黒戸尾根から登る甲斐駒ヶ岳

2018年11月14日(水) 〜 2018年11月15日(木)

• GPS: 15:01
• 距離: 18.3km
• 登り: 2,492m
• 下り: 2,535m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:06
• 休憩: 0:09
• 合計: 6:15

距離 7.8km 登り 1,747m 下り 158m

7:45 尾白川渓谷駐車場
7:51 7:55 竹宇駒ヶ岳神社
9:40 笹の平分岐
11:15 刃渡り
11:32 刀利天狗
12:29 五合目小屋跡
12:34 12:39 屏風小屋跡
14:00 七丈小屋

2日目

• 山行: 7:58
• 休憩: 0:46
• 合計: 8:44

距離 10.6km 登り 763m 下り 2,387m

6:12 宿泊地
7:09 八合目御来迎場
8:16 8:18 駒ヶ岳神社本宮
8:24 8:54 甲斐駒ヶ岳
8:59 9:00 駒ヶ岳神社本宮
9:56 10:01 八合目御来迎場
10:44 10:49 七丈小屋
11:25 屏風小屋跡
11:29 11:31 五合目小屋跡
12:24 刀利天狗
12:39 刃渡り
13:36 13:37 笹の平分岐
14:53 竹宇駒ヶ岳神社
14:56 尾白川渓谷駐車場

