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Yamareco

記録ID: 1822168
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大山・蒜山

大山・宝珠山 〜高校生と総体の下見をしてきた〜

2019年05月02日(木) [日帰り]
 - 拍手
Katsuhara その他9人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:19
距離
10.8km
登り
1,303m
下り
1,299m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:08
休憩
0:43
合計
6:51
7:16
34
7:50
7:53
13
8:06
8:06
10
8:16
8:16
10
8:26
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24
8:50
8:50
8
8:58
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3
9:01
9:01
13
9:14
9:17
20
9:37
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8
9:45
9:46
5
9:51
9:51
27
10:18
10:21
12
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10:34
6
10:40
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38
11:18
11:18
42
12:00
12:13
21
12:34
12:40
6
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12:55
38
13:33
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3
13:36
13:39
13
13:52
13:52
6
13:58
13:59
5
14:04
14:04
3
14:07
ゴール地点:下山キャンプ場駐車場
読図確認をしながらの登山だったので、単に歩くよりも時間がかかっています。
ただ、今回サブザック行動でしたが、大会では生徒はメインザック(15kg)でこのコースの半分以上を歩かなければなりません。競技とはいえ、それはなかなか大変だと思います。
天候 晴(朝のうち薄雲)
過去天気図(気象庁) 2019年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
山陰道(国道9号線バイパス)大山ICから下りて、県道158号線を大山方向へ進みます。大山寺の下山キャンプ場駐車場(無料)に車を停めました。
コース状況/
危険箇所等
●夏山登山道→大山山頂→行者谷
多くの人が訪れる登山道だけあって整備されています。6合目以降登山道に雪が残っている所が何か所かありましたが、登山靴で問題なく登れる程度でした。
●中野原スキー場→宝珠山→下宝珠越え→大神山神社奥院
こちらは訪れる人があまり多くないようで、笹や灌木の茂みの中に踏み跡がある程度の道です。下宝珠越えからユートピアコース登山口(下宝珠入口)は、急な谷筋を木の根や岩に足を掛けながら下りて行かなければならない道でした。
その他周辺情報 下山キャンプ場は7・8月のみの営業のようです。皆さんテントサイトに自前のテントを張って幕営していました。私のグループは予め大山観光局に連絡して了解をとっておきました。キャンプ場内のトイレや炊事場、水道は利用できませんが、駐車場のトイレが使えます。駐車場に一番近い位置の水道蛇口1か所だけから水が出ました。
7時過ぎに下山キャンプ場を出発して、夏山登山道登山口から歩き始めました。
2019年05月02日 07:16撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1
5/2 7:16
7時過ぎに下山キャンプ場を出発して、夏山登山道登山口から歩き始めました。
オオカメノキ
花期や葉のたくましい感じから、ノリウツギではないですよね。
2019年05月02日 07:32撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/2 7:32
オオカメノキ
花期や葉のたくましい感じから、ノリウツギではないですよね。
タムシバ
そろそろ花も散る時期です。
2019年05月02日 07:45撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/2 7:45
タムシバ
そろそろ花も散る時期です。
3合目です。昨日の夜から霧が出ていて山の姿ははっきり見えません。
2019年05月02日 07:52撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/2 7:52
3合目です。昨日の夜から霧が出ていて山の姿ははっきり見えません。
連休中の百名山だけあって次々と登山者が登ってきます。
2019年05月02日 08:09撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/2 8:09
連休中の百名山だけあって次々と登山者が登ってきます。
雲の向こうに稜線のシルエットが確認できます。
2019年05月02日 08:28撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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5/2 8:28
雲の向こうに稜線のシルエットが確認できます。
ざんせつが あらわれた。
ゆうしゃは ざんせつを かわして すすんだ。
2019年05月02日 08:29撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1
5/2 8:29
ざんせつが あらわれた。
ゆうしゃは ざんせつを かわして すすんだ。
稜線までもう少し。
2019年05月02日 08:36撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/2 8:36
稜線までもう少し。
8合目を過ぎると木道が現れます。
2019年05月02日 08:54撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/2 8:54
8合目を過ぎると木道が現れます。
辛うじて雪渓が残っていました。
2019年05月02日 09:00撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1
5/2 9:00
辛うじて雪渓が残っていました。
木道を反時計回りに廻って、もう少しで山頂です。
2019年05月02日 09:12撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/2 9:12
木道を反時計回りに廻って、もう少しで山頂です。
大山(弥山)山頂に到着。多くの登山者がくつろいでいます。
2019年05月02日 09:15撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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5/2 9:15
大山(弥山)山頂に到着。多くの登山者がくつろいでいます。
方位板から最高峰の剣ヶ峰方向を望みます。
2019年05月02日 09:16撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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5/2 9:16
方位板から最高峰の剣ヶ峰方向を望みます。
三角点や剣ヶ峰方向へは立ち入り禁止です。
2019年05月02日 09:16撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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5/2 9:16
三角点や剣ヶ峰方向へは立ち入り禁止です。
山頂避難小屋方向
山頂に花が咲くのはもう少し先ですね。
2019年05月02日 09:22撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/2 9:22
山頂避難小屋方向
山頂に花が咲くのはもう少し先ですね。
下山開始します。
