みどり池入口〜天狗東岳/稲子岳/ニュウ
- GPS
- 11:28
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 1,544m
- 下り
- 1,525m
コースタイム
- 山行
- 4:18
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 4:26
- 山行
- 5:51
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 6:53
天候 | 初日 曇 2日目 雨でした。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
稲子岳のバリエーションルートは稲子岳〜ニュウの間は倒木が多く、若干歩きにくいが、踏み跡はしっかりしている。 中山峠からの方が道はわかり易い。 ニュウからおりたところの分岐からの急下降は注意を要する。 |
その他周辺情報 | 帰りは稲子湯にて入浴。¥650 源泉はほとんど冷泉のようだ。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
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感想
火曜日の予報を見ると、週末は天気が持ちそうな気配だった。崩れる予感はあったが、ここ数週間雨ばかりだったので、久しぶりに何とか大崩れはなさそうだったので、とりあえず八ヶ岳に行くつもりで、レンタカーだけは予約した。予約した時点で、多少の雨でも行くつもりだった。
前日の予報では日本海側、東北方面は雨の気配が少ない様であったが、どうも八ヶ岳は具合が悪い。それでも、大降りは無さそうだったので、予定通り出発した。始発の電車は寝過ごして乗り遅れたが、9:00には佐久平に到着。この時間だと送迎してくれるので、始発の電車でも大差は無い。
みどり池の登山口までは、佐久穂まで高速が開通したおかげで、一時間かからず到着するので、便利になった。
登山口の駐車場はまだシーズン前、天気も悪いためか数台しか留まっていないが、これからシーズンになると、この時間だと多分満車だろう。
雨は降っておらず、予報では今日は何とかこのままもちそうなので助かる。新緑から梅雨時に季節が移りなお一層緑が深まり、北八ヶ岳のしらびその森の匂いが体に染み込み心地良い。やがて森に佇むしらびそ小屋、そしてみどり池に到達。この時期、まだ訪れる登山者も少なく、私の他には親子連れが一組だけ、時折トリノさえずりが聞こえるだけで、池は静寂に包まれている。
本沢温泉まで緩やかな登りが続くが、樹林帯の中に現れるせせらぎは、曇天の中に素晴らしい森のオアシスを醸し出す。やがて本沢温泉に到着すると団体登山者がおり少しばかり賑やかだ。ここは日本最高所の露天風呂として有名である。その風呂は小屋から少しばかり登った所から分岐した沢沿いにあり登山道をしばらく登ったところで眼下に見える。本沢温泉からは次第に登り勾配がきつくなり、樹林帯の中を夏沢峠へと至る。
峠で休息していると、いくらか雲が切れかけたかに見えたがやがて霧の中に包まれる。今回の山行で晴れ間を望むのは無理そうだ。
オーレン小屋は梅雨の季節とはいうものの団体客もおりかなりの賑わいだ。テント場も雨模様とは言え5割方は埋まっている。先週、先々週に比べればまだ天候は良いためか、結構な登山者が登っている。
夕方になると霧雨となり、夜半雨音が少しばかり聞こえ、朝方は小降りとなり、小雨ながらも雨具は上下とも着用した。
箕冠山を過ぎ根石岳、天狗岳への稜線に出ても霧雨濃霧で視界は100m程度。メガネが水滴で視界が遮られ役に立たずかえって鬱陶しい。眼鏡無しでも近場は見えるので、景色が望めないときは眼鏡は不要だ。
天狗東岳の頂上ではいつもと同じ場所にミヤマダイコンソウ、イワベンケイが咲いているが、流石にトウヤクリンドの時期にはまだ早い。
休憩もそこそこに中山峠へと稜線伝いに下山する。中山峠からは稲子岳経由のバリエーションルートに進むため、みどり池方面へ降りる。標高2380m付近をナビで確認すると、稲子岳への分岐にはロープが貼ってあり直ぐに分かる。踏み跡は狭いがしっかりと続いている。崩壊部を足早に過ぎると急登となりやがて砂礫地帯となるとコマクサの保護区となる。周囲柵が張られており保護されている。一般の登山者が訪れる場所ではないため、コマクサが多く育っているが群生するほどはない。ぽつんぽつんと間隔をおいて育っている。
砂礫帯を抜け樹林帯に入ると、数年前に来た時より倒木がかなり多くなっており歩きにくい道が続くが迷うことはない。やがて稲子岳頂上の標識が現れるが、標高の表記が間違っている。(2320m→2380mが正解)
にゅうの手前で進行方向左手の尾根へ急登となるが、進みすぎてしまい道が怪しくなり少しばかり引き返す。赤旗が尾根を上り詰める場所を示していた様だ。
天気がよければ絶好のビューポイントであるニュウの岩場もこの日は生憎の雨だが致し方ない。ここからはシャクナゲ尾根を下る。標高が下がるに連れ雨も小ぶりとなり、駐車場へ到着するころには殆ど上がっていた。
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