記録ID: 1676697
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雪山ハイキング
東北
秋田県大館市：西の又林道（撤退）、中山太平山、男神山〜送電線巡視路
2018年12月14日(金) [日帰り]
kmbiketrek
- GPS
- 16:00
- 距離
- 3.3km
- 登り
- 355m
- 下り
- 352m
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（西の又林道）
07:46大館市街地出発
08:47白沢通過
09:13チェーン修理
09:18再出発
09:40松原通過
09:49長走手前で引き返す
（中山太平山）
10:20白沢右折
10:30中山太平山登山口〜途中から道を間違える
10:45山頂〜鳥居の先の登山道から下山
10:51元の道と合流
10:56自転車回収
（男神山〜送電線巡視路）
11:10清水川右折
11:17送電線巡視路標識脇に自転車駐輪し登山口へ
11:27 No.68鉄塔通過
11:30 T字路を右折〜NHK鉄塔脇通過
11:55下って登り返す
12:03山頂
12:32下山開始
12:35登り返し
12:45 T字路を右折
12:49第1谷底〜第2谷底から登り返し
12:56十字路×2
13:03 No.69鉄塔下
13:11下山開始
13:21 T字路に戻り男神山登山道と合流
13:26自転車回収
13:35清水川左折
13:41中羽立左折
13:47白沢右折〜国道7号線南下
14:13「釈迦内温泉 泉湯」
07:46大館市街地出発
08:47白沢通過
09:13チェーン修理
09:18再出発
09:40松原通過
09:49長走手前で引き返す
（中山太平山）
10:20白沢右折
10:30中山太平山登山口〜途中から道を間違える
10:45山頂〜鳥居の先の登山道から下山
10:51元の道と合流
10:56自転車回収
（男神山〜送電線巡視路）
11:10清水川右折
11:17送電線巡視路標識脇に自転車駐輪し登山口へ
11:27 No.68鉄塔通過
11:30 T字路を右折〜NHK鉄塔脇通過
11:55下って登り返す
12:03山頂
12:32下山開始
12:35登り返し
12:45 T字路を右折
12:49第1谷底〜第2谷底から登り返し
12:56十字路×2
13:03 No.69鉄塔下
13:11下山開始
13:21 T字路に戻り男神山登山道と合流
13:26自転車回収
13:35清水川左折
13:41中羽立左折
13:47白沢右折〜国道7号線南下
14:13「釈迦内温泉 泉湯」
| 天候 | 小雪〜曇り〜時々晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自転車
この頃になると市街地でも積雪が数�僂鯆兇┿呂瓠⊆�転車で移動するのも次第にしんどくなって来る。この日は予報では雪と出ている所も有ったが、昼頃には陽が出て来るとしている予報も有ったので、積雪時のサイクリング&トレッキングの具合の確認も含めて出掛けることに。西の又林道は恐らく現在稼働中の車道であろうから、新規開拓ルートとしてはハードルが低い方だ。 家を出て直ぐ坂道でカーヴするのだが、そこで一度転倒。私の自転車はセミファットバイクなので普通の自転車よりは転倒し難いのだが、アイスバーンの坂道での横滑りには抵抗出来ない様だ。気を取り直して先ずは国道7号線を北上。湿り雪が数�兩僂發辰討い徳�り難い。平地を走っていても緩い坂道を上っている様だ。但し普通の自転車の轍も何本か見掛けたのだが、その倍は有るセミファットバイクの轍はそれらに比べると明らかに浅いのが見て取れる。市街中心地から離れて標高がじりじり上がって行くと、次第に積雪量が多くなって行き、北陽中学校の有る辺りからは到頭押して歩くことが多くなる。無雪時には漕がなくとも楽に進めていた様な下り坂であっても、漕いでも一向に進まなくなってしまうのだ。 足首まで雪で埋まる寺ノ沢の辺りで、自転車のチェーンが外れているのを発見。この自転車を使用し始めてからこんなトラブルは初めてなので少し焦るが、ガチャガチャ色々試している内に何とか元に戻すことに成功。こう云う時はギアの無いシングルスピードのものに乗っていて良かったと思う（が、チェーンのトラブルはこの後深刻化して、後日ちゃんとした対応を迫られることになる。この辺りは私の知識と経験の不足を反省せねばならない）。 松原の辺りからは分離された歩道が左側から右へ移るので移動するが、カーヴを曲がった先は更に雪の量が多くなり、タイヤの半分までもが重く湿った雪の中に埋もれてしまう。