記録ID: 1664777
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ハイキング
東北
秋田県大館市：長瀞〜蛭沢周回（林道蛭沢線、萱刈山経由）
2018年11月28日(水) [日帰り]
kmbiketrek
- GPS
- 48:00
- 距離
- 23.9km
- 登り
- 1,033m
- 下り
- 988m
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標高グラフを拡大コースタイム
（水分神社）
07:31大館市街地出発
07:48国道7号線から長瀞へ右折
07:53水分神社
07:56社
08:01自転車回収〜未舗装車道へ
（長瀞〜林道蛭沢線〜保滝沢）
08:09左右分岐有
08:12「林道高山下線 終点」
08:14左右分岐有〜沢沿いの道に
08:30左カーヴ〜カーヴの連続
08:52「林道蛭沢線 起点」より下り
09:00ヘアピンカーヴを左に
09:07保滝沢
（保滝沢〜萱刈山）
09:15不明T字路を左へ〜間違いと判り引き返す
09:32不明T字路を改めて右へ
09:24Y字路を左へ〜ヘアピンカーヴ
09:45不明分岐有第2ヘアピンカーヴ
09:59採石／砕石場眺望〜十ノ瀬山眺望（南→北へ）
10:13標高250mより下り
10:19山腹は左から右へ
10:29山間より下り
10:40「花岡越街道」T字路を左へ
10:45Y字路を右へ（歴史街道入口）
11:14萱刈山登山口〜登山開始
（萱刈山）
11:23ベンチ通過
11:38山頂
11:49下山開始
12:03自転車回収〜道の先へ
（萱刈山〜蛭沢）
12:45分岐有
13:38工事現場通過〜T字路左折
（蛭沢稲荷神社）
13:43蛭沢稲荷神社へ寄る
13:49自転車回収
14:18県道68号線から国道7号線へ〜帰路
07:31大館市街地出発
07:48国道7号線から長瀞へ右折
07:53水分神社
07:56社
08:01自転車回収〜未舗装車道へ
（長瀞〜林道蛭沢線〜保滝沢）
08:09左右分岐有
08:12「林道高山下線 終点」
08:14左右分岐有〜沢沿いの道に
08:30左カーヴ〜カーヴの連続
08:52「林道蛭沢線 起点」より下り
09:00ヘアピンカーヴを左に
09:07保滝沢
（保滝沢〜萱刈山）
09:15不明T字路を左へ〜間違いと判り引き返す
09:32不明T字路を改めて右へ
09:24Y字路を左へ〜ヘアピンカーヴ
09:45不明分岐有第2ヘアピンカーヴ
09:59採石／砕石場眺望〜十ノ瀬山眺望（南→北へ）
10:13標高250mより下り
10:19山腹は左から右へ
10:29山間より下り
10:40「花岡越街道」T字路を左へ
10:45Y字路を右へ（歴史街道入口）
11:14萱刈山登山口〜登山開始
（萱刈山）
11:23ベンチ通過
11:38山頂
11:49下山開始
12:03自転車回収〜道の先へ
（萱刈山〜蛭沢）
12:45分岐有
13:38工事現場通過〜T字路左折
（蛭沢稲荷神社）
13:43蛭沢稲荷神社へ寄る
13:49自転車回収
14:18県道68号線から国道7号線へ〜帰路
| 天候 | 曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自転車
この日は太陽は出ていなかったが、眺望が得られるとは期待していなかったので行くことにする。雨も降ったが、時々小雨が数秒続く程度だったので問題無かった。それでも朝は少し暗過ぎる気がしたので、やや遅い時間に出発。国道7号線を西進し、米代川を渡った先で看板に従って長瀞温泉方面に右折。奥羽本線の踏切を渡って200m程進んだ先の分岐は右の温泉方面には向かわず直進。十字路も無視してその儘直進すると、水分神社の鳥居が見えて来る。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
（水分神社） 民家に挟まれた狭い階段は途中で一度切れ、第2鳥居でまた出現。社までは直ぐだが、その左手にもうひとつ、地図に記載の無い分岐道が延びている。 （長瀞〜林道蛭沢線〜保滝沢） 水分神社を出てその先の未舗装車道に入る。この先はずっと自転車は押したり乗ったりを繰り返す。200m弱先で、右手から長瀞方面から延びる道が合流して来る。そこから300mばかり先で左右に分岐道有り。更に進むと左の道は標識から「林道高山下線 終点」であると判明。その先にもまた左右に分岐が有り、地図の記載が不十分なのでやや不安だったが、取り敢えずその儘直進。これで正解だった様だ。雑草の丈が高い所為か空が薄暗い所為か、どうも薄気味が悪い。やがて地図に記載の無い小さな沢沿いの道に成り、左に大きくカーヴ。そこから先はカーヴの連続で、時々ささやかな眺望が得られる。路上に2種類の獣の糞を発見。やがて「林道蛭沢線 起点」の標識が。ここまでは上りだったが、これより先は下り。