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ヤマレコ

記録ID: 1695965 全員に公開 積雪期ピークハント/縦走甲斐駒・北岳

仙丈ヶ岳 戸台河原駐車場からこもれび山荘経由でピストン

日程 2019年01月03日(木) 〜 2019年01月05日(土)
メンバー
天候一日目晴れ 二日目快晴 三日目小雪のち曇り
アクセス
利用交通機関
車・バイク
駐車場に向かうにつれ道は細くなり,最後は無神論者のワタクシが「神様,同課対向車が来ませんように!」と強く祈るに至った。祈りは無事通じた。
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地図/標高グラフ


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歩くペース 0.8〜0.9(速い)
※ヤマプラ掲載の「山と高原地図」標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率(全コースのうち74%の区間で比較) [注意事項]
表示切替:

コースタイム [注]

1日目
山行
4時間58分
休憩
9分
合計
5時間7分
S戸台登山口10:0312:18角兵衛沢渡渉点12:28熊穴沢渡渉点12:58丹渓山荘13:0213:41八丁坂ノ頭14:47大平山荘14:4815:06北沢峠15:1015:10北沢峠 こもれび山荘
2日目
山行
6時間37分
休憩
41分
合計
7時間18分
北沢峠 こもれび山荘06:4906:49北沢峠06:5008:22藪沢分岐(大滝の頭)08:2709:38小仙丈ヶ岳09:4210:33仙丈小屋分岐10:59仙丈ヶ岳11:2411:39仙丈小屋分岐12:15小仙丈ヶ岳12:1613:01藪沢分岐(大滝の頭)13:0314:04北沢峠14:0714:07北沢峠 こもれび山荘
3日目
山行
3時間38分
休憩
0分
合計
3時間38分
北沢峠 こもれび山荘06:0006:15大平山荘06:54八丁坂ノ頭07:25丹渓山荘07:42熊穴沢渡渉点07:51角兵衛沢渡渉点09:36戸台登山口09:38ゴール地点G
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/
危険箇所等
全体の行程を予め「山と高原地図」で拾ってヤマレコマップに取り込んでいたのだが,駐車場から丹渓山荘跡までは頻繁に「コースを外れました警告」が出て,うざかったっす。
その他周辺情報下山後はモチロン仙流荘で入浴デス!500円デス!!サイコーデス!!!
過去天気図(気象庁) 2019年01月の天気図 [pdf]

装備

個人装備 長袖シャツ ソフトシェル ハードシェル上下 ズボン 靴下 グローブ ザック 昼ご飯 非常食 飲料 コンパス ヘッドランプ ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト カメラ 12本爪アイゼン チェーンスパイク ストック ピッケル ゲイター GPS
備考 地図を忘れるという失態をしでかす。スマフォとGPSがあるから地図を開くことはまずないんだけど,そういう問題ではない。深く反省。

