Eiger(アイガー)
- GPS
- 23:10
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 3,517m
- 下り
- 3,269m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
いよいよEigerアタックがやってきました。当初の予定はJungfrauを登頂してからであったが天候、小屋の空き、等を考えるとこの時しかないとの判断から決行となりました。後でわかったのですが、山の標高が4000m以上にもなると天候は変わりやすく、登れるチャンスはわずかしかなく逃すと次はいつになるのか全く分からないのです。Mittellegi小屋に到着して初めて生でEigerを見て、刀剣のような稜線がすごい迫力、これはとんでもないところに来てしまったと後悔のような気持ちも沸きました。翌日は朝4時50分に小屋を出発。クライミング、クライムダウン、ロワーダウンを繰り返しながら高度を上げます。最難関のジャンダルムに取り着いた時は、ガスで日差しが届いていなかったせいで少し凍っている場所もありましたが、補助ロープをしっかり握り、ガイドの跡を忠実にたどるように足や手を進めて切り抜けました。ガスが切れ日が差してくると急に暖かくなり雪や氷が解けしっかりホールド確保ができるようになっていきました。
山頂手前の雪稜を慎重に越え8時50分、山頂到着。先行と後続のパーティとも健闘を祝福仕合い最高の瞬間でした。記念写真を撮り、行動食を食べ、早々に下山に入ります。下山はMönchと繋がる岩稜を行きます。小屋から見えていたギザギザの険しい稜線です。この区間もクライミング、クライムダウン、ロワーダウンの繰り返しで全く気が抜けません。雪もあり、アイゼンを装着したままでの岩場歩きもあります。岩稜帯が終わるとクライミングの場所は終了し、ガイドと中締めの握手を交わしました。ここからはMönchの裾野をJungfraujocまで歩きます。雪の上を1時間30分ほど、氷河の上を歩くので危険もあり結構大変です。無事にJungfraujocに到着。電車の中で登攀を振り返り登頂できた幸運と無事であったことに感謝しました。
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