目指す長走までは後数百mと云ったところだったのだが、この分ではどうせ林道の方もまともに進めそうにはないだろうから、ここで断念することにして引き返す。セミファットバイクは普通の自転車に比べると雪道を走り易いのは事実だが、限度は有るのだ（自転車の弁護の為に付け加えておくが、タイヤの半分が重く湿った雪に埋もれてしまう道を自動車で走ることが出来るかどうか、一寸想像してみて欲しい）。 積雪時の車道と歩道の余りの落差にはうんざりする。歩道が分離されている様な道は車の交通量も多いことが多いので、事故を避ける為にも成る可く歩道を行くことにしているのだが、歩道は基本的に全く除雪がされていない上、歩行者も非常に少ないので踏み固められている箇所も少ない。人間の日常生活に於ける最も基本的な運動は歩行だが、公共交通が発達している大都市圏と違って車依存に陥った地方の社会では、人々は一寸した移動にも歩かずに車を使う。従って運動量も減る。従ってそれだけ健康にも宜しくない。「健康的な田舎暮らし」のイメージはこの点では完全に虚像だ。都会者の方が余程身体を動かしている。この点を改善するには「だって車を使わないと何処へも行けないんだから車を使うのは仕方無いし当たり前」と云う人々の思い込みを先ず改める必要が有るのだが、これが仲々容易ではない。人々が「常識」と思い込んでいるものに対して異議を唱えるのは、私の様なはみ出し者の義務と心得るのでここにこうして改めて指摘する次第だが、どの地方であっても、そこで暮らしているのは車ではない、生身の人間だ。人間の身体を基準にしないあらゆる都市計画は、基本的に持続性が無いものと心得るべきだ。そして持続性の無い住環境を次世代に押し付けるのは、無責任な人間のやることだ。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
（中山太平山） さて松原から振り返った所で目の前に見えて来るのは男神山の綺麗な二等辺三角形の姿。今日はここから白沢方面の山に目標を切り替えることにする。 国道7号線を南へ戻って、白沢で右折。矢立小学校を通り過ぎた辺りで道の右側に目立つ鉄塔が建っているので、そこに駐輪。鉄塔を囲むフェンスの脇にちょこんと「中羽立 中山太平山入口」の看板が立っている。 フェンス沿いに道を下ると、直ぐに池に出る。左側から合流して来る道は、前回（ https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1541184.html ）来た時には雑草に覆われていて通れなかったのだが、秋に雑草が枯れた所為だろうか、今回は通れそうに見える。堤防の右側に広がる池は一面氷に覆われているが、氷はそれ程厚くはなさそうだ。間違ってもここで小学生がスケート遊びをすることは無さそうだ。 堤防を過ぎて短い橋を渡ると、一見道は正面の尾根を挟んで左右に分かれる様に見えるが、尾根を良く見ると登山口の看板が立っている。登山道はそこに取り付いて尾根筋を辿る道。後は池や周囲の山並みを堪能し乍ら普通に登れば良い。伐採用の重機が入った跡が幾つか残っているが無視。前回の過ちを踏まえて分岐を探し乍ら進んだのだが、今回もまた見過ごしてしまったらしく、山頂を通り過ぎて北側の山腹に回り込んでしまい、少し下る。重機の跡に入り込んでしまった様だが、前回と違って伐採された木々は綺麗に片付けられている。鞍部には隣の小ピークへ続く道が延びているのが確認出来る。裏側から登り返して山頂へ。小動物の足跡が山頂まで案内をしてくれ、石碑と鳥居と標高154mのささやかだが開放感の有る眺望が迎えてくれる。 下山時は鳥居の先に続く道を下る。途中で元の道と合流するが、分岐点が非常に判り難いのでマーキングテープを巻いておく。 （男神山〜送電線巡視路） 中山太平山下山後、元の道を更に北上し、タイヤ人形の立っている中羽立のT字路で右折。目前に直ぐ見えて来る二等辺三角形が男神山なので、それを目指して北上する。麓に見えている鳥居が登山口なので確認し乍ら進む。畑を通り過ぎて住宅地が始まると直ぐに、清水川のバス停が見えるのでそこで右に折れ、粕田川を渡る。その先は雪が積もっているので自転車は降りて押す。右折して田んぼに沿って南下し、送電線巡視路標識設置箇所に駐輪して左折すると、山の麓に登山口看板が見えて来る。 登山口看板から折り返して鳥居、社、石が3つ祀られている祠を通過する。ここで少し霰に降られる。小動物の足跡を発見し、雑木の回廊を進み、No.68鉄塔下を通過し、T字路を右へ（左の直進路は次の送電線へ続く道）。後は略直登でのきつい坂で、NHKの電波塔脇を通過し、一度下って登り返し、やがて山頂へ。積雪には大して悩まされずに済んだ。 