【岩合宿】前穂北尾根（途中敗退）
長野県
むぐむぐ
その他3人 
体力度について
- GPS
- 32:51
- 距離
- 34.0km
- 登り
- 1,715m
- 下り
- 1,709m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 4:37
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 5:29
- 山行
- 10:36
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 11:31
| 天候 | 【1日目】曇り 【2日目】曇り・ガス後小雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
タクシー 自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
56のコルまでは踏み跡もあり簡単にいける。 |
| その他周辺情報 | 温泉：平湯バスターミナル露天風呂・アルプス街道平湯 |
写真
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感想
今回は所属する山岳会の岩合宿として前穂北尾根へ。天気予報では微妙な感じではあるが、とりあえず行ってみることに。僕自身、無雪期のアルパインは久々でかつ涸沢に行ったことがないので結構ワクワク。21:30に京都山科を出発する。特に大きな渋滞もなく無事にひるがの高原SAに着き仮眠。翌朝、平湯まで行きタクシーに乗って上高地へ。上高地は一ヶ月前くらいに焼岳に登った時に行ったばかりなので大体スルー。小梨平は多くのテントがあった。半分寝ながら横尾まで歩く。この平坦な歩きが結構きつい。横尾からは時々渋滞に巻き込まれながら涸沢まで。夏休みかつお盆の時期なのか子供づれの登山者が多い感じ。子供も元気に登っていて感心する。
涸沢はチャラいところと聞いていたが、意外とテントも少なめでキャンパーみたいな人も少ない。天気が微妙だったためか？ 56のコルの取り付きを軽く確認した後、とりあえず涸沢のチャラさ・俗っぽさを存分に味わうためにヒュッテにて生ビール(800円)とおでんセット(700円)を頂く。まさか山で生ビールを飲めるとは！ 最高でした。後は昼寝したりとのんびりと涸沢を楽しむ。ゆさんの豪華な夕飯（サラスパにクラムチャウダーの素、コーン、ベーコンetc）でお腹いっぱい。幸せ。僕が差し入れで持ってきたメロンは美味しかったが、種取るのめんどくさいし、手はベトベトになるしであまり良くなかった・・・ 夕方ごろから雨が降る予報だったが降らずドライのまま就寝。夜中に1時間ほど雨が降っていたらしい（僕は熟睡して気づかず）。
翌朝02:30起床。朝飯は僕の担当でチキンラーメンとウインナー。チキンラーメンは煮込む必要なく、お湯かけて3分待てば良いだけで簡単だが、お湯が少ないと味がとてつもなく濃くなって食べられない。今回がそうだった・・・ これも反省。
テント撤収して全ての荷物を担いで04:00出発。星空も見えたりしており、思ってたより天気もいい！ ちょっとテンション上がりながら56のコルに向けてガレ場を登っていく。56のコルは風が強く、寒い。しばらくはハッキリとした踏み跡を辿って歩いていく。ガスがかかったり晴れたりを繰り返す。ガスがかかる時間が段々と長くなっていく。４峰手前でちょっと悪いフェイスがあったためロープを張ってもらう。この時メンバーの1人が落石により手首を負傷する。内出血している感じになっていた。この負傷と天気もどんどん悪くなってきているので、ここでリーダーさんの英断、敗退を決める。1回だけ懸垂をして引き返す。あとはどんどんと高度を下げる。涸沢に着くと稜線上はガスが深くかかっている。このパーティでは、撤退は良い決断だったのだろう。僕自身は行くことしか考えていなかったたため、リーダーさんの敗退という判断は自分自身にとって非常に勉強になりました。
涸沢からはひたすら長ーい歩きで上高地まで。上高地は人に溢れていました。上高地の華をお土産に買って、タクシーで平湯へ。温泉に入り、帰洛。東海北陸道の渋滞は凄まじかった…
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