記録ID: 1704650
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ハイキング
中国山地西部
広島県 宮島【超深い！厳島合戦エピローグの地へ】大江貝殻塚
2019年01月14日(月) [日帰り]
navecat
hobbit
体力度
3
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 06:27
- 距離
- 17.1km
- 登り
- 924m
- 下り
- 923m
アクセスを調べる
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日帰り
- 山行
- 0:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:00
9:27
0分
スタート地点
9:27
ゴール地点
2019年1月14日(月祝) 宮島・大江貝殻塚
09:27 桟橋発 12:20 第一貝殻塚分岐通過
10:16 多々良林道 12:43 第一貝殻塚着
10:33 三ツ丸子登山口 13:12 第一貝殻塚発
10:56 四差路 13:28 第一貝殻塚分岐通過
11:11 海軍省石碑 13:42 大江浦通過
11:19 大江浦分岐 14:14 広大植物実験所着
11:49 第二貝殻塚 15:05 大元公園着
11:54 大江陶貝殻塚分岐 15:09 大元公園発
11:58 大江陶貝殻塚着 15:14 天冨良 津久根島着
12:09 大江陶貝殻塚分岐 15:51 桟橋着
※海軍省石碑まで計10分近く小刻みに休憩をしています。
海軍省石碑でも約3分ほど休憩しています。
※大江浦分岐から第二貝殻塚到達時間について間違えなく
一撃で着いていれば5分から10分削れていました。
※第一貝殻塚分岐から第一貝殻塚まで途中4分から5分ほど
休憩&道迷いをしています。
※広大植物実験所で約3分ほど休憩しています。
※津久根島には約20分ほどいました。
09:27 桟橋発 12:20 第一貝殻塚分岐通過
10:16 多々良林道 12:43 第一貝殻塚着
10:33 三ツ丸子登山口 13:12 第一貝殻塚発
10:56 四差路 13:28 第一貝殻塚分岐通過
11:11 海軍省石碑 13:42 大江浦通過
11:19 大江浦分岐 14:14 広大植物実験所着
11:49 第二貝殻塚 15:05 大元公園着
11:54 大江陶貝殻塚分岐 15:09 大元公園発
11:58 大江陶貝殻塚着 15:14 天冨良 津久根島着
12:09 大江陶貝殻塚分岐 15:51 桟橋着
※海軍省石碑まで計10分近く小刻みに休憩をしています。
海軍省石碑でも約3分ほど休憩しています。
※大江浦分岐から第二貝殻塚到達時間について間違えなく
一撃で着いていれば5分から10分削れていました。
※第一貝殻塚分岐から第一貝殻塚まで途中4分から5分ほど
休憩&道迷いをしています。
※広大植物実験所で約3分ほど休憩しています。
※津久根島には約20分ほどいました。
| 天候 | ◆2019年1月14日(月祝) 晴れ時々曇り 廿日市(はつかいち)市の予想気温 3℃〜12℃ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 自家用車
船
JR宮島口駅・時刻表 https://www.jr-odekake.net/eki/timetable.php?id=0800618 広島電鉄・時刻表 http://www.hiroden.co.jp/cgi-bin/rlist.cgi ◆宮島口桟橋〜宮島桟橋 JR西日本宮島フェリー http://www.jr-miyajimaferry.co.jp/time/ 宮島松大汽船 http://miyajima-matsudai.co.jp/schedule/ ◆宮島口周辺駐車場 http://www.maroon.dti.ne.jp/usaco/momi/p_map.htm |
| コース状況／ 危険箇所等 |
《 宮島・大江貝殻塚 》 岩船岳縦走路・大江浦分岐から大江浦へ向かう場合、岩船岳縦走路の分岐点を右折します。以前は私設標示がありましたが今回は見かけませんでした。右折点は岩船岳縦走路・三ツ丸子山分岐(海軍省石碑)から約5〜7分。高安原に向かう陶晴賢碑分岐から約2〜3分です。右手のテープをよく確認し僅かに高くなった箇所から入り、踏跡やテープを辿って大江川源流域へ急降下していきます。その後は基本的に大江川から離れないように歩いていきます。迷ったりでなかなかすんなりとはいきませんでしたが。 大江貝殻塚は総称で三ヶ所存在します。 大江川上流から「第二貝殻塚」「大江陶貝殻塚」「第一貝殻塚」の順です。 「第二貝殻塚」は大江川左岸にあります。左岸に廃道・踏跡がありその右手の木に赤テープで「第2 貝ガラ」と書いてあります。巨岩があるので近くまで行くと分かると思います。