標高340m。山頂からは北〜東〜南が大きく開け、トンビが更に高い空を舞っているのが見える。 下山時はT字路で右に曲がって次の送電線まで行ってみる。地図には記載されていないので現場の視認情報が頼り。急な下りには階段が設けられているが、頭上が杉林に覆われていないので割と雪が深いので足元が確認し難い。最初の谷底には木々が積み重なっていて踏み抜きに注意が必要。少し盛り上がった箇所を過ぎて次の谷底に着くと、道は左に折れて正面の山の斜面を巻く登りに成る。十字路に行き当たるのでそこを直進すると道は左に折れて直ぐに薮化するので引き返す。どうやら伐採用の作業道か何かが横切っているので真っ直ぐ登る道が途中でブツ切られているらしく、道が復活するまで攀じ登らなければならないらしい。その後もまた十字路が出て来るが、ここもまた階段が破損していて攀じ登らなければならない。やがてNo.69鉄塔に出る。送電線に沿って前後に狭い眺望が開ける。 |
| その他周辺情報 | （「釈迦内温泉 泉湯」） 男神山下山後は、国道7号線近くの釈迦内温泉へ、入浴料300円。内湯、露天の風呂と水風呂。露天風呂は岩風呂風で、人為的なデザインに因るものではないランダムさを楽しめる。岩の配置が人の意匠に因るものであることには違いは無いが、岩そのものには使用目的は内在していないのだ。デザインならざるデザインが一寸したカオスを生み出し、それが予期せざる付加価値を生む。微妙に関節を外すことによって、使用者の能動性が励起され、それがささやかな自由を齎すのだ。 露天風呂は快適だが、そこから常時喪失される熱エネルギーの大きさに思いに馳せざるを得ない。大館市内には20近くもの温泉が有るが、そのどれひとつとして温泉発電を行っていると云う話は聞かない。全くとんでもない浪費だ。大館市の地域経済循環率は2013年の時点では9割を超えており、秋田県内では大いに健闘している方ではあるのだが、それでもまだ1割近い穴がバケツの底に空いていることには変わりは無い。少しでも地消地産（地産地消の逆）率を高めて地域経済の自立を促すのは官でも民でも地域の持続性を高める為の王道だと思うのだが、どうやら現時点ではその力を持っている人々と、そうした発想を持っている人々との間には繋がりは発生していない様なのが残念でならない。東北電力は再生可能エネルギー開発に対しては積極的に協力する姿勢を見せているとは聞くが、他方で原発で大コケした東京電力が東北電力に手を伸ばすかも、などと云う碌でもない噂も耳にするし、再生可能エネルギーを否定的・消極的なものとして描きたがる原発プロパガンダは今だ健在だ。電力に関して大館市が昭和期の発想から抜け出せるのはまだ先の話かも知れない。 |
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先ずは国道7号線を北上。私の乗っている3インチタイヤのセミファットバイクの轍は、普通の自転車と比べて若干浅いのが確認出来る。
こんな感じで、車道と歩道の格差が酷い。除雪もされていないし、歩行者も居ないので踏み跡すら殆ど無い。
どんどん雪が深くなる。自転車のチェーンが外れているのを発見し、何とか直す。
長走まで後数百mだったが、どうせ林道もまともに進めそうにないだろうから、今回はここで撤退することにする。
鉄塔のフェンス脇に「中山大平山入口」看板が有るので、自転車を置いてその先へ。
「発砲注意」とか書いてあるよ。やだなぁ。まぁ小学校も建っている所で滅多なことは無いだろうけど。
道は左右に分かれるが、よく見ると正面に「中山大平山」の看板が立っているので、それを目印に左側から山に登る。
粕田川を渡ったら右へ折れて田んぼ沿いに進み、送電線巡視路看板の所で左折する。
第2の鉄塔下に到着。直進路は緩い谷間を挟んで次の鉄塔へと続いているが、ここで右に曲がる。
NHKの電波塔の立っている箇所の周囲は木が払われているが、眺望は期待出来ない。
南西の送電線鉄塔は登れそうな感じはするが、余り眺望は期待出来そうにない。
感想
（西の又林道）
これはもう春までは無理だろうとすっぱり諦める。積雪時は新ルートの開拓は控えて、既に確認したルートの再確認に徹した方が良いかも知れない。
（中山太平山）
低い山だが眺望はそこそこ。登山には物足りないが、手軽に寄れるのが良い。
（男神山〜送電線巡視路）
シンプルな略直登のルートで、見晴らしも開放的。傾斜はきついが低山なので一寸の辛抱で済む。遠くから見ると角度に依って綺麗な二等辺三角形になるのも個人的には好みで、比内の薬師森と並んでお気に入りの山。
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