雲取山〜奥多摩小屋の終焉に向けテン泊山行
- GPS
- 25:30
- 距離
- 21.5km
- 登り
- 1,606m
- 下り
- 1,593m
コースタイム
- 山行
- 6:53
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 7:55
天候 | 15日:晴れのち曇り、16日午前中は晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
七つ石山の巻き道は近年の台風被害か結構荒れていて崩落している箇所なども ありますので注意。 |
写真
感想
本日は3月一杯で閉鎖となる奥多摩小屋のテン場で最後のテント泊をしに
大学生の長男と登りに来ました。
ここには長男がまだ小学生の頃二人で泊まりに来たり、家族でもテント泊をしに来たことがあり色々思い出もある場所です。
雲取山と言えば2017年に標高が西暦と一緒と言う事で盛り上がりを見せてた山で、
私の家からも一番アクセスとしては近い百名山の為日帰りがメインで、何度か鴨沢から三峯まで日帰りもした事がある山です。
長男とも小学生の頃から色々なコースで来ていて奥多摩小屋にも
何度かテントで泊まった事があり、3月で終了という事を伝えると「じゃあ行かなきゃね」って事で随分前からこの日に行こうと予定を組んでの山行でした。
七つ石山までは例年より少ない感じの積雪量でしたが、奥多摩小屋から先は例年
より多めの印象で山頂も膝程度の積雪が残ってました。
奥多摩小屋の水場までのルートは踏み跡はありましたが、チェーンスパイクで汲みに
行くのは危険なので七つ石山小屋上の水場で必要量を汲んで行かれる事を推奨します。奥多摩小屋は現在管理人が不在の為、小屋のトイレまでの道も踏み跡しか
ない状況で夜間など凍結し滑りやすいので雪道を歩きなれてない方はトイレにも
チェーンスパイクや軽アイゼンを履いて行かれた方が良いと思います。
夜間は−8℃くらいまで気温が低下するので3月の奥多摩とは言え、テント泊にはそこそこの冬装備が必要です。まあ−8℃でも問題ないという寒さに鈍感が人もいますがそういう人ならシュラフなしでも問題ないのではないかなと(笑)
天気予報で初日は終日晴れ、撤収日は朝から雨やら雪やら昼過ぎから晴れだった
かの予報でしたが朝方も快晴だったのはラッキーでした。
帰路は七つ石山を巻きましたが昨年の台風の影響か倒木がいくつか道を塞いでいたり、崩落している箇所や残雪は凍結気味だったりの状況なので注意した方がよいです。
雲取山自体は日帰りでも登れる山ですが、この奥多摩小屋は立地的にとても
丁度良い場所にあった小屋で石尾根沿いののんびりした雰囲気に気持ち良さそうな
テン場も最高のロケーションでした。
小屋の存続に管轄の奥多摩町役場でも揉めた様ですが、旧小屋の撤去と立て替えに概算で7億掛かるとか何とか、、結果として閉鎖を余儀無くされてしまいました。
こうしてまたしても追憶の場所が出来てしまったのはとても残念。
いずれ再建される事を願います。
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