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Yamareco

記録ID: 1570459
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

悪沢岳&赤石岳【転付峠からの南アルプス南部周回】

2018年08月26日(日) 〜 2018年08月27日(月)
 - 拍手
Janine その他2人
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
24:07
距離
61.3km
登り
5,927m
下り
5,912m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
9:09
休憩
1:34
合計
10:43
5:00
88
6:32
6:40
36
7:16
7:25
38
8:03
8:09
8
8:17
8:24
49
9:13
9:22
142
11:44
11:51
70
13:01
13:21
28
13:49
13:56
20
14:16
14:29
34
15:03
15:05
3
15:08
15:10
11
15:48
2日目
山行
10:47
休憩
2:29
合計
13:16
15:48
24
3:35
3:36
34
4:10
4:17
9
4:26
4:30
9
4:51
5:30
11
6:04
6:14
39
6:53
6:53
20
7:14
7:24
70
8:34
8:37
61
9:38
9:56
8
10:05
10:05
120
12:05
12:26
61
13:27
13:27
7
13:35
13:47
33
14:20
14:30
28
14:57
15:01
81
16:22
16:25
0
16:25
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2018年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
○伝付峠バス停から林道を進み田代発電所。
○発電所に駐車スペース10台位あり。
○登山口手前にも路肩に3台くらいの駐車スペースはありますが、大して離れていませんので、発電所の方がいいかもしれません。
コース状況/
危険箇所等
○筆者の山行。南アルプス南部に突入。
○ずっと行きたかった悪沢岳&赤石岳
○いよいよ叡者の赤石求めて「修羅の国」へと潜りこみます。遂に長い戦いが始まります。
○筆者はこの二山を日帰り(沼平まで車。そこからの林道をマウンテンバイク。さらに赤石岳&荒川岳の周回。)で考えていたのですが、駐車場まで車で4時間30分(往復9時間)、マウンテンバイクで約1時間(往復2時間)、周回の標準CT約20時間と気軽に挑戦するには、非常に重たい山行のため、相当躊躇していたのです。決して逃げていたわけではありません。(^_^)
○ご承知の通り、この二山に登るには、基本的には東海フォレストの登山バスに乗り、椹島から周回するのが一般的です。朝イチのバスに乗れば、健脚者ならば一泊で二山の周回が出来るはずです。
○筆者もこのことは、それとなく知っていたのですが、普通に登るより、山梨県から峠を越えて静岡県に入る一捻りのルートを考えていたのです。
○そうです。今回の副題は「とっても遠いね。悪沢岳」と決めたのです。(^_^)
○下記に述べますが、このルートは正に「修羅の道」でした。安易にすべきルートではありません。🙇‍♂️
○山と高原地図を見ていると千枚岳や悪沢岳の登山口となる二軒小屋までは、伝(転)付峠を越えていけば行けるようです。破線のルートとなっているようですが、特に注意点なども書かれておらず、昔は旅人も通行した峠ということで一度行ってみたいと思っていたルートでした。
○何よりも甲府から登山口まで近い。静岡まで行って東海フォレストのバスに乗らなくても良い。山行時間も適度にあり充実感もあるということで、メンバー1&2に声を掛けたところ賛成票多数で今回のドマゾ山行が実施されることと相成りました。
○実のところ、当初、北アルプスを予定していたのですが、天気がイマイチで、山行日前日に、二日間とも快晴予報の南アルプス南部となりました。
○そんなことで、ほぼ事前学習なく山行突入。これが修羅の道への始まりだったのです。🙇‍♀️
○ルートの事前学習はしませんでしたが、山行のお楽しみタイムとして、小屋での打ち上げ用にビールや焼酎やらワインやら、行動食と称したツマミなどを準備して臨みましたが、これも修羅の道に拍車を掛けてしまった要因に間違いありません。m(_ _)m
○因みに今回は久々に15キロの重荷を背負っての山行となったのも苦しんだ要因だったと思われます。
○いつも通り前置きが長くなりましたが、ルートの詳細です。