Myアイテム  

inumaru52 重量:-kg

写真

駐車場,真ん中の列に停められた。
2019年01月03日 09:53撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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駐車場,真ん中の列に停められた。
イヤッホー!
2019年01月03日 10:02撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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イヤッホー!
1時間歩いた末に階段登場。
2019年01月03日 11:05撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1時間歩いた末に階段登場。
これが噂の果てしなく続く河原歩き地獄であるか。
2019年01月03日 11:10撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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これが噂の果てしなく続く河原歩き地獄であるか。
しかし地獄の果てにあのような絶景が見えるのは,なんかこうズルくないか?
2019年01月03日 11:46撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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しかし地獄の果てにあのような絶景が見えるのは,なんかこうズルくないか?
河原歩き終了のお知らせ。
2019年01月03日 12:50撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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河原歩き終了のお知らせ。
風情ある廃屋。
2019年01月03日 12:54撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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風情ある廃屋。
・・・どこだっけなこれ?同じ看板がいくつもあってどれがどれやら。
2019年01月03日 13:41撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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・・・どこだっけなこれ?同じ看板がいくつもあってどれがどれやら。
ようやくうっすらと雪。
2019年01月03日 13:41撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ようやくうっすらと雪。
気分的には晩秋の森という雰囲気か?
2019年01月03日 13:43撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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気分的には晩秋の森という雰囲気か?
厳冬期ではないよなあ。
2019年01月03日 14:06撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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厳冬期ではないよなあ。
なんかホワイトバランスおかしいのであるこのカメラ以後しばしば行為上になりますゴメンね。
2019年01月03日 14:47撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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なんかホワイトバランスおかしいのであるこのカメラ以後しばしば行為上になりますゴメンね。
変なバランスのままのお宿写真。
2019年01月03日 15:06撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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変なバランスのままのお宿写真。
二日目。大半の人々が出発した後,宿を出る。
2019年01月04日 06:48撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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二日目。大半の人々が出発した後,宿を出る。
おお,あれがラスボスですか!(違うよ)
2019年01月04日 07:23撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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おお,あれがラスボスですか!(違うよ)
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あたーらしーいーあーさがきた!
2019年01月04日 07:24撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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あたーらしーいーあーさがきた!
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きぼーのーあさーだ!
2019年01月04日 07:25撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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きぼーのーあさーだ!
よろこーびにーむねをーうんたらかんたら〜
2019年01月04日 07:25撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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よろこーびにーむねをーうんたらかんたら〜
へ?まだ二合目?
2019年01月04日 07:29撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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へ?まだ二合目?
南アルプスからマッターホルンが見えるとか,聞いてねえよ!どういうことだよ!!!
2019年01月04日 07:52撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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南アルプスからマッターホルンが見えるとか,聞いてねえよ!どういうことだよ!!!
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ようやく四合目。
2019年01月04日 08:08撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ようやく四合目。
ゼーハー言いながら登り続けて富士山に出会う。
2019年01月04日 09:37撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ゼーハー言いながら登り続けて富士山に出会う。
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小仙丈ケ岳到着。
2019年01月04日 09:37撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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小仙丈ケ岳到着。
・・・まさか,山頂ってあの遥か彼方のアレ?
2019年01月04日 09:38撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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・・・まさか,山頂ってあの遥か彼方のアレ?
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・・・めっちゃアップダウンを繰り返した先にあるアレ?
2019年01月04日 09:38撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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・・・めっちゃアップダウンを繰り返した先にあるアレ?
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途中,写真を撮るゆとりもなくフラフラになりながら山頂到着。
2019年01月04日 11:03撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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途中,写真を撮るゆとりもなくフラフラになりながら山頂到着。
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積雪期3000メートルは我が人生初。
2019年01月04日 11:04撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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積雪期3000メートルは我が人生初。
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看板とマイピッケル。
2019年01月04日 11:05撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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看板とマイピッケル。
多分三角点ぢゃ!
2019年01月04日 11:06撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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多分三角点ぢゃ!
中央アルプスぢゃ!
2019年01月04日 11:06撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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中央アルプスぢゃ!
北アルプスぢゃ!
2019年01月04日 11:06撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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北アルプスぢゃ!
八ヶ岳連峰ぢゃ!その奥に浅間山ぢゃ!
2019年01月04日 11:04撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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八ヶ岳連峰ぢゃ!その奥に浅間山ぢゃ!
1
甲斐駒ヶ岳ぢゃ!
2019年01月04日 11:06撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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甲斐駒ヶ岳ぢゃ!
下山開始。この辺で少し休んでザックを下ろして担ぎ上げた時携帯座布団を飛ばしてしまう。サヨウナラ・・・
2019年01月04日 12:02撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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下山開始。この辺で少し休んでザックを下ろして担ぎ上げた時携帯座布団を飛ばしてしまう。サヨウナラ・・・
1
ビッグ2再び。
2019年01月04日 12:03撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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ビッグ2再び。
1
しかし振り返ると,さっきまでアソコにいたというのが嘘のようである。
2019年01月04日 12:03撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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しかし振り返ると,さっきまでアソコにいたというのが嘘のようである。
樹林帯に入ってからは,ずっと甲斐駒ヶ岳様に見守られ続ける。
2019年01月04日 12:35撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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樹林帯に入ってからは,ずっと甲斐駒ヶ岳様に見守られ続ける。
次はアソコに登ろう。多分夏だけど。
2019年01月04日 12:55撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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次はアソコに登ろう。多分夏だけど。
不気味な写真になってゴメンね。元気でたよ。
2019年01月04日 13:27撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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不気味な写真になってゴメンね。元気でたよ。
2
3日目は暗いうちから出たので最初の1枚が曇天の河原写真となる。
2019年01月05日 07:27撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3日目は暗いうちから出たので最初の1枚が曇天の河原写真となる。
丸木橋ポイント。凍結はありませんでした。
2019年01月05日 07:32撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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丸木橋ポイント。凍結はありませんでした。
私が鋸岳を制覇する日はおそらく来ないのであろうな。
2019年01月05日 07:43撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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私が鋸岳を制覇する日はおそらく来ないのであろうな。
曇り空だと魔の山そのものである。
2019年01月05日 07:44撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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曇り空だと魔の山そのものである。
お気に入り休憩ポイント。お勧めです。
2019年01月05日 08:04撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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お気に入り休憩ポイント。お勧めです。
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男前砂防ダム写真で今回はオシマイ。
2019年01月05日 08:50撮影 by E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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男前砂防ダム写真で今回はオシマイ。
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感想/記録

