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Yamareco

記録ID: 1565213
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

笠ヶ岳へ〜クリヤ谷から笠新道

2018年08月19日(日) 〜 2018年08月20日(月)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
43:56
距離
16.9km
登り
2,175m
下り
1,944m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:51
休憩
0:54
合計
9:45
5:09
40
クリヤ谷登山口
5:49
6:00
186
9:06
8:25
121
10:26
10:45
11
10:56
11:20
173
14:13
2日目
山行
5:20
休憩
0:43
合計
6:03
6:52
22
宿泊地
7:14
7:15
39
7:54
7:54
8
8:02
8:08
10
抜戸岳
8:18
8:25
59
9:24
9:40
132
11:52
12:05
50
笠新道登山口
12:55
新穂高登山指導センター
杓子平を過ぎたあたりでGPSロガーのバッテリー切れ。 その為、杓子平→登山指導センターまでのルートは手書き、コースタイムも時計のログより手入力。手書き部分の編集方法がいまひとつわからず、グラフ表記がデタラメになったままアップしてます。もしデータをご参考にされるのであれば、1日目のクリヤ谷→笠ヶ岳間のデータのみでお願いします。m(__)m
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
○駐車場:中原高原口(18台ぐらい駐車可能)
    19日(日)AM2:00駐車場着で2台スペースがあり駐車。