テープがないと見過ごす可能性が高いです。 「大江陶貝殻塚」は「大江の貝殻塚」「第三貝殻塚」と同意で参考にさせていただいたレコに「大江陶貝殻塚」と記載されていましたのでそれに倣いました。分岐点(左折点)から谷底を登りあげるように進むと若干左手に巨岩があります。分岐点から約5分です。 「第一貝殻塚」は分岐点(右折点)から約20分です。最初は山道を登っていきますが途中から右手にある沢に入っていきます。テープがついていました。ときどき沢沿いの強烈な藪道にも入りますが基本、沢から離れないように登りあげると左手に巨岩があります。その巨岩に取り付いて右手から回り込み、最後、左手から登ると巨岩の上に出れます。正面には岩船岳を見ることができます。他の二つの貝殻塚は岩屋状になっていますがここだけは違っていました。長年に渡り土砂が堆積していったのでしょうか。 沢の中を歩くので降雨、降雨後は危険です。また、苔で滑りやすいです。沢筋中盤、右岸の藪道が刈り払いされていますが少し登ったところで終わっています。そのあたりから下を、沢を見ると幅広赤テープが沢の横の木に付けられています。そちらが正解です。 「大江陶貝殻塚」は分岐から、「第一貝殻塚」は滑床から離れると踏跡もはっきりとはなく、巨岩も樹木に隠れておりすぐ近くまでいかないと分かりません。 分岐、各貝殻�爐竜雋笋魘饌療�に示す標示は「第二貝殻塚」の幅広赤テープ「第2 貝ガラ」だけです。あとは普通のテープ、布と地形や位置を確認するしかないです。 標高から場所を特定するうえで一つの目安程度にみていただきたいのですが、 「第二貝殻塚」 =標高約140m 「大江陶貝殻塚」=標高約140m 「第一貝殻塚」 =標高約120m 標高差で±10mぐらいの幅があることをご了解ください。 ※あくまでもnavecat個人、単独の感想で2019年1月14日の私的情報です。 お取り扱いくれぐれもお気をつけください。 |
| その他周辺情報 | ◆あなごめし うえの 住 所：廿日市(はつかいち)市宮島口1-5-11 弁当販売：09:00〜19:00（水曜18:00）※売り切れ次第終了 食堂営業：10:00〜19:00 ※売り切れ次第終了 定 休：無し ※水曜は弁当販売のみ 電 話：0829 - 56 - 0006 https://www.anagomeshi.com/ ◆天冨良 津久根島 宮島店 住 所：廿日市市(はつかいちし)宮島町北大西町1167-3 営業時間：11:00〜17:00 ※売り切れ次第終了 弁当など持ち帰りにしてもらうことも可 あげもち = \300 定 休：不定休 電 話：0829 - 44 - 1205 https://pecomag.jp/gourmet/lunch/entry-450.html ◆緊急時連絡先 廿日市警察署・宮島交番 0829-44-1110 廿日市市宮島消防署 0829-44-2800 |
写真
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今回も宮島口・うえので合流
し、あなご飯弁当を購入後、
連絡船で宮島に渡ります。
し、あなご飯弁当を購入後、
連絡船で宮島に渡ります。
弥山(左)と駒ヶ林(中)が見え
ています。今日はさらに右手
の方に向かいます。
ています。今日はさらに右手
の方に向かいます。
国重文 大鳥居
高さ約16m
手前の足元1本のみ新しい塗料で耐久試験をしているそうです（h）
高さ約16m
手前の足元1本のみ新しい塗料で耐久試験をしているそうです（h）
早朝から「とんど」をやって
いました。
国宝 厳島神社をバックに。
干潮の時間に合わせて良いものが見れました（h）
いました。
国宝 厳島神社をバックに。
干潮の時間に合わせて良いものが見れました（h）
海岸沿いを西に向かっていま
す。牡蠣の養殖ひびが見事で
す。バックに経小屋山。
す。牡蠣の養殖ひびが見事で
す。バックに経小屋山。
大江浦分岐。ここで右折して
大江貝殻塚へ。指導標はあり
ませんでした。
テープに感謝です（h）
大江貝殻塚へ。指導標はあり
ませんでした。
テープに感謝です（h）
左岸に渡り周囲を確認し
少し下ると赤テープに
「第2 貝ガラ」
あの岩に近づいてみます。
少し下ると赤テープに
「第2 貝ガラ」
あの岩に近づいてみます。
第二貝殻塚発見！
巨岩を回り込んでみると、
噂通り岩屋の下に砂が入り
込み狭くなっています。
(大江川左岸上流から撮影)
巨岩を回り込んでみると、
噂通り岩屋の下に砂が入り
込み狭くなっています。
(大江川左岸上流から撮影)
ここが大江陶貝殻塚の入口。
左折して登ります。
両脇に布リボン、ですよ（h）
左折して登ります。
両脇に布リボン、ですよ（h）
先ほどの左折点から約5分。
大江陶貝殻塚は広いです。
とりあえず感激！ですが
ミッションはまだ先に（h）
大江陶貝殻塚は広いです。
とりあえず感激！ですが
ミッションはまだ先に（h）
大江陶貝殻塚をあとに大江川
を下っていると第一貝殻塚に
向かう右折点を発見!