2019年05月02日 09:39撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/2 9:39
下山開始します。
この後向かう元谷方向です。
2019年05月02日 09:55撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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5/2 9:55
この後向かう元谷方向です。
霧が少し晴れて山の姿が見えてきました。
2019年05月02日 10:11撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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5/2 10:11
霧が少し晴れて山の姿が見えてきました。
元谷分岐から行者谷コースへ入ります。このコースは樹林の中を進みます。
2019年05月02日 10:30撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/2 10:30
元谷分岐から行者谷コースへ入ります。このコースは樹林の中を進みます。
時々崩落の音が響きます。
2019年05月02日 10:52撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/2 10:52
時々崩落の音が響きます。
木段は設置されていますが、かなりの急勾配です。
2019年05月02日 10:52撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/2 10:52
木段は設置されていますが、かなりの急勾配です。
ミヤマカタバミ
朝のうちは花を閉じていますが、もうしっかり開きました。
2019年05月02日 10:54撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/2 10:54
ミヤマカタバミ
朝のうちは花を閉じていますが、もうしっかり開きました。
行者谷から大山の稜線を臨みます。あそこから下りてきたんだよ。
2019年05月02日 11:06撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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5/2 11:06
行者谷から大山の稜線を臨みます。あそこから下りてきたんだよ。
ネコノメソウ
花の周りの小葉が明るい黄色で花弁のように見えます。
2019年05月02日 11:30撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/2 11:30
ネコノメソウ
花の周りの小葉が明るい黄色で花弁のように見えます。
林道から中の原スキー場方向へ右折します。
2019年05月02日 11:40撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/2 11:40
林道から中の原スキー場方向へ右折します。
中野原スキー場ゲレンデはツクシが沢山出ていました。もうかなり呆けています。暖かいからなぁ。
2019年05月02日 11:45撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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5/2 11:45
中野原スキー場ゲレンデはツクシが沢山出ていました。もうかなり呆けています。暖かいからなぁ。
シダもどんどん成長しています。そのうち歩き難いほど茂るんでしょう。
2019年05月02日 11:49撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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5/2 11:49
シダもどんどん成長しています。そのうち歩き難いほど茂るんでしょう。
ゲレンデを上りきると、そこからは笹の薮の中の細道を登って行かなければなりません。
2019年05月02日 12:14撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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5/2 12:14
ゲレンデを上りきると、そこからは笹の薮の中の細道を登って行かなければなりません。
ブナの生える尾根を黙々と進みます。こちらのコースを歩く人は少ないです。
2019年05月02日 12:23撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/2 12:23
ブナの生える尾根を黙々と進みます。こちらのコースを歩く人は少ないです。
宝珠山山頂は特に何もなく、展望も良くないので南方向、下宝珠越えへ進みます。
2019年05月02日 12:39撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/2 12:39
宝珠山山頂は特に何もなく、展望も良くないので南方向、下宝珠越えへ進みます。
タチツボスミレ
スミレはあちこちにありました。同じ種類なのか異なる種類なのか、確認できていません。
2019年05月02日 12:43撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/2 12:43
タチツボスミレ
スミレはあちこちにありました。同じ種類なのか異なる種類なのか、確認できていません。
尾根の細い道を進みます。
2019年05月02日 12:44撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/2 12:44
尾根の細い道を進みます。
下宝珠越分岐点から谷筋を下山します。かなり急です。ここには木段は無いので木の根や岩をしっかりつかんで下ります。
2019年05月02日 12:52撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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5/2 12:52
下宝珠越分岐点から谷筋を下山します。かなり急です。ここには木段は無いので木の根や岩をしっかりつかんで下ります。
エンレイソウ
2019年05月02日 13:06撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/2 13:06
エンレイソウ
林道との交点まで下りてきました。ここで一休み。
2019年05月02日 13:12撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/2 13:12
林道との交点まで下りてきました。ここで一休み。
大神山神社方向へ下ります。
2019年05月02日 13:26撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/2 13:26
大神山神社方向へ下ります。
大神山神社に着きました。
2019年05月02日 13:39撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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5/2 13:39
大神山神社に着きました。
大山寺前を通って参道を下り、下山キャンプ場駐車場へ向かいました。
2019年05月02日 13:54撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/2 13:54
大山寺前を通って参道を下り、下山キャンプ場駐車場へ向かいました。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ 半袖シャツ サポーティングタイツ ズボン 靴下 グローブ 日よけ帽子(ハット) サブザック トレッキングポール 昼食(SOYJOY+野菜ジュース) 行動食(飴) 飲料(お茶600mL×2) 地図(行程・地形図) iPhone(GPS) iPad mini(GPS+データ通信) サブバッテリー カメラ 携帯電話 腕時計 ラジオ ヘッドライト 手拭い ティシューペーパー
備考 山頂はちょっと寒かったけれど、ジャンパーや雨具は使わなかった。スパッツも一応持って行ったが使わなかった。ヘッドライトやラジオはいざという時のためのお守りがわりで、使わずに済んでヨカッタ。