○下山後:新穂高登山指導センター → 中尾高原口まで濃飛の路線バス利用 230円 タイミング良くバスが来ていたので乗車、車道を20分ほどトボトボ歩かずに済んだ。(^^♪
コース状況/
危険箇所等
クリヤ谷の登山口にポストあり。
その他周辺情報 お風呂:「ひらゆの森」\500
中尾高原駐車場よりスタート。
中尾高原駐車場よりスタート。
トンネル手前で槍見館方面に向かう。3分ほどで登山口。
トンネル手前で槍見館方面に向かう。3分ほどで登山口。
クリヤ谷の登山口。
クリヤ谷の登山口。
乗っけからつづら折りの急登に汗が止まらない(^^;;
2
乗っけからつづら折りの急登に汗が止まらない(^^;;
穴滝。涼しげな流れです。(^^)
3
穴滝。涼しげな流れです。(^^)
1回目の渡渉は難なく通過。前日に雨が降らなくてよかった。
1回目の渡渉は難なく通過。前日に雨が降らなくてよかった。
丸くてレトロ調(古いだけ?)な標識。景色に溶け込んでるような♪
1
丸くてレトロ調(古いだけ?)な標識。景色に溶け込んでるような♪
錫杖岳がどーんと現れた。いい空だ。(≧∇≦)
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錫杖岳がどーんと現れた。いい空だ。(≧∇≦)
2回目の渡渉。水位は高くないので楽勝。
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2回目の渡渉。水位は高くないので楽勝。
沢の水がとにかくきれい!スケスケの冷え冷えだ。(≧∇≦)
3
沢の水がとにかくきれい!スケスケの冷え冷えだ。(≧∇≦)
沢の音を聞きながら苔むした岩肌の道を歩く。
1
沢の音を聞きながら苔むした岩肌の道を歩く。
ビバークできそうな窪みがある大きな岩。
3
ビバークできそうな窪みがある大きな岩。
3回目の渡渉。きれいだぁ。来てよかった
(≧∀≦)
3
3回目の渡渉。きれいだぁ。来てよかった
(≧∀≦)
しばらく沢沿いを歩く。テープの目印がついている。
1
しばらく沢沿いを歩く。テープの目印がついている。
イワハゼ。
4回目の渡渉。倒木がカットされているのでここも難なく通過。
ヽ(´▽`)/
1
4回目の渡渉。倒木がカットされているのでここも難なく通過。
ヽ(´▽`)/
倒木のアーチも潜ります。
2
倒木のアーチも潜ります。
笹が刈られていたのでヤブ漕ぎはしなくて済んだ。
2
笹が刈られていたのでヤブ漕ぎはしなくて済んだ。
エボシ岩。荒々しくてかっこいいなぁ♪
2
エボシ岩。荒々しくてかっこいいなぁ♪
振り返れば焼岳が!
1
振り返れば焼岳が!
がんがん登るぞ。
( ̄Д ̄)ノ
3
がんがん登るぞ。
( ̄Д ̄)ノ
広サコ尾根を横目につづら折りに登る。
2
広サコ尾根を横目につづら折りに登る。
槍の登場だ♪
槍ズーム。ヽ(´▽`)/
2
槍ズーム。ヽ(´▽`)/
もちろん穂高も!
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もちろん穂高も!
よっしゃ、登らねば!
1
よっしゃ、登らねば!
このピークは結構登ってのトラバース
1
このピークは結構登ってのトラバース
なんとなく横顔っぽい岩の横を通る。
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なんとなく横顔っぽい岩の横を通る。
野いちご。見た目より甘くなかった。(^^;;
2
野いちご。見た目より甘くなかった。(^^;;
見上げたらトーテムポールみたいな岩がおった♪
3
見上げたらトーテムポールみたいな岩がおった♪
雷鳥岩に到着!なぜ雷鳥?
3
雷鳥岩に到着!なぜ雷鳥?
おぉー!(≧∇≦)
笠ヶ岳の登場だ!
4
おぉー!(≧∇≦)
笠ヶ岳の登場だ!
いいぞ、笠ヶ岳!
(*´∇`*)
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いいぞ、笠ヶ岳!
(*´∇`*)
奥壁はひたすらトラバース。足元の岩があっちゃこっちゃ向いていて歩きづらいf^_^;
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奥壁はひたすらトラバース。足元の岩があっちゃこっちゃ向いていて歩きづらいf^_^;
まずはニセピークを目指す。もうヘロヘロだ。(>人<;)
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まずはニセピークを目指す。もうヘロヘロだ。(>人<;)
オオヒョウタンボク。
かわいい顔して猛毒です。( ̄Д ̄)ノ
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オオヒョウタンボク。
かわいい顔して猛毒です。( ̄Д ̄)ノ
ニセピークへの登りも足場に困る急登が多い。
(´・_・`)
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ニセピークへの登りも足場に困る急登が多い。
(´・_・`)
トラバースした奥壁を振り返る
3
トラバースした奥壁を振り返る
オヤマリンドウ。
1
オヤマリンドウ。
チングルマ♪
笠ヶ岳を横目にニセピークを目指す。
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笠ヶ岳を横目にニセピークを目指す。
ニセピーク登頂!
( ̄Д ̄)ノ
2
ニセピーク登頂!
( ̄Д ̄)ノ
しかし本命はまだ先だ(ーー;)近いような、遠いような…かぁぁー。
2
しかし本命はまだ先だ(ーー;)近いような、遠いような…かぁぁー。
あともう少しだ。
2
あともう少しだ。
笠ヶ岳山頂だ!やったぁー(≧∇≦)
しんどすぎるぞぉ。
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笠ヶ岳山頂だ!やったぁー(≧∇≦)
しんどすぎるぞぉ。
双六へと向かう尾根筋♪
きれいなカーブを描いている。
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双六へと向かう尾根筋♪
きれいなカーブを描いている。
雲海に浮かぶ白山もね♪
2
雲海に浮かぶ白山もね♪
みなさん、登頂を楽しんでいる(=´∀`)
いいなぁ。
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みなさん、登頂を楽しんでいる(=´∀`)
いいなぁ。
遠く富士山も見えてます。よっ!日本一!(=゜ω゜)ノ
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遠く富士山も見えてます。よっ!日本一!(=゜ω゜)ノ
日暮れと共に尾根筋や穂高連峰がどんどんガスに飲まれていく。
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日暮れと共に尾根筋や穂高連峰がどんどんガスに飲まれていく。
今回は初のツェルト泊。ちょっとたるんでるなぁf^_^; よきよき♪
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今回は初のツェルト泊。ちょっとたるんでるなぁf^_^; よきよき♪
山並みの頭頂部が夕日に染まり始めた。
5
山並みの頭頂部が夕日に染まり始めた。
穂高連峰の栄光(≧∇≦)
11
穂高連峰の栄光(≧∇≦)
2日目の朝焼け
双六方面へ
双六方面との分岐。
本日は傘新道を下る
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双六方面との分岐。
本日は傘新道を下る
笠ヶ岳を振り返る
(=゜ω゜)ノ
2
笠ヶ岳を振り返る
(=゜ω゜)ノ
時々槍が顔をだす。
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時々槍が顔をだす。
抜戸岳山頂。
空は碧い♪
杓子平より笠ヶ岳を見上げる。ガスがあがってきちゃったなぁ。
2
杓子平より笠ヶ岳を見上げる。ガスがあがってきちゃったなぁ。
昨日歩いた尾根筋。
しんどかったなぁ。
(´∀`)
2
昨日歩いた尾根筋。
しんどかったなぁ。
(´∀`)
足元でカエルが跳ねてびっくりした。
Σ( ̄。 ̄ノ)ノ
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足元でカエルが跳ねてびっくりした。
Σ( ̄。 ̄ノ)ノ
ミヤマシシウド♪
花火みたいでかわいいなぁ。(*´∇`*)傘新道は花が多い。
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ミヤマシシウド♪
花火みたいでかわいいなぁ。(*´∇`*)傘新道は花が多い。
ウツボグサ♪
タケシマランの実♪
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タケシマランの実♪
ガスが上がってきたので急いで下山。傘新道は下りもキツいなぁ。(^^;
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ガスが上がってきたので急いで下山。傘新道は下りもキツいなぁ。(^^;
傘新道登山口到着。
お疲れさまでした。
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傘新道登山口到着。
お疲れさまでした。
登山口には沢山のアサギマダラが(*´∇`*)
優雅に舞ってました♪
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登山口には沢山のアサギマダラが(*´∇`*)
優雅に舞ってました♪

