主峰周回28.6km / ユーシン-朝日向尾根-臼ヶ岳-蛭ヶ岳-棚沢ノ頭-弁当沢ノ頭-熊木沢(周回)



- GPS
- 13:01
- 距離
- 26.2km
- 登り
- 2,120m
- 下り
- 2,102m
コースタイム
蛭ヶ岳12:32/13:12
-鬼ヶ岩13:36-棚沢ノ頭13:56-弁当沢ノ頭14:56/15:02-熊木沢出合16:00/16:13-ユーシン分岐16:43-玄倉ゲート前駐車スペース18:09
天候 | 晴 ■気温 玄倉ゲート前駐車スペース10.3℃、ユーシンロッジ12.3℃、臼ヶ岳18.3℃、蛭ヶ岳19.2℃、棚沢ノ頭20.2℃、弁当沢ノ頭19.2℃、熊木沢出合17.8℃、玄倉ゲート前駐車スペース14.8℃ ■風:尾根道は風は弱風 臼ヶ岳-蛭ヶ岳-棚沢ノ頭:強風(気温が高かったので心地よい風) ■視程:富士山、伊豆半島側、伊豆大島が見える。 都心方面高層ビル群は何となく見える。スカイツリーは確認できなかったが、横浜ランドマークタワーが見える。 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
30台以上駐車できます。 マップコード:732 039 419*61 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■沿面距離 GPS元データの沿面距離は、28.6kmです。 ※データを間引きしたのでヤマレコでは距離が短めに出ています。 ■ルートについて 渡渉は1回もありません。 今回のルートだと、ユーシンから朝日向尾根(あさひむきおね、別名:臼ヶ岳南尾根)の尾根道に出るまでが難関ルートです。 コンパス、地形図、ビバークの為の装備は必携です。 ■朝日向尾根の尾根道に到達するまで 朝日向尾根(臼ヶ岳南尾根)の正しいルートを使わず、途中まで金山谷ノ頭に向かう「檜洞沢ルート」を利用して朝日向尾根に出ています。朝日向尾根の正しいルートは、下記navecatさんのリンク等を参照下さい。 我々が途中まで通った「檜洞沢ルート」は、朝日向尾根(臼ヶ岳南尾根)の尾根道に出るまでは、快適な登山道ではありませんし、テープも殆どありません。(指導標は2箇所) また、最近崩壊したであろう箇所がいくつもあり、足を滑らすと非常に危険な場所が数箇所あります。 ■朝日向尾根 朝日向尾根(臼ヶ岳南尾根)の尾根道に出てしまえば、道迷い意外は特に危険な場所はないと思いますが、丹沢山塊の位置関係が分からない人は道迷いの可能性があります。 山行を計画されている方はヤマレコでは「コイタドリノ頭」で検索して山行例を参照してください。 ■棚沢ノ頭-弁当沢ノ頭 バラ科のトゲのある植物が、トレイルに沢山ありますので、それなりの服装が良いと思います。現段階ではトゲトゲ植物に必ず引っかかります。 ※弁当沢ノ頭の北側、棚沢ノ頭までの尾根道を盆沢相尾根と呼ぶ人もいるようですが、出典を確認できませんでした。 ■開花情報 ミカゲ沢ノ頭(臼ヶ岳と蛭ヶ岳の中間地点)から蛭ヶ岳、蛭ヶ岳から鬼ヶ岩にかけてはコイワザクラの群生、キクザキイチゲがたくさんあり満開です。 尾根道には、ミツバツツジも咲き始めていて楽しめると思います。 ■出会い 玄倉林道は男女数人 ユーシン-朝日向尾根-臼ヶ岳まではなし 臼ヶ岳-蛭ヶ岳は、男性7人、女性3人 蛭ヶ岳山頂、30人程度 蛭ヶ岳-棚沢ノ頭、男性15人、女性8人 棚沢ノ頭-弁当沢ノ頭、男性5名、女性2人 弁当沢ノ頭-熊木沢出合-ユーシン分岐はなし 帰りの玄倉林道から小鹿1頭が見える。 ■参考記事 kazikaさん 山行記録 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/userinfo-21519-data.html 山北町玄倉という地名は結構広いエリアなのですが、このあたりから西丹沢のブナ山行が多いkazikaさんにアドバイスを頂き、花の見ごろポイントまで教えていただきました。ありがとうございます。 navecatさん 丹沢・ユーシン、臼ヶ岳《朝日向尾根》 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-153018.html 朝日向尾根にたどり着くまでのルートは、この記事が詳しいです。 ちなみにヤマレコカープ会の仲間です。 komadoriさん やっぱり破線はそれなりの理由がある…寄〜雨山峠〜臼ヶ岳南尾根〜檜洞丸〜ツツジ新道 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-146651.html 写真2枚目(地図)の比較検討は、上記の記事のGPSデータを利用して合成しました。ありがとうございます。 丹沢写真館さん(Vルート100選) http://www.ne.jp/asahi/ando/tanzawa/index.htm Doubletのちょっとピンボケ http://d.hatena.ne.jp/doublet/ 西丹沢頂稜河川土地名称図(神奈川県松田警察署三保駐在所管内図) 第一回調整 昭和20年12月、第二回 調整昭和35年12月 http://d.hatena.ne.jp/doublet/20110718 Doubletさんが駐在所で撮影したもので、上記の拡大写真も掲載されており、見やすいです。 今回のルートの場合、玄倉川上流域を参照して下さい。 |
写真
正しい「朝日向尾根ルート」は、ユーシン広場のトイレの裏から尾根に向かう道です。
尾根に向かうときに、玄倉第二発電所連絡水槽が川沿いに見えました。
他に指道標は見当たらず、踏み跡も不明瞭でした。
この隙に私は足を川に浸しクールダウン。でも20秒くらいが限界。冷たいけど効果はバツグン。
感想
毎年GWは、中学生の甥っ子と地元神奈川県の最高峰、蛭ヶ岳に登っています。
甥っ子と蛭ヶ岳に行くのは今回で3回目で、
2010年5月3日は、塩水橋-丹沢山から主脈ルート
2011年5月3日は、表丹沢県民の森から塔ノ岳を経て主脈ルート
今年は、ユーシンを周回するルートとしました。
連休なので、比較的ロングコースを選んでいます。
私は5回目の蛭ヶ岳です。
4月7日にユーシンロッジ周辺を始めて訪れ、すばらしい雰囲気に魅了され、
今回は破線ルートでしたが、「GW恒例! 蛭ケ岳を目指すぞ!」企画のためワクワクして臨みました。
ところが、ユーシンから朝日向尾根(あさひむきおね)に向かうのに「檜洞沢ルート」を使ったため、道の崩落や踏み跡不明瞭、指道標などが殆ど無く、やや時間がかかってしまいました。
しかしながら、臼ケ岳では熊木沢を見下ろせ、丹沢主稜を手にとるように眺められ、気持ちのよい場所でした。
しかし、そこから眺める蛭ケ岳は、高く、遠く見えました(笑)。
というものの、臼ケ岳→蛭ケ岳は道もはっきりしており、それまでの道のりに比べ大変歩きやすく(ただし風がやや強)、急登というものの、楽しく登れました。
久々の甥っ子とのハイキングでしたが、さすがヤングです。
途中はへばっていましたが、全行程で元気ぶりを発揮して体力的には頼もしかったです。
晴天に恵まれ、新緑、春の花、勢いよく注ぐ山の水、なんとも清々しい最高の一日でした。
行程が長く、駐車場着が遅くなりましたが、夜明けから日没まで殆ど1日中丹沢に浸ることができたので、お腹一杯満喫しました!
