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Yamareco

記録ID: 189793
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

赤岳、横岳、硫黄岳「残雪期、日帰り楽勝プチ縦走」

2012年05月12日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
--:--
距離
18.4km
登り
1,672m
下り
1,676m

コースタイム

04:46 赤岳山荘駐車場、出発
06:31 行者小屋
07:20 文三郎尾根
07:37 赤岳頂上「一等三角点」
08:10 赤岳天望荘
09:05 横岳
09:28 硫黄岳山荘
09:45 硫黄岳頂上
09:55 硫黄岳「二等三角点」
11:00 赤岳鉱泉
11:45 林道終点堰堤広場
12:15 赤岳山荘、下山
天候 午前9時頃まで快晴だったが、次第に雲に覆われるが時々晴れる。
過去天気図(気象庁) 2012年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
茅野市から美濃戸へ向かい、八ヶ岳山荘前から悪路林道を走行して赤岳山荘へ。
有料駐車場あります。(一日\1000円)
林道はかなり悪路なのでパンクに注意。
コース状況/
危険箇所等
・南沢コース-行者小屋
ずっと夏道を歩いて行きますが、凍結箇所が多くアイゼンが必要かも。
また途中堰堤工事をしているので、迂回路を通ることになる。
トレースや道標もあって迷う箇所はありません。

・文三郎尾根-赤岳
尾根取り付きより残雪があるが、雪が解けて鎖や鉄の階段を利用できる。
中岳分岐より山頂までほとんど雪は解けていますが、凍結箇所が一部あり通過の時は注意、また鎖を利用できるので安心できる。

・横岳-硫黄岳
赤岳天望荘まで残雪はほぼ解けているが、一部まだ残っていて急坂なので足元に注意。
横岳は二箇所危険な場所があったが、トレースはしっかりあり危険箇所の通過は鎖を利用でき、アイゼンとピッケルを持っていたら問題なく通過できる。
硫黄岳までほとんど雪は解けていて夏道を歩けた。
硫黄岳周辺はガスると迷いやすい場所ですが、ケルンやロープでしきってるので大丈夫だろう。

・硫黄岳-赤岳鉱泉
残雪がある樹林帯を下る道で迷いやすい所。
トレースを踏み外ずさないかぎり迷う心配はありません。
凍結箇所があるので下る時はアイゼンを装着するほうがよい。