ヘアピンカーヴで左に曲がり、やがて保滝沢集落に出る（その途中で不法投棄された粗大ゴミを見付けたのだが、これは市に報告し忘れている内に、とある事情で証拠写真が使えない状態になってしまった）。 （保滝沢〜萱刈山） 保滝沢に出たら右折して北東方向へ進む。右手から沼館方面からの分岐道が合流して来ている筈なのだが、どうもこれは薮化しているらしい。前回萱刈山に行った際に沼館方面から保滝沢へ通じる道を試してみたのだが、これも途中で薮化していて通れなかった。因みにこの道は地理院地図には記載されておらず、Googleマップにだけ記載されていた道なのだが、何時の間にか記載は削除されてしまった様だ。 不明のT字路が有り、取り敢えず山に近い方は左かなと思って進んでみたのだが、少し上ってヘアピンカーヴを左に曲がるとその先は下り。気が付くと集落の方へ戻っている様だったので引き返す。改めてT字路から右の道へ。そこから100mばかり先のY字路は左へ（右は大山方面。地図には記載が無いが、多少薮漕ぎをして渡渉すれば工事用の道を通って大山に登れる）。そこから先は上りで、ヘアピンカーヴに。砂防ダムが幾つも続く。不明の分岐の有る所で第2のヘアピンカーヴ。ガードレールが設けられた辺り（標高約200m）からは、南西方向に大きな採石／砕石場が見える。この採石／砕石場は市街地の方向からは見えず、私も間近で見たのは大山から大迷走した時（ https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1540599.html ）だけなのだが、猛烈な砂塵が吹きすさぶ中で巨大な機械がガッコンガッコン動いて石を砕いたりしている様は、何やら妙に空恐ろしい印象を受けるものだった。それをこうして遠くから見ると、どうも「地獄」の概念を連想せずにはいられない。生身の人間を超越した力が山を削って大地の形を作り変えている光景は、永劫の劫罰の大量生産工場を思わせるのだ。 その先で南から北へ大きく方向転換するが、左に十ノ瀬山が時々見える（直線距離で6〜7�劼髪召辰燭箸海蹐�）。やがて山腹は右から左側へ移る。標高250m位の所から下りになり、山腹はまた左から右へ移る。コの字カーヴから先は少し上り、鞍部を抜けて下り、やがて「花岡越街道」なる看板の立つT字路に行き当たる。 右手にはやや薮化した道が延びているのだが、この「花岡越街道」なる道については他に情報が無く、何処へ通じている何の為の道なのか判らない。地理院地図では300〜400mばかり先まで徒歩道が延びているが、谷間で消失している。多少気にはなるが先を急ぐので、今回はスルーすることにして左へ。 左から延びて来る山田集落からの道と合流する地点の近くには池が有る。案内看板の立っているY字路を右へ進むのだが、その先は時々眺望の有る未舗装車道。 萱刈山が近くなって来ると伐採用だろう、ユンボが停まっているのが見えて来る。材木置き場から大山が見えるので写真を撮っていると、近くで木を切っていた男性に声を掛けられ、熊や鉄砲撃ちに気を付けるようにとの注意を頂いた。どうも春に萱刈山を訪れた時に道を教えてくれたのと同じ方らしい。萱刈山登山口付近には他にも伐採用の作業道が延びており、初めて来ていたら混乱していたかも知れない。 （萱刈山） 萱刈山の登山道は、登山口看板の先。春に来た時よりはずっと進み易いのだが、これは刈り払いが為された訳ではなく、単に秋になって枝葉が落ちたかららしい。短時間で登れるが、柴薮がうるさく、踏み跡は所々消えるのでマーキングテープを使用。途中に設けられたベンチは腐食してはいるが一応丈夫そうだ。山頂直下は特に柴薮が濃くなり不快。山頂も薮だらけ。360°の眺望は確かに楽しいが、物見台はどれも腐食していて、落ち着いて腰を下ろせる場所が無い（腰を下ろせたとしても薮の壁の中に沈み込むことになる）。 下山時、山頂付近ではやはりマーキングテープを使用しておいて良かったと実感。短い登山道なのだが前回迷ったのは、薮の中では簡単に方向を見失うからだ。こうした場合、コンパスは殆ど役には立たない。 （萱刈山〜蛭沢） 萱刈山下山後、北側へ続く道を下る。その先の道はグリーンタフの岩壁が多く、全体的に余りパッとしない今回のこの道中では、個人的には最も楽しい箇所。その先はひたすら上ったり下ったりを繰り返し、余りにカーヴが多いのでその内地図を見ること止めてしまった。こう頻繁に方向転換しているとコンパスを見るのも馬鹿らしくなる。やがて左に茂屋方山に通じる分岐が出て来るが、分岐らしい分岐はここだけ。 そしてようやっと山間を抜けてそろそろ終点かな？と云う辺りで、工事現場に行き当たる。トラックの脇が辛うじて抜けられそうなのでそろそろと通過（若し私が自転車ではなく自動車かバイクで来ていたら立ち往生していただろう）。振り返って見てみると、どうも立入禁止になっていたらしい。と云うことは、若し今回私が長瀞方面からではなく蛭沢方面からこの道に入ろうとしていたら、入り口で諦めなければならなかっただろう。 その先のT字路は左折。 （蛭沢稲荷神社） 蛭沢の稲荷神社（ http://akita-jinjacho.sakura.ne.jp/tatsujin_etc/kennsaku/oodate/76_hirusawa_inari.html／https://blogs.yahoo.co.jp/sadisticyuki10/15571800.html ）に寄り道。狛犬はちゃんと狐だ。階段は木製で、途中の切株は苔生していて脆く、白い不思議な石が幾つか並んでいる。 （この辺りのルート図は間違っている可能性が高い。） 帰路では長瀞温泉に寄る予定だったのだが、時間的余裕が無かったのでその儘帰宅した。 |