天候

1日目：小雪のち晴れ　2日目：晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

尾白渓谷駐車場（無料）を利用
トイレあり

写真

11/14 8:06

尾白渓谷駐車場のトイレ。
新しくてとてもきれいだった。

11/14 8:06

アスファルトの駐車場にも本日は車が少ない。

11/14 8:06

ハイシーズンはとても混みあうそうです。

11/14 8:07

周辺マップです。

11/14 8:07

皇太子殿下の登頂記念碑。

11/14 8:07

登山届提出BOX。

11/14 8:07

駐車場はたいへん広いです。

11/14 8:18

竹宇駒ケ岳人神社へ参拝して登山開始。

11/14 8:19

神社の左奥からいよいよ登山道にはいります。

11/14 8:19

まずは尾白川にかかる吊り橋を渡ります。
定員5名なり。

11/14 8:21

登山口。

11/14 8:21

登山口の案内板。

11/14 8:36

熊が出たぞの案内板。
はちみつを狙ってくるそうな。

11/14 8:37

みつばちの巣のある木。トタン板で穴がふさがれていました。

11/14 8:38

尾白川渓谷のハイキングコースと別れていよいよ本格的な登山道がはじまります。

11/14 9:16

最初のうちは落ち葉を敷き詰めた樹林帯が続きます。

11/14 10:02

横手登山口との分岐点に到着。

11/14 10:13

この周辺は笹の平といわれるだけあって林床にはクマザサがびっしり。

11/14 10:24

八丁登り、駒ケ岳黒心龍神の碑。

11/14 11:42

刃渡りに来ました。

11/14 11:56

コイワカガミでしょうか？

11/14 11:57

刃渡り直後の階段。

11/14 12:06

刀利天狗。

11/14 12:27

黒戸山を巻いていきます。
苔むした登山道。

11/14 12:54

屏風岩。

11/14 13:01

屏風岩の長い梯子。

11/14 13:08

サルオガセが美しい。

11/14 13:20

登山道はロープなのでよく整備されています。

11/14 13:24

天気が回復し始めて木漏れ日がきれいだ。

11/14 13:31

シャクナゲの葉にはうっすらと雪が。

11/14 13:36

古い橋との二重橋、手すりがロープで不安定。
慎重にわたります。

11/14 13:36

青空が見えてきました。

11/14 13:47

鎖場と梯子の連続。

11/14 13:50

七丈小屋の手前は急登が続きます。

11/14 14:20

ようやく七条小屋。
本日はここまで。

11/14 14:57

第二小屋。

11/14 14:58

七丈小屋から30m、第二小屋手前のトイレ。

11/14 15:00

受付。

11/14 15:01

七丈小屋の案内板。

11/14 15:05

七丈小屋の中。

11/14 15:05

ストーブがたかれていてあったかい。

11/14 15:14

地酒などたくさんの品物がありました。

11/14 17:28

今晩は自炊。七丈小屋の小屋食カレーのいい香りをかぎながら、定番のチャルメラちゃんぽん麵。もやしはたっぷり入れます。

11/14 19:31

この夜は星空がきれいでした。

11/15 5:23

朝食は今回買い替えたロースターでトースト、バナナ、グラノーラ。写真はあまり見た目がよくなかった。
けどうまい。

11/15 6:35

翌朝は6時ころ出発。
第二小屋の脇を登っていくとテン場、三段のテン場は地面も平らにならされなかなか快適そう。

11/15 7:04

日が昇り始めました。

11/15 7:26

八合目御来迎場の倒壊した鳥居が痛々しい。
御来迎とはブロッケン現象のことだそうだ。

11/15 7:36

昭和60年、結婚記念と上原ご夫妻の鎖が、こんなやり方もあるんですね。

11/15 7:36

助かります。この鎖。

11/15 7:51

段差のある岩場、小柄な方はたいへんでしょう。

11/15 8:02

2本の剣のモニュメントの向こうに富士山。

11/15 8:15

雪の上にフィールドサイン。
狐かなにかの足跡がくっきり。

11/15 8:15

日陰で雪がたまっています。
登りはアイゼンなしで登りましたが、さすがに下りは怖かったのでアイゼンを付けました。

11/15 8:36

駒ケ岳神社本社。

11/15 8:45

甲斐駒ヶ岳登頂。
久方ぶりの晴天の頂上を満喫。

11/15 8:48

こんなに天気がいいのに頂上には私と昨晩七丈小屋でご一緒させいただいた川崎からのお兄さんと二人だけ。

11/15 8:49

しばし山座同定をたのしみます。

11/15 8:49

仙丈沢カールに雪が積もっています。

11/15 8:49

中央アルプス方面。

11/15 8:49

こちらは北アルプス。

11/15 8:49

11/15 8:50

八ヶ岳。

11/15 9:01

頂上の祠。

11/15 9:05

摩利支天。

11/15 10:38

下山途中、こんなに天気がいいのにライチョウ。
すっかり白い冬毛です。

11/15 11:00

坊主山の迫力ある断崖。

11/15 11:06

七丈小屋にもどってきました。
今日は天気がいいので前小屋番さんが建物の補修をしています。
ご苦労様です。

11/15 11:47

登山道のところどころに霜柱が。

11/15 11:50

五合目小屋跡。

11/15 12:55

刃渡りに戻ってきました。

11/15 12:56

鳳凰三山、地蔵岳のオベリスクもちょこっとかわいく見えます。

11/15 13:09

大岩をかかえこむ木。

11/15 15:11

疲れました。
ようやく吊り橋。

11/15 15:18

駐車場にもどると「おじろ」の売店が開いていました。

撮影機器：

E-PL7 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

monky

ヤマレコを黒戸尾根で検索すると日帰り山行が多いのに驚かされます。
今回、私はは七丈小屋を利用し一泊二日のゆったりした行程を選択しました。
3時までの小屋着ぐらいの想定でしたので、ゆっくりのんびりと、鎖場や梯子が多く変化のある登山道を楽しみながら登ることができました。

登山道は手がかりのロープも新しく、危険個所もたいへんよく整備されているので安心して歩けました。ただ樹林帯は落ち葉が多く、登山道がはっきりしないところもあり、注意していないと目印の赤テープを見逃してしまう恐れもあります。

今年は雪が遅いようですが、七丈小屋から上は日陰に雪がのこっています。
アイゼンまたチェーンスパイクが必携でしょう。

この日の小屋泊は2名のみで、ひじょうに快適に過ごさせていただきました。
この時期、暖房費800円がプラスになりますがストーブの暖房はありがたいです。

黒戸尾根からの甲斐駒ヶ岳ははじめてでしたが、また別な時期にもチャレンジしてみたくなる魅力的な登山道でした。