そしてハイマツ地獄。これ、目の前、登山道。基本、戸蔦別岳までの8割はこんな感じで背丈ぐらいのところもあり。かなり進行がきつい。
2018年08月06日 08:27撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
1
8/6 8:27
そしてハイマツ地獄。これ、目の前、登山道。基本、戸蔦別岳までの8割はこんな感じで背丈ぐらいのところもあり。かなり進行がきつい。
下りてきて振り返る。
2018年08月06日 08:28撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
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8/6 8:28
下りてきて振り返る。
肩まできて初めて七ツ沼カールが見える。これ、最高。絶景だった。水はなかった。
2018年08月06日 08:49撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
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8/6 8:49
肩まできて初めて七ツ沼カールが見える。これ、最高。絶景だった。水はなかった。
キレキレの稜線。右はすごい崖。
2018年08月06日 08:34撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
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8/6 8:34
キレキレの稜線。右はすごい崖。
ハイマツは相変わらずひどい。
2018年08月06日 08:50撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
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8/6 8:50
ハイマツは相変わらずひどい。
これを渡っていく。
2018年08月06日 08:53撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
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8/6 8:53
これを渡っていく。
肩から下ってきた。激下りだった。
2018年08月06日 08:56撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
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8/6 8:56
肩から下ってきた。激下りだった。
最後の登りだ。
2018年08月06日 09:23撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
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8/6 9:23
最後の登りだ。
カール内、くまなく観察もクマはいなかった。
2018年08月06日 09:49撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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8/6 9:49
カール内、くまなく観察もクマはいなかった。
やりました〜。戸蔦別岳山頂!
2018年08月06日 09:53撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
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8/6 9:53
やりました〜。戸蔦別岳山頂!
今回の山行の最大目的は戸蔦別岳から幌尻岳を見る。ここで達成!
2018年08月06日 09:54撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
6
8/6 9:54
今回の山行の最大目的は戸蔦別岳から幌尻岳を見る。ここで達成!
北戸蔦別岳への稜線。
2018年08月06日 09:55撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
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8/6 9:55
北戸蔦別岳への稜線。
向こうの鋭鋒はピパイロ岳か?
2018年08月06日 09:55撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
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8/6 9:55
向こうの鋭鋒はピパイロ岳か?
うーん。きてよかった。
2018年08月06日 09:56撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
5
8/6 9:56
うーん。きてよかった。
では名残惜しいが下山。北戸蔦別岳手前の鞍部から一気に下降。
2018年08月06日 10:28撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
8/6 10:28
では名残惜しいが下山。北戸蔦別岳手前の鞍部から一気に下降。
さらば!幌尻岳。
2018年08月06日 10:28撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
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8/6 10:28
さらば!幌尻岳。
この下降も延々、1時間ぐらい超絶ハイマツ地獄。
2018年08月06日 10:36撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
8/6 10:36
この下降も延々、1時間ぐらい超絶ハイマツ地獄。
一見、どこが登山道なんだかわからない。これを全力で押しのけていく。
2018年08月06日 10:40撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
2
8/6 10:40
一見、どこが登山道なんだかわからない。これを全力で押しのけていく。
最後は六ノ沢を渡渉。渡渉靴は絶対に忘れずに。
2018年08月06日 11:33撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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8/6 11:33
最後は六ノ沢を渡渉。渡渉靴は絶対に忘れずに。
沢の中で上流を撮影。こんな水量。
2018年08月06日 11:41撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
8/6 11:41
沢の中で上流を撮影。こんな水量。
一度、右岸にわたったらずっと右岸を歩く。
2018年08月06日 11:44撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
8/6 11:44
一度、右岸にわたったらずっと右岸を歩く。
山荘直前で左岸へ。
2018年08月06日 12:09撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
8/6 12:09
山荘直前で左岸へ。
ついた。12時なので17時のバスに間に合うことからここで下山を決定。
2018年08月06日 12:10撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
8/6 12:10
ついた。12時なので17時のバスに間に合うことからここで下山を決定。
渡渉、終わらないで。
2018年08月06日 12:58撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
8/6 12:58
渡渉、終わらないで。
こんな渓谷を進んでいく。
2018年08月06日 13:40撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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8/6 13:40
こんな渓谷を進んでいく。
最後は林道2時間超歩く。なげー。
2018年08月06日 15:13撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
8/6 15:13
最後は林道2時間超歩く。なげー。
ゴーール!!いやぁ、よく頑張った。この夏、最高の山行だった。
2018年08月06日 16:28撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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8/6 16:28
ゴーール!!いやぁ、よく頑張った。この夏、最高の山行だった。
帰りのバスでコーラを買える。うますぎた。
2018年08月06日 17:33撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
2
8/6 17:33
帰りのバスでコーラを買える。うますぎた。

