記録ID: 1619075
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ハイキング
東北
秋田県大館市:林道大指部線(小倉山断念)、牛ヶ岱、森越神明社、林道大葛線
2018年10月17日(水) [日帰り]
- GPS
- 32:00
- 距離
- 17.0km
- 登り
- 841m
- 下り
- 831m
コースタイム
(林道大指部線)
07:06大館市街地出発
07:25国道103号線へ
07:26国道285号線へ
07:33県道22号線で南下
08:41駐輪し「林道 大指部線」に右折
08:49第1の橋を渡る
08:53第2の橋を渡り谷間へ
09:16左分岐有り
09:25右分岐有り
09:29砂防ダム
09:31道は消滅しガレ場開始〜沢登り
09:44標高320m程から引き返す
09:57ガレ場を抜け元の道で尾根探し
10:10右の分岐路に入る〜砂防ダム辿り
10:20標高320m程から引き返す
10:27元の道へ
10:55橋を渡り谷間を抜ける
11:05自転車回収
(牛ヶ岱)
11:10牛ヶ岱登山口鳥居〜少し迷う
11:23尾根に取り付く
11:39太平山三吉神社石碑
12:36牛ヶ岱山頂
12:49下山開始
13:11石碑通過
13:27自転車回収
(森越神明社)
13:32牛ヶ岱出発〜森越集落へ
13:43第1鳥居〜階段〜尾根の山道
13:46第2鳥居、社等〜下山
13:53自転車回収
(林道大葛線)
13:56大葛小学校跡地脇より「林道大葛線」に入る
14:45分岐の有る最高地点より下り
15:04倒木潜り〜薮漕ぎ
15:08南から西の眺望有り
15:17林道を抜ける
15:57「比内温泉 ひないの湯」
07:06大館市街地出発
07:25国道103号線へ
07:26国道285号線へ
07:33県道22号線で南下
08:41駐輪し「林道 大指部線」に右折
08:49第1の橋を渡る
08:53第2の橋を渡り谷間へ
09:16左分岐有り
09:25右分岐有り
09:29砂防ダム
09:31道は消滅しガレ場開始〜沢登り
09:44標高320m程から引き返す
09:57ガレ場を抜け元の道で尾根探し
10:10右の分岐路に入る〜砂防ダム辿り
10:20標高320m程から引き返す
10:27元の道へ
10:55橋を渡り谷間を抜ける
11:05自転車回収
(牛ヶ岱)
11:10牛ヶ岱登山口鳥居〜少し迷う
11:23尾根に取り付く
11:39太平山三吉神社石碑
12:36牛ヶ岱山頂
12:49下山開始
13:11石碑通過
13:27自転車回収
(森越神明社)
13:32牛ヶ岱出発〜森越集落へ
13:43第1鳥居〜階段〜尾根の山道
13:46第2鳥居、社等〜下山
13:53自転車回収
(林道大葛線)
13:56大葛小学校跡地脇より「林道大葛線」に入る
14:45分岐の有る最高地点より下り
15:04倒木潜り〜薮漕ぎ
15:08南から西の眺望有り
15:17林道を抜ける
15:57「比内温泉 ひないの湯」
天候 | 曇り〜晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自転車
この頃は悪天候と日程上の不都合が重なって何やかやで前回の山行から3週間も間が空いた。全国各地で猛威を揮った台風や大雨は大館地方にはそれ程大規模な被害を齎した訳ではないが、何にせよ春の梅雨時より秋の長雨の方が性質(たち)が悪い。この日は一応予報では降水確率は低かったので取り敢えず行ってみた。 大館市街地から大町通りを南下して米代川手前の沢山分岐から左折して国道103号線に移り、そこから国道285号線を経由して県道22号線を南下。途中、通学中の比内中学校の生徒達の群れとぶつかってしまったのでややペースを落とす。更にひたすら南下して大葛まで行くと、比内ベニヤマ荘への分岐路の少し手前にタイヤ製の人形が立っているので、そこの「林道 大指部線」と云う標識の立っている短い橋で犀川を渡る。 ここはまだ状態の良い未舗装車道で自転車通行に全く問題は無いのだが、今日のルートは若し上手く行けば周回ルートが取れ、その場合途中で自転車を放棄せねばならなくなるので、最初から自転車は置いて行く。 (牛ヶ岱) 大指部線ルートを断念した後、隣の「栩(とち)沢」沿いの道から小倉山を目指してみようかとも思ったのだが、時間が中途半端になりそうなので、先に牛ヶ岱を片付けることにした。