・赤岳鉱泉-北沢
ほとんど凍結箇所や残雪は無くて、安心して歩くことができました。
危険箇所はありません。

登山届けとトイレあります。
さあ、今日は快晴の天気だ。
日帰りプチ縦走をするので、なるべく早く南沢コースを出発です。
2012年05月12日 13:31撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
5/12 13:31
さあ、今日は快晴の天気だ。
日帰りプチ縦走をするので、なるべく早く南沢コースを出発です。
橋を渡ります。
まだ残雪はありません。
2012年05月12日 13:31撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
5/12 13:31
橋を渡ります。
まだ残雪はありません。
堰堤工事現場を高巻きに迂回します。
先制パンチの高巻きが辛かった。
2012年05月12日 13:31撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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堰堤工事現場を高巻きに迂回します。
先制パンチの高巻きが辛かった。
工事現場を過ぎると凍結箇所が多くなり、歩くのも慎重になる。
2012年05月12日 13:31撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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工事現場を過ぎると凍結箇所が多くなり、歩くのも慎重になる。
あ! 可愛らしい野鳥を発見。
2012年05月12日 13:31撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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あ! 可愛らしい野鳥を発見。
広い川原から残雪が多くなり、行者小屋が近くなります。
2012年05月12日 13:31撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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広い川原から残雪が多くなり、行者小屋が近くなります。
快晴の赤岳を望む行者小屋に到着です。
2012年05月12日 13:31撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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快晴の赤岳を望む行者小屋に到着です。
今日は営業してなかった。
2012年05月12日 13:31撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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今日は営業してなかった。
さあ、地獄の文三郎尾根へ向かうぞ。
2012年05月12日 13:31撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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さあ、地獄の文三郎尾根へ向かうぞ。
ひええええー、いきなり急登が。
2012年05月12日 13:31撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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ひええええー、いきなり急登が。
鎖や鉄の階段を利用し登っていく。
2012年05月12日 13:31撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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鎖や鉄の階段を利用し登っていく。
中岳分岐までもうすぐですが、ここが最初の試練。
トレースがあるが滑って踏み外すと右側へ滑落する。
2012年05月12日 13:31撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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中岳分岐までもうすぐですが、ここが最初の試練。
トレースがあるが滑って踏み外すと右側へ滑落する。
少し緊張して中岳分岐点に到着し一安心です。
2012年05月12日 13:31撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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少し緊張して中岳分岐点に到着し一安心です。
赤岳山頂直下の岩場ですが、ここも難所でした。
鎖にしがみついて難所を通過。
右に落ちると一気に下まで滑落。
2012年05月12日 13:31撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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赤岳山頂直下の岩場ですが、ここも難所でした。
鎖にしがみついて難所を通過。
右に落ちると一気に下まで滑落。
一番乗りで赤岳山頂に到着しました。
2012年05月12日 13:31撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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一番乗りで赤岳山頂に到着しました。
快晴の青空が広がり静寂に包まれた山頂でした。
2012年05月12日 13:31撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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快晴の青空が広がり静寂に包まれた山頂でした。
展望の良い山なので一等三角点です。
2012年05月12日 13:31撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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展望の良い山なので一等三角点です。
権現岳の向こうには南アルプスが白く輝いて見えていました。
2012年05月12日 13:31撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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権現岳の向こうには南アルプスが白く輝いて見えていました。
富士山も見えています。
2012年05月12日 13:31撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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富士山も見えています。
阿弥陀岳です。
ほんとはこれも登りたかった。
2012年05月12日 13:31撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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阿弥陀岳です。
ほんとはこれも登りたかった。
北へ連なる稜線です。
2012年05月12日 13:31撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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北へ連なる稜線です。
金峰山が、今にも雲に覆われかけているのが見えています。
ここは本当に標高が高いですね。
2012年05月12日 13:31撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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金峰山が、今にも雲に覆われかけているのが見えています。
ここは本当に標高が高いですね。
赤岳頂上小屋から見た赤岳山頂。
2012年05月12日 13:31撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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赤岳頂上小屋から見た赤岳山頂。
さあ、赤岳天望荘へ下りを開始です。
ほとんど夏山登山道を歩けますが、一部残雪があるので足元に注意です。
2012年05月12日 13:31撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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さあ、赤岳天望荘へ下りを開始です。
ほとんど夏山登山道を歩けますが、一部残雪があるので足元に注意です。
赤岳天望荘に降りてきました。
ここは営業しているようでした。
2012年05月12日 13:31撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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赤岳天望荘に降りてきました。
ここは営業しているようでした。
横岳へ向かいます。
2012年05月12日 13:31撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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横岳へ向かいます。
地蔵尾根の分岐点に到着です。
下を見てみると二名の登山者が登ってきました。
2012年05月12日 13:31撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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地蔵尾根の分岐点に到着です。
下を見てみると二名の登山者が登ってきました。
さあ、難関の横岳へ向かうぞ。
まだアイゼンは装着していません。
2012年05月12日 13:31撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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さあ、難関の横岳へ向かうぞ。
まだアイゼンは装着していません。
ここが第一の難所でした。
ここで足を踏み外すと一気に下まで滑落です。
ロープや鎖も無かったので慎重に通過しました。
2012年05月12日 13:31撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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ここが第一の難所でした。
ここで足を踏み外すと一気に下まで滑落です。
ロープや鎖も無かったので慎重に通過しました。
次はここです。
ここはさすがにアイゼンを装着し、鎖を利用して慎重に通過しました。
思ったより怖くはなかった。
2012年05月12日 13:31撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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次はここです。
ここはさすがにアイゼンを装着し、鎖を利用して慎重に通過しました。
思ったより怖くはなかった。
雲に覆われかけている赤岳山頂。
2012年05月12日 13:31撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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雲に覆われかけている赤岳山頂。
三叉峰で一休み。
2012年05月12日 13:31撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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三叉峰で一休み。
ここから横岳最高峰まで問題なく歩けました。
2012年05月12日 13:31撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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ここから横岳最高峰まで問題なく歩けました。
横岳山頂に到着して緊張が解れました。
2012年05月12日 13:31撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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横岳山頂に到着して緊張が解れました。
大座の頭がもう近くですが、ガスに覆われてきた。
2012年05月12日 13:31撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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大座の頭がもう近くですが、ガスに覆われてきた。
硫黄岳山荘に到着です。
営業していました。
2012年05月12日 13:31撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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硫黄岳山荘に到着です。
営業していました。
大きなケルンがあって迷う心配はありません。
2012年05月12日 13:31撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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大きなケルンがあって迷う心配はありません。
ガスに覆われた硫黄岳山頂です。
晴れるのを信じて、とりあえず硫黄岳の三角点を見に行ってきました。
2012年05月12日 13:31撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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ガスに覆われた硫黄岳山頂です。
晴れるのを信じて、とりあえず硫黄岳の三角点を見に行ってきました。
2760m地点よりか先、ロープ終点の30m先にポツンと二等三角点がありました。
ここまで登山者はほとんど来ないでしょうね。
三角点マニアは別ですけど。
2012年05月12日 13:31撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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2760m地点よりか先、ロープ終点の30m先にポツンと二等三角点がありました。
ここまで登山者はほとんど来ないでしょうね。
三角点マニアは別ですけど。
硫黄岳に戻ってみると雲が取れて晴れてきました。
2012年05月12日 13:31撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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硫黄岳に戻ってみると雲が取れて晴れてきました。
昨日登った天狗岳は雲の中で見えません。
2012年05月12日 13:31撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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昨日登った天狗岳は雲の中で見えません。
グヘー、大ド迫力です。
2012年05月12日 13:31撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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グヘー、大ド迫力です。
さあ、赤岳鉱泉へ下山を開始です。
2012年05月12日 13:31撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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さあ、赤岳鉱泉へ下山を開始です。
下っていると、雲が取れ姿を現した赤岳の主稜線。
2012年05月12日 13:31撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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下っていると、雲が取れ姿を現した赤岳の主稜線。
ここの下りは滑るので慎重に。
2012年05月12日 13:31撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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ここの下りは滑るので慎重に。
赤岳鉱泉に下りてきました。
2012年05月12日 13:31撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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赤岳鉱泉に下りてきました。
何時の間にか山頂も晴れていました。
2012年05月12日 13:31撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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何時の間にか山頂も晴れていました。
北沢コースは凍結箇所や残雪も無くて、歩くのに問題はありません。