【1日目】
○伝(転)付峠の登山口は田代発電所から始まります。ピンテと赤ペンキに沿って二度、川を渡ると、物凄い急登ゾーンに突入します。黄色いワイヤーやお助けロープ、さらにトロッコのレール跡などが設置されていますので、それらを駆使して登り上げていきます。
○途中、登山道が崩落し流されている箇所があります。足場が土砂で、ズルズル下に落ちていきます。木の根っこを掴んだり、手を砂に突っ込み滑り止めにする(ハンドアックスと命名)など、ヒーヒー言いながら登っていくと長いロープが二箇所から垂れていますので、それを利用して登っていかなければなりません。このロープは恐らく発電所の関係者が付けてくれたものだと思いますが、強度や設置状況など、どこまで信用していいのか、不安に感じるところです。
○一旦、登り上げたところで、さらに激坂を下りきると内河内川に出ます。ここで渡渉して右岸に出ます。ロープと丸太の応急的な橋があり、これを使って渡らなければならないのですが、何とも不安定な橋です。落ちれば激流で流されてしまいます。(因みにこの橋は翌日の下山時には既に流され消失していました。私達はドボン覚悟で、川幅の狭い地点を八双飛びでクリアしましたが、現状では上記方法か、流れの弱い地点から靴を脱いで渡るかしかないと思われます。)
○そこから基本的に右岸から東京電力の管理小屋である保利沢小屋を目指しますが、断崖の岩壁の下をえぐり取ってつけた道を階段や橋、ロープなどにより進んでいきます。途中、渡渉したり、中には崩壊している場所もありますので通行には十分な注意が必要です。
○保利沢小屋からは、小屋上部に設置されている橋を見送り、右の方から川沿に進んでいき、さらに左岸に渡渉して行くと出合に出ます。ここからは正体不明植物のトゲトゲに刺されたりしながら、迷いやすい道を進んで行くこととなります。岩についた青色ペンキに沿って行くと迷わず進めますが、足元が草木で覆われ、青ペンキが確認しずらいですので、慎重に進むべき注意ポイントとなります。
○ここを過ぎると、伝(転)付峠には緩やかな斜面を登り上げることで到着できます。途中に唯一の水場(テンツク水と命名)があります。そして峠着。登山口から約1000メートル登ることで到達できますが、標高差以上に精神的に疲労した感がありました。
○悪沢岳への登山口となる二軒小屋まで約500メートル下り、登山道に取り付きます。まずは千枚岳を目指しますが、痩せた山腹を登りあげる急登に次ぐ急登ゾーンで、重荷を背負って、伝(転)付峠を登り上げてきている身体に、さらに衝撃を与えてくれます。千枚岳までの登山道で誰にも会いませんでしたので、メジャーなルートでないことを身をもって感じた次第です。
○マンノー沢の頭を過ぎしばらく進むと森林限界に突入し、見たことのない展望が広がります。千枚岳からの展望も素晴らしいです。そこからは、正にvictory roadです。大展望の中、悪沢岳をはじめとした荒川三山を縦走し本日の宿泊地の荒川小屋に到着です。

