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Yamareco

記録ID: 155048
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雪山ハイキング
丹沢

塩水橋から雪の丹沢山・蛭ヶ岳(日帰り)

2011年12月10日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
06:40
距離
18.1km
登り
1,989m
下り
1,996m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

05:25塩水橋出発-06:25雨量計-06:27登山口-07:10天王寺尾根分岐(5分間お茶・あんパン休憩)-07:50丹沢山-08:30不動ノ峰(お茶休憩5分間)
-09:10蛭ヶ岳(朝食休憩15分間)-10:25丹沢山-12:05塩水橋到着

往路(休憩時間除く)
 塩水橋-蛭ヶ岳 3時間35分

復路(休憩時間除く)
 蛭ヶ岳-塩水橋 2時間40分
天候 快晴、でも昨日降った雪が結構積もっていました。
過去天気図(気象庁) 2011年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
塩水橋の付近の駐車しました。
初めて塩水橋に行ったのですが、迷っちゃいました。
朝5時前で暗いし、路面は凍結しているし、道幅が狭く、すれ違い、Uターンに苦労しました。
なんとか5時過ぎに塩水橋に到着しましたが、既に5台くらいは駐車されていたと思います。
下山後の12時頃は、約20台くらいあったと思います。
コース状況/
危険箇所等
<塩水橋駐車場近辺>
一部路面が凍結していました。
車のハンドルを取られそうになったので、スピードを出さず慎重に運転しました。

<塩水橋〜登山口(雨量計)>
塩水林道を歩き始め、林道中央部は路面が凍結していました。
一度、滑り始めると、止めることが出来ず、そのままズルズル下に下がってしまう状況で、路肩の雪を踏みしめ、なんとか前に進みました。

<登山口〜天王寺尾根分岐>
昨日の雪が残っていました。だいたい5〜10センチ程度積もっていました。
当日のトップバッターだったようで、足跡がなく、積もったばかりの雪を踏みしめ登り始めました。最初は斜面が緩やかで問題なかったのですが、そのうち少し急になってくると、雪が柔らかく踏みしめても足場が滑ってしまい、なかなか登れませんでした。こういう時にアイゼンがあればいいのでしょうね。
何度も滑りつつ、それでもなんとか天王寺尾根に到着しました。

<天王寺尾根〜丹沢山山頂>
天王寺尾根に出ると日も差してきて、また登りも緩やかになりしばらくは快適でした。
そのうち、斜面がだんだん急になってきます。いよいよ丹沢山山頂への登りに差し掛かります。
でも、普通の登山道でなく、ハシゴのような道が多く、あまり急な登りもなく、比較的に歩きやすかったです。
途中、鎖場があり、ちょっと怖かったですが、なんとか無事通過しました。
そうこうしているうちに、丹沢山山頂に到着しました。
丹沢山山頂は、まだ朝早かったため、人も少なく、雪が降ったままのキレイな状態でした。

<丹沢山山頂〜蛭ヶ岳山頂 往復>
まずは、下りからスタートでしたが、流石にこのルートはメジャーなだけあった、先に何人か歩いたようで、踏み固められて歩きやすかったです。
途中、鬼ヶ岩ノ頭からの鎖の下りは、鎖が離れており、岩に捕まりなんとか下りました。
結構、怖かったです。
丹沢山山頂も一面雪でしたが、足跡が少なく、キレイな状態でした。
帰りのルートは下りが基本で、周りの景色も見る余裕が出てきて、今回の山行で一番良かったです。

<丹沢山山頂〜天王寺尾根分岐>
この時間になると登山者も増えてきて、登山道もある程度踏み固められていました。
雪の下りは歩きやすく、かなりペースがあがりました。
落ち葉の道もいいですけど、雪の道の方がもっと歩き易かったです。

<天王寺尾根分岐〜塩水(天王寺尾根経由)>
帰りの道は天王寺尾根経由を選択しました。
緩やかな下りで歩き易かったのですが、途中から雪が解け始めていたようで、足元がぬかるみ始めました。
更に下ると、木に積もった雪も解け始め、小雨が降っているような状態になり、かなり濡れてしまいました。
林道に出ましたが、距離的には長くないものの、時間的には結構長く感じました。

