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記録ID: 162647
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ハイキング
奥秩父

乾徳山

2012年01月15日(日) [日帰り]
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kosugimaru その他1人
GPS
05:30
距離
9.1km
登り
1,226m
下り
1,199m

コースタイム

登山口(02:30)乾徳山(02:00)登山口(道満山経由)
天候 晴れ・高曇り
過去天気図(気象庁) 2012年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央高速・勝沼ICより国道114号経由で徳和(登山口)
コース状況/
危険箇所等
1/15時点で登山道に積雪殆どなし。頂上直下の岩場あたりから時折凍結する箇所もあるが、スパッツ、アイゼン等が必要になるほどではない。
銀晶水の水場も凍結しておらず、水の補給可能。
氷筍
2012年01月15日 11:15撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
10
1/15 11:15
氷筍
撮影機器:

感想

駐車場脇の徳和川は端が厚く凍っているところもあるが、歩き始めても思ったほど寒くはなかった。
登山道にも殆ど雪はなく所々凍っている程度だが、その氷とて土に覆われて足を滑らせる恐れもない。高曇りのもと、九十九折れの登山道を辿りる。出だしこそ杉林だったが、すぐに落葉松と落葉樹に植生が変わり、路は明るい。関東の冬特有の、パサついた感じの道のりであった。上空ではかなり風があるようで林が鳴っていたが、林間の登山道では額が汗ばむほどだった。1時間ほどで扇平、富士はいうまでもなく、南アルプスもよく見える。ともにあまり雪がついていないようだ。
ここから岩稜交じりの登路となるが、びっくりするようなものを見つけた。氷筍というのだろうか、岩小屋の地面に、ちょうど氷柱が突き刺さったようなものが、何本もたっている。鍾乳洞の石筍と同様に、下から少しずつ生え伸びたのだろうが、天井の岩から水が定常的に滴っているわけではないので、昼間暖められた空気中の水分が岩に触れて液化し、それが少しずつ滴って、このようなものを作ったのだろう。長いもので40-50cmはあったから、どれだけの時間を掛けて出来たのだろうかと考えてしまうが、かといって、当然、年単位であろうはずもなく、ますます驚きの度合いが増す。なんにせよ、初めて見た。そのうちのひとつなど、見ようによってはお地蔵さんのようにも見え、ありがたみさえ感じさせるものだった。
そこから暫くで山頂。吹きっさらしだったが、金峰から奥秩父の山並み、奥多摩の三頭山や御前山まで見通せ、眺望を楽しめた。ついでに岩陰で茶を沸かし、一息。止まると流石に寒いなと思ったら、ハイドレーションのホース内の水も凍りかけていた。これにも少々驚いた。
下りは扇平から道満山経由としたが、こちらも静かでよかった。
下山後は、同行者が薦めてくれた温泉「ほったらかしの湯」に寄る。口コミで有名らしいが、確かに一風変わっているとはいえ、眺めの素晴らしい露天風呂でたいへん気持ちよかった。

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訪問者数:1347人

コメント

氷筍
奇跡的な写真ですね、私も初めて見せてもらったので、思わずコメントしてしまいました。
天井からポタポタ滴ってるのかと思いきや、それも無し。
おっしゃるとおりのシナリヲなんでしょうね、凄い写真をありがとうございました。
2012/1/15 21:44
氷筍
コメントありがとうございます。
見つけたときは、本当に吃驚しました。周りはカラカラに乾いているのに、そんな地面から、あんなのがニョキニョキ生えていたのです。
山は、まったく想像もつかないものを見せてくれますね。
2012/1/15 22:45
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