フレッシュグリーンに彩られた「大平山」（日本三百名山）［旭又登山口から周回］

2019年05月12日(日) [日帰り]

• GPS: 03:26
• 距離: 9.4km
• 登り: 916m
• 下り: 911m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:07
• 休憩: 0:17
• 合計: 3:24

9:06 旭又登山口
10:23 10:27 宝蔵岳
10:52 11:03 太平山
11:11 11:11 旭岳
11:37 11:37 御手洗
12:05 12:07 御滝神社
12:30 旭又登山口

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

●旭又登山口の駐車場を利用
・登山口までの車道は舗装されているが、幅員が狭いので対向車に要注意
・駐車場のスペースは20〜30台程度
・公衆トイレ有り

コース状況／危険箇所等

★登山道整備度：3〜4（良5・4・3・2・1悪）階段や木道、鎖等の整備度
★体力難易度　：2.5（難5・4・3・2・1易）歩行距離、累積標高差、急登等
★技術難易度　：1〜3（難5・4・3・2・1易）岩場等の頻度及び危険性等
★登山道の眺望：2〜3（良5・4・3・2・1悪）
★山頂の眺望　：4（良5・4・3・2・1悪）


【すれ違った登山者の数：約10人】


◆登山道の状況（登山口〜宝蔵岳）
・大半が尾根に沿って進むルート。登山道の整備が比較的良いので歩きやすく、特段危険性を感じる箇所はない。
・標高850m以上から残雪が見られ始めるが、ルート上に残雪は少なく特に影響なし。

◆登山道の状況（宝蔵岳〜大平山）
・灌木が多い樹林帯の主稜線に沿って歩く。
・弟子還の西側直下は岩場の鎖場がある。特に初心者の方で下り通過する際は要注意だが、鎖は補助的なので足場を確認しながら慎重に進もう。
・弟子還から大平山までの稜線は残雪が多く、雪庇状に雪が残っている。一部は夏道に積雪があるため、雪庇上を歩行する区間もあるが、不安定な亀裂やスノーブリッジ等はないので、雪庇から落ちないように注意して歩こう。（特に雪装備は不要）

◆登山道の状況（大平山〜御手洗〜登山口）
・夏道はやや急登な斜面を九十九折りのように整備された区間が多い。特に鎖場のような危険性を感じる箇所はなく夏道は歩きやすい。
・宝蔵岳ルート同様に標高850m以上で残雪が見られるが、宝蔵岳ルートより残雪は多い。一部区間に雪面トラバースが約20m区間あるので、初心者の方は滑落に注意したい（何十メートルも滑落するような斜面ではない）。本日は、先行者のステップがしっかりあったので、特にアイゼン等を使用しなくても通過できたが、トレースが無い場合は、すべり止め等は準備したほうが良いだろう。

写真

5/12 9:06

旭又登山口から出発。

5/12 9:09

旭川の架かっていた登山口前の橋が使えないらしく、上流に200mほど迂回し対岸に渡る。

5/12 9:15

序盤は平坦な登山道を進み、

5/12 9:20

矢沢入口を右折し、宝蔵岳ルートへ。

5/12 9:42

まずは、秋田杉が見られる斜面を登っていく。

5/12 9:57

新緑のフレッシュグリーンが良いね〜♫

5/12 10:06

標高850mを越えると残雪が見られ始めた。

5/12 10:10

標高870mで軽井沢尾根に乗り、尾根に沿って進む。

5/12 10:22

残雪は見られるが、宝蔵岳までの登山道は、雪面歩きはここだけ。

5/12 10:25

標高1036mの宝蔵岳に到着すると、稜線はカタクリがいっぱい。

5/12 10:30

宝蔵岳から大平山に向かう。

5/12 10:33

大平山手前のピーク（弟子還）は、なかなかの急登だ。

5/12 10:35

特段の危険性は少ないが、急登区間は岩場の鎖場になっているので、注意しよう。

5/12 10:40

弟子還に登り、南西側に見える中岳、剣岳、宝蔵岳方面を振り返る。

5/12 10:40

弟子還から大平山の山頂へ。

5/12 10:40

弟子還嶽神社を通過。

5/12 10:41

弟子還から大平山までの稜線は残雪が多く、夏道と雪面歩きMixで山頂に進む。

5/12 10:42

一部区間は雪庇の上を歩く。
特に危険性は無いが注意して進む。

5/12 10:47

登山道脇にはキクザキイチゲも沢山咲いてフラワーロードになってきた。

5/12 10:49

山頂直下の雪面を登れば、

5/12 10:55

大平山の山頂に到着。

5/12 10:55

三角点にもタッチ！

5/12 10:54

山頂の三吉神社（奥宮）に参拝。

5/12 10:54

山頂から南西側の眺望。
中岳、剣岳の稜線と背後には秋田市街、日本海も見える。

5/12 10:56

山頂の西側には、秋田湾と男鹿半島も良く見える。

5/12 10:56

北東方向には朝一で登った森吉山だね〜

5/12 11:02

では、下山しよう！
復路は北側の旭岳方面から周回する。

5/12 11:05

山頂から一旦下り、まずは旭岳へ。

5/12 11:11

旭岳に寄り道。
大平山の山頂より北側が良く見渡せる。

5/12 11:11

旭岳から北側の笹森方面の稜線を一望。

5/12 11:13

旭岳から大平山の山頂部を振り返る。

5/12 11:13

新緑の帯が徐々に山頂稜線まで上ってくるのが分かるね〜
現在は標高700〜800mが淡い緑色になっている。

5/12 11:21

では、下山しよう！
上りで利用した宝蔵岳ルートより残雪が多く、一部区間は雪面トラバースもある。

5/12 11:30

標高950m以下になると、残雪量が急に少なくなった。

5/12 11:36

御手洗に到着。

5/12 11:36

御手洗のお地蔵さん。

5/12 11:38

再びフレッシュグリーンの標高800m地帯に入る。

5/12 11:46

高度を下げると、徐々に濃い緑色に変わる新緑。

5/12 12:02

アヤメ坂を通過。

5/12 12:06

あっという間に標高400mの御滝神社まで下山。

5/12 12:11

最後はスギ林を中を歩き、

5/12 12:29

旭又登山口に戻る。
お疲れさまでした。

撮影機器：

PowerShot G7 X Mark II CANON

感想

Joker

本日は、久しぶりに秋田県の山に行ってみました。
まずは、日本200名山の吉森山に登りご来光を眺め、2座目は300名山の大平山に登ります。

朝一の吉森山を下山後、車で2時間移動し大平山の登山口へ。
直線距離は近いのに、思ったより時間を要しました。

標高が比較的低い山なので、登山口付近の新緑は深い緑になり始めていましたが、山頂に向け登っていると展葉したばかりのブナの葉は、淡いフレッシュグリーンに彩られ癒されましたね〜
登山者も多く、結構人気の山で、地元に愛された低山の奥山なんだなと感じました。


＜朝一の森吉山に戻る＞
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1846415.html