5歳息子と八経ヶ岳にテントでリベンジ!まさかの豪雨も楽しんで。
- GPS
- 28:10
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 1,257m
- 下り
- 1,263m
コースタイム
- 山行
- 4:22
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 5:15
天候 | [1日目(8/14)]晴れのち曇り [2日目(8/15)]雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
道中はすれ違い困難な細いアスファルト道です。 トンネル手前400mほどにある無料駐車スペースに駐車。15台くらい可能。 登山口となるトンネル西口直前にも駐車場がありますが有料です。(1,000円/日) コンビニは、下市口のローソン 大淀町下渕店がラストですが、一応、道の駅「吉野路黒滝」にもデイリーヤマザキがあるようです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●行者還トンネル西口登山口〜出合; 木製の橋を渡った後から急登です。階段もチラホラ。 ロープ場や鎖場はないですが、土が滑る場面があるので気を付けて。 ●出合〜弁天の森〜聖宝ノ宿跡; 長くゆるやかなアップダウンです。 ●聖宝ノ宿跡〜弥山小屋; ジグザグと進む急登です。踏み跡は多岐にありますが、後で合流します。 ガレているところもあるので気を付けて。 出合までと同様、ロープ場や鎖場はないです。 階段は間が抜けているので、幼児は躓き注意。 ●弥山小屋〜弥山頂上; 弥山の大きい標識の奥にあります。 三角点は奥社の中?でしょうか。 ●弥山小屋〜八経ヶ岳頂上; コースタイムは30分ほど。半分(↓100m)下って半分(↑150m)登る感じ。 特に危険個所はありません。途中、二か所防護柵があります。 ●イオンモバイル(docomo電波)状況; 駐車場から全域でほぼ圏外でしたが、 弥山小屋周辺でときどき繋がる場所もありました。 |
その他周辺情報 | ●下山後の温泉;「洞川温泉センター」 http://yamatoji.nara-kankou.or.jp/08onsen/01onsen/04south_area/soneidorogawaonsensenta/ 大人(中学生以上)600円、子供(3歳以上小学生まで)200円 リンスインシャンプー、ボディソープあり、鍵付きロッカーあり、露天風呂あり |
写真
装備
個人装備 |
GPS 1
ストーブ・ライター 1
携帯電話 1 idol4(イオンモバイル)
ツエルト、エマージェンシーシート 1
救急セット 1
防寒着、着替え 1 3日分
デジカメ 2
携行食 1 3日分
地図、コンパス 1
子供用着替え 1 3日分
テントセット 1
雨具 2
寝袋 2
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備考 | 雨天が予想される場合のテントは、水の溜まらない、ほんの少しでも高い場所を選んで張ること |
感想
夏休みに計画していた息子君とのテント山行。本来は北アを予定していたが、天気が微妙・・
天気予報とニラッメッコしていると、大峰、大台ケ原なら晴れそうだ。
八経ヶ岳は昨年の秋に日帰りでチャレンジし、時間切れで届かなかった場所。
距離も近いし、昼からの山行でテントでGoしよう!
昼前くらいからスタートできるよう自宅を出発。
・・しかし、この時間だと川遊びやBBQの車が多く、渋滞に掴まりながら現地へ。
天川川合あたりでは車や人も多かったが、現地は閑散。今日の山は人が少ないようです。
渋滞で遅れたが、ノンビリスタートでも十分なので、準備して12:40山行開始。
ここは開始から急登ですが、今日はのんびりなので、息子君のペースで。
またいつものように、寄り道したり、石や枝を拾ったり。。
なかなか進まないが、これも夏休みの貴重な思い出と考えると、急かさずに一緒に。
急登とはいっても、前回の北岳と違って短いので安心。1時間半ほどで出合へ。
ここでトレランやハイカーの方々に遭遇。息子君の頑張りを褒めてもらいました。
息子君も人と話すのが大好きなので上機嫌。しばらく平坦なアップダウンを軽快に。
ここまでは予報通りの晴れ間も覗き、行者還岳方面もよく見えています。気持ち良い。
それにしても息子君、登るペースが速くなりました。
4歳だった昨年と同じくらい遊びながら歩いているが、各ポイントに10分くらい早い。
これなら日帰りで来ても十分山頂まで行けそうな感じです。
聖宝ノ宿跡から先の急登も、お菓子を食べたりしながら気分よくクリア。
最後の階段を数えながら登りきると、17:00弥山小屋へ。本日のゴールです。
日の入りまではまだまだ時間もあるので、テントを張って外で夕食に。
息子君も、テントを張る段取りを覚えているようで、いろいろ手伝って?くれました。
大好きなラーメンとカレーを食べ、他3張のテントの方たちとも談笑。とても良い時間でした。
息子君は大きい声で話しながらも20:00頃には就寝。僕もスマホで映画を一本見て就寝。
外は静かだけど、真っ白なガスの中なので星を見ることはできませんでした。
・・・
しかし寝静まった午前1時半頃。大雨の音で目を覚まします。外はゲリラ豪雨のような大雨。
しかもなんと、テントがペットボトルをひっくり返したように浸水しています。
「古いテントだから仕方ないな」と思いながら、中をタオルで拭いていても水は引かず。