【2日目】
○赤石岳で朝陽を見るために午前3時過ぎに華麗に小屋を出発です。明るければ、展望良好と思われる緩やかな稜線の道を進み、午前5時前に山頂到着。危険箇所はありません。念願の赤石ゲットです!
○展望を楽しんだ後、メジャールートの東尾根を下ります。途中に痩せた道もありますが、総じて、緩く降りやすい登山道です。道も分かりやすく椹島まで到達できます。
○本ルートを選択した以上、仕方ないのですが、椹島からは大井川沿の林道を二軒小屋まで、10キロ以上進むこととなります。椹島から約300メートル近い登り基調の林道で、非常に疲れるところです。
○二軒小屋でキリンメッツや行動食を補給後、難関の伝(転)峠越えに挑みます。500メートルの高度を登りきった後、テンツク水により多少の復活を遂げた後、川沿の難関ルートを下っていきます。昨日も登ったルートでしたので、各注意Pointに注意を払い順調に降れましたが、上述した川の渡渉ポイントの橋が流されていた箇所と崩落した不安定な斜面の下降は難儀を強いられました。
○この登山道、いつか廃道となるかもしれないと感じました。
田代発電所に駐車してメンバー1&2とともに出発します。(右が1、左が2です。)
田代発電所に駐車してメンバー1&2とともに出発します。(右が1、左が2です。)
登山道入り口設置の標識。転付峠と記載
登山道入り口設置の標識。転付峠と記載
河原まで赤いペンキを頼りに進みます。
河原まで赤いペンキを頼りに進みます。
河原上部はガレてます。
河原上部はガレてます。
川を渡渉した先にショベルカーが埋まってます。(翌日ちゃんと稼働してました。)
川を渡渉した先にショベルカーが埋まってます。(翌日ちゃんと稼働してました。)
山腹に取り付くと物凄い急登ゾーンに突入です。
山腹に取り付くと物凄い急登ゾーンに突入です。
トロッコの跡らしきレール
トロッコの跡らしきレール
崩落ゾーンです。脆く厳しい斜面をハンドアックスで登る筆者。メンバー2撮影
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崩落ゾーンです。脆く厳しい斜面をハンドアックスで登る筆者。メンバー2撮影
やっとお助けロープに辿り着きましたが、足元もおぼつかず緊張感を強いられました。
やっとお助けロープに辿り着きましたが、足元もおぼつかず緊張感を強いられました。
崩落地を過ぎてもさらに物凄い急登が続きます。
1
崩落地を過ぎてもさらに物凄い急登が続きます。
少し開けた地点から富士山🗻
少し開けた地点から富士山🗻
渡渉ポイントの橋。帰りには見事に無くなっていました。
2
渡渉ポイントの橋。帰りには見事に無くなっていました。
これも橋のようです。何とか渡りきりましたが、帰りには無くなっていました。
3
これも橋のようです。何とか渡りきりましたが、帰りには無くなっていました。
渡るメンバー2
渡るメンバー1
川の上部の岩壁沿を進みます。足元注意です。
川の上部の岩壁沿を進みます。足元注意です。
このような橋も。強度は不明です。
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このような橋も。強度は不明です。
滝もあり秘境感満載の登山道
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滝もあり秘境感満載の登山道
渡渉を何度か繰り返します。
渡渉を何度か繰り返します。
保利沢小屋到着。日曜のため人はいませんでした。
保利沢小屋到着。日曜のため人はいませんでした。
水場のテンツク水。と思ったら、すぐ近くの平地近くにホースから出ている水場がありました。でもここの水も飲めます。正に天然水。冷たくて美味しい!
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水場のテンツク水。と思ったら、すぐ近くの平地近くにホースから出ている水場がありました。でもここの水も飲めます。正に天然水。冷たくて美味しい!
テンツク水を過ぎると笹原の道から富士山🗻の展望が開けます。あと少しで伝(転)付峠です。
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テンツク水を過ぎると笹原の道から富士山🗻の展望が開けます。あと少しで伝(転)付峠です。
到着。伝と転。どっちが正しいのか。
到着。伝と転。どっちが正しいのか。
そうです。ここから下ると笊ヶ岳まで行けるのです。標準CTで6時間15分程で行けますが、身体が拒否してます。
そうです。ここから下ると笊ヶ岳まで行けるのです。標準CTで6時間15分程で行けますが、身体が拒否してます。
伝(転)付峠から二軒小屋までの下りは緩い明瞭な登山道です。二軒小屋は綺麗。自販機も設置されてます。
伝(転)付峠から二軒小屋までの下りは緩い明瞭な登山道です。二軒小屋は綺麗。自販機も設置されてます。
トロピカーナを購入。150円と良心的な値段。一気に飲み干し、これから、とっても遠い悪沢岳を目指します。
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トロピカーナを購入。150円と良心的な値段。一気に飲み干し、これから、とっても遠い悪沢岳を目指します。
今度、登山抜きで宿泊したい感じ。施設はスイスロッジ風で料理も美味しいそうです。
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今度、登山抜きで宿泊したい感じ。施設はスイスロッジ風で料理も美味しいそうです。
登山口に流れ込む大量の水。大井川です。
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登山口に流れ込む大量の水。大井川です。
急流ですのでアイシングには向きません。
急流ですのでアイシングには向きません。
この橋から第二ステージの始まりです。
