世界遺産熊野古道奥駈道 その一端を感じた大峰山
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 1,110m
- 下り
- 1,091m
コースタイム
天候 | 曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
行者還トンネルの入り口付近に登山口が有り、その周辺が駐車場になっている。1000円取られる。崖の上に張り付くように整備された駐車場。それなりに維持費がかかるのかもしれないが1000円は高いなぁ…。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特にないが、登山道から奥駈出会いまでが急登に次ぐ急登で浮き石も多いため、下りではとくに注意を要する。 |
その他周辺情報 | 登山バッチは弥山小屋にて。形は3種類ほどある。 麓の天川村に温泉施設がある。小さい施設なので混雑すると順番待ちになったりするようだ。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
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感想
GW遠征3座目は大峰山に登ってきた。
コースは、おそらく最もポピュラーであろう行者還トンネル西口登山口から八経ヶ岳へのピストンだ。本当は釈迦ヶ岳や川合集落まで縦走すればいいのだろうが、勝手がわからず止めてしまった。
登山口へのアプローチは前日の大台ケ原以上に酷い道だった。噂には聞いていたが和歌山県内陸部の道路事情は思った以上に悪いようだ。ナビに導かれるままに進んでいったが、本当に道が正しいのか不安になるレベル。
登山口から奥駈道出合までは急登に次ぐ急登だった。尾根に沿って作られた奥駈道に真横からアプローチするのだからそういう道にもなるか。登る分には少々キツイだけだったが帰りの下りでは思った以上に浮き石が多く難儀させられた。いずれ、このコースの核心部はこの区間だろう。
奥駆道出合から先はしばらくゆったりとした尾根道となり、古道の情緒や周囲の景色を楽しむ余裕も生まれた。修行の道の面影を伺わせる地名や旧跡があり、行者気分に浸れる…かもしれない。
弥山への登りは急勾配だがよく整備されているので一歩ずつ確実に進んでいけば、いずれ山小屋・山頂に着く。しかし木の階段が延々と続くのは少々苦痛ではある。登山道保全のためにわりと最近になって整備されたらしいが、昔を知っている人には不評のようだ。たしかに階段って一見楽そうだけど、歩幅が合わなかったりすると厳しい。
弥山山頂直前に味仙小屋の前に出る。弥山小屋は営業小屋なので予約すれば宿泊が可能なようだ。その他、軽食やバッチなども取り扱っている。我々もここで登山バッチを購入した。東北民からすると営業小屋は珍しいのでわくわくするし心強い。
小屋から少し離れたところに弥山の山頂がある。
山頂には神社があり、(たしか)弁財天が祀られていた。弁財天といえば芸術・芸能の神様だが、ううむ芸事には縁がない。関係ないかもしれないがkalafinaの復活でも祈っておこうかな?
お社の前には護摩壇が作られていた。5月3日に扉開けというのがあり、そこから修行のシーズンが始まるようなので、その準備だろうか。なかなか見ない光景だ。実際護摩を焚くところも見てみたいものだ。
続いて八経ヶ岳へ。大峰山脈最高峰であるか、ここはぜひ踏んでおかねばなるまい。弥山からはいったん下り、笹原を横切り再び頂を目指して登る。所要時間は30分程度。とくに険しい箇所はない。
八経ヶ岳の山頂からは南へと遥かに続く大峰山脈、すなわち奥駆道の行先を見ることができる。比較的近くに見える釈迦ヶ岳ですら歩くとなれば一日を要するのだから、その先は果てしない。いつか歩いてみたいという気持ちはあるが、なかなか難しいだろう。
山頂でいろいろ記念写真などを撮って満足したので戻る。
復路は往路をそのままたどった。
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