6月の秋田駒ヶ岳で日本百名山、東北一の難易度！飯豊連峰にご一緒して頂けませんか？と義久さんに提案したらば「飯豊すよw」と言われ、それから様々な準備を開始。
当初は7月下旬か8月下旬を目論んでいたが、前日車中泊、9月1日山小屋泊、下山後泊の2泊3日の行程だ。

【前日】仕事を終え待ち合わせ後山形県小国町へ出発。
雨降りの夜、東北自動車道から山形自動車道を経て飯豊山荘へは1時頃着仮眠を取る。

【1日目】雨脚は衰える事無く、車内での準備が手間取った。
予定より遅れて登山開始！土砂降りの雨中を歩きます。
湯沢、梅花皮沢の橋を超えて、林道を進むとやがて路が狭くなる、そして増水した玉川沿いを歩くのだが岩場で足を滑らせた！
川側に落ちて尻餅をつくも、かろうじて体を起こすことが出来た。もう少しバランスを崩せば川面に真っ逆さま！！
命は無かっただろう！兎にも角にも安堵して、改めて気を引き締める。
名物、吊橋を渡った後に急登が始まる。ココからがキツかった！
ザックは重いし、雨合羽の中は蒸れて汗だく、息が上がって脚が進まない。
結局、荷物の一部を義久さんに背負ってもらい、休み休み登るしかありませんでした。
雨も小康状態になり、5時間かけて休場ノ峰に付くも、そこからも厳しい路が！
崩れた路のトラバースや急な岩場のアップダウン。少しでも気を抜けば滑落です！
前方に見え始めた宝珠山は行けども行けども近づきません。
途中の岩場は今まで経験の無いくらいの下り。先に降りた義久さんが手足の置き場所を指示して頂いてかろうじて降りることが出来ました。
一人じゃ無理！普通だったら鎖やロープが有るハズなのに！
やがて宝珠山を越えて、雨脚がまた強くなり時間も押し迫る。
ヘロヘロで17時、飯豊本山到着！！！
時間帯を考えて、計画は御西小屋泊だが、本山小屋へ向かうことにした。
本山小屋では管理人ご夫婦とお仲間二人、後から来た山形のソロ青年と私達で大宴会ww
疲れ果てた私。義久さんが気を使って「早く寝なさい」と宴会離脱で床につく。優しさが身にしみる〜〜〜〜
大声の宴会を子守唄に意識を失う・・・

【2日目】予定通り、目を覚まし朝食を頂き、後片付け後出発する。
2度目の飯豊本山をパフォーマンスして通過し大縦走の始まり！



御西小屋までは涼しくて、快適な縦走路だったのだが・・・・
そこからのアップダウンがキツかった！特に私は登りになると脚が進まない。
義久さんに励まされながら休み休み進むしかありませんでした。
大日岳を望みながら、ガスに隠れた石転び沢が一瞬見えたりと時間を気にしながら歩きます。
この頃から予定時間を大幅に遅れて、もはや取り戻す事に無理を感じた。
さらに追い打ちをかけるように下山ルートの梶川峰の分岐を見逃し地神山まで来てしまった。
そこで今晩の宿に到着が遅れると連絡を取った。
図らずも王道の丸森尾根を下る事になった。
最初はガレ場の連続で足元が安定しない。やがて砂のザレ場と水の流れたコースを下って行きます。
高低差の激しい段差が体力を奪う。
そして日没を迎えた。
ヘッデンを付けて最優先はコースを見失わないように。慎重に降りたツモリでも何度も何度も転びながら。
そして今まで重い荷物を背負って歩いた義久さんが辛そうだ！
100�男茲傍抃討鮗茲蝓⊂�しづつ高度を下げる事だけを考えて歩く。
そんな中、義久さんが足を滑らせた勢いで崖に滑り落ちた！！！
かろうじて踏みとどまり、引き上げる事が出来た。あぶねえええええええええええええ
高度をチェッしつつ下った為、最後の休憩場所からGPSを見ると！！！ほんの数メートルで下山！！！
車に戻りザックを降ろし、靴と靴下を脱いでお宿へ急ぐ。
お宿へ付くなり着ていた服を脱いで浴衣に着替え、待っていてくれた食事を頬張る。
山形名物芋の子汁が染みる・・・その後、温泉にドボン！！！そして布団へGO！！！！！！！

【後日】朝食前に二度温泉に入り、ご飯を食べて帰路につく。
一旦小国町でお土産を買って新潟県へ向かいました。
そして日本海沿岸を通り、庄内地方を経由、月山・鳥海山を愛でつつ秋田県内陸を通過して帰宅。
猛烈な異臭を放つ洗濯物を処理して、少しだけ片付けして床につきました。

今回の飯豊連峰。体力・技術力共に未熟さを感じました。義久さんが居てくれたおかげて無事、帰ってくる事ができました。
又、今まで経験の無い2,000�探蕕梁臀珍�。急峻な山々、今まで経験で最高辛い山行でした。
東北のラスボス、飯豊連峰。本当に義久さんに感謝です！
来年あたり朝日連峰にも行ってみたいかなーーー

rekaさんのお誘いを頂いた時に 「あぁイイトヨさんね、北上のw」イイですよと軽く承諾しましたがw...."飯豊"違いでしたぁ〜　(#^.^#)

rekaさんの仰るイイデは山形、福島、新潟にまたがる飯豊山でしたぁー(*'ω'*)
んー〇〇年前に登った事がありますがw 以前登った時の記憶が全く残っておりません。(;´д｀)トホホ
新鮮な気持ちで登ってきましたぁ〜(^^)v

先ずはrekaさん。「ありがとうございました」<m(__)m>
そして、お疲れさまでしたぁー(^_-)-☆
remuさんの仇討も見事に成し遂げw....感慨深いものがwwww(*´ω｀*)

せっかく小屋泊まりで行くのですから美味しいものをと思い、牛肉、豚肉、生野菜、生卵、ビール、焼酎、ウイスキー、炭酸とw背負えるだけ背負ってw......
おっ! 重い(T_T)/　欲張り過ぎました(+o+)

ちなみに夕食の献立は、「京風すき焼き」「豚しゃぶレタス添え」etc.
本山小屋のご主人夫婦と登山ガイドさんとお客様、山形からお越しのソロの若者と皆で美味しく頂きましたぁ〜ヾ(＠⌒ー⌒＠)ノ
翌朝はしゃぶしゃぶの煮汁にご飯と卵で雑炊にw.....美味しかった


大��尾根は登り応えがあり善きコースです。一つピークを過ぎるとまた急登の登り返しの連続w 心して行かないと心が折れるコースと思います。
でも、登り切った後の達成感はwww病み付きに(´▽｀*)

本山からの飯豊連峰は各ピークが2,000m級のお山が連なり、眺望がとても素晴らしいコース!!!
「あぁーこのままいつまでも歩いていたい」と想わせる素敵なコースです。


ファミリー百名山ハンターunchikutareoさんご家族はこの飯豊山を日帰りでw 凄い!!
小学生のお子様を伴って往復26km超え!!!!いやいやお見事です。m(__)m

次回は北側の大石口から入り、朳差岳からの縦走で大日岳にも立ち寄って川入に抜けてみたいなぁ〜ヾ(＠⌒ー⌒＠)ノ

皆さん。飯豊さんはEE でぇ(^-^;