記録ID: 1622515
全員に公開
ハイキング
東北
秋田県大館市：摩当山(断念)〜比内周回（割沢林道〜大杉沢林道等）
2018年10月21日(日) [日帰り]
秋田県
kmbiketrek
- GPS
- --:--
- 距離
- 21.2km
- 登り
- 625m
- 下り
- 643m
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（摩当山まで）
06:32大館市街地出発
06:40国道7号線から左折し県道102号線へ
06:49右折し引欠川を渡る
07:02農免農道のT字路を右折
07:04桂清水神社に寄る
07:09再出発
07:15左折し割沢林道へ
07:26摩当山トンネル脇に駐輪
07:36Y字分岐で左方面を探る
07:40改めて右の道へ
07:51橋
07:53橋
07:56渡渉点
08:06ヘアピンカーヴで熊（？）が逃げる
08:13『大館トレイルガイド』で紹介していた登山口
（摩当山から国道285号線まで）
08:17登山口からその儘左の道へ進む
08:28 2つ目の尾根で土砂崩れ跡を乗り越える
〜3つ目の尾根を2度半巻く
08:37標高300mより下り〜標高280m辺りで眺望有り
09:32ポール2本先より上り坂
09:44ヘアピンカーヴ
09:53桂沢林道分岐より下り坂
09:59標高280mより若干眺望有り
10:19「大杉沢林道起点」
10:27橋→山腹は右から左に移動
10:37Y字（T字？）分岐左折
10:42橋
10:51左に分岐路有り
10:55国道285号線に突き当たり左折
（国道285号線から）
11:37農道へ左折し北上
12:03八木橋の神社で休憩
12:21再出発
12:27農免農道交差点で左折
13:06左折し割沢林道へ
13:27自転車回収
13:33林道を抜ける
13:39比内前田で左折し北上
13:59左折し県道102号線へ
14:06右折し国道7号線を東進〜帰路
06:32大館市街地出発
06:40国道7号線から左折し県道102号線へ
06:49右折し引欠川を渡る
07:02農免農道のT字路を右折
07:04桂清水神社に寄る
07:09再出発
07:15左折し割沢林道へ
07:26摩当山トンネル脇に駐輪
07:36Y字分岐で左方面を探る
07:40改めて右の道へ
07:51橋
07:53橋
07:56渡渉点
08:06ヘアピンカーヴで熊（？）が逃げる
08:13『大館トレイルガイド』で紹介していた登山口
（摩当山から国道285号線まで）
08:17登山口からその儘左の道へ進む
08:28 2つ目の尾根で土砂崩れ跡を乗り越える
〜3つ目の尾根を2度半巻く
08:37標高300mより下り〜標高280m辺りで眺望有り
09:32ポール2本先より上り坂
09:44ヘアピンカーヴ
09:53桂沢林道分岐より下り坂
09:59標高280mより若干眺望有り
10:19「大杉沢林道起点」
10:27橋→山腹は右から左に移動
10:37Y字（T字？）分岐左折
10:42橋
10:51左に分岐路有り
10:55国道285号線に突き当たり左折
（国道285号線から）
11:37農道へ左折し北上
12:03八木橋の神社で休憩
12:21再出発
12:27農免農道交差点で左折
13:06左折し割沢林道へ
13:27自転車回収
13:33林道を抜ける
13:39比内前田で左折し北上
13:59左折し県道102号線へ
14:06右折し国道7号線を東進〜帰路
| 天候 | 濃霧〜晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自転車
この日は朝から酷い濃霧で、視界は殆ど利かず、どちらを向いても100m程先で全てが白い靄に包まれ、色も形も失ってしまっていた。取り敢えず、何れ晴れると云う予報をアテにして、スピードを出し過ぎないよう慎重に国道7号線を西進し、消防署の有る交差点で左折して県道102号線で南下。米代川を渡り、「市民の森」方向へ道路標識に従って右折して引欠川を渡る。「市民の森」手前の農免農道のT字路に出たら右折。 途中道の脇に「桂清水神社」とやらが見えたので寄ってみる。菅江真澄が言及した「神の水」とやらが有るそうだが、今は飲用に適さないとのことで使用不可になっている。 北西方向に更に進むと、「ハチ公生家」から100mばかり過ぎた辺りで、「割沢林道」の標識の立った左分岐道が有るのでそこへ入る。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