写真
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大館中心市街地から国道7号線で西進。長瀞温泉の看板で右折して直進。
左手に、地図に記載の無い道。多分赤石沢の沼の方にでも下りて行くのではないだろうか。
左右に分岐有り。地図の記載が不十分なのでやや不安だったが、取り敢えずその儘直進。
雑草の所為か天気の所為か、足下は濡れた枯葉でぐちゃぐちゃだし、どうも薄気味が悪い。
小さな丘の手前に、何やら分岐路に見えなくもない箇所が（だが直ぐ笹薮で行き止まっている）。
この狭い谷間を保滝沢から花岡方面に抜けられる道が多分延びていたのだろうが、今はこの有様。
山の中へ入って行くと思いきや、ヘアピンカーヴを左に曲がって下り坂。何時の間にか保滝沢集落の方へ向かっている。道を間違えたらしいので引き返す。
11/28 9:23
山の中へ入って行くと思いきや、ヘアピンカーヴを左に曲がって下り坂。何時の間にか保滝沢集落の方へ向かっている。道を間違えたらしいので引き返す。
T字路まで引き返し、改めて北東方向へ進む。前方に大山が見える。
勾配率14％だそうで。ええ、あたしゃ自転車下りて押して歩きますけどね。
今までとは反対の北側の眺望が開ける。ちょこんと頭だけ出しているのが萱刈山かな？
「花岡越街道入口」なるものは、地理院地図には数百mばかりそれらしき記述が有るのだが、薮化していそうな予感もする。今回は先を急ぐのでスルー。
11/28 10:41
「花岡越街道入口」なるものは、地理院地図には数百mばかりそれらしき記述が有るのだが、薮化していそうな予感もする。今回は先を急ぐのでスルー。
伐採作業をしている。前回来た時にも会った作業員の方に声を掛けられる。
右斜め上に向かって踏み跡が延びているのが確認出来る。これでも夏季に比べると雑草がしおれている分大分見通しが良くなっているのだ。
11/28 11:14
右斜め上に向かって踏み跡が延びているのが確認出来る。これでも夏季に比べると雑草がしおれている分大分見通しが良くなっているのだ。
「あと300m」の標識。前回より見通しは良いが、刈り払いが為されている訳ではなく、雑草が冬になってしおれているだけ。
山頂はこんな感じ。道が見えないのでマーキングテープを巻いておく。
物見台（と云うか棒っ切れ）に登ってみると、多少見晴らしが良くなる。
下山時はこんな状態から元の道を探さねばならないので、マーキングテープを使っておいて良かった。
カーヴが余りに多いので、周囲の低山はもうどれがどれやら判別出来ない。
田代岳でも見えてくれば方角が掴み易いのだが、生憎この日は見通しがそこまで良くなかった。
もうどの辺を走っているのかさっぱり分からない。地図を追うのは無理。
そろそろ終点？と云う所で工事現場に行き当たる。道が重機で塞がれているが、こちらは自転車なので脇を擦り抜けて通らせて貰う。
振り返り。あらら、立入禁止だったのね。今回逆向きでスタートしていたら、出発して直ぐ終了しなければならなかったろう。
感想
（林道蛭沢線等）
正直に言って距離が長い割りに大して魅力の有る道でもない。基本的に車道なので歩きだと単調に感じる。眺望は多少得られるが何れも近くの低山ばかり。採石／砕石場を遠くから見られるのは恐らくこの道だけではないかと思うが、その為だけにわざわざ何�劼睛茲燭い�と言われると微妙（保滝沢集落からだと1�匐�程度だが）。十ノ瀬山は別にここからでなくとも色々な所から見られるので有難味は無い。萱刈山の北側に広がるグリーンタフの岩壁は、私はまぁ面白いと思うが、他の人はどうだろう。ひたすら杉林の低山を歩いてみたい人向けだろうか。
（萱刈山）
とにかく今は全く整備されていない様なので、薮がどうにかなるまではまた来たくはない（特に夏は）。360°の眺望が得られると言っても薮の壁に囲まれていては余り楽しむ気分には成れないし、そもそも登山口に辿り着くまでが大変。ゆっくり行動しても30分も掛からずに登れてしまう山なので、男神山や比内の薬師森等の様な「手軽に登れる（だが挑戦し甲斐の有る）山」に分類したいところだが、上記の様な理由で、「登ろうと思えば何とか登れないことは無い山」に分類しておこうかと思う。
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