カンマンボロン-瑞牆山【奥秩父の秘宝カンマンボロンとカラマツの黄葉】
- GPS
- 06:32
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 1,501m
- 下り
- 1,504m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
▽パノラマコース登山口前 ・10台程度駐車可能 ・6時半頃到着時で4台、13時帰着時は満車でした(車道まで溢れていました) ▽みずがき山自然公園 ・80台程度駐車可能 ・13時頃で満車(区画外・路駐で溢れていました) |
コース状況/ 危険箇所等 |
☆道の状況 ※パノラマコースは廃道扱いです。経験者の同行が必要です ※カンマンボロンは風化が進んでいます。にも関わらず登ってしまう方もいるようで、、、ルートの詳細は避けたいと思います ▽パノラマコース入口→カンマンボロン ・マーク、テープは目の届く範囲内にありますが、落ち葉で踏み跡が分かり辛い箇所もありました ・「山と高原地図」には載っていません ・カンマンボロンに近づくと急登が増えます ▽カンマンボロン→瑞牆山 ・マーク、テープは目の届く範囲内にありますが、踏み跡の薄い箇所も多く、安心はできません ・固定ロープを使ったほうがいい箇所も ・倒木多数でルートが更に分かりにくくなっている箇所もありました ・ガレた急登もあるので下りで使うのは避けた方がいいと思います ・富士見平小屋からのルートに合流すると一気に人が増え冷めます ▽瑞牆山→不動滝→林道終点 ・木の根の多い下りで、落ち葉に隠れている箇所が多い。雨後は特に滑りやすい ・ルート不明瞭箇所はありません ▽林道終点→みずがき山自然公園→パノラマコース入口 ・ルートが多数で分かりにくい箇所もありますが、「芝生公園」を目指せばいずれは着きます ☆登山ポスト パノラマコース登山口には見当たりませんでした |
その他周辺情報 | ☆登山後の温泉 ♨増富ラジウム温泉 ・本日は入っていませんが、瑞牆山・金峰山登山の定番です。グリーンシーズン中は非常に混み合うので、早めの下山・入浴が求められます ・みずがき山自然公園で割引券もらえます(820円→770円)。富士見平小屋でももらえたと思います https://www.masutominoyu.com/ ☆飲食店など ▽森のラーメン 高須 ・増富から瑞牆山荘へ、黒森経由で向かう途中に看板あります ・県道から2km、細い道を進んだ先に佇む、山小屋ムード満点のラーメン・ジビエのお店 https://www.google.co.jp/amp/s/s.tabelog.com/yamanashi/A1902/A190201/19006104/top_amp/ ▽みずがきそば処 ・以前立ち寄りましたが、とても美味かった。蕎麦は水が命ですからね。 http://www.yamanashi-kankou.jp/kankou/eat/p3_8349.html ▽塩川ダム ・紅葉の時期は絶景が楽しめます ・ダムカード配布しています http://www.pref.yamanashi.jp/dam-dmskkn/92021224905.html ▽みずがき湖ビジターセンター ・アンドロメダフロートは最高です ・ラジウム星人います http://www.phyton-mori.com/ ▽はちみつ蔵 ぎんのさじ(前日訪問) ・ビーナスライン、車山スキー場のそばにある蜂蜜の専門店 ・宿も兼ねているそうです https://ginsaji.jp/honey.html ▽和田峠 農の駅(前日訪問) ・きのこ汁、きのこ蕎麦など、山の味が楽しめます https://www.nagawa.info/member/926/ |
写真
感想
毎年見たい紅葉・黄葉の一つに、「瑞牆山から流れ出すカラマツの海」があります。
ここだけなら車からでも見ることができるのですが、せっかくなので瑞牆山周回コースをとることにします。
もちろん大混雑・大渋滞必至の富士見平コースは避け、3度目となる廃道のパノラマコースから登り、奥秩父の秘宝「カンマンボロン」も拝むことにします。
カンマンボロンは弘法大師が彫ったと言われている梵字のことで、ミステリーに溢れるここ金峰・瑞牆の山域において、特に謎めいた雰囲気を漂わせるスポットなのです。
近年は簡単に情報が入手できてしまうため、ここカンマンボロンにも多くの人が訪れるようになり、中にはあの梵字に手や足をかけて登ってしまう人もいるそうです、、、驚きです。
そういうこともあり、今回もルートの詳細は割愛させていただきます。
廃道だけあって、一般ルートの合流点までに出会ったのは、クライマー2組5名のみ。
カンマンボロンはもちろんのこと、途中、富士山や南アルプス・八ヶ岳の展望が開ける箇所もあり、「パノラマコース」と言われるだけある見事なコースかと思います。
今後も厳冬期以外は富士見平コースを歩くことはないので、瑞牆山に登る際には定番となりました。
山頂からの展望は相変わらず素晴らしく、お気軽百名山ということも手伝い、ものすごい人で溢れかえっていました。
冠雪した北岳・間ノ岳が特に印象的。
下山はもちろん黒森コース。
不動滝やカラマツの黄葉、紅葉の樹間から垣間見ることのできる岩峰群など、見どころ満載の素敵なコースです。
そして麓のみずがき山自然公園(芝生公園)からの瑞牆岩峰群の眺めといったら、それはもう筆舌に尽くしがたい実に見事な景色です。
こちらも定番となった「森のラーメン 高須」と合わせて、今後も通い続けることになるでしょう。
3年ぶりのカンマンボロンと瑞牆山。
カンマンボロンは約1200年前に弘法大師が刻んだと言われる梵字で、「大日如来・不動明王」という意味があるそう。
風化しつつあるものの、どうやって彫ったのか、またその立地も考えれば考えるほど不思議です。
カンマンボロンの静かなルートから、人気の百名山らしい大賑わいの山頂、見上げる美しい滝や紅葉、そして美味しい森のラーメン。
不思議満載の瑞牆山は、目も心も胃袋も、秋らしい山行になりました。
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