（摩当山） 小さな墓地を過ぎ、田んぼに挟まれた、秋田自動車道と並行に走る未舗装車道で西へ。自動車の反対側へ延びる分岐は、近隣の市町村では唯一の「大子内射撃場」へと通じている（ハンターの減少が問題視されており、大館市議会でも対策が論じられている）。 自動車道の「摩当山トンネル」は2011年貫通だそうだが、その頃私はまだ大館には住んでいなかったし、自動車を持たずこの界隈にも特に用事の無い身としては、お目に掛かるのはこれが初めて。トンネル脇で道は左にカーヴするが、この先は相当な薮道になっている様なので、自転車は適当なスペースに駐輪。案の定、薮、小さな崩落、雨裂、落石等でとても自転車では通れそうもない（自動車は論外）。周囲に広がる斜面を覆う草木は霧の中で見ると実におどろおどろしい。多分ヤマドリか何かだろうと思うが、時々薮の中から羽搏く音が連続して聞こえるのも何やら不気味。 300m程進むとY字分岐が有り、左の道の様子を少し探ってから右の道へ進む。短い不明の橋を2つ渡り、コンクリート製の渡渉点を過ぎる。この辺りからはもう地理院地図には記載が無い。舗装路が時々出現するが直ぐに無くなる。 大体ずっと真っ直ぐな道だが、最初の短いヘアピンカーヴに差し掛かる辺りで、カーヴに挟まれた鞍部から突然ガサガサと薮の中で獣の動く音が聞こえ、音が低い方へ移動して行ったかと思うと、ものの数秒で静かになった。一種独特の音で、大きな筋肉のうねりがその儘目に浮かんで来る様だ。間違い無く大型獣で、カモシカの可能性も無い訳ではないが、カモシカはこんな酷い薮の中を走ったりするものだろうか。カモシカの生態については私は全くの素人だが、何となく熊の方がしっくり来る。熊だとすると、この半年間での「遭遇」事例としては10頭目となる。 やがてまたカーヴを経て『大館トレイルガイド』で摩当山の登山口として紹介しているコンクリート製の渡渉点へ到着。目の前にそれらしき尾根がでんと聳えていて、一応ピンクのテープが巻かれているのを確認は出来たのだが、尾根の周囲には踏み跡など影も形も無い。尾根の麓を右側へ巻く踏み跡が延びている様に見えなくもないが、低木に塞がれて薮化している為、ここを通るとなったら這って行かねばならないだろう。元々期待はしていないかったのでさして落胆もせず、ここであっさり断念。 （割沢林道〜大杉沢林道等〜国道285号線まで） さて摩当山を断念した時点で、登山口の左手にその儘続いている割沢林道の未舗装車道が気になった。摩当山に登れるとは元々期待していなかったので、この日は駄目な場合は近くの薬師森や低山に延びた未舗装車道でも当たってみようと思ってその為の下調べはしていたのだが、こちらの方は全くのノーチェック。前述した様にここはもう地理院地図には記載されていない道なので、行くとなったら完全に目隠し状態で進むことになるのだが、帰宅後にGoogleマップで確認してみたところ、航空写真にはバッチリこの不明道が写っていた。準備不足この上無いが、所詮これは後になって判ったこと。この時は、まぁどうせその辺のピーク辺りで行き止まって終わりだろう、位に軽く考えて、一寸寄ってみる程度の気持ちで先へ進んでみた。それがまさかあんなことになるとは………。 道は山腹を巻く未舗装車道で、幾つもの尾根と鞍部をうねうねと繰り返す。2つ目の尾根を過ぎた辺りで土砂崩れの跡が行く手を塞いでいたが、慎重にやれば乗り越えることは可能（幸いなことに土砂崩れの跡はここだけだった）。3つ目の尾根は二度半巻く。別に狙った訳ではないのだが、丁度紅葉の時期に当たったらしく、色鮮やかな光景がこれでもかと云う位に目に飛び込んで来る（この数日後、紅葉まつり真っ最中の青森県弘前市の弘前公園へ行ったのだが、やはり人の手の入った紅葉並木と比べると、自然の儘に生い茂った紅葉樹林は量は多いが、見栄えがいまいちなことが多い）。最初は尾根の数を数えていたのだが、途中から面倒になって止めてしまった。数十m毎に頻繁に方向転換を繰り返すので、馬鹿正直にコンパスを見ていると却って混乱するので途中から深く考えるのは止めたが、漠然と南の方へ進んでいるらしいことは判った。標高300m位の所から一旦下り坂が始まり、その後は緩いアップダウンの繰り返し。一度標高280m位の所から下界に広がる雲海（笑）が見えた。この頃になると大分晴れては来ていたが、盆地の底の方はまだ層雲が分厚く覆っている様だ。 