三俣より晩秋の蝶ヶ岳・常念岳へ
- GPS
- 32:51
- 距離
- 23.3km
- 登り
- 2,282m
- 下り
- 2,297m
コースタイム
- 山行
- 5:20
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 5:49
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
三俣登山口(トイレ・ポスト有り) 三俣登山口〜蝶ヶ岳山頂まで(整備された登山道でとても歩き易い。熊の情報有り) 前常念〜三俣登山口まで(倒木が多く、やや荒れ気味の登山道) 比較的長いルートで水場が無いので注意です。 |
その他周辺情報 | 蝶ヶ岳ヒュッテのテント場利用¥1000円(トイレチップ込み) |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
今回はテント泊装備、晩秋の蝶ヶ岳・常念岳は寒いだろうからと、必要なもの要らないものも含めあれこれ75リットルザックに詰め込み、久々の重みに肩と足が悲鳴をあげていましたが、非常に充実した今年最高の山行でした。
駐車場はまゆみ池の前にある登山者用臨時駐車場(三俣登山口まで1.8km)を使用しましたが、なんと森の広場駐車場ががら空きでした。
(1日目)三俣登山口から蝶ヶ岳までは力水や蝶沢の水を味わったり、ゴジラみたいな木を鑑賞したり、遠くに見える常念岳を見たり、ザックの重みをかみしめながら亀の歩みで登りました。登山道は整備されており、とても登り易かったです(感謝)。
蝶ヶ岳ヒュッテでテン場代¥1000円、記念バッジ2個購入。管理人さんも人柄が良い様で小屋泊も楽しいでしょうね。テント場では先着が3名、風を警戒してハイ松の近くと場所を決め、近くの人にあいさつをしてから、ぱっぱと組立てて中に入ってお昼ごはんの準備。急いでガスバーナー点火、お楽しみの伊勢原市のヨークマートで買ったUSA牛肉を200g生焼けで食べましたが、たぶん国産の最高級霜降り肉よりおいしかったと思います。21時の就寝まで余った時間は写真撮影、強風にもかかわらず寒さも忘れ、目の前の絶景、夜景を存分に楽しみました。
(2日目)3時に起床、ヒュッテ外のトイレで用を足し、ドラム缶の手洗い水の氷を柄杓の柄で叩き割り、冷たい水で手を洗うと、山はもう冬なんだなとつくづく思います。
すっかり冷えた体を紅茶、比内地鶏スープの素+乾燥全卵の特性スープを飲んで体を温め、燃料忘れて使えないハクキンカイロやテントを撤収、フライシートはびっしり霜がついていて、冷たいけどそのまま丸め込んで片づけ、真っ暗の中5:10に蝶ヶ岳テント場出発。穂高岳や槍ヶ岳方面ではライトの明かりがポツポツ見えるのを横目に前進、蝶槍に着いた時には周りはすっかり見渡せるようになり、屏風のような山容を存分に楽しみました。蝶槍からは適度な上り下りを繰り返し、常念岳の白花崗岩にたどり着き頂上を見れば立派な山容で気分が高ぶります。遠くから見れば険しそうに見えた稜線も実際歩いてい見ればそれほどでもなく、周りの絶景を楽しみながら常念岳山頂にたどり着きました。常念岳山頂から見た大パノラマは最高で、大天井岳など雄大な山を見ることが出来ました。常念岳から三俣までは、岩場や台風の影響か大きい倒木が有り、全体的にやや荒れた登山道でしたが、管理者の方がチェーンソーなどで掛木などを伐採、整備されていました。お一人で危険な作業ご苦労様でした。
下山の途中はニホンザルが突然現れてびっくりして転んだりしましたが、怪我もなく無事に三俣登山口に到着、トイレで用を足してのんびり歩いていると、これから通る林道烏川線15:30〜17:00まで通行止めの文字。時計を見れば15:00過ぎたところで、ここから臨時駐車場まで1.8km全速力で踏ん張り、なんとか無事に15:30の通行止め前に林道を通過できました。その後はいつもの東名小仏トンネルの渋滞も無く、ストレスフリーで帰宅できてよかったです。
2日目は寒かったですが穂高の雄大さが寒さを忘れさせてくれますよね。夜はほとんど寝れませんでした。。
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