ここも道の両サイドに
赤布リボン（h）
を下っていると第一貝殻塚に
向かう右折点を発見!
ここも道の両サイドに
赤布リボン（h）
沢に降りて滑床を登ります。
長〜いナメですが今日は
水が少なく楽でした（h）
長〜いナメですが今日は
水が少なく楽でした（h）
ここで昼食。あなご飯弁当。
すごく美味しそうに撮られたけど実はすごく美味しいです（h）
すごく美味しそうに撮られたけど実はすごく美味しいです（h）
大江浦の開拓農家跡まで
来ました。未踏区間ももう
終わりです。
このあたりは桜の巨木道でした（h）
来ました。未踏区間ももう
終わりです。
このあたりは桜の巨木道でした（h）
もう藪椿が咲き始め（h）
藪椿を見てふと安心感が
湧き上がってきます。
藪椿を見てふと安心感が
湧き上がってきます。
梅も！
宮島は早いですね（h）
大江浦から先はよく知った
道になります。
宮島は早いですね（h）
大江浦から先はよく知った
道になります。
牡蠣いかだが浮かぶ大野瀬戸
を挟んで広島カープ大野屋内
練習場が見えています。
を挟んで広島カープ大野屋内
練習場が見えています。
カープの話で盛り上がりつい
「あげもち」を注文。
磯辺餅の天ぷら♬
開いててよかった
情報聞けてよかった（h）
「あげもち」を注文。
磯辺餅の天ぷら♬
開いててよかった
情報聞けてよかった（h）
感想
戦国大名・毛利元就が一代で中国十一ヶ国の覇王にのし上がる大きなきかっけとなったのが厳島合戦(1555年)です。この合戦は織田信長の桶狭間合戦(1560年)などと並んで戦国三大奇襲戦と呼ばれています。厳島、宮島には各所に戦跡が残されています。
合戦は一日かからず大勢が決まり敗軍の将、陶晴賢(すえ はるかた)は厳島から落ち延びることができず島内で自刃し果てています。
同じように島に封じ込められ、取り残された陶(すえ)の敗残兵の一部が逃げに逃げ、大江浦に注ぎ込む沢沿いの岩かげに息を潜めるようにして生きながらえたそうです。彼らは夜陰に紛れて浜に降り、貝を採りそれを持ち帰り飢えをしのいだとか。その際に捨てられた貝殻が残っていたと云われる三つの岩屋を訪ねてきました。
江戸時代の芸藩通史には「貝殻塚、大江浦浜辺より十三町許の山間に二丈余りの石窟あり、その下貝殻多く、弘治中、陶が残卒ここにしのびいたりし等言い伝えあり」と。
脱出することもできず、本拠地である周防(山口県)に帰ることも叶わず、、、
迫りくる恐怖、望郷の念はいかばかりか。戦国の世のこととはいえ、その心中を察するに、そしてここが合戦終結の地かと思うと言葉もありません。
未踏のうえ判然としないルートで準備にもエネルギーをいつも以上に要する本日の山行でしたが、ヤマレコユーザーさんの記録、地元山の会の出されている情報や個人の方のブログを参考にさせていただきました。大きな間違えもなく貝殻塚三つともたどり着くことができ、故郷広島の重要な歴史の一端に触れさせていただく大切な機会となりました。ありがとうございました。
計画段階では難路覚悟のうえ、でしたが
瑞々しい赤テープと刈りはらわれた道のおかげで
随分と助かりました。
いつもながらのなべきゃっとさんの
しっかりとした予習にも感謝です。
貝殻塚周辺では
大岩に向かって三方から攻める場面あり
まるで三本の矢の如し😃でした。
発見の叫びをあげる様子
思い出し笑いをしております。
ありがとうございました。
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