この橋から第二ステージの始まりです。
急坂を登りきると千枚岳方面の展望が一気に開けました。雲ひとつない快晴にCOSMOを奮い立てます。🔥
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急坂を登りきると千枚岳方面の展望が一気に開けました。雲ひとつない快晴にCOSMOを奮い立てます。🔥
悪沢岳方面
赤石岳かな?
美しい森と言われる登山道を進むと。
美しい森と言われる登山道を進むと。
地図上では、マンノー沢の頭と記載されている場所に到達。以前からずっと気になっていたピークだったのですが、この看板のみ設置。マンオノサワノアタマ❓
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地図上では、マンノー沢の頭と記載されている場所に到達。以前からずっと気になっていたピークだったのですが、この看板のみ設置。マンオノサワノアタマ❓
まだ遠い千枚岳
途中で笊ヶ岳!
笊ヶ岳アップ
富士山&白嶺南嶺の山々
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富士山&白嶺南嶺の山々
樹林帯を抜けると森林限界に到達。塩見が見えてきました。
樹林帯を抜けると森林限界に到達。塩見が見えてきました。
塩見岳と蝙蝠岳🦇
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塩見岳と蝙蝠岳🦇
千枚岳方面。ハイマツが美しい。
千枚岳方面。ハイマツが美しい。
楽園のような山景色にメンバー2もウットリしてます。
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楽園のような山景色にメンバー2もウットリしてます。
赤石岳方面もバッチリ
赤石岳方面もバッチリ
赤石岳アップ
千枚岳への最後の登り。踏ん張るメンバー2
千枚岳への最後の登り。踏ん張るメンバー2
山頂。千枚岩に囲まれた山頂。
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山頂。千枚岩に囲まれた山頂。
山頂は富士山の大展望地
山頂は富士山の大展望地
悪沢岳方面
悪沢岳に向かう稜線。危険な梯子が設置。
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悪沢岳に向かう稜線。危険な梯子が設置。
十字ボタンを下にして一気に下るメンバー1
十字ボタンを下にして一気に下るメンバー1
赤石岳方面の展望
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赤石岳方面の展望
途中の丸山。3032メートルもあるのにほぼピーク扱いなしの感じです。
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途中の丸山。3032メートルもあるのにほぼピーク扱いなしの感じです。
展望は抜群。
塩見岳アップ
蝙蝠岳🦇
千枚岳からの縦走路。天空回廊
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千枚岳からの縦走路。天空回廊
丸山からは一転岩場の道です。
丸山からは一転岩場の道です。
山頂で記念撮影。タフな登りでした!
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山頂で記念撮影。タフな登りでした!
塩見岳方面
奥に甲斐駒ケ岳が見えます。
奥に甲斐駒ケ岳が見えます。
甲斐駒ケ岳アップ
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甲斐駒ケ岳アップ
魅入るメンバー2
魅入るメンバー2
赤石岳。さすが盟主。威風堂々の風格
赤石岳。さすが盟主。威風堂々の風格
縦走路をさらに進みます。ここで筆者はメンバー1&2と別れ、小屋の受付時間の午後4時に間に合うべく走り出します。
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縦走路をさらに進みます。ここで筆者はメンバー1&2と別れ、小屋の受付時間の午後4時に間に合うべく走り出します。
いい景色
これぞ赤石岳。
振り返って悪沢岳
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振り返って悪沢岳
塩見岳方面
荒川中岳
さらに進みます。素晴らしい縦走路
さらに進みます。素晴らしい縦走路
角度を変えた赤石岳。なんか切れ落ち方が鷲羽岳に似た感じもあります。
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角度を変えた赤石岳。なんか切れ落ち方が鷲羽岳に似た感じもあります。
ここを下り荒川小屋まで急ぎます。
ここを下り荒川小屋まで急ぎます。
途中、小さく荒川小屋が見えました。先を急ぎます。
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途中、小さく荒川小屋が見えました。先を急ぎます。
午後3時50分に到着。
午後3時50分に到着。
綺麗な食堂
早速空けます。
夕食はニンニクの効いた荒川カレー。お代わり自由。三杯食べてカーボローディング実施
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夕食はニンニクの効いた荒川カレー。お代わり自由。三杯食べてカーボローディング実施
食堂から富士山が見えます。
食堂から富士山が見えます。
撮影タイムに入るメンバー
撮影タイムに入るメンバー
富士山から転げ落ちてます。
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富士山から転げ落ちてます。
うーん🧐