感想

一般登山者にとって百名山中、やはり、かまえて登る山は額平川渡渉コースの幌尻岳だと思う。その幌尻岳に渡渉をこなし戸蔦別岳も含む周回コースで登ることができた。うれしい。とてもうれしい。
ヤマレコで見た戸蔦別岳からの幌尻岳の姿に一目惚れし、新冠コースではその姿を見ることができず、登るなら渡渉コースしかないと、6月に入りすぐにフェリーを予約、mont-bellで沢シューズなどを買い着々と準備を進め、フェリーで初めて北海道へ渡った。天気予報にわずかでもかさや雨マークがあらわれるとバスは動くのか?渡渉は大丈夫か?とドキドキの1週間を過ごした。
フェリーが苫小牧に入港した土曜の夜、シャトルバスがとよぬか山荘を出発した日曜朝7時。雨が降っていた。しかし、雨は弱くしかも上では降っていないらしくバスは走った。
当日3時の始発は16人と大盛況だったが7時はわずか2名。
お互い渡渉は初めてで自然と幌尻山荘まで一緒に進む。mont-bellの沢シューズは買ってから一度も練習することなくいきなり本番投入。本能的に濡れたくないという思いが先にたち最初は恐る恐るだったが慣れてくると、むしろ、気持ちよくて最高に楽しくなってくる。無事、渡渉を終えて昼前に山荘についてしまいその後は暇な一日。
当初、幌尻山荘二泊の予定だったので、あわてず周回コースを歩くため二日目は4時30分出発。若干高曇りだったが素晴らしい天気の中、幌尻岳に登頂、そして、最大の目的だった戸蔦別岳からの幌尻岳をまぶたに焼き付け、周回して幌尻山荘に昼頃到着。これなら、最終バスに間に合うと、一泊分の1500円は寄付し下山開始。帰りの渡渉はもう終わっちゃうの?とさみしい気持ちにすらなるほど楽しかった。川遊びをしていたこどもの頃を思い出すことができた。
幌尻岳。登るなら、ぜひ、ピストンではなく、戸蔦別岳も含め七ツ沼カールを見ることができる周回コースをおすすめしたい。戸蔦別岳まで行かなくとも肩まで行けば七ツ沼カールを見ることができる。これは一見の価値がある。新冠コースピストンはあまりにも味気ないし、その先の絶景をまったく見ることができない。
次の機会があれば今度は北戸蔦別岳からさらに奥の日高稜線を歩きたい。

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コメント

北海道遠征お疲れさまでした!
誘っていただいたあの計画はこの週末でしたね!沢靴もって行かなければならない百名山ってすげえ!まさしく北海道らしいですね。試される大地みたいな笑
ひぐまの糞はあったものの遭遇しなくて良かったですね。お疲れさまでした!
2018/8/8 0:02
Re: 北海道遠征お疲れさまでした!
おはようございます!
すばらしい山でしたのでぜひいつか行ってみてください!渡渉は水量が安全範囲内ならとても楽しくて気持ちいいです。これを経験すると今度は沢登りをしたくなってきました。
クマはカール内によくいるそうですが今回はまったく姿を認めませんでした。
2018/8/8 6:57
渡渉、すげー!
とよぬか山荘ルートでの幌尻岳レポ、拝見しました。

聞きしに勝る渡渉の連続ですね〜。特に渡渉10とかハンパないですね〜。
(チロロ林道コースを選んだ)私が1881峰〜幌尻岳間ですれ違った方々は、皆さん、往路で濡れた沢靴なり運動靴を幌尻山荘に干してきた、と言っていましたから、六ノ沢の下り渡渉は登山靴で挑んだはずです。Murphyさんのup写真を見ると、登山靴じゃ大変そうですね・・・。

渡渉って怖さが先に立って、チャレンジ意欲が沸きませんが、このルート経験すると、もう何でもあり(笑)ですね。斜里岳も渡渉を伴わない玉石沢ルートで登りましたが、Murphyさんなら、斜里岳の渡渉も楽しめそうですね!