「おかしいなぁ・・」
テントの底を押してみると、ウォーターベッドのようにタプタプ・・
どうやら晴天時は気づかないような微妙な起伏で、雨水が合流して溜まるような場所に・・
おかげで地面が池のようになっている・・水深10cmくらい。。そりゃ浸水するわ・・。
3mほど張る位置をずらすと、浸水も止まりました。そんなこんなで2時間格闘。
息子君も起きてしまいましたが、再就寝。そこからは豪雨でもゆっくり寝れました。
翌朝、6:00起床。も、外は大雨。予報では晴れるはずだったんだけどなぁ・・
台風15号の影響がこちらにも出ているらしい・・今年は台風によく泣かされます・・
さすがの土砂降りになってきたので、小屋の軒先を使わせていただき雨宿り。
この大雨だと、また八経ヶ岳山頂は諦めるべきかどうか・・二度目の撤退が頭をよぎります。
他にいたハイカーさんや、家族連れの人たちも続々下山していきます。
スマホで雨雲レーダーを確認すると、豪雨の真っただ中。
ただ、予報では11時頃になると止んでくるようだ。それまで待つか。。
息子君はスマホに入れた映画を2本見てこんな時間も楽しんでいました。
11:00 予報通りに雨もやみ、レーダーにも雨雲無し。これなら山頂まで行けそうだ。
往復1時間ほどなので、「お散歩しに行こう!」と息子君を誘って山頂へ。
朝の体力満タンの状態ならスイスイ。11:30ついに近畿最高峰へ。
1年越しのリベンジなりました。しかし景色は真っ白なので、またリベンジ必要ですね。。
風も出てきそうなのでそそくさとUターン。
こんな天気でも、さすが百名山?3〜4組のハイカーの方々が上がってきました。
ここでも息子君のおしゃべり炸裂。かわいがってもらいました。
あとは、また弥山小屋の軒先で昼食を済ませ、いよいよの下山。
雨は降ったりやんだり。こんな天気でも、子供は意外と雨が好き。カッパも好き。
水たまりにピチャピチャしたりしながら楽しみながら、約3時間半で下山コンプリート。
2日間、半日ずつの山行とは思えないほどいろいろありすぎましたが、
息子君の雨を楽しむ姿が一番の思い出となりました。
ビッグな山を予定して変更になったことは残念かと思いましたが、、
結果的にはとても印象に残る山行になり、ピークにも行けてよかったです。
また行けなかったところは秋にでも挑戦しようね!
私がテント泊の受け付けをしてもらおうと小屋に入った時に、小屋のおにいさんにお水を入れてもらうのを待ってた親子さんですよね?
こちらは、疲れと大きいザックでふらふらになってた小太りのオバチャンです。
お父さんが「こんにちは」って言ってくださって、男の子が人懐こい笑顔を見せてくれたのを覚えてます 。
こんなちっこい子が登ってきてるんやー と見てました。
急登も雨も、何もかも楽しんでる表情がキラキラ してます。
子どもは本当の山の楽しみ方を知ってる天才かもしれませんね
こんにちは!コメントありがとうございます!
フラフラには見えませんでしたが。。長い距離歩いてこられてたんですねー。
私もそのルート、冬によく歩きます。
八剣の方にテント張られてたんですね。
息子は山でもどこでも人と話すのが大好きなので、お邪魔じゃないかな?と気になったりします。
それでも全身で山を楽しんだり、コミュニケーションとる姿は、やはり原点ですよね。
こちらも忘れている部分があるので、見習わなくては!と思うところですね・・
私が下山して駐車場までの車道を歩いていた時に「おじちゃん気をつけてね」って色々お話をしてくれたボクかな?
小さい体で大人と同じように登るなんて凄いねー(^^)
しかも遊びながら。
1ヶ月まえには南アルプスの北岳にも登ったんだね。
おじちゃんも登ったことがあるけど、登るのは大変だけど凄い景色だったね。
またどこかの山で会えるといいね。
こんにちは!コメントありがとうございます!
いただいたコメントは息子にも伝えました。
皆さん、息子の話し掛けに応じてくれて、いつも感謝です。
もうコースタイムも大人並に計算することができるようになりました。
北岳は、この夏休みにもまた振り返り、長かったけど楽しかったと話しています。
山は息子にとっても、苦しくても終わった後にはまた行きたいと思わせる不思議な魅力を感じているようです。
様々な山にこれからも出没すると思うので、またお会いしましたら、よろしくお願い致します!
はじめまして。以前より、気になっていてこっそり見させていただいております。
雨も降って、大冒険になりましたね。
にもかかわらず、息子さんのキラキラした笑顔も最高です。
うちもいつかは、テントをかついで、関西最高峰の弥山を攻略しに行きたいと思います。ステキなレコ、ありがとうございまいした。
参考にさせていただきます。
こんにちは!コメントありがとうございます!
こちらこそ、結構足跡つけていると思います。なので「初めまして」という感じではないですね。。
大台ケ原のレコも見させていただきましたよ。
3人のお子さんを連れてすごいなぁ、楽しそうだなぁといつも見させていただいております。
弥山、八経ヶ岳は、幼児連れて日帰りでは厳しいですが、テントには最適の場所だと思います。
何かあったら小屋に飛び込めますし、行きも帰りも半日歩きで届く距離ですし。
この日も、あいにくの天候ではありましたが、小学生低学年くらいのお子さん2人連れた家族連れがテントしてましたよ。
関西で子連れ山行される方は貴重なので、私の方こそ、これからもレコを参考にさせていただきますね〜
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