てっきり先の方で割沢林道の分岐道と合流するのではないかと思っていたのだが、一向に鞍部へ下って行く様子が無いので少し焦り出す。結局、ポールが2本立っている所まで暫く藪漕ぎ。標高180mの辺りだが、沢の音が聞こえる。ここから先は上り道だが比較的路面状態が改善する。車でも通れそうなので、恐らく2本のポールは「これより先車両通行止め」の意味で立てられているのだと思うのだが、残念ながらここより先は針葉樹の層になるので紅葉は少な目になる。あちらを立てればこちらが立たず。 （後で確認したところ、この辺りから先は、地理院地図にも徒歩道＋車道として記載が有る様だ。作成したルート図の内ここまでは大雑把に航空写真と照らし合わせて書いたものなので、細かい点については食い違っている可能性が高い。） ヘアピンカーヴを曲がった所で車が一台駐まっている。これで少なくともこの道が何処か車が通れる所へ通じていることだけは判った。その先を上り切った辺りで左手に「桂沢林道」への分岐が有る。ひょっとしてここを下れば比内前田か何処かに出られるのかも、とは思ったが、この時は「毒を食らわば皿まで」の心境で、この儘直進することにした（後で航空写真で確認したところ、寧ろこれで正解だった様だ。分岐路は500〜600mばかり進んだ先で行き止まりになっている）。そこから300m程先でまた下り坂。その先の標高280m位の所でまた少し眺望が開ける。標高200m位まで下ると「大杉沢林道 起点」の標識有り。狭い橋を渡ると、山腹は右から左側に移動する。Y字（T字？）分岐は左折し（ここもこれで正解だった。右の道は行き止まり）、また橋を渡り、左への分岐道は見送って直進（後で確認したところ、左へ進んでいたら薬師森の脇を抜けて一通方面へ抜けられていただろう。1�卮渉�この先の道を短縮出来ていた筈である。その道の地図はルート開拓の為に予習しておいたのだが、この時はそれがその道だとは気付かなかった）。この辺りになるとそろそろ前方に終点らしきものが見えて来る。 送電線の下を潜って300mも行くとT字路に突き当たる。見覚えの有る道だと思って左に少し進むと、これが何と国道285号線。予定より大分南へ来てしまった。この日は夕方までに帰宅しなければならなかった為、自転車を回収するのが間に合うだろうかと少し焦る。いっそ途中までバスを利用しようかとも思ったのだが、大館市内で唯一営業している「秋北バス」の路線図は非常に分かり難く、基本的に分かる人にしか分からない様になっているので、何処をどう路線が通っているのかさっぱり分からない（最近は以前よりは多少はマシになって来てはいるが、長らく競合相手が居ない所為か、どうも不特定多数に向けての情報発信が不得意と言うか、私が以前窓口まで出向いて要望を出した時の印象から言わせて貰えば、まぁやる気が無い様だ。新規の顧客を開拓する努力をしなければ衰退するのは当たり前だと思うのだが、秋北バスに限らず、基本的に大館の企業は何故か宣伝が下手な所が多い。先代の市長の時代に行政のテコ入れで「バス＆ウォーク」（ https://shuhokubus-gr.co.jp/bw/index.html ）なる絶望的なまでにダサい企画を行った様なのだが、どうにも努力する方向を間違えているとしか思えない。余所ではやっている様な普通の工夫をするだけでも大分違うと思うのだが、新しいことに手を出す柔軟な発想、或いは若さが足りないのか、何故かやらない。公共交通の衰退を地方の必然と嘆く前に、出来ることは色々残されているのではないかと思うのだが。） （国道285号線より） 仕方が無いのでてくてく車道を東へ歩いて、自転車の駐輪場所まで戻ることにする。板戸越トンネルから先を下って、一旦山間部を抜けた辺りの交差点で左折し無心で北上。八木橋の神社（大館文化財マップ http://odate-city.jp/museum/wp-content/uploads/cul_bunka_map_hinai_02.pdf に拠ると天照皇太神宮と唐松神社）で一旦休憩するが、知らずに裏口から入ってしまい、ここでも若干藪漕ぎをする羽目に。この辺りは標高は低いが北西から南に掛けての眺望が得られ、十ノ瀬山や田代三山が見渡せる。 再出発して北を目指し、農免農道の交差点に出た所で左折し北西へ。途中路上に蛇の死骸を見付ける。「市民の森」や「ハチ公生家」を過ぎて再度割沢林道に入るが、朝と違って大分見通しが良い。秋田自動車道の向こう側に在る、近隣の市町村で唯一の「大館大子内射撃場」から、盛んに「パン！