お互い、好天下で幌尻岳へ登れてよかったですね♪
2018/8/17 10:46
Re: 渡渉、すげー!
happygoyeahさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。素晴らしいハンドルネームですね笑。
もっと水量が多く水流が早ければ怖いのですけれど、今回は、場所によっては深さこそあれど、場所を選べば圧力は慣れれば問題なく、慣れた後は、水もたいして冷たくなく、暑くてたまらなかったので泳いでもいいぐらい爽快でした。ただ、ここ数日は水が多くバス運休が続いているようでタイミングが本当に良かったと思います。仮に彼らが反時計回りに周回してたらば、六ノ沢の水量では登山靴では絶対に濡れてしまうでしょうから裸足になったか、もうあとはないので登山靴浸水してでも渡ったかでしょうね。まぁ、私のモンベルのサワーシューズとかいうやつは軽いので背負っても問題なかったですし、私は幌尻の後もたくさん山が控えていたので濡らすわけにはいきませんでした。
この水量ならという条件付きですが、こわいのは、ほんとうに2,3回だけです笑。あとは誰でもできます。東部の3つの山はまだ先ですが、はやく行きたいですね!トムラウシと羊蹄とあと、北海道は5個です!ただ、このチロロ林道ルートや、帯広に抜けるルートなど、日高はとても気に入ったので何回でも行きたいです!ただ、フェリーで行った今回の旅は全部でえらいお金がかかりました。単独は全部自分にかかるので大変ですよね。でも、総額を、登った百名山5個で割ると1山あたりは意外と許容範囲でした。
私の直後、たぶん、happyさんとほぼ同日に幌尻岳に入山した人が今も行方不明のままで、山は怖いところだと思います。ぜひ、お互いに、絶対に事故のないよう楽しい、最高の登山を続けられるとよいですね!
また、どうぞよろしくお願いします。
2018/8/17 13:10
絶好の天気だったようで良かったです
Murphyさん。登頂おめでとうございます。
帰路に着いたとのメッセージをいただいたままになっており申し訳ありませんでした。
ヤマレコ拝見しました。
・渡渉がだんだん楽しくなってきたこと
・幌尻山荘での約束事
・七つ沼カールの絶景だったこと
・稜線からの下降が若干心配になったこと
  (ここ道で良いんだよね って思いましたよね)
・渡渉が終わってからの林道が長かったこと
・バスでコーラ買ったこと(私もでした)
と私も同じようなことを思ったので、自分のレコのように楽しく読ませていただきました。

私は、北海道遠征の後、体調崩したわけではないですが、好調からは程遠く(8月)9月に入ったら雨続きでなんとなく過ごしてます。
Murphyさんは、それ以降も登られており 「すごいなー」と感心してます。レコも楽しく読めるので、フォローさせていただきたくよろしくお願いいます。

tommy
2018/9/27 19:06
Re: 絶好の天気だったようで良かったです
tommyさん、
こんなに古いレコにコメントをいただきありがとうございます。また、申し訳ありませんなんてとんでもないです。tommyさんのアドバイスのおかげで無事、戸蔦別岳にも行けたようなもので大変感謝しております。今日あたり、東京は非常に寒く、わずか1か月前に、北海道の日高山脈を独りでじゃぶじゃぶと渡渉を繰り返し、あの素晴らしい稜線を歩いたなんて、なんだか、本当に夢のようで、自分のこととは思えないです。幌尻岳に限らず、過去のレコの写真はよく見返してその時の思い出を楽しみにしています。
お住まいが長野と記載があるのでとてもうらやましいです。これから雪が降るまでは紅葉登山が楽しめますのでまた、体調や調子が戻って登山を楽しめるといいですね!
東京は9月はほとんど毎日雨で行ける山を探すのが大変なほどです。
こんな私をフォローしてくださりありがとうございます。私もフォローさせていただきました。
これからもtommyさんのご活躍を祈念しています。
2018/9/27 22:08
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無雪期ピークハント/縦走 日高山脈 [日帰り]
幌尻岳(額平川)
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技術レベル
5/5
体力レベル
4/5

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