感想

クラシックルート、クリヤ谷から笠ヶ岳に登ってみたヽ(^。^)ノ
以前に笠道→鏡平で登ったことがあるので、今回は違うルートから笠ヶ岳を目指す。

事前に笠ヶ岳山荘に電話をして沢の増水などの情報を確認。
お盆過ぎなので登山道では誰とも会わないかも?と思っていたが、登りで見かけたのは2組(内1組はクライマーさん)、下りは10組前後と予想外に多くの方と行き交う。
クリヤ谷は結構踏まれているようだ。
ルートは険しく不明瞭なイメージがあった。しかし実際歩いてみると踏み跡は明瞭で道しるべのテープも多く、道に迷うことはなかった。
覚悟していたヤブ漕ぎも、笹が刈られていたお陰で漕がずに通過。
ルート整備してくださった方々ありがとうございます。(´▽`)
無雪期の始めで整備がなされていなければ踏み跡も薄く難路なのかもしれない。
想像していたより歩きやすかったとはいえ、足元は決して良い方ではない。
特に奥壁のトラバースは大きく平な石があっちゃこっちゃの角度に重なりあい、ハイマツの根っこもそれらに絡んでいるので足の置場に迷う。

ルートの前半、沢沿いで渡渉を楽しみつつ意気揚々と歩いていたが、雷鳥岩手前の綴れ折りの急登に心が折れかける。息が上がり足が進まず、夕方までに笠のテン場に到着するか不安になった(^^;
汗だくでなんとか雷鳥岩に到着すると笠ヶ岳がど〜んと、ど〜んと姿を現し…一気に気分が上向きになったなぁ。ヽ(≧∀≦)ノ
そこから山頂まで更に3時間ほど。手前に憎らしいニセピークも存在するという道のりだが、山頂の景色と山荘のビールを気持ちの拠り所にワシワシ登る。ニセピークからの登りは冷えたビールのことで頭がいっぱいだった。
(=^▽^)

快晴の山頂、眺めは最高!
でっかい景色が広がる。
富士山も見えた。
先ごろ登った黒部五郎さんもくっきりだ!
途中、心はポキポキ折れたが やはりいつものごとく「登ってよかったぁ〜」としみじみ。(*´∇`*)
眺望を楽しんだ後は待望のビール♪
きっちり冷えてましたねぇ◎
日の出は望めなかったが、きれいな夕焼けと朝焼けが見られ更に◎(*´∇`*)

帰路は鏡平を周っていこうかと思ったがガスが上がってきたので、予定通り笠新道を降る。
笠新道を降って思ったことは「以前よくここを登ってこれたなぁ、私…」という感想。
笠新道もクリヤ谷とさして変わらない登山道のように感じた。
違いと言えば人口密度ぐらいのような気がする。
誰かが「登っても登っても笠新道」と言ってられたが、笠新道は「降っても降っても笠新道」だ〜長い道のりです。ヽ( ̄д ̄;)ノ
クリヤ谷ではヘロヘロだったが、いい夏休み登山だったな♪ (*´∇`*)

余談〜
クリヤ谷を登る時はツェルト泊にしようと思っていた。荷物の軽量化を図るべくの初ツェルト泊。
普段のテントはULのシングルウォール。ポールを入れても1キロに満たない超軽量なのだか荷物を担ぐといつもヨレヨレ。今回、たかが700g減だが軽い。
1泊で天候の安定が見込めそうな無雪期登山なら積極的に活用できるアイテムだと感じた。(*´∇`*)

※ツェルト:オクトス NEW防湿防水ツェルト, 重量 約345g, ベンチレーターに防虫ネット付き。
他のツェルトを使用したことはないので比較評価はできないが個人的には特に不自由はなかった。結露はなし〜防湿防水のお陰かもしれない。虫の侵入が気にところだったが防虫ネットのお陰で悩まされることはなかった。初夏だと出入口の下から多少の虫の訪問があるかもしれない。紐で張っているので風の影響はもちろんもろ〜パタパタとうるさい。しかし耳栓があれば問題なし。(^^)v はためくので寝袋にツェルトが接触するが, 結露がなかったので寝袋が濡れることもなかった。
オクトス◎だ。

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技術レベル
2/5
体力レベル
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技術レベル
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5/5
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技術レベル
2/5
体力レベル
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