パァン！」と銃声が聞こえる。後は自転車を回収し、元来た道を逆走して大館市街地に戻る。何とか時間には間に合った。やれやれだ。 この日は帰宅するまでにまだもうひとつエピソードが控えており、某信号交差点に差し掛かった辺りで、近所の老人ホームを利用している男性老人が派手に鼻血を出して介護員の方に介抱されている現場に出くわす。どうも車道を横断中に転倒したらしく、路上にドバっと血が広がっていた。四点杖を使用していた様子だが、高齢者が多くなるとこうしたトラブルは必然的に多くなる。他の地方も似たり寄ったりだと思うのだが、大館市の人口動態予測（ http://www.city.odate.akita.jp/dcity/kikaku/files/%E5%A4%A7%E9%A4%A8%E5%B8%82%E4%BA%BA%E5%8F%A3%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3.pdf であるとか、http://www.city.odate.akita.jp/dcity/kaigo/files/%E7%AC%AC7%E6%9C%9F%E5%A4%A7%E9%A4%A8%E5%B8%82%E4%BB%8B%E8%AD%B7%E4%BF%9D%E9%99%BA%E4%BA%8B%E6%A5%AD%E8%A8%88%E7%94%BB.pdf )などを読むと、どうも背筋が寒くなるのを禁じ得ない。これは最早静かに進行する大規模災害の様なものだと見做すべきだと思うのだが、どうもピンと来ない人が多いのか、事態の深刻さを理解していない人が多い様に思う。人口爆発ではなく人口爆縮の時代には、従来の発想を180度変えなければならない点が噴出するのは当たり前なのだが、私が目にする大館市民の多くは弥縫策でどうにかなると思っているのか、或いは考えるのを止めてしまっているかの様だ。男性の健康寿命の短さが全国1位の都道府県の住民にしては、些か呑気過ぎるのではないかと思う。 |
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「市民の森」から北西へ向かうと、左手に「桂清水神社」の2つの鳥居が見えて来るので寄ってみる。
菅江真澄の歌「うつし見る月のかつらのかげきよくむすばぬ水も涼しかりけり」。
これが「忠犬ハチ公の生家」らしい。石碑と像が建っている他は普通の住宅に見える。
秋田自動車道と交差する300m程手前まで来たら、左の「割沢林道」に入る。
東北自動車道に沿って進む。右のトンネルを潜った先は「大子内射撃場」に通じている筈。
「摩当山トンネル」手前で道は左に逸れるが、直ぐに悪化する為自転車は置いて行く。
濃霧と薮の所為で、何やら水木しげるの南洋ものの漫画に出て来そうな物凄い光景が広がる。時々ヤマドリか何かが薮の陰でいきなりバタバタと派手な音を立てる（しかも連続）ので、ドキッとする。
10/21 7:33
濃霧と薮の所為で、何やら水木しげるの南洋ものの漫画に出て来そうな物凄い光景が広がる。時々ヤマドリか何かが薮の陰でいきなりバタバタと派手な音を立てる（しかも連続）ので、ドキッとする。
また落石。確かヘアピンカーヴで熊らしき大きな動物が逃げる音を聞いたのがこの前後。
一応目印となるピンクのテープは発見したものの、薮が濃過ぎて何が何やら。尾根の右手の麓に踏み跡と見えなくもないスペースを見付けたが、低木に塞がれていて人が歩くのは無理。
10/21 8:16
一応目印となるピンクのテープは発見したものの、薮が濃過ぎて何が何やら。尾根の右手の麓に踏み跡と見えなくもないスペースを見付けたが、低木に塞がれていて人が歩くのは無理。
この尾根の何処かに以前は踏み跡が有ったのだとは思うが、とても判別出来ない。ここは潔く諦める、
渡渉点の有るヘアピンカーヴから左手には、その儘未舗装車道が延びているので、さして深くも考えずにそちらを探ってみる。薮が鬱陶しい。
10/21 8:19
渡渉点の有るヘアピンカーヴから左手には、その儘未舗装車道が延びているので、さして深くも考えずにそちらを探ってみる。薮が鬱陶しい。
最初の右カーヴ地点。周辺の山並みは少ししか見えない。この時はまさか同じ様なカーヴが数十も続くとは思ってもいなかった。
花には詳しくないのだが、ゴンズイ？ 朝日を受けて輝く様が美事。
こんな感じで、周囲はひたすら鬱陶しい薮だが、見上げれば中途半端に紅葉が煌めいて見える。