夏に姥ヶ嶽の帰りに様子を窺った際( https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1557762.html )、入口から薮化しているので敬遠していたのだが、そろそろ葉も落ちて多少は登り易くなったのではないだろうかと思ってのこと。 県道22号線を更に南下し、比内ベニヤマ荘や大葛温泉への分岐点へ出ると、正面に見えている山の麓に鳥居が見えるので、そこから入る。 (森越神明社) 県道22号線を戻って北上し、森越集落まで来た所で栩沢沿いの道に入る。栩沢沿いルートの確認をしたかったのだが、既に日は「日没」モードに移行しており、今から南へ向かうとなると、もろに逆光を喰らいそうだ。 思案し乍ら森越集落内を進んで行くと、カーヴ地点の突き当たりに鳥居と階段が有るので、取り敢えず登ってみる。後で郷土博物館の文化財マップ( http://odate-city.jp/museum/wp-content/uploads/cul_bunka_map_hinai_02.pdf )で確認したところ、この神明社も一応「太平山」に分類される様だ。 (林道大葛線) 神明社に寄った後、やはり本日はこれから栩沢ルートを試すのは分が悪いと判断し、帰り支度をすることにする。2〜3ヶ月前だったらまだ時間的余裕が有ると判断してチャレンジしたことだろうが、秋の日は釣瓶落としだ。無理はしないに限る。 森越集落からまた少し南方向へ戻って、大葛小学校跡地の門の傍に、「林道大葛線」の入口が有るので、その道を試してみることにする。民有林の様だが特に立入り禁止表示は出ていない。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
(林道大指部線) 正面に小倉山へ連なる424mピークが見えているが、田んぼに挟まれた道はそれを左から回り込む様に延びている。2つ橋を渡って右へカーヴすると、隣の456mピークとの間の谷間に入り込むので、後はその儘「大指部沢」(地理院地図では「大差部沢」表記)に沿って南下。20分一寸で地図に記載の無い左分岐道有り。谷間へ続く作業道だろうか。更に10分程で右に分岐路有り。これも記載無し。その少し先に涸れた砂防ダムが有り、その50m位先で道は消滅し、滑り易いガレ場が延びている。 この後何とか標高320mまで高度を上げてみたのだが、ずっと谷間の沢登りで、小倉山方面に延びている筈の右徒歩道分岐も見当たらないので、止む無く引き返す。 (この辺は区別困難な谷間が集中している為、作成したルート図は間違っている可能性が高い。地理院地図は不完全だし、航空写真を見ても森に覆われていてさっぱり判らない。) 道が消滅する地点まで戻り、そこから登り方向から見て右手の尾根筋に出られる場所を探す。少し手前の右手にピンクテープが巻かれており、そこから小さな沢が道を横切っていたのだが、良く見ると右に谷間が延びている様に見える(薮が濃くて地形の確認が容易ではない)。とすると、右手に尾根が有るのだろうか………と思ったのだが、道など見当たらない。ここも断念して更に引き返す。 下り方向から見て左手の未舗装車道の分岐に入ってみると、一部が舗装されている谷間を辿る道なのだが、地図には見当たらない不明の砂防ダムが6つか7つは出現する。こちらも標高320m程で行き止まり、引き返す。 後は延々自転車駐輪場所まで歩いて戻るが、ガレ場等を除けば自転車と一緒でも十分通行可能な道だった。 (牛ヶ岱) 夏よりはまだマシになっているが、鳥居の先はいきなり薮。そもそも何処が登山道なのかすら判然としないが、良く見ると左上方に急斜面にへばりつく様にして踏み跡の痕跡が識別出来る為、そこを登る。数m上がると目の前は背丈を超す崖。道は上方に見えている尾根筋を辿っている筈なので、取り付ける箇所を探してうろうろしていると、右手から回り込む踏み跡(単なる崖裾の地形なのか踏み跡なのか紛らわしい。三角点が2つ有る)の先に取り付く箇所が見付かる。 そこから先は急登で、程無くして尾根筋に出る。薮はうるさく、倒木や雑草が道を覆い、踏み跡も不明瞭で断続的。あちこちに先人達の巻いたピンクのテープが残っているので、補完しつつ慎重に進む。正直もっと酷い状態を覚悟していたのだが、我慢して低木の枝を掻き分ければ何とか進めるレヴェル。楓の類いが結構多いが、まだ全く色付いてはいない。後2〜3週間も後に来ていれば、それなりに美しい紅葉が楽しめたかも知れない。