太刀岡山〜曲岳〜茅ヶ岳周回 ☆ラッセルと激坂に心折れそ・・☆
- GPS
- 11:43
- 距離
- 17.9km
- 登り
- 1,918m
- 下り
- 1,915m
コースタイム
- 山行
- 10:48
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 11:43
天候 | 晴れ→曇り・霰 下山後雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
道路わきに雪、除雪車が運行してました。 トイレは水洗、温熱便座、ペーパー有り、清潔でありがたい。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
《深田記念公園駐車場〜太刀岡山登山口》 舗装道路を進み、やがてホッチ峠から少し先で林の中の破線コースでショートカット。 破線コースは積雪あり、踏み跡や道形がない林の中をGPSアプリ頼りに進む。(地形見ながら途中はコース外して歩いてます。) 道なき道、やがて野生動物侵入防止柵沿いに歩き、開閉ゲートを越えた先からは踏み跡に沿って民家のある場所で一安心。 GPS使わないと歩ける気がしない道。 《太刀岡山登山口〜八丁峰》 普通の登山道 標高上がるに従い積雪多くなる。 太刀岡山下りからチェンスパ装着、鬼頬山から先でモンベル10本爪の軽アイゼンに換装。 《八丁峰〜観音峠》 イノシシ(後でカモシカに思えてきた・・)のトレースのみ、多いところで膝ラッセル、曲岳直下から激急登でロープあり。曲岳から先はさらに厳しい激下り、ロープあるが積雪の下で、足で探ってロープ掘り出したが、雪が凍結するようになればかなり危険。やせ尾根も慎重に・・。 《観音峠〜茅ヶ岳》 激急登、鎖場多数、膝ラッセル、ピンクリボンなど目印はあるが急坂雪で足場が分かりにくいので苦労した。今後積雪、凍結増えれば危険度は増す。 稜線上の分岐から先、茅ヶ岳まではそれまでに比べればまるで楽である。 《茅ヶ岳〜深田公園駐車場》 下り始めて軽アイゼンでは歩きにくいのでチェンスパに換装。 上部は積雪、泥濘のミックスで滑りやすいので尻もち注意。 |
その他周辺情報 | 下山後「ゆ〜ぷるにらさき」で日帰り入浴 市外者@850円 内風呂、露天風呂、サウナ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
防寒着
雨具
スパッツ
ネックウォーマー
帽子
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
軽アイゼン
チェーンスパイク
ストック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
ナイフ
カメラ
|
---|
感想
よく帰ってこられました!
それも陽があるうちに、そして雨が降る前に・・・(^^;)
ただでさえ急坂に鎖場など厳しいコース、それに積雪が加わることで随分と体力を奪われ、コース半ばの観音峠で既に脚は棒で、体力限界💦💦。
それからさらに、この日最も険しい茅ヶ岳への登り、雪で見えない足場を足で探りながら這いつくばるような急坂ラッセル、追い打ちをかける鎖場。
心は折れそうだけど、とにかく自動車置いてきた深田記念公園駐車場まで行くには茅ヶ岳を越えるしかない!
まるで体力の限界の先でどんだけ力を振り絞れるかへの挑戦。
ご一緒いただいたtsubu〜さんの強靭な体力は素晴らしく、苦しいはずなのに淡々とついて来ていただけたこと、八丁峠から曲岳登りまでのラッセルには拍手と感謝です。
正直、雪の季節に歩くコースではないですね。
事前に他の方のレコなどで情報収集はしていましたが、予想以上に積雪が多かったのが計算違いでした。
当初予定していた黒富士、金ヶ岳は体力を節約するために登りませんでしたが正解でしょう。
まだ、登ったことのない黒富士は、またいづれ・・・。
苦かった話を先に書きましたが、天候、眺望には恵まれとても楽しい山歩きでもありました。
朝から富士山を望み歓声を上げながらの山登り。
南アルプス、八ヶ岳、遠く北アルプスが望める場所があります。
白い峰々はとても美しい。
茅ヶ岳山頂から望む頂が白くなった金峰山が実に印象深かった。
山頂の五丈岩はまるでオベリスク。
昨年11月21日に飯盛山(めしもりやま)から見た富士山やその手前の茅ヶ岳や曲岳の印象があまりに強くて今回の山行になったのですが、眺めてよし、登ってよし。
特に曲岳はとても好きな山になりました。
独特の形が示す通りの厳しい登りごたえは美味しかった。
最後に今回さらに印象的だったのはイノシシのトレースの多さ。
この日の山にはよほどたくさんのイノシシがいるのでしょうね。
登山道で見たたくさんの足跡、人間のトレースがなかった八丁峰や八丁峰東部鞍部から先にはイノシシトレースが濃く、岩場のやせ尾根や急坂にも。
いったい彼らはどうやってこの岩場を登ったんだろうと首をかしげることもしばしば。
(実はカモシカだったのかなと後になって考えてたりします・・。)
このような獣のトレースでもあると実にありがたい。
何もないよりは随分勇気づけられるもんです。
他にもかわいらしい小動物やキツネと思われるトレースも目を楽しませてくれた。
苦しかったこともよい経験だったし、いろんなことを思い出しながら、ニコニコ、ニヤニヤしながらレコを書いてます。(^^)
今回の山行に当たっては、dove0903様の
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1672542.html
他、多くの皆様の関連レコを参考にさせていただきました。
どうもありがとうございました。
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