櫟山・鍋割山北尾根より弁当沢・棚沢ノ頭!またまた蛭ヶ岳は退却・・(大倉ー櫟山ー栗ノ木洞ー鍋割山ー北尾根(尾根コース)-熊木沢出会ー弁当沢ノ頭ー棚沢ノ頭ー丹沢山ー塔ノ岳ー大倉)
- GPS
- --:--
- 距離
- 26.7km
- 登り
- 2,728m
- 下り
- 2,713m
コースタイム
7:08 県民の森(櫟山方面)分岐
7:53 櫟山(小休止) 8:00
8:08 栗ノ木洞
8:26 後沢乗越
9:20 鍋割山(小休止) 9:25
9:30 ユーシン分岐(鍋割山北尾根)
9:43 沢・尾根コース分岐
10:07 P942地点付近(道間違い)
10:37 尊仏ノ土平
11:00 熊木沢出会
11:05 熊木沢(昼食) 12:00
13:02 弁当沢ノ頭(小休止) 13:11
14:12 棚沢ノ頭(小休止) 14:17
14:31 不動ノ峰
15:10 丹沢山(小休止) 15:16
15:27 竜ヶ馬場
16:11 塔ノ岳(小休止) 16:20
18:23 大倉バス停
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
大倉の駐車場はバイクは無料です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
大倉バス停に登山ポスト有ります。 トイレ、自販機もあります。シューズを洗う所も有り(タワシ付き)便利です。 大倉バス停〜西山林道〜県民の森〜櫟山 県民の森分岐までは下記詳細下さい。 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-132916.html 林道歩きが長いので、途中で嫌になり、四十八瀬川を渡って、県民の森に行き、そこから櫟山へ行きました。 二俣まで行って、鍋割山に登った方が距離も短く、時間短縮だと思いますが、今回のコースの方が個人的には好きなコースです。 櫟山の直下からの相模湾方面の展望が素晴らしく、飽きの来ない行程です。 強いて言うなら、登りがチョッと堪えます。 また、人気が無いみたいで、トレースは櫟山までありませんでした。 道標も要所にあり、迷う事は無いかと思います。 櫟山〜栗ノ木洞〜後沢乗越〜鍋割山 こちらも人気が無いみたいで、後沢乗越までトレースはスレスレ見えるくらいでした。 たぶん、前日(?)に雪がそれなりに降ったみたいです。 トレース無くても、尾根を外さなければ迷うような感じではないです。 また、栗ノ木洞を過ぎると、15cm位積もってる箇所があり、たまらずアイゼン着用しました。 後沢乗越からは二俣と合流しますので、踏み跡多く、雪も少ないのでアイゼンは要らない感じでした。(ここで始めて人間様と拝謁致しました。) 鍋割山〜鍋割山北尾根の尾根ルート〜熊木沢出会 ここから一部バリルートとなります。十分準備して自己責任で利用下さい。 こちらも人気が無いみたいで、トレースは有りませんでした。 (鍋割峠・ユーシン分岐近くで登山道を整備されてる方が数名居りました。雪深い中、お仕事お疲れ様です。) 分岐直下から、急な坂道で新雪のせいか、よく滑りました。 しかし、木々にマーキングが「これでもか!」ってくらい付いてますので、それを参考にして下さい。 下っていくと途中に北(真っ直ぐ)にいくのか、西(左)に行くのか迷う箇所がありますが、そこは西に進んでください。 (マーキングの1つが「⇔」ってなってるので、真っ直ぐ(北)かな?っと思ってしまいます。) 西に行って、少し登ると、「沢・尾根コース」の分岐となります。私は尾根コースで進みました。 しばらく下りながら進むと、正面(北)下方に尊仏ノ土平が見えてくるんですが、本来は西に進み熊木沢近くで下りるみたいですが、道を間違ってしまい、P942に行ってしまいました。ってな感じで来た道を戻り、無理やり尊仏ノ土平周辺から着地する事となりました。 熊木沢辺りで、二名の方とすれ違い、お互い驚いてしまいました(笑)あの方は、塔ノ岳に行かれたんですかね〜〜?? ちなみに積雪は平均10cm位かと思います。 熊木沢出会〜弁当沢ノ頭〜棚沢ノ頭 こちらも人気が無いみたいで、棚沢ノ頭までトレースはありませんでした。 積雪も、弁当沢ノ頭から急に増え、棚沢ノ頭直下からは膝くらいまであり、ラッセルする羽目になりました。 道もかなり狭い急登で、マーキングも小さく見落としやすく、弁当沢ノ頭手前の尾根からはルートファインティングで神経も使い、もっとも疲れた区間でした。 (尾根が広く迷いやすい) 弁当沢ノ頭付近でも、道を間違ってしまい、北北東(左に折れる)に行く所を、東の尾根(真っ直ぐやや右)に行ってしまい、途中で気づいて難を得ましたが、そこでも時間と体力を消費する羽目に・・。当たり前ですが、怪しい所はチョクチョク地図とコンパスを見ないと駄目ですね! 雪が有る時期や、登りで利用するのは微妙なコースだと思います。 特に、棚沢ノ頭付近の岩場に生えている、トゲトゲ植物には苦労しました。 天然の有刺鉄線で、大仁田さん(元プロレスラー)でもビックリな箇所です(笑) ファイヤ〜〜〜!!って叫びたくなる感じの所でした(笑) 棚沢ノ頭〜丹沢山〜塔ノ岳〜大倉 よく踏まれてますし、道標も多く、迷う事は無いかと。 2月4日に来た時よりも大分雪が少なくなってました。 塔ノ岳を過ぎ花立山荘でアイゼンを外したんですが、「堀山の家」を過ぎた辺りからまた凍結し、「駒止茶屋」付近までかなり滑りました。 溶けるまで、しばし注意が必要かもしれませんね。 |
写真
感想
先日登った大山から、鍋割山がほんの少し見え、久しぶりに登りたいな〜っと思い、こちらは約半年ぶりに行って参りました。
また、前回途中で「転進」した、蛭ヶ岳のリベンジもしたいと思い、今回のコースとなりました。
前回の退却(転進)記録は下記です。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-164810.html
まず、蛭ヶ岳に辿りつけなかった原因解析
大雑把に言うと、体力がない、気力が無い、技術が無い、足が臭い、動きが怪しい、体毛が濃い、眉毛が繋がりそう(夢の架け橋)、直ぐ騙される、虫に好かれる、時々悲しい流し目になる等々キリが有りませんが、(笑)チョッと纏めてみました。
西山林道の長い林道歩きを嫌がり、櫟山・栗ノ木洞経由で行った事。
(二俣経由より30分はロス)
鍋割山北尾根で道間違いをし、30分ほどロスしストレスで体力と毛根を消耗。
熊木沢で昼食(ラーメン)作成の時に、強風で水が入った鍋を引っ繰り返し(0.6L消失。置き方のバランスが悪かった。)、気を改めてお湯を沸かしていたら、今度はデカイ足で蹴っ飛ばしてしまい、貴重な水を1.2Lとガス及び乙女心を無駄に消失。
僅か15分のうちに、アッと言う間に水不足発生です。
調理時間等で、20分以上は時間をロスし、今後の兵站も微妙に。
弁当沢ノ頭を過ぎた辺りで、道を間違い、10分は時間をロス。
結果的には、鹿さんが付けてくれたトレースが正解!(笑)
棚沢ノ頭直下からラッセルする羽目になり、20分位は時間をロス。
手前の岩場で、大仁田さん(元プロレスラー)のマネをして、「ファイヤ〜!!」っと連呼しすぎて、無駄に体力を消耗。
櫟山・栗ノ木洞経由で行った事は、同情酌量の余地がありますが、他は無駄としか言いようが有りません。(特に「男子ご飯」作成次の失態は最悪ですね。)
道間違い等が無ければ、蛭ヶ岳に十分挑戦できる時間は有ったと思います。
(計画では14時に蛭ヶ岳から「よっ!日本一」を眺めていたはずでした。)
ま〜何事も経験ですからね!無事に帰れただけで、良しとしましょう!!
前回の退却(転進)よりは、ほんの少し先に進めた訳ですしね。
ところで、私は何時になったら蛭ヶ岳の山頂に辿り着けるのでしょうか・・
2度有る事は3度目も・・・。今年の冬山では苦戦が続いております。
次回は「鬼ヶ岩ノ頭」辺りまで辿り着けたら良いんですけどね!
(目標が小さい(笑))
まずは調理の修行をして、テキパキ出来るようになり、野生の勘も取り戻し、眉毛も整えて、次回出直したいと思います(´∀`*)
<その他>
17:50頃にヘッドランプを点灯しました。
今回行った山域では、行政等からの熊出没情報はありませんでしたし、歩いてみて、痕跡等も見ませんでした。
<装備>
水 2.5L(内、2.5L消費、1.2L引っ繰り返し消失)
スポーツ飲料 1.0L(内、1.0L消費)
丹沢の美味しい雪(酸性雨) (ラーメン作成の時に、お湯にしました。)
ボーボー麺 (まるたい)
米 170g(おじや用)
チョコレート 150g(内、95g消費)
コーヒースティック 1本(未使用)
合羽
コンロ
ダブルストック
ヘッドライト
予備電池
熊鈴
アイゼン 6爪
その他諸々
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