幌尻岳（チロロ林道コース）

2019年07月31日(水) [日帰り]

• GPS: 10:30
• 距離: 26.9km
• 登り: 2,563m
• 下り: 2,567m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:55
• 休憩: 0:30
• 合計: 10:25

5:08 二岐沢出合 登山口
5:43 5:43 取水ダム
6:07 6:07 二岐・二ノ沢出合 天場
7:12 7:12 トッタの泉
7:59 7:59 ヌカビラ岳肩
8:03 8:03 糠平岳
8:29 8:35 北戸蔦別岳
9:00 9:01 幌尻山荘分岐
9:19 9:31 戸蔦別岳
10:20 10:20 幌尻岳の肩
10:49 10:49 幌尻岳
11:11 11:11 幌尻岳の肩
12:03 12:03 戸蔦別岳
12:21 12:22 幌尻山荘分岐
12:50 12:50 北戸蔦別岳
13:10 13:14 糠平岳
13:15 13:16 ヌカビラ岳肩
13:40 13:41 トッタの泉
14:35 14:35 二岐・二ノ沢出合 天場
14:56 15:00 取水ダム
15:33 15:33 二岐沢出合 登山口
15:33 ゴール地点

天候

5:09　二岐沢出合登山口　曇り　23℃
10:45　幌尻岳　曇り　16℃
15:12　二岐沢出合登山口　曇り　22℃

アクセス

利用交通機関：

自家用車

チロロ林道へは道の駅樹海ロード日高から国道274号線を東へ約10分。沙流川に架かる千露々橋を渡り右へ（HOA北海道アウトドアアドベンチャーズの看板が目印）。千露々川に沿った道路を進むとチロロ林道のゲートがある。

コース状況／危険箇所等

稜線までは踏み跡と道しるべ豊富。稜線は踏み跡がハイマツに覆われている箇所があって分かりづらいところがあった。
水場は1箇所のみ。ヌカビラ岳下にトッタの泉と呼ばれる湧水がある。
二岐沢出合登山口にトイレあり。
下山後の二岐沢出合登山口周辺はアブが非常に多かった。

写真

7/31 5:03

5:03
チロロ林道二岐沢出合登山口
写真外右にトイレある。登山道は正面奥の橋を渡る。

7/31 5:43

5:43
林道終点の取水ダム
駐車スペースから約3kmの林道歩きを経て到着。登山口はこの右奥。

7/31 5:53

5:53
取水ダムから沢沿いの登山道を行く。

7/31 6:07

6:07
赤テープをたどりながら渡渉を繰り返す。数箇所水量が多くて足を濡らしてしまう渡渉があった。

7/31 6:44

6:44
稜線への取り付き前。奥に大きい滝が見えると取り付き点。一気に登る。

7/31 7:10

7:10
トッタの泉
稜線下に湧く水場。必要な水はこちらで十分に補充しておくこと。

7/31 7:54

7:54
ヌカビラ岳
ミヤマアキノキリンソウ
森林限界をこえると花の数が増える。

7/31 7:55

7:55
ヌカビラ岳
イワブクロ

7/31 8:01

8:01
ヌカビラ岳
チシマフウロ

7/31 8:03

8:03
ヌカビラ岳（1,807m）
ここから強い風の中、ハイマツこぎながらの山行となる。

7/31 8:12

8:12
ヌカビラ岳〜北戸蔦別岳
エゾツツジ

7/31 8:12

8:12
ヌカビラ岳〜北戸蔦別岳
チングルマ

7/31 8:19

8:19
ヌカビラ岳〜北戸蔦別岳
7月も末だが左手にまだ雪渓が残ってた。

7/31 8:25

8:25
ヌカビラ岳〜北戸蔦別岳
稜線の東側はお花畑。

7/31 8:32

8:32
北戸蔦別岳（1,912m）
ここで先行していた埼玉から来たという登山者と挨拶。道迷いしてこれから幌尻岳を目指すか迷っていたらしい。

7/31 9:19

9:19
戸蔦別岳（1,959m）
北戸蔦別岳から幌尻岳の稜線西側は風が強く寒い位。ガスで視界があまり効かないので地図コンパスとGPSでルートを確認しながらの山行になった。

7/31 10:45

10:45
幌尻岳山頂（2,052m）
日本百名山88座目登頂。

撮影機器：

COOLPIX W100 ニコン

感想

higashino9

登山口はいくつかあるが日程と装備の関係でチロロ林道からの幌尻岳往復コースを選択。
今日は天気予報悪し。登山口から見上げる山並みは雲の中。目指す山へは吹きさらしの稜線を行く時間が長いことから雨風に打たれ続けることが想定された。
チロロ林道の駐車スペースから橋を渡り、3kmの林道を歩き、林道終点の取水ダムから登山道に入る。登山道は沢沿いの道。渡渉を繰り返しながら遡行してゆく。沢装備は不要、渡渉自体は難易度低いがローカットシューズで足を濡らさずに進むのは難しく、2回ほど靴の中に水が入る。1時間ほどの遡行で稜線への取り付き。
稜線へはひたすら急な登り。泥多い道で雨で濡れていると結構いやらしい。途中に本山行において煮沸不要な水場トッタの泉と呼ばれる湧水がある。
ヌカビラ岳から幌尻岳への稜線は想定通り簡単ではない道だった。稜線西側は常に強風。ガス多く、メガネがすぐに曇ってただでさえ悪い視界がさらに悪くなる。さらにハイマツを漕ぐこと多し。登山道がハイマツ下に隠れて不明瞭箇所あり。地図とコンパス、時々GPSで現在地を確認しながらといった感じだった。登山道が稜線東側になりピタッと風が収まる時はホッとしたものだ。
本日こちらのコースからの登山者は自分を含めて3人。うち幌尻岳登頂は2人。日本百名山88座目は厳しかったことで記憶に残る山旅となった。