奥多摩小屋最後の日 雲取山(富田新道,石尾根)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 32.3km
- 登り
- 2,291m
- 下り
- 2,557m
コースタイム
- 山行
- 6:25
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 7:00
- 山行
- 5:30
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 6:25
天候 | 30日(土) 曇り/雨/雪、31日(日) 曇り、時々晴れ間あり |
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過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:JR青梅線 奥多摩駅 |
写真
感想
奥多摩小屋に思い入れがあるわけではないが、閉鎖するとなるとやはり寂しい。
最終日は同じ思いの登山者が集まるだろう、とテント泊を計画する。
出発前日は残業で御前様になったので、眠らないつもりで晩酌していたが、
缶ビール4本目に入ったところで、うっかり寝落ちしてしまった。
出発時間寸前に起きて、テント泊の道具を適当にザックに放りこんで出発。
時間が無かったので食糧と酒が準備不足、酒はウィスキーの小瓶とカップ酒のみ。
御茶ノ水、立川、青梅、と電車を乗り継ぎ、3時間以上かけて奥多摩駅に到着。
駅前の商店で食糧を追加購入して、東日原行きのバスに乗った。
平日はこの先の鍾乳洞停留所までバスがあるが、土日は東日原停留所止まり。
なので平日と比べた場合、30分近く余分に歩くことを余儀なくされる。
鍾乳洞バス停を過ぎ、日原林道(といってもきちんと舗装されている)に入り、
そのうち八丁橋ゲートに行き当たり、ゲートの先で朝食休憩をとった。
ゲートを過ぎてしばらく行くと、下方向へと富田新道へ続く登山道が現れる。
沢の近くまで下りた所から急登が始まり、いよいよ富田新道を登って行く。
マイナールートと思っていたが、道は整備され目印のテープもきちんとある。
しばらくは10分間で100m標高を上げて、5分間休むペースで登っていたが、
標高1600mを過ぎたあたりから、雪と雪解けの泥濘でペースが遅くなった。
登っている最中は暑かったが、稜線に出ると風に吹かれて寒くなり上着を着た。
小雲取山手前の分岐に荷物をデポして、雲取山の山頂まで行ってみる。
曇っていたので特に眺めは期待できなかったが、今回の旅の最高地点である。
帰りに避難小屋に寄ってみたら、15時過ぎの時点で宿泊者は一人しかいなかった。
小雲取山の分岐に戻り荷物を回収して下山、16時頃奥多摩小屋避難小屋に到着。
管理人不在なので勝手に受付を済ませ、記念に小屋内を見学させてもらった。
テント場へ移動し、テントの設営を始めるとすぐに雨が降りだした。
夕食をとりお酒を飲み始めたら、眠くなってきたので早々に眠りについた。
夜の21時すぎに目が醒めた、風が強く雨(雪?)がテントを叩きつけていた。
外に出ることもままならないので、持ってきた文庫本を読み長い夜をすごした。
朝方明るくなり始めたので外に出てみると、テントの西面に雪が積もっていた。
高台で陽が昇るのを待ち、夜明けのマジックアワーを堪能してテントに戻る。
朝食をとりあらためて外に出ると、既にテントの半数以上はなくなっていた。
出発を予定していた8時までにテントを畳み、奥多摩小屋のテント場を後にする。
この日は石尾根を通って奥多摩駅まで下山する予定、通しで下りるのは初めて。
曇り空だが、晴れ間が覗くと暑く、風が吹くと寒く、脱いだり着たりを繰り返す。
夕方に映画を観る予定なので、遅くとも15時までには奥多摩駅に着きたい。
七ツ石山、高丸山、日陰名栗山あたりまでは、きちんとピークを踏んでいったが、
鷹ノ巣山は巻いたし、六ツ石山は山頂に寄らなかったりで時間と体力をセーブした。
杉林に入ると低い雲の領域に入ったらしく、うっすらと霧が立ち込めていた。
そのうち舗装路に出て、案内板に導かれるように奥多摩の町に入っていく。
奥多摩駅の少し手前に酒屋があったので、新酒と缶ビールを買って駅へ向かった。
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