【奥秩父】笠取小屋で令和初テン泊 新地平〜笠取小屋〜雁坂峠〜道の駅みとみ


- GPS
- 25:34
- 距離
- 23.9km
- 登り
- 1,776m
- 下り
- 1,723m
コースタイム
- 山行
- 4:59
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 5:16
天候 | 1日目:曇り 2日目:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
装備
MYアイテム |
![]() 重量:-kg
![]() |
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感想
えーと、令和初テン泊に行ってきました。
選んだステージは奥秩父は笠取小屋です。
こちらは、一昨年のテン泊デビュー時の候補地のひとつでした。その理由は、登山口からあまり時間がかからずにテン場に着けること(^_^;)
結局テン泊デビューは三峰口から雲取山にしたのですが、今回、久々…なんと昨年の6月以来となるテン泊なので、なるべくゆるく、あまりキツくなさそうなコースはないかな〜と探しているうちに、そうだ笠取小屋に行こう! と思い出した次第。
今回、交通手段は電車&バスなので、笠取小屋までは新地平から登ることにしました。白沢橋からのルートも候補だったのですが、こちらからの方が時間がかかるようでしたので…そうなると今回のコンセプトである“ゆるテン泊”とは離れてしまいそうなので、へたれハイカーのアタイは、ここはキッパリと新地平からのルートに決めた次第 ( ̄‥ ̄)=3
ってなわけで塩山駅から西沢渓谷行きバスにゆられて、新地平バス停に降り立ったアタクシ。時刻はもう10時です。出足の遅さはいつものことですが、自宅を出発してから5時間が経過してますので(ビンボーなため特急とかには乗ってない)、スタート時点でかなりクタクタですorz
そんなへたれハイカーのアタシを亀田林業林道はゆるく迎えてくれました。
バス停からしばらく進んだところにゲートが設けられていて、その先は未舗装路。林道ですから、未舗装といってもトレイルではなく車道なんでしょうね。とにかくゆるやかな傾斜かつ整った道が続き、へたれハイカーでもガシガシと進んで行くことができました。
沢沿いを延々と進み、1時間半とちょっとのところで徒渉地点があり、その先はトレイルっぽくなります。
まだしばらくは沢沿いを進みますが、30分弱で沢から離れて、稜線に向かっての上りとなります。
この上りも、それまでに比べるとちょっとキツいですが、すぐに視界が開けて雁峠に到着。
CTは3時間ですが、へたれハイカーのアタイがおよそ2時間半で到着することができましたので、かなりゆるい道だったんですね。
しかし、ゆるい道とはいえさすがにテン泊装備は重くてシンドイので、早く身軽になりたくて、眺めを堪能することもせずに笠取小屋に向かいます( ̄∇ ̄)
10分ほどで小さな分水嶺に到着。
団体のハイカーさんたちが占領していたので、また後で来ることにして、笠取小屋まで行きます。
笠取小屋は翌日が多摩川源流水干祭とのことで、その運営スタッフとおぼしき方々が作業していて、賑わってました。
時刻は13時を回ったくらいでしたが、ハイカーも多く、テン場に案内されるともうすでにかなりの数のテント張られてましたね。
アタクシもテントを張って、軽く昼食をとってから笠取山に向かいます。
まずは先ほどスルーした小さな分水嶺に到着。
そして笠取山ですが…笠取山西の分岐から見ると、山頂まではかなりの急勾配です。以前見たときは、へたれハイカーのアタイはそのあまりの急峻っぷりに唖然となったものですが、いざ登ってみると案外サクっとクリアでき、ちょっと拍子抜けしたものでした。その時の記憶があるので、今回も気負わず急斜面を登り切り、笠取山の山頂に到着。
この日の天気予報は晴れだったのですが、アタシが笠取山の山頂に着いた時点では曇り。
スカッとするような眺望ってわけにはいきませんでしたが、それでも、主脈縦走路の面々を始めとして、奥秩父の峰々をズラリと見渡すことができました。
この日はコレで終了。
