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Yamareco

記録ID: 170043
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積雪期ピークハント/縦走
御在所・鎌ヶ岳

釈迦ヶ岳東尾根から釈迦ヶ岳へ

2012年02月19日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
11.0km
登り
1,171m
下り
968m

コースタイム

駐車場(7:15)〜長坂コース併せる(7:50)〜尾高山(8:00/8:30)〜ルートを誤り尾高山へ戻る(9:15)〜東尾根に乗る(9:30)〜
露岩帯(10:00/10:20)〜釈迦ヶ岳(12:10/12:20)〜猫岳(12:55)〜羽鳥峰(13:45/13:55)〜猫谷林道途中〜朝明渓谷駐車場(14:40/15:00)
  尾高高原駐車場(15:15)
天候 晴れ 一時曇り
過去天気図(気象庁) 2012年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道306号から尾高高原へ向かい、尾高観音手前の駐車場を利用。(高原らしい眺めが広がる)
計画外の朝明へ下山後、名張市の二人連れに尾高高原まで送っていただきました。
コース状況/
危険箇所等
尾高山は駐車場から近く、アクセスは良好です。

尾高山から釈迦ヶ岳東尾根への下り口は不明瞭です。幹のペンキ目印よりも、尾根の方角と傾斜を意識して下さい。
東尾根は距離が長く、急傾斜が多いので体力が必要と感じました。
(行動時間の短い時期は時間配分を考えて行動して下さい。)

積雪期のラッセルも考慮すると、東尾根ピストンの計画には1時間のルートミスが大きく影響しました。反省です。


★積雪期は尾根上部の笹も埋めてくれるので尾根筋を辿れるが、無積雪期には
 潅木・笹がうるさくないのだろうか? この時期のように歩けるのだろうか? 
 
早朝の山麓から(R306)
鎌ヶ岳〜御在所岳
2012年02月19日 06:50撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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2/19 6:50
早朝の山麓から(R306)
鎌ヶ岳〜御在所岳
大きな釈迦ヶ岳
2012年02月19日 06:50撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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大きな釈迦ヶ岳
白く輝く竜ヶ岳〜藤原岳
2012年02月19日 06:50撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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2/19 6:50
白く輝く竜ヶ岳〜藤原岳
尾高高原への途中で
尾高観音の案内を見て駐車
2012年02月19日 07:16撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
2/19 7:16
尾高高原への途中で
尾高観音の案内を見て駐車
尾高観音の六角堂
(脇から登山道が)
2012年02月19日 07:22撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
2/19 7:22
尾高観音の六角堂
(脇から登山道が)
句碑を見ながら行者コースを登る
「山中に只咲いている桜哉」
2012年02月19日 07:29撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
2/19 7:29
句碑を見ながら行者コースを登る
「山中に只咲いている桜哉」
尾根道から尾高高原と
竜ヶ岳の尾根が見える
2012年02月19日 07:30撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
2/19 7:30
尾根道から尾高高原と
竜ヶ岳の尾根が見える
2012年02月19日 08:05撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
2/19 8:05
釈迦ヶ岳と山頂から延びる東尾根
(尾高山展望台から望む)
2012年02月19日 08:06撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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2/19 8:06
釈迦ヶ岳と山頂から延びる東尾根
(尾高山展望台から望む)
わずかに鎌ヶ岳と御在所岳の
ピークが
2012年02月19日 08:08撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
2/19 8:08
わずかに鎌ヶ岳と御在所岳の
ピークが
明確な尾根が延びる
2012年02月19日 09:31撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
2/19 9:31
明確な尾根が延びる
目印のケルンも
2012年02月19日 09:52撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
2/19 9:52
目印のケルンも
急な露岩帯を登る
2012年02月19日 10:26撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
2/19 10:26
急な露岩帯を登る
竜ヶ岳の尾根が慰めてくれる
2012年02月19日 10:37撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
2/19 10:37
竜ヶ岳の尾根が慰めてくれる
越えても越えても
ピークが現れる
2012年02月19日 11:26撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
2/19 11:26
越えても越えても
ピークが現れる
稜線まであと少しだ
2012年02月19日 11:42撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
2/19 11:42
稜線まであと少しだ
釈迦ヶ岳山頂から見る
稜線の雪庇
2012年02月19日 12:31撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
2/19 12:31
釈迦ヶ岳山頂から見る
稜線の雪庇
羽鳥峰への分岐で
短い昼食をとる
2012年02月19日 12:39撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
2/19 12:39
羽鳥峰への分岐で
短い昼食をとる
豊富な雪を踏んで猫岳へ
向かう
2012年02月19日 12:39撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
2/19 12:39
豊富な雪を踏んで猫岳へ
向かう
樹氷
2012年02月19日 12:42撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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2/19 12:42
樹氷
猫岳への途中で
大陰のガレを振り返る
2012年02月19日 12:49撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
2/19 12:49
猫岳への途中で
大陰のガレを振り返る
県境稜線にも雪庇が
2012年02月19日 13:20撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
2/19 13:20
県境稜線にも雪庇が
送っていただいた
名張市の二人連れ
2012年02月19日 13:48撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
2/19 13:48
送っていただいた
名張市の二人連れ
羽鳥峰へ立ち寄る
2012年02月19日 13:53撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
2/19 13:53
羽鳥峰へ立ち寄る
陽を浴びて穏やかな
猫谷林道を戻る
2012年02月19日 14:21撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
2/19 14:21
陽を浴びて穏やかな
猫谷林道を戻る
駐車場に戻りました。
2012年02月19日 15:38撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
2/19 15:38
駐車場に戻りました。

