雪山ハイキング 第2弾はいつもの御在所へ
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 897m
- 下り
- 897m
コースタイム
10:40国見峠10:45-11:00第1ケルン-11:20 1等三角点(昼食)12:00-12:05
望湖台12:10-12:30第1ケルン-12:45国見峠-13:50藤内小屋14:10-2:30裏道登山口
天候 | 概ね晴れ 山頂:気温2℃ 風速9m 積雪75cm |
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過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
今日はノーマルタイヤの車でも通行できました。※冬期は積雪・凍結の場合あり ここから裏道登山道まで徒歩約20分 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○登山ポストは裏道登山口の迂回路入り口にあります。 ○裏道は危険な場所はほとんどありません。 ○昨日の雨の影響か藤内小屋まで積雪はほとんどありません。 ○藤内小屋からは安全のためアイゼンを装着しました。(ほとんどの方がここでアイゼンを装着しています) ○藤内壁出合を過ぎたあたりから雪も多くなります。今日は気温が上がった所為かシャーベット状の良く滑る雪でした。 ○山頂稜線はやはり風もあり寒い。冬季は山ガールやロープウエイ観光客も少なく静かです。 ○下山後はグリーンホテルの温泉がお薦め。入湯料650円。 |
写真
感想
土曜日(1/21)の天気では日曜日は曇り。
雨でなければ行くしかないでしょう。と、いつもの御在所へ。
高速から見える鈴鹿の山々は、朝日を受けて白く光り期待感わくわく。
最初は御在所ロープウエイの駐車場に止めて歩こうかと思ったが、今日の天気なら鈴鹿スカイラインのゲートまで行けそうなのでそこまで足を延ばす。
7:40に到着。既に10台以上の車が止まっており皆さんスタンバイ中。ここから登山道までは約20分ほどの林道歩き。いつもは車上から見る景色も歩いて眺めると、また別の景色。大好きな鎌が岳がえらく主張して凛としてそびえている。
裏道からまずは藤内小屋まで足慣らし。新しいワンちゃんがお出迎え。続々と登山客が上がってくる。皆さんヘルメットにピッケル・ザイル持参と本格的。天気も晴れ間が出てきた。アイゼンを装着してスタート。
藤内壁出合まで皆さんと同行したが、ビビりの私にはロッククライミングやアイスクライミングは絶対無理なのでここから私1人一般登山道に。人気の山だけあり踏み跡もしっかりついている。それでも油断していると膝くらいまでズボットはまる。やはり夏道を歩くより時間がかかる。雪道の歩き方をもっと学習しないと無駄な体力を使っているだけの様な気がする。
小屋から1時間半かけて国見峠まで到着。目指す御在所はすぐそこ。少し登ると稜線の向こうに藤原や竜の白い頂きが見えてくる。
頂上公園ではロープウエイで上がってきたファミリーがスキー・そりで遊んでいる。天気がいいので人が多い。噂の氷瀑も見事にできている。
今日のもう一つの目的は山頂から「雪嶺の大三角」を見ること。
雲海の上にそびえる鎌が岳はまさに「雪嶺の大三角」。山口誓子もここからこの景色を眺めて句を詠んだに違いない。
望湖台に向かい雨乞やイブネ方面や藤原・竜方面を眺める。天気がいいので「鈴鹿7マウンテン」全山が見える。少し寒いが綺麗な景色だ。
ここに碑を建てた後輩たちに敬意を表し記念写真を1枚。因みに今月の「岳人」に彼らの部活の様子が掲載されている。
帰りも裏道をピストン。滑りやすいシャーベット状の雪道を慎重かつ軽快に下りる。途中、藤内壁で「ドン」というすごい音とともに雪崩が発生。初めて近くで雪崩を見てそのエネルギーのすごさにビックリ。幸い巻き込まれた人はいないようだったが雪崩の恐ろしさを垣間見た。
藤内小屋には朝と同じく続々とクライマーさん達も到着してくる。そこには何とも言えないのんびりした雰囲気が漂う。下山後の藤内小屋のこの心地よい空間が好きだ。何年か前の大雨からの復旧もこういったクライマー達が支えてきたのだろう。
下山ルートは少しズルして工事現場(日曜日は工事もお休み)を通過するショートカットコースを選択。巨大な砂防ダムを建造中。このダムができるとまた裏道コースの様子も変わってしまうのだろう。
下山後は、いつものグリーンホテルで温泉につかって汗をながして岐路につく。
お天気と綺麗な景色に恵まれ、今日もいい山行だった。
第二弾、御在所岳、拝見しました
冬場、アイスクライミングやロッククライミングする方がいるとはお聞きしましたが、本当に賑やかなのですね。御在所岳の知らない一面を見させていただきました
能郷白山まで見えるなんて、眺望の良い山ですね、私も御岳の眺めに感動しましたが、御在所岳は展望の素晴らしい山ですね
アイゼンが効くと山歩きに自信がついて充実感がありますね、また楽しい山歩きの写真と記録をお待ちしています。
コメント あざーす。
御在所の裏道は初心者コースという方もいますが、ここはロッククライマー達が通る道。かの深田久弥もこのコースと藤内壁を絶賛しています。
特に冬期は一般の登山者も少なく、ヘルメット・ザイル・ハーネス姿の「お主なかなか出来るな」といった島崎三歩みたいな登山者が続々登っています。
私の学生時代の御在所はそういったロッククライマーONLYの世界でした。kyom4さんもまた御在所に登る機会があれば是非次は裏道をご利用ください。昭和の臭いのするどこか懐かしい登山が味わえますよ。
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