途中熊らしき獣の糞を発見。 やがて割と大きな「太平山三吉神社」石碑を通過。そこから更に1時間ばかり、しつこく薮道を確認しつつ登っていると、やがて平坦な箇所に出る。正直何処が山頂なのか確信が持てなかったのだが、有難いことにピンクのテープによる手製の山頂標識が木に巻かれていて、その傍らに三角点が確認出来る。手法や筆跡から、恐らく日詰の中山にも同じ手製標識を巻いて行った方が残して行ってくれたのだろうと判る。2014年にここに登った方の記録( https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-551707.html )を読むと、その時にはこの目印は無かった様なので、ここ3〜4年の間に付けられたものだろう。何方か存じませんが助かりました。 一応尾根を辿って行けばその先へも歩いて行けそうではあるが、眺望は期待出来そうにないし、ここまでの段階で既に道は有って無きが如しなので、冒険はせずここで終了とする。 下山時は更にマーキングを補完しつつ下るが、やはり目印を付けておいて正解だった様だ。 (森越神明社) 沢沿いに割と長目の石段を登って行くと、やがて石段は終了し尾根の山道に。程無く社殿。左手奥に更に鳥居と太平山碑が有り、早口の二子山同様、大きな鉄草鞋が掛けられている。 下りは裏手の未舗装車道から下りてみる。 (うろ憶えなので作成したルート図はアテにせぬよう。) (林道大葛線) 標識は勾配率14%を示している。時々舗装路が混じるが、状態はやや悪いので、上りはずっと押して行く。最初は徐々に高度を上げつつ、大葛小学校跡地を上から眺める道。特筆すべき点は無いが、延々山道をひたすら上る。広葉樹は所々色付き始めているが、まだ紅葉を楽しめる段階ではない。 50分程登って標高が最も高い箇所(439m)に達すると、そこから谷間に分岐道が延びている。地図に記載は無いが、航空写真だとそれっぽい筋が200〜300m先まで延びているのが確認出来る。 そこから先は下りだが、薮や落石が多い。この辺りで生憎とカメラのバッテリーが切れてしまったので、この先の写真は撮れなかった。申し訳無い。標高320m位の所で倒木で道が塞がれていて通れないが、自転車だと何とか下を潜ることが出来る。成る程、整備状態が悪いのは使用されていないからか。そこから標高300〜200m位は酷い薮が続くが、やがて普通の未舗装車道が出現する。300m程の所で南側の山並みが一望出来るスポット有り。 林道を抜けた先は比内町独鈷の県道22号線。後は扇田まで北上し(路上に猫の死骸を見付けた。RIP.)「ひない温泉 比内のゆ」に寄り、ホームセンターで今回残り少なくなったマーキングテープを補充し、後は帰路。 |
その他周辺情報 | (「ひない温泉 比内のゆ」) 入浴料320円。41℃、42℃、43℃と3種類の湯有り。後はサウナと水風呂。水道とシャワーは出し放しに出来ないタイプ。壁等に十和田石が使用されている。 |
写真
感想
(林道大指部線)
周回をアテにして自転車は置いて行ったのだが、結局ガレ場の手前までは自転車と一緒でも通れる道だったので、大分余計な時間を喰ってしまった気もする。地理院地図で車道から徒歩道に変わる先は現時点では存在していないものと見るべきだろう。若干の岩壁以外には取り立てて見所が有る訳でもないので、また来ることは無いだろう。小倉山山頂に至る道は他に後3つ存在しているので、何れまた気が向いたら折を見てチャレンジしてみることにする。
(牛ヶ岱)
正直、覚悟していた程酷い薮ではなかった。柴薮の密度はそう濃くはないので、これなら夏の内に来ていたとしても登れたかも知れない。何れにしろ藪山登りは神経を使うので私は余り好きではない。眺望も無いし。もう少し道が整備されたらまた来ても良いが、この道が最後に整備されたのは何時のことなのだろう。近くの「比内ベニヤマ荘」の営業と併せて整備されていた可能性も考えられるが、だとしたらベニヤマ荘が閉鎖されてから(以前は全く関心が無かったので何時のことかは判らないのだが、少なくとも2015年以前の様だ)一度も整備されていないのではなかろうか。
(林道大葛線)
特にどうと云うことの無いやや荒れた山腹の未舗装車道。紅葉の時期になれば多少は色付くのかも知れないが、この時はまだ時期ではなかった。
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