感想

尾高山から釈迦ヶ岳山頂南へ一直線に延びる釈迦ヶ岳東尾根がある。
歩かれた記録もあるので、積雪期の東尾根を往復する計画で尾高高原へ向かう。

快晴の空の下に鎌ヶ岳〜藤原岳が眺められる。
今日の山行を楽しみにして車を尾高高原へ走らせると、尾高観音の案内が立つ広い駐車スペースに出る。
周囲には高原らしい眺めが広がり、奥には竜ヶ岳の尾根も望める。
身体をほぐして尾高観音の参道を歩き、六角堂の脇から行者コースの尾根道で尾高山へ向かう。
遊歩道を行くのかと思ったが、ガレ場やロープにすがる急登があったりと快晴の中、たっぷり汗をかいて尾高山に出る。
(山頂手前で右から洗谷コースを併せるが指標には×印が)

早速無風、快晴の展望台に上がると、正面には釈迦ヶ岳とこれから辿る東尾根が聳えている。
薄着に着替えて、展望台右手の切り開きから北側へ下る。
不明瞭な山腹を幹の赤ペンキに従って下るがどうもおかしい。北を向いて急な山腹を下っている。
地図では北西の尾根が鞍部に向かって延びているはずだ。
ペンキ目印を鵜呑みにして下りすぎた。凍って滑りやすい急な山腹を戻る。
再度下り口から北西の尾根筋を意識しながら樹林を抜けると明確な尾根に乗ることができた。
(下り口から尾根筋までのルート取りが要注意だ。)

うっすらと雪が残る尾根筋を辿るが、常に小動物(兎かな?)の足跡が行く先に延び、まるで先導してくれているようだ。
鞍部を過ぎ、岩場を迂回したり、ケルンを積んだ石を見送って行く。
やがて木の根を踏んで急斜面を過ぎると山腹が広がり、急な露岩帯になる。
釈迦ヶ岳東尾根筋は外していないので、ここで小休止、行動食をほうばる。

露岩帯から先は傾斜を増した登りが増える。
大石を迂回することが多くなり苦しい登りが続くが、時々樹林越に白く輝く竜ヶ岳の尾根を眺めて疲れを癒す。
尾根の雪も700mを越す辺りから多くなってきたので、ここでアイゼンを装着。

概ね痩せた尾根筋なので、紛らわしい場所は高身を選んで忠実に辿る。
雪に埋もれた足元には笹が現れ、ますます登りづらくなる。
更に、竜ヶ岳の尾根も雲に隠れて段々視界も悪くなってきた。

ひたすら高度を稼ぎ、やっと左手に稜線が眺められるようになったが、尾根は最後に一段と傾斜を増して稜線へ合流していく。
心が折れそうになる。
時計を見るともう11時を過ぎている。下りを考え12時が制限時間と決めて登る。
時計と稜線を見ながらの登りは気持ちが焦る。
稜線まで残りわずかの地点で制限時間直前に。くやしい!ここまで登って引き返すのかという時に、稜線を辿る人影を見つける。

朝明渓谷へ下る人であろうから、厚かましいお願いをするつもりで山頂を目指す事に変更する。
急な登りもわずかな時間で東尾根の傾斜が尽き稜線に出た。
深雪のトレースに従って右へ折れると、わずかの時間で強風が吹き付ける釈迦ヶ岳となる。
やっと着いた山頂で、先ほど見かけた登山者に厚かましいお願いをすると、快く了解していただけたので、
一緒に県境稜線を朝明へ下る事にする。

雪庇が発達した稜線を羽鳥峰分岐まで戻り、立ったままの短い昼食を済ませ猫岳を目指して樹林帯を下る。

山頂からは同行をお願いした登山者の後について行く。分岐点だけに注意を払って後をついて行けば良いので、
ずいぶん気分的には楽だ。
笹も雪に覆われた雪原のような尾根で猫岳を越え、羽鳥峰に立ち寄って猫谷林道を下る。
回復した天気の下の林道歩きも、穏やかな雰囲気で悪くない。

雑談しながらの下山も久しぶりだ。そして計画外の朝明駐車場から、厚かましくも尾高高原まで送ってもらった。

厚かましいお願いを快く了解して下さった名張市のお二人。
ほんとにありがとうございました。再び出逢えるとうれしいです。

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