笠ヶ岳(小池新道を双六へ、笠ヶ岳から笠新道下山)
- GPS
- 20:37
- 距離
- 34.5km
- 登り
- 2,733m
- 下り
- 2,703m
コースタイム
- 山行
- 7:17
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 7:37
- 山行
- 6:24
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 6:40
天候 | 8月25日(土)雨(強弱あり) 夜間雷と大雨 テントなので怖かった 8月26日(日)曇り 時々薄日がさす 8月27日(月)曇り 山頂は笠も穂高もすべて雲が覆う ※バスで中央道山梨から東京は雷雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
【帰り】新穂高14:45=高速バス=新宿西口21:00(小仏トンネル前後渋滞) |
コース状況/ 危険箇所等 |
25日:小池新道を登っている間中、雨で登山道に流れができていた。 26日:快適な稜線歩きの登山道 穂高の山並みが見えないのが残念 27日:岩の階段を降りるような登山道がつづく |
その他周辺情報 | 新穂高の中崎山荘で入浴と食事 新穂高ロープウェイの売店で帰りのバスの中で飲む酒とつまみを入手 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
帽子
着替え
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
ライター
地図
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
財布
|
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感想
穂高、槍、三俣蓮華から白馬、朝日、雲の平、黒部五郎、剱、立山など主な北アルプスは歩いているが笠ヶ岳は槍穂高から見るだけで登ったことがなかった。今回は笠ヶ岳へ登るつもりで計画した。台風19号20号と連続で通過していたので心配していた。通過後も熱帯性の水蒸気が多く日本上空にあるとのことで雨でもしょうがないかと出発した。
【1日目】 久しぶりのテント装備は重い。夜行バスでザックを背負って歩くのはつらい。蒲田川は茶色い水が音をたてて流れている。山は大丈夫かと思う。林道を歩いているときは上空を雲が覆っているが雨が降ってない。中崎橋を渡ってしばらくで笠新道入口さらに歩くとわさび平小屋につく。小屋の周りは人だかりがして登山者が大勢休んでいる。野菜なども水槽にひたして売っている。休んでいたら雨が降り始めた。ここど雨具を着る。次の橋が小池新道入口になる。ここから山道に入る。まだ雨は小降りだった。小沢をいくつかわたるが水量が多いと思う。秩父沢も白くしぶきをあげて流れている。小屋の人が路面を補修していた。沢の状態を見に来たみたいだ。登るにつれて雨がひどくなる。登山道にも水が流れている。イタドリヶ原、シシウドヶ原とすぎ少し平らになると熊の踊り場、木道になり池が見えるとガスの中に鏡平の小屋があった。小屋前の屋根の下でしばし休憩する。今日は槍どころかすべてをガスが覆い隠している。ただひたすら登る。中段をすぎさらに登ると稜線の分岐にでる。ここまでも降りてくる人に多く出会う。昨日は雨がひどく小屋で停滞していた人が多かったみたいだ。ここまでくれば後は稜線歩き、ガスで何も見えないのでひたすら歩く。双六池かなと思ったら小屋の影が見えた。受付をしてテントを張る。まだ誰もいない。
食事をして一眠りしたら20時くらいからひどい雨と雷。最後はピカッと光ったらドカンゴロゴロゴロゴロときたのでテントに落ちたらおしまいだと思った。やがて眠ってしまった。
【2日目】 朝起きたら雨はやんでいたが、ガスで覆われている。小屋まで行くと東のほうが太陽で明るくなっている。今日は雲はとれなくても雨は降らないようだ。笠に向け出発する。歩き始めると朝のガスは取れていて少しは見晴しがいい。ただ上空の雲はそのままなので対岸の槍穂高の稜線は雲の中。西側の双六谷はよく見えている。弓折乗越をすぎるとすぐ弓折岳。山頂は少し外れているのでよっていく。くだって大ノマ乗越。大ノマ岳までは遠く感じた。ここからは秩父平が見える。この稜線は平と呼ばれるところが多い。盛夏にくると一面に花が咲いているのだろう。秩父平から稜線にでて、山の西側を巻いて進むと抜戸岳山頂への分岐があった。上を見ると雲の中なのでやめた。笠を目指し進む。新穂高への分岐を過ぎもうすぐだと思うがなかなか笠につかない。小さなアップダウンが多い。左下に草原が見える。これが播隆平か。テント禁止の立て札の上がテント場だった。見上げると小屋が見える。石畳の道を登るとやっと笠ヶ岳山荘についた。今日は小屋泊まり受付をして笠ヶ岳に出かける。登ったところが山頂ではなくさらに先に山頂があった。あいかわらず穂高の稜線は雲で覆われて見えない。錫杖方向はよく見えていた。
【3日目】 小屋の前に出るとあたり一面ガスの中。頂上に上ってもしょうがない。くだることにする。昨日歩いた分岐までもどり杓子平に向かう。大きな石を積み重ねたような登山道でこの方がザレた道より歩きやすい。尾根をひとつ越えると高さ1000mのジグザグのくだり。雲がなければ西穂や焼岳をみながらのんびり降りられるのだろうが雲がかかった山なのでしょうがない。月曜日なのに登ってくる人が多い。時間差の夏休みかと思う。やっとくだりを終え林道に出る。入口の湧き水でのどを潤す。あとは林道歩き。中崎山荘の温泉が待っている。
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