テン場に戻って、ここまで背負ってきたウイスキーと炭酸でハイボール(氷なし)を飲んでいるうちに眠くなってしまい、まだ明るいうちにシュラフに潜り込んだのでした。
翌日。
モタモタと朝食をとったり撤収しているうちに、出発は6時を回ってました。起きるのがそんなに遅かったわけじゃないンだけどなぁ。どんなときにもアタシの出足の遅さはかわりまへん(*´Д`*)
さて、この日は雁坂峠方面に向かいます。
まずはいったん雁峠まで戻ります。
昨日の通過時や笠取山山頂から見て薄々は感じていたものの、あえて意識はしないようにしていた燕山に向かっての斜面を目の当たりにしますと…(゜◇゜)ガーン。やっぱりかなりの急傾斜ですよ。
なにせ昨日が基本的にゆるゆるな行程でしたかねぇ…本日待ち受ける困難を思い、アタクシはしばしボーゼンとします。
しかし、このまま昨日と同じ道を下るっていう選択肢もありませんので、アタクシは意を決して登り始めます。
見たとおりの急斜面を息も絶え絶えに登り、40分ほどかかって燕山に到着。
お次は古礼山ですが、燕山よりも標高があるのにいったん下ります(*´Д`*)
なんつー非効率なと思いますが、こういうことを言うと山仲間に「だから稜線歩きなんでしょうが」と怒られるんだよなーと思い直して、おとなしく下ります。
20分ほど進むと、ベンチのある眺望のいいスペースがありました。心地よい場所なので、ここでザックを下ろしてしばし休憩。
古礼山の山頂はそこから数分のトコ。こちらも好展望が開けてましたね。
そして、お次は水晶山なのですが、こちらも古礼山より標高が高いのに、またいったん下って上り、しかも山頂直下は急傾斜…いや文句はいいますまい。コレが稜線歩きなんですから(´・ω・`)
で、水晶山に到着。
こちらは眺望ナシでした。
水晶山から先は、明るく開放感のある気持ちいい道です。
路面も整っているので歩きやすく、多少のアップダウンはありますが、基本はゆるやかな下り。こういう道はへたれハイカーのアタイとしては大歓迎ですので、気分よくズガズガと進みます。
そんなこんなで雁峠に到着。
ここでザックを下ろして休憩。
眺望もよく、ちょっと風が強くて肌寒い感じでしたが、陽光が降りそそいで実にいい気分です。
そんな中、この先のことを考えます。
予定では、ここ雁坂峠から下山するつもりでしたが、場合によっては東西破風山から木賊山手前まで進み、徳ちゃん新道で帰りのバス停のある西沢渓谷入口まで下る、なんてことも考えておりました。本日歩いてきた行程はおよそ6kmで、時間の余裕もないことはなかったですが…しかし、今年初のテン泊装備はやはりコタエまして、かなりへロってしまっていたので、おとなしく下山しました(^^;)
雁坂峠から道の駅みとみ方面に下るルートは、一度通ったことがあります。
峠から直下は急斜面ですが、道はスイッチバックで、路面も基本はよく整っているので歩きやすいです。沢沿まで下ってくると、一部ちょっとシンドイ箇所もありますが、テン泊装備のヘロった身でもなんとかスムーズに進んで行きます。
2時間弱で沓切橋出合まで下りきりまして、その先は舗装路歩き。雁坂トンネルの料金所を越えて、国道140号の高架をくぐった辺りで少々トレイルとなりましたが、すぐに雁坂峠登山口にゴール。
さらにヨレヨレと進んで、道の駅みとみまで無事に下りてきた次第。
という感じのゆるゆる行程でしたが、テン泊装備はやはりへたれハイカーにコタエました(*´Д`*)
しかしまぁ、この夏もいろいろ出かけたいので、コレに懲りずに頑張らねば。
こんばんは。
奥秩父へのゆるテント泊登山いいですね〜(^^ゞ
良い季節ですから、ゆっくりとテント担いで私も登ってみたいです。夏はどこかに遠征されるのでしょうね?
笠取山、雁坂小屋いずれも今度行ってみたい所です( ^^)
banbansさん、こんばんは。
そーなんですよ、そろそろ夏の遠征に備えて、テン泊装備にカラダを慣れさせようとしたんですよ。ですが、約1年ぶりのテン泊装備はキツかったっス(; ̄◇ ̄)
今回のような、ウォーミングアップのゆるテン泊でこのありさまですから、先が思いやられます。
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