赤石岳の美しい斜面
赤石岳の美しい斜面
食堂には2年前の新聞記事。そう、荒川小屋はトランスジャパンアルプスレースのコース上にあります。そういえば各選手が小屋で荒川カレーを食べていたことを思い出しました。
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食堂には2年前の新聞記事。そう、荒川小屋はトランスジャパンアルプスレースのコース上にあります。そういえば各選手が小屋で荒川カレーを食べていたことを思い出しました。
午前3時。出発。今日の行程も長いのです。
午前3時。出発。今日の行程も長いのです。
大聖寺平。明るければ絶好の展望地です。
大聖寺平。明るければ絶好の展望地です。
夜明けが近づいてきました。
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夜明けが近づいてきました。
小赤石岳
バックの黒い山が赤石岳
バックの黒い山が赤石岳
赤く染まる富士山🗻
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赤く染まる富士山🗻
雲も染まります。
雲も染まります。
うーん🧐
富士山の反対側には月が出てます。こちらはピンク色です。
富士山の反対側には月が出てます。こちらはピンク色です。
いよいよ朝陽が顔を出します。
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いよいよ朝陽が顔を出します。
月も綺麗
朝陽に染まる山々
朝陽に染まる山々
影赤石岳でしょうか?
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影赤石岳でしょうか?
山頂からの富士山アップ
山頂からの富士山アップ
完全に夜明けとなりました。が、風が吹いていて寒いです
完全に夜明けとなりました。が、風が吹いていて寒いです
記念撮影
山頂と筆者
モルゲンの中、下山開始。メンバー1撮影
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モルゲンの中、下山開始。メンバー1撮影
分岐点目指します。
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分岐点目指します。
赤石岳。
小赤石岳
展望抜群の富士見平。
展望抜群の富士見平。
富士山🗻。富士見平だけに富士山が素晴らしい!
富士山🗻。富士見平だけに富士山が素晴らしい!
赤石小屋
キツネかな🦊?
初めて来た登山基地の椹島。ここまで2000メートル以上降って来ました。長いわけだ。
初めて来た登山基地の椹島。ここまで2000メートル以上降って来ました。長いわけだ。
椹島ロッジに向かいます。
椹島ロッジに向かいます。
ここでコーラを補給。
ここでコーラを補給。
二軒小屋まで戻る林道をひたすら進みます。
二軒小屋まで戻る林道をひたすら進みます。
林道慣れしているメンバー1。林道歩きのプロです。早すぎますw
林道慣れしているメンバー1。林道歩きのプロです。早すぎますw
二軒小屋から伝(転)付峠まで登り返しました。既に疲労困憊気味です。
二軒小屋から伝(転)付峠まで登り返しました。既に疲労困憊気味です。
やっと保利沢小屋
やっと保利沢小屋
最初のステージ。既に橋が流されていました。どうしようか!
最初のステージ。既に橋が流されていました。どうしようか!
必殺の八双飛び🙌。メンバー1撮影。後ろでメンバー2が様子を伺っています。
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必殺の八双飛び🙌。メンバー1撮影。後ろでメンバー2が様子を伺っています。
次のステージは崩落地。中々飽きさせないコース設定。お助けロープを使用して降ります。
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次のステージは崩落地。中々飽きさせないコース設定。お助けロープを使用して降ります。
崩落地をお助けロープを駆使して降りるメンバー1
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崩落地をお助けロープを駆使して降りるメンバー1
足元が脆いので早く通過したいところです。
足元が脆いので早く通過したいところです。
さ。次も難関の綱渡りです。
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さ。次も難関の綱渡りです。
やっと河原をクリア
やっと河原をクリア
田代発電所に向かいます。疲労困憊。
田代発電所に向かいます。疲労困憊。
戦いの傷を癒します。町営の施設です。550円。
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戦いの傷を癒します。町営の施設です。550円。
風呂場までが遠い。坂を上りきらないと湯に浸かることができません。大ダメージです。
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風呂場までが遠い。坂を上りきらないと湯に浸かることができません。大ダメージです。
温泉の特徴と効能。切り傷あり。疲労あり。筋肉痛あり。神経痛あり。でしたので多分癒された筈です。
温泉の特徴と効能。切り傷あり。疲労あり。筋肉痛あり。神経痛あり。でしたので多分癒された筈です。
この温泉は昭和60年に早川中学校が閉校となり、温泉施設に生まれ変わったようです。宿泊してみたい。
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この温泉は昭和60年に早川中学校が閉校となり、温泉施設に生まれ変わったようです。宿泊してみたい。
入浴後オランジーナで乾杯!
入浴後オランジーナで乾杯!

