唐松岳 頂上山荘 直上の稜線までピストン


- GPS
- 01:26
- 距離
- 4.1km
- 登り
- 1m
- 下り
- 816m
コースタイム
- 山行
- 4:26
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 4:41
上記の登りの記録は手入力によるもの
登りは下りとほぼ同じルートを通っている
ただし、下りで一部トレースに従って稜線上をショートカットした箇所があった
7:53 八方尾根第3駐車場到着 気温-1度
8:15 リフトチケット売り場到着
9:16 八方池山荘前出発
9:34 石神井ケルン到着
9:55 八方ケルン到着
11:16 丸山ケルン到着
12:20 唐松岳頂上山荘の上到着
12:31 唐松岳頂上山荘の上出発
13:01 丸山ケルン到着
13:58 八方池山荘前到着
帰り 行き
平面距離 4km 4km
沿面距離 4.2km 4.2km
記録時間 01:26:36 3時間6分
最低高度 1,834m
最高高度 2,647m
累計高度(+) 16m +829m
累計高度(-) 829m -16m
平均速度 2.9km/h 不明
最高速度 8.3km/h 不明
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ゴンドラリフト+アルペンクワッドリフト+グラートクワッドリフトで八方池山荘 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全面圧雪 一部に柔らかい箇所やクレバスあり |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
防寒着
ゲイター
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
飲料
ライター
笛
予備電池
GPS
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
ポール
|
---|
感想
先週の日曜日に続いて土曜日も好天の予報なので、北横岳と唐松岳のどちらにしようか前日まで迷っていた。
北横岳は金曜日から快晴であることを北八ヶ岳ロープウェイのライブカメラで確認していたが、日本海側の富山、新潟も晴れのようなので唐松岳に行ってみることにした。
ただし、この季節の唐松岳に行ったことがないのと、体力が十分でないため、計画の目的地は唐松岳山頂だが八方池まで、丸山ケルンまで、頂上山荘まで、と行けるところまで行くことに決めていた。
木曜日に積雪したようだったが、ワカン・スノーシュー等を持ち合わせないので、アイゼンだけで歩行可能なことを確認しておいた。
今日はゴンドラリフトとその上の2本のリフトを乗り継ぐので八方アルペンライン往復チケットを購入。
この時登山者とBCの人は登山届けの提示が必要となる。時間短縮のためには登山届けを紙に印刷して持参するとよい。
ゴンドラの後のアルペンクワッドリフトに乗っている時が1日の中で一番寒く感じた。これは行き帰りどちらも足が寒く、行きではアウターパンツを履いて来なかったのを半分後悔した。
標高が上のグラートクワッドリフトは寒くなかった。
八方池山荘前に到着すると、まずは夏と同様に鹿島槍ヶ岳と五竜岳が目に飛び込んでくる。
ここで日焼止めを塗り、スパッツと前爪のある10本爪アイゼンを装着し、2本ストックでまずは八方池を目指して歩き始める。
この時あまりの絶景に気をとられていたのか、GPSのトラッキング開始をすっかり忘れていた。
最初はなだらかだが、少し進むと急登が始まる。
全面積雪の状態では、基本的に直登と尾根歩きとなる。
無風で寒くない。いや、日差しが熱い。
登りはずっとほぼ西に向かって歩くので左の頬だけジリジリと焼かれるような気分だ。
八方池のある場所を見下ろしてから少し涼しくなって来た。夏ならここからハイカーの立ち入らない本格登山の開始だが、この季節も少し違いを感じる。
少し涼しくはなったが風もないし、まずは第1関門通過。
次は丸山ケルンを目標に歩く。
だが、丸山ケルンを見上げるといくつもの急登が待っている。
風がなく暖かいので今日も一時的に手袋無し歩くことが出来た。
丸山ケルンから少し進むと急に向かい風が強く吹くようになった。
激しい風ではないので氷の粒が飛んできたりはしないが、頬が痛いほどだ。少し進んでは風に背を向けて痛さをしのいだ。
この先ずっとこれではかなわないなと思っていると風向きが変わり、風でこの先を断念するような気持ちは失せてしまった。
次なる目標は唐松岳頂上山荘を見下ろせる稜線に出ることだ。
ここまで行けば、目の前に大きな五竜岳と剱岳を眺めることが出来る。
昨年7月1日の黒菱林道開通初日に来た時も山荘の手前は夏道でなく冬期用の尾根ルートだったので、山荘への少しやせた尾根や岩場の様子、距離感は分かっている。
最後の急登を登り切って視界が開けると一気に達成感がわいてきた。
昼時ということもあり、ここで食事する人たちや写真を撮っている人たちが大勢いる。
一通り写真を撮り終えてGPSのトラッキングを一時停止しようかとGeographicaを開いて愕然とした。なんとトラッキングを開始していなかったのだ。
夏ならここから唐松岳山頂まで片道20分くらいだが、今の状態では往復で50ほどはかかりそうだし、今からトラッキングを開始すればどうせ同じルートを通るし一応記録は残せるかと思い、トラッキングを開始。
多少おなかも空いているが、これで気持ちは完全に下山モードへ。
滞在時間は10分ほど。
結局丸山ケルンまで下ってから昼食をとったが、他には写真を撮るくらいで八方池山荘まで一気に下った。
ピークハントは出来なかったけれど、終日絶景に囲まれて良い山行となった。
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