感想

 今年5月下旬に開催される鳥取県高等学校総合体育大会、山岳部の競技会場は大山周辺だ。連休の間に下見をしておきたいということで、5月1日幕営、5月2日登山という1泊2日の日程で生徒を大山に連れてきた。新入部員として男子3名、女子2名が入ってきて、何とか活動ができそうな人数の我が校山岳部で、1年生の歓迎行事も兼ねてのキャンプ&登山をおこなった。
 総体本番の幕営地は豪円山の麓の大山国体広場だが、駐車場などの関係で今回は夏山登山道登山口下の下山キャンプ場を利用させてもらった。このキャンプ場は夏休み期間中のみの営業なので、一応事前に電話で了解はとったものの「ご自由にご利用ください」状態であった。1日の午後3時過ぎに到着した時にはまだ駐車場に車は3割程度だったが、夕方にはほぼ満車状態、車中泊する人やバイクとテントで1台分の駐車スペースを上手に使う人やキャンプ場に大きなテントを持ち込んで賑やかにキャンプをする人など、様々な人がいた。

 5月2日の朝は5時に起床、朝食をとり、テントを撤収した。鳥の声が賑やかだ。天気予報は晴れの予報ではあるが、昨晩から霧が立ち込めており、朝起きた時にはテントが中も外もびしゃびしゃになっていた。濡れたままのテントを畳み。7時過ぎには登山を開始した。大山は中国地方で唯一の日本百名山だけあって、多くの登山者が登り始めていた。
 5月とは言っても例年この時期の大山は残雪でまだまだ歩き難い時期なのだが、この冬は雪が少なかったので、登山道には歩行の障害となるような雪はほぼ無かった。アイゼンもピッケルも全く必要のないコンディションだった。
 私が前回大山山頂へ登ったのは2年ほど前の夏だった。そのときは登山を始めてまだ経験が浅かったので、ずいぶんしんどかった記憶がある。今回、高校生の後ろをついての登山なので、ついて行けるかどうかかなり不安はあったものの、実際歩いてみると、2年間の間に私の登山パラメーターが上がったのか、生徒(女子を含む)が手加減をしてくれたのか、前回ほど辛くなくなんとか全行程を歩くことができた。生徒は規定によりトレッキングポールは使用しないのだが、私は全行程トレッキングポール2本を握り締めて4本足で歩いたのが功を奏したのかもしれない。
 単に大山登山が目的なら夏山登山道を上がり、元谷コースで大山寺へ下りておしまいなのだが、総体で生徒の技術や体力を審査するために、敢えてもう一山コースに組み込まれている。それが宝珠山だ。スキー場と薮の細道をほぼ直登するなかなか過酷なコースではあるが、昨年氷ノ山のスキー場を何度か登った経験があるので、ペースを考えながら登れば大丈夫だった。

 今回は幕営することによって、春の大山を楽しむことができた。夜は霧が深かったもののテントで凌ぐことができたし、朝の小鳥のさえずりも爽やかだった。暑くも無く寒くも無く、夕食は牛丼作って腹一杯食べられたし、連休はまだ続くし(←ここ、大事)、いつもの日帰りソロ登山では味わえない楽しさがあった。山を歩き始めて3年目、いろいろな山の楽しみ方があることにまた気付くことができた。

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無雪期ピークハント/縦走 大山・蒜山 [日帰り]
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利用交通機関:
技術レベル
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体力レベル
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技術レベル
1/5
体力レベル
2/5
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利用交通機関:
技術レベル
3/5
体力レベル
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