感想

○本ルート、異常かつ変態的なルートでした。
○1日目の標準CTは16時間05分。2日目の標準CTは18時間55分。確かに長丁場ではありますが時間をかければ、クリアするのもそう難しくないと考えていましたが、CT以上に厳しい行程で疲労困憊のまま、山行終了となりました。
○これまでのスピードハイクと違い、約15キロのザックを背負っての山行。おまけにストックを持って行かなかったため、川の渡渉、登降の補助ができず、相当筋力を酷使してしまいました。荷物が重くなる場合は足などの負担を考えるとストックがあった方が断然楽だと思います。
○特に田代発電所から伝(転)峠までの登山道は悪路でした。あとで調べて見たところ平成23年の台風により、登山道が相当の損傷を負ったということでした。分かりにくい場所もありますし、とにかく薄暗い場所が多いです。筆者的には余程のことがない限り、二度といきたくない道です。
○さらに二軒小屋から悪沢岳までは、約1800メートルの登り。伝(転)付峠まで既に1000メートル登り上げていますので、スピードが上がらず、疲労が蓄積してしまいました。
○それでも快晴の中、念願だった悪沢岳&赤石岳を縦走でき感無量でした。
○荒川小屋はとても綺麗で、ロケーションもバッチリ、料理も美味しく快適に過ごせます。
○長い戦いの後、ボロボロになった身体を温泉で癒し、初めて満足感・達成感を味わうことができました。感無量です。

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コメント

遅コメ、失礼します。
26日に伝付峠を越えたものですが、私も8枚目の写真の崩壊斜面を登ってしまいました。が、登って振り返ってみると、新しい道が下に向かって右側についていました。当方の山行録、ご覧ください。

12枚目の写真の橋ですが、私が登るときには既にありませんでした。良い天気でしたから夕立で増水したとも考えられず、不思議です。どこを渡るか分からず、迷った末に、ストックを持っていたので、ストックを利用して何とか渡った次第です。

いずれにせよ、このルートいくつか迷い易かったり危ない所がある、要注意るーとですね。これからも、お互い安全で楽しみましょう。以上
2018/9/3 7:38
お疲れ様でした
コメント有難うございます。
Gonpapa さんのヤマコレも拝見させていただきました。
凄いルートですね。私も挑戦したくなりました。

私達のすぐ後に転付峠を抜けたのですね。多分、暫くは行かないと思いますが崩落地の巻道は参考になります。
不思議なのは川にかかっていた橋です。そんな短時間で無くなるような作りには見えませんでした。何があったのでしょう?
転付峠行くなら、二軒小屋からが楽で良いですね。
2018/9/3 11:32
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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