<天王寺尾根上り口〜塩水橋駐車場>
林道に出ましたが、日陰のため、昼近かったのですが、結構路面が凍結していました。
登山開始です。
路面が凍結しています。
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登山開始です。
路面が凍結しています。
林道を約1時間歩き、登山道入り口に到着です。
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林道を約1時間歩き、登山道入り口に到着です。
降雪は5〜10センチ。
今日一番の登山者のようで、雪が柔らかく、足場が滑って、歩き辛いです。
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降雪は5〜10センチ。
今日一番の登山者のようで、雪が柔らかく、足場が滑って、歩き辛いです。
元気の素、あんパンです。
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元気の素、あんパンです。
日が差してきました。
尾根歩きは快適です。
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日が差してきました。
尾根歩きは快適です。
そろそろ丹沢山の山頂が近づいて来たようです。
あとひとがんばり!!
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そろそろ丹沢山の山頂が近づいて来たようです。
あとひとがんばり!!
丹沢山の看板と富士山のツーショット。
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丹沢山の看板と富士山のツーショット。
『涸れた巨木と蛭ヶ岳』
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『涸れた巨木と蛭ヶ岳』
月並みですが、鬼ヶ岩ノ頭と富士山。
みんなやっているので...
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月並みですが、鬼ヶ岩ノ頭と富士山。
みんなやっているので...
鎖場、怖かったです。
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鎖場、怖かったです。
下から見た鬼ヶ岩ノ頭。
雪の鎖場、苦労しました。
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下から見た鬼ヶ岩ノ頭。
雪の鎖場、苦労しました。
やっと蛭ヶ岳到着です。
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やっと蛭ヶ岳到着です。
今日の富士山!!
う〜ん、キレイ。
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今日の富士山!!
う〜ん、キレイ。
山頂と相模湾。
キラキラ光っています。
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山頂と相模湾。
キラキラ光っています。
これは南アルプス。
今まで北アルプスかと思っていました。
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これは南アルプス。
今まで北アルプスかと思っていました。
蛭ヶ岳から丹沢山の尾根歩き。
天気がよく、風もなく、とても気持ちよかったです。
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蛭ヶ岳から丹沢山の尾根歩き。
天気がよく、風もなく、とても気持ちよかったです。
雪に紅葉。
いいですね。
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雪に紅葉。
いいですね。
林を歩くと、気に積もった雪が解け始めていて、小雨のようでした。
結構、濡れました。
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林を歩くと、気に積もった雪が解け始めていて、小雨のようでした。
結構、濡れました。
朝は暗くてよく分からなかったのですが、林道はこんな感じだったんですね。
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朝は暗くてよく分からなかったのですが、林道はこんな感じだったんですね。
下山時の駐車状況です。
結構、駐車されてますよね。
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下山時の駐車状況です。
結構、駐車されてますよね。
オマケです。
今日も、山のおいしい水を持ち帰りました。

護摩屋敷の水場です。
菩薩峠の駐車場を見てこようかと思ったら、入り口が降雪しており、危なそうなので止めました。
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オマケです。
今日も、山のおいしい水を持ち帰りました。

護摩屋敷の水場です。
菩薩峠の駐車場を見てこようかと思ったら、入り口が降雪しており、危なそうなので止めました。
撮影機器:

感想

今年の10月から登山を始め、蛭ヶ岳は2回、丹沢山は1回登りましたが、丹沢山から蛭ヶ岳の間は歩いたことがなく、蛭ヶ岳に登る度に、頂上から見るこのルートがいつも気になっおり、今回このルートに決めました。

前日の降雪で、ある程度の雪があるとは思っていましたが、ビギナーの晴天専門登山家(※)としては想定以上でした。
 ※晴天専門登山家・・・お金がないのでレインウェアは所有しておらず、防寒着はランニング用のウィンドブレーカーのみ、降水確率20%を超過すると登山は中止

まずは、初めての塩水橋からの登山で、まずは駐車場探しに苦労しました。
早朝で暗く、路面は凍結、道幅は狭く、すれ違もあり大変でした。

なんとか駐車し、いざ登山を開始。
最初は林道歩きですが、これが完璧に路面凍結でした。
一度滑り始めると、下にズルズルとなかなか止まりません。
林道の中央は歩き辛く、路肩の雪を踏みしめなんとか進みました。
今回は雪山の用意は何もなく、あまり無理せず、大変なようであれば登山道入り口あたりまでで引き返そうかとも思いました。

なんとか登山道に到着。
本日一番の登山者のようで、雪が柔らかく、急な斜面では足場が固まらず滑って登るのが大変でした。
折れそうになる心を何度も奮い立たせ、天王寺尾根分岐に到着。
そこから先は上りも緩やかで、階段もあり、悪戦苦闘し丹沢山に到着。途中の鎖場は、雪が降っていることもあり、足場が滑り、ちょっと危なかったです。
塩水橋から丹沢山のルートは上りがあまりきつくないように思いました。

丹沢山から蛭ヶ岳までの尾根の縦走はすごく快適でした。
指先はとても冷たかったですが、気温も上昇してきて、雪の尾根歩きはとても気持ちよかったです。

蛭ヶ岳山頂は誰もおらず、独り占め。
一面雪でしたが、あまり人が歩いた跡もなく、また天気もよく、富士山、南アルプス、相模湾、伊豆半島、三浦半島、どれも全てキレイに一望できました。
本当に最高でした!! 

先週の登山では、食料を殆ど持参しなかったので、お腹が減ってヘロヘロになりました。
この一週間、社食では、いつもは食べない肉を中心に食べ、また半ライスを普通ライスにしました。
また、今回の登山では休憩の都度、あんパンを食べ、また歩きながらミルキーも舐めました。
その甲斐もあり、なんとか最後までヘタラず、帰還できました。

前日の雪の影響があり、林道を歩き始めた時はどうなるかと思いましたが、終わってみれば、目標の蛭ヶ岳まで行けましたし、なんと言っても、天気のいいなか雪の尾根歩きが気持ちよくて、最高でした。本当にいい登山になりました。

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