凸字型の右カーヴ地点は見上げるとこの様に見える。同じ様なのが何十も繰り返される。
2つ目の尾根を過ぎた所で土砂崩れに前方を塞がれる。注意しつつえっちらおっちら越えると、元の様な道に戻る。
これも水木しげるの南洋ものの漫画に出て来そうな、ヒゲの生えた岩肌。
写真で見て改めて思うが、いや我ながらよくこんな道を歩こうとか思ったね。
彼方の雲海に沈む山並み。何処かは判らないが高山でないのは確か。
めげそうになる薮。こんなのが続いていたら流石に引き返していたが、幸い20m程度で抜けることが出来た。イタドリは直ぐ折れてくれるので楽。
10/21 9:17
めげそうになる薮。こんなのが続いていたら流石に引き返していたが、幸い20m程度で抜けることが出来た。イタドリは直ぐ折れてくれるので楽。
標高180m位で、沢の音が聞こえる辺りに、2本のポールが立っていて、ここから先は薮が大分楽になる。残念なことにここから先は広葉樹より針葉樹が多くなるので、紅葉は徐々に減る。
10/21 9:33
標高180m位で、沢の音が聞こえる辺りに、2本のポールが立っていて、ここから先は薮が大分楽になる。残念なことにここから先は広葉樹より針葉樹が多くなるので、紅葉は徐々に減る。
車の轍がはっきり見える様になる。この後、ヘアピンカーヴの辺りに車が1台駐まっているのに出くわす。この先車の通れる道が延びていると云うことだ。
10/21 9:43
車の轍がはっきり見える様になる。この後、ヘアピンカーヴの辺りに車が1台駐まっているのに出くわす。この先車の通れる道が延びていると云うことだ。
東の方に向かって、「桂沢林道」が下って行く。ひょっとしたら町の方に出られるかも知れないと思い、どうしようか迷ったが、結局真っ直ぐ進むことにした。後で航空写真で確認したところ行き止まりになっている様だったので、それで正解だったのだ。
10/21 9:55
東の方に向かって、「桂沢林道」が下って行く。ひょっとしたら町の方に出られるかも知れないと思い、どうしようか迷ったが、結局真っ直ぐ進むことにした。後で航空写真で確認したところ行き止まりになっている様だったので、それで正解だったのだ。
「林道」の起点だか終点だかを過ぎても、同じ様な道がまだ続く。真新しいタイヤの跡は先程見掛けた車のものだろうか。
舗装車道が見えて来てホッとする。後でこれは国道285号線だと判明。
田んぼの上に架かる橋には「新水沢橋」と。ゲゲッ、水沢の方まで来てしまったのか。現在位置は確認出来たが、自転車回収までが面倒そうだ。
10/21 10:59
田んぼの上に架かる橋には「新水沢橋」と。ゲゲッ、水沢の方まで来てしまったのか。現在位置は確認出来たが、自転車回収までが面倒そうだ。
登山道は無いが『大館トレイルガイド』で紹介されている水沢大平山。
水沢大平山のガードレール。相変わらず手入れは余り行き届いていない様だ。
水沢の100m級の低山。この後「板戸越トンネル」へ上って下って山を抜けたら、十字路で左折し北上。
高い所に在る訳ではないが、田園の彼方に十ノ瀬山等が見えるのが気持ち良い。
霧の中の光景とは一変。射撃場から盛んにパン、パン、と音が響いて来る。
撮影機器：
感想
（摩当山）
地理院地図にも道の記載は無いし、元々登れるとは期待していなかったので、登れずともさして落胆はしていない。山行記録を検索してみると、北秋田市側から登れるルートが幾つか存在してはいるらしいが、今はどうなっていることやら。大館市圏外は今のところ守備範囲外にしておこうと思っているので、この山は現時点では「登頂不可」に分類しておこうと思う。その昔山頂に一等三角点を設置した役人達は、一体どのルートを使ったのだろう。
（大杉沢林道等）
低山を巻く車道なので、基本的に地味。今回は偶々紅葉の時期に当たったが、それ以外の時期だったら見所を見付けるのに困難を覚えたかも知れない（前述した様に2本のポールが通せんぼしている所までは車でも入れるが、紅葉が見られるのは主にその先。薮や土砂が鬱陶しいので、正直歩いていて余り愉快になれる道ではない）。地理院地図は航空写真で確認する限り、幾つか存在する分岐路はどれも行き止まりの様なので、薬師森方面を除いてはルートを回収する気にもなれない。まぁ歩ける道を見付けられたと云う点は何れにせよ収穫ではある。次回からは新規ルートの開拓時には航空写真のチェックを欠かさないようにしよう。
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