乾徳山から黒金山をぐるっと周回


- GPS
- 07:22
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 1,385m
- 下り
- 1,370m
コースタイム
※結果的に登山口に近いところに駐車できたので、乾徳山までは短時間で登れてしまいました。そのおかげで黒金山までの周回も無理なく行けました。
天候 | 晴れ(この時期、眺望が霞む事が多いんですけど今回はバッチリでしたよ) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
仕方なく先の登山口へ向かう林道の駐車スペースの端っこに何とか駐車できました。 (※林道関係者の車両が入るので道にはみ出る駐車はNGです) |
コース状況/ 危険箇所等 |
●登山口〜乾徳山 沢山の登山者が登っていて、歩きやすい道です。錦晶水の水場は登山口から山頂までのちょうど中間点ぐらいなので休憩に良いです(ベンチなどはありませんが広い)。 国師ヶ原登って扇平までは気持ちよい笹原が拡がり富士山・南アルプスを一望できます。ここまではハイキングモードで充分。 扇平から先はこれまでと一転した岩稜帯の登りに変わります(ストックはしまいましょう)。クサリ場が2箇所あり、クサリの登り方を知らない人、高所恐怖症の人にはツライかも。2本目長いのクサリを登りきったところが山頂です。 ●乾徳山〜黒金山 時間に余裕があれば、ぜひ乾徳山周回ではなく、黒金山まで足を延ばされることをおすすめします。樹林帯の尾根歩きで、倒木が多くて不明瞭なところもありますが、赤テープや標識が見える範囲に必ずあるので迷うことはありません。 黒金山は北面側に拓けた広い休憩場所があり、昼食休憩にうってつけでした。 北に連なる奥秩父の稜線を見渡せます。 (なかなか全貌を見れない甲武信〜北奥千丈がド〜ンと眼前に拡がります) ●黒金山〜大ダオ 幅広な樹林帯尾根の下りです。倒木も多くて迷いそうですが、ここも赤テープと標識が完璧です。大ダオは富士山と乾徳山を望める気持ちの良い笹原が拡がります。 ●大ダオ〜乾徳山登山口 大ダオからの笹原が終わると樹林帯の沢筋をひたすら下ります。河原は倒木も多く、荒れていて踏み跡不明瞭な箇所が沢山ありますが、慎重に赤テープを探せば必ず目の届く範囲内に見つけられるので、安心できます。 標高1500mあたりまで下りてくると、並行する小さな沢を何度も渡渉しながら下ります。石伝いの渡渉になるので、ストックがあればバランスを確保できて良いでしょう。 |
写真
感想
山登りにハマッて一人で登りだしたのが2007年春。
筑波山を皮切りに、丹沢山、鷹ノ巣山ときて、初めての2000m以上の山で選んだのが、気持ちよい笹原とクサリ場を堪能できると聞いた乾徳山でした。
晴れ予報の日帰りでどこに行こうかと迷ったんですが、5年前のGW同時と現在でどれくらい山登り慣れしたのかを比較してみるのも悪くないかなと、土曜日早朝発で日帰り登山してきました。
少々出発が遅かったためか、5年前に駐車した場所は既に満車。そういえば奥にすすんだところにもちょっとした駐車スペースがあったなあ、と奥に入ってみると、丁度スペースが埋まった直後。さてどうする?
本来の駐車スペースはキッチリ埋まっていたけど、隅の道沿いに林道に邪魔しないように車を置くとなんとかギリギリ駐車可能。奥の軽自動車の若者に見てもらって出し入れに支障なさそうということでひと安心。
そんなこんなで登山スタートは朝7時15分。少々遅くなったので場合によっては乾徳山ピストンでも良いやと。
少しでも登り脚力の支えにとストックを使ったので快調に歩けて、錦晶水の水場まで1時間で到着。やはりこの5年間で登山慣れした身体になったようです。
5年前とはいえ、登ったことのあるルートであるという安心感もあってか、岩稜登りもスムーズに、10時到着できれば良いやの予測とは裏腹に9時半過ぎには乾徳山頂に到着。5年前も眺望が良かったけど今回の方がより遠方まで見渡せる最高の展望。
10時までノンビリ景色を楽しみ、余力もありそうなので更に奥に続く黒金山まで行くことに。奥まで行く人は少ないようで、誰にも会わない静かな樹林帯歩きです。
(念のため熊鈴をここで装着)
乾徳山から以降、唯一歩き途中で黒金山頂から降りてきた人に会い、眺望が良いということを聞いたので、山頂で昼食をとることにしてすすみ、11時半前に山頂到着。山頂標識の奥(北側)が拓けた岩場になっていて、奥秩父の主稜線を眺めながらノンビリ昼食&アルコールでマッタリ。
そろそろ出発しようかというタイミングで乾徳山から登ってきた単独行の若者と西沢渓谷から5時間かけて登ってきた中年夫婦が揃って登場し、挨拶を交わしてから下山。
下山時も誰にも会わず、樹林帯・倒木・荒れた河原、単独では心細くなるようなシチュエーションでしたが、標識整備がちゃんとされていて、必ず目の届く範囲内に赤テープや看板があって、迷いそうになると付近を目視探索してテープを見つけながら、それでも快調に登山口まで帰ってくることが出来ました。
(荒れた河原のコースは、特にテープの存在が有難かったですね)
今回は中央高速帰りの名物「小仏渋滞」も珍しく発生しておらず、夕方6時前には家に帰着することもできました。有意義でとても良い一日となりました。
次はそろそろ、ソロテントでノンビリ登山に行きたいなあ。
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