涸沢カール(パノラマコースで下山)
- GPS
- 18:06
- 距離
- 31.8km
- 登り
- 1,361m
- 下り
- 1,374m
コースタイム
- 山行
- 6:26
- 休憩
- 1:48
- 合計
- 8:14
- 山行
- 6:30
- 休憩
- 2:06
- 合計
- 8:36
天候 | 雨のち快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雨で川が増水 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
---|---|
共同装備 |
テント
|
感想
三連休は中日が天気良さそうだったので、金曜日仕事を終えてから急いで準備して高速を(安全運転で)ぶっ飛ばして早朝3時過ぎさわんど駐車場着。雨。本降りで止む気配なし。めげずに始発で上高地へ。
三連休初日、雨にもかかわらず、凄い人。さすが上高地。相変わらず雨だが、午後から天気は回復すると信じて出発。梓川は濁流と化しており、梓川対岸の明神岳はガスの中。横尾までは所々でぬかるんでいた。
横尾から橋を渡ると登り基調となり、横尾谷沿いにだらだらと高度をあげていく。雨はあがったが、まだガスが立ち込めており、ガスの合間から対岸に屏風岩が見え隠れ。普段は流れていないであろう、雨の日限定の細い滝が何本も勢い良く流れていて険しい岩肌を一層険しく際立たせている。本谷橋では立派な吊り橋と、簡易的な橋が2本平行に掛けられているが、増水した水が激しく流れ、簡易的な橋が流れに飲み込まれていた。一旦川から離れ、急登で高度を上げて行くと視界が開け、南岳から横尾尾根のカール地形に勢い良く沢が流れているのが見えた。上部の雲がなければ槍ヶ岳が見えるのだろうか。さらに進み、もう一度川と出合う地点で休憩。日差しが強いが、風は涼しい。目指す涸沢も見えてきて、もう一息。
涸沢ヒュッテでは大勢の人がテラスで休んでおり、テント場にも既に多くのテントが張られていたが、まだまだ場所を選ぶ余裕はあった。
穂高連峰に囲まれた涸沢ヒュッテからの展望は素晴らしく、紅葉も始まっており、遠くには東天井岳も見えた。
奥穂高岳の向こうに日が沈むと、風が出てきて寒かったが、風は一時で収まり夜中はそれほど寒くなかった。
月が沈んで残光も消えた4:00頃、満天の星空の元、北穂、奥穂へ向かう人達の登って行く光が見えた。
5時過ぎ、だんだん明るくなり始め、東天井岳、横通岳方面の空がうっすらピンクに染まっていき、5:40頃、今回の旅で期待していたことのひとつ、モルゲンロートが。穂高連峰が赤く染まる様は、ただただ立ち尽くして見入ってしまうばかり。
モルゲンロートを堪能したら、準備をして出発。下山はパノラマコースを使った。屏風ノ頭までは登り基調のアップダウンとなる。高度感もないし、岩場慣れしていれば何てことはないが、道幅が狭いので注意が必要。屏風ノ頭の尾根に出ると、思っていた以上に紅葉進んでおり、テンションが上がる。真っ赤なナナカマドの合間から見える涸沢岳、北穂、槍ヶ岳。感動的。ザックをデポし屏風のコルから屏風ノ頭までをピストン。急登だが、屏風ノ頭からの360°の大パノラマは圧巻!パノラマコースへ行ったら、絶対に立ち寄るべき!!
屏風のコルからは急坂を上高地側へ下っていく。ここで穂高連峰や槍ヶ岳とはお別れ。草原を通り、紅葉になりかかった黄緑色の明るい森を抜け、沢と化した奥又白谷の登山道を下りやっと上高地。徳沢園でカレーとソフトクリームを食べ、まだ2時間先のバスターミナルへ。
河童橋の雑踏を抜けると、ん??なんか列が…。何の列?どうやら沢渡行きのバスの列の模様…こんなに並んでんの!?ほとんど河童橋付近までバス待ちの行列が…何度も来ているけど、こんなの初めて…といった話し声も聞こえてきた。こんなに人がいっぱいいる三連休なのに、15時過ぎで30分に1本の平常運転じゃー、そーなるわな。平湯方面のバスはそんなに並んでないのに。結局1時間半待ったところで増便が次々と到着し、行列も解消したようだが。配車手配ミスか、そうでもないのなら読みが甘いんじゃないの、アルピコ交通さんよ。沢渡で温泉に入ろうと思っても、時間的に最早梓湖畔の湯しか営業しておらず、増便で一気に人が戻ってきたから、大混雑。係員の人も、なんで今日こんなに混んでるの!?と困惑気味。湯船にもゆっくりつかれず、4つしかない洗い場待ちで素っ裸の男が5-6人並んでいるという異様な光景…女湯も似たような光景だったらしいが。体洗ったら逃げるように出てきてしまった。
今回何が疲れたかって、帰りのバス待ちが一番疲れた。
最初は雨で、最後はそんなゴタゴタがあったものの、素晴らしい景色と天気に恵まれ、パノラマコースはホントに大パノラマだったし、最高だった。
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