2012年05月12日 13:31撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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北沢コースは凍結箇所や残雪も無くて、歩くのに問題はありません。

堰堤広場に無事着きました。
2012年05月12日 13:31撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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堰堤広場に無事着きました。
思ったより少なかった、赤岳山荘駐車場。
2012年05月12日 13:31撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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思ったより少なかった、赤岳山荘駐車場。
今日帰り撮った場所。
2012年05月12日 13:31撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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今日帰り撮った場所。
同じ場所で昨日撮った写真。
綺麗な風景ですね。
2012年05月12日 13:31撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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同じ場所で昨日撮った写真。
綺麗な風景ですね。
撮影機器:

感想

今日は雲一つ無い快晴の朝、残雪期の赤岳から硫黄岳まで日帰りプチ縦走するので、なるべく早く出発しました。
赤岳までアイゼンも装着せず、順調に歩くことができ問題なく快晴の赤岳に無事登頂ができました。
今日の一番乗りで静寂に包まれた山頂で、景色を存分に楽しむことができ、もうサイコーの気分でした。
横岳の危険箇所はさすがにアイゼンを装着しました。
トレースもあり危険箇所には鎖が利用できたので、問題なく通過できましたよ。
少しだけ怖い思いをして横岳に到着。
横岳の頂上で一休みしていると雲に覆われてきて、一気に辺りは何も見えない世界に変わった。
赤岳の雄姿が見たかったのに残念です。
硫黄岳に着くころ、赤岳鉱泉から登ってきた人たちが続々と硫黄岳に登頂していました。
赤岳鉱泉までの下り道は凍結はしてないが、残雪の上に付いているトレースは非常に硬くて滑りやすい。
さすがに少し怖く慎重に歩きました。
北沢コースは日当たりが良いのか、凍結箇所や残雪は無くて歩きやすかった。
逆に南沢コースは凍結箇所が多くて最悪だった。
ひょっとしたら北沢コースから登る人が多いのでは。

まあ、なんとか今日も無事に下山できて一安心です。


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