 「雪山に行くのなら,無雪期に登った山に登るべき」と,よく言われる。これまでこのテーゼは結構無視して生きてきたのであるが,こと仙丈ケ岳に関しては,このテーゼを守るべきであると,登り終えた今,そう思う。もしも私が夏に一度この山に登っていれば,おそらく冬にも登ってみようなどとは思わなかったに違いない。それほど厳しい行程であった。

 いやはや。「南アルプスの女王」とかいうお名前に騙されてはイケマセン。

 一日目はユーメーな河原歩きからスタート。皆様のレコを読んで辛いと分かっていたので,ある程度覚悟はできていたので,まあ,ナントカこなせた次第。予備知識なしで挑んでいたら,途中で挫折してたかも。

 スタートから雪は全然なく,丹渓山荘跡から本格的に登り初めて,もう嫌!ってなったあたりでようやく地面に白いものが見え始める。その後林道を何度か横切るうちに雪道に代わり,最後はチェーンスパイクを付けて宿に至った。

 天気予報的には正月休み中4日だけが快晴予報で,したがって3日から小屋泊まりしようと目論む人はたくさんいるわけで,おかげで二日間とも小屋は大賑わいであった。今回,忘れ物が非常に多い山行になったのだが,カメラの予備バッテリーと愛用のカナル型イヤホンを忘れたのは痛恨のミスであった。せっかく小屋で一人観ようとスマフォにダウンロードしておいた「ゾンビランドサガ全話」が無駄になってしまった。仕方なく小屋の蔵書の「サバイバル登山」を読みふけって時間を潰す。極上の夕食後(絶品のポトフ!),19時過ぎに枕に頭を付け,うつらうつらと夜を過ごす。

 二日目,朝食は0430スタート。皆様早発ちされて,7時前に出発した私は,ほとんど最後尾スタートと相成った。北沢峠から山頂まで標高差1000メートルほどで,距離もそれなりにあるし「南アルプスの女王」なんだし,緩やかに登っていく感じなのかなあなどと寝ぼけた頭で挑んだら,小仙丈ケ岳まではハードな登りの連続で,息も絶え絶えとなる。標高2500メートルを超えたあたりからは,空気も薄くなってきた感も出てきて,文字通り息も絶え絶え。おまけに行動食として持参した薄皮アンパンを食べてから,なんだか胃の調子が悪くなり,胃が食物を受け付けなくなってしまって,荒行的な様相を呈し始める。

 それでも小仙丈ケ岳まで逝けば後は楽だろうとか思っていたのに,辿り着いたその先に山頂まで続く稜線は結構なアップダンを繰り返したげく,山頂手前に急登が存し,つまるところ南アルプスの女王はどうやらドSの女王様であったのである。

 とはいえ,この日の山頂付近は,時折風が強く吹くものの,おおむね穏やかで当たった。ひいひい言いながら稜線を進み,一歩一歩踏みしめて急登をしのいで1100頃に到着した山頂には,筆舌に尽くしがたい絶景が広がっており,写真を撮りまくったのだが,それでもあの光景のふう%くらいしか捉えることはできなかっただろう。

 ワタクシごときの経験と体力で積雪期3000メートル超の山頂を踏めたのは,至極幸運だったと,改めて思う。生きててよかった。山登り続けててよかった。

 フラフラのまま下山開始。途中,ザック横に付けた座布団を飛ばされ,相変わらずドS様に翻弄されつつも,樹林帯に入ったあたりでようやくランチパックを食することができ,身体も少し持ち直し,14時ごろ宿に戻る。

 この日も大勢の宿泊者で賑わう山荘で,読書,夕食,パッキングで時間を潰し,この日も1900に枕に頭を付ける。

 三日目,この日は私も早発ちするつもりだったのに起きたのは0450というダメダメっぷり。朝食をいただき,手早く荷物をまとめ,オーナーさんにお礼を述べ,宿の前で服装を整えチェーンスパイクを履き,ザックを背負ったところで,トレッキングポールを宿の中に置き忘れたことに気が付く。どうにも最後までダメダメである。

 夜明け前の気温がマイナス4度というとんでもなく温かい状態でまだ暗い森の中に向けてスタート。10分ほどで汗をかき始めたので,ハードシェルを脱いでザックに突っ込む。あとはひたすら森を抜け河原を彷徨って0938,無事駐車場に辿り居て終了。

 ともあれ今シーズン初の本格雪山を何とかこなせたことに,今はほっとしている。辛い河原歩きも,冬靴を歪なワタクシの足に合わせるための行程だったと考えれば,ナントカ納得できる,かな?

 来年も行く?のかな?甲斐駒?むーん・・・
訪問者数:330人
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