帰るときはかなり後ろ髪を惹かれました。
近いとはいえ、帰るのもったいない・・・。
ビバ丹沢!
ですね。
コメント
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お疲れ様でした。
後ろ髪を惹かれる思い分かります。
朝日向尾根、新緑も一層進んでいいですね。
コイワザクラの群生綺麗です
尾根の取り付きは
ロッジのトイレ脇から裏の尾根に登った方が
安全だと思います。
ヤングは頼もしい限りですね
朝日向尾根の取り付きはかえってえげつないコースどりをされていますね
私はkazikaさん、仰るようにトイレ脇の裏からヒョイと上がりました
そうすれば後は尾根どおしで迷わず上を目指せば登りならそんなに
苦労はないと思います
蛭ヶ岳から丹沢山にかけての主稜線は本当に気持ちが良いですね
kazikaさん
navecatさん
いつもお世話になります。
記録係に比較地図を作ってもらい掲載しました。写真も3枚追加しました。
ご指摘のとおり、途中まで金山谷ノ頭に向かう「檜洞沢ルート」から、「朝日向尾根」に向かっています。
テープはいくつかありましたので、林業用のものでしょう。
地形図を元に強引に登ったわけではなく、比較的素直に尾根にたどり着いた感じでした。
コメントありがとうございました。
行きも帰りも、このあたりの尾根は壮大なブナ林で、五月の気持ちの良い風と共に、すがしい気持ちになりました。
いいところですね。ユーシン付近、気に入ったのでまた行きます!
mikipomさんが鍛え上げたんでしょうか。
頼もしい中学生ですね。
テニスに挫折し、
ゲームとマンガしか生きるあてのなかった
その頃の僕だったらこれ無理ですわ。
このコースもmikipomさんらしいですね。
お気に入りに登録させていただきます。
暑くなる前にぜひやってみたいですね。
コイワザクラがここにも咲いているんですね。
makasioさん、コメントありがとうございます。
いえ、私の鍛え方はまだまだ足りず。
まだまだ「へタレ」な中学生ですが・・・。
それでも小学生時代から比べたら随分
体も、心も成長したな〜と、久しぶりに連れ立って感じました。
以前なら山の景色や草花など自然の機微に
何の反応も示さなかったのですが、
今回の丹沢の風景や空気にはさすがに感じ入った様子で、帰りの車に乗ってから「ありがとうございました」、と自然に彼からでた言葉を聞きました。
甥っ子が、子供から大人になった瞬間を初めて垣間見た気がしました。
(反抗期らしく、彼の自宅ではまわりが手を焼いているようです
おっと、思わず内輪話になってしまいましたが、
自然と対峙してシンプルな心持ちになるって
やはりあるんでしょうね。
蛭ヶ岳から丹沢山にかけてのような稜線は山口ではちょっと考えられないんで、本当にうらやましいです
それにしても、トゲトゲの道で短パンは禁止でしょう
ずっと神奈川県民なのですが(というか、県民という意識は殆どなく、横浜市民という意識が強いのですが)、私も山暦は古くないので、もう少し前に山を知っていればと思う時があります。
以前は東名を通って見える山も全くわかりませんでした。
山に興味のない友達に、家から見える山を説明してもピンとこないようです。
以前は私も富士山以外は全くわからなかったので、あたりまえです。
山の話は山の仲間でしかわからないですよね。
丹沢に来なくても、nakkangさんのお住まいの近くで、日帰りできる良い山は沢山あるのでしょうけど、丹沢は海も見えて素晴らしい、冬でも比較的安全に遊べる、沢が多くコンパクトにバリエーション豊かな自然が楽しめるという点が特徴でしょうか。
岩国あたりの山も、瀬戸内が見えて素敵でしょうね。
出張とか用事で首都圏にお越しの節は、是非一度歩いてみて下さい。
丹沢のお勧めの季節は、秋から5月いっぱいまでです。
夏は暑いので、私は6月以降は一切行きませんが…。
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