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Yamareco

記録ID: 193586
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

白沢橋〜笠取山〜甲武信岳〜西沢渓谷

2012年05月19日(土) 〜 2012年05月21日(月)
 - 拍手
GPS
24:00
距離
30.0km
登り
2,642m
下り
2,447m

コースタイム

【1日目】
0937白沢橋→1119白沢峠1133→1239鳥小屋分岐1250→1321ヤブ沢峠→1334笠取小屋
(テント設営など)1519笠取小屋→1530分水嶺→1551笠取山1616→1650笠取小屋

【2日目】
0504笠取小屋→0517雁峠分岐→0527雁峠→0604燕山→0702古札山0712→0739水晶山
→0806雁坂小屋0816→0833雁坂峠→0915雁坂嶺0928→1014東破風山
→1046西破風山1102→1131破風山避難小屋→1240木賊山分岐→1303甲武信小屋

【3日目】
0644甲武信小屋→0702甲武信岳(金冠日食観察)0736→0750甲武信小屋0819→
0837木賊山→0845戸渡尾根分岐→0952徳ちゃん新道分岐→1101甲武信岳登山口→
1116西沢渓谷入口BS
天候 【1日目】快晴
【2日目】晴れ時々曇り
【3日目】朝は曇り、風強し、日中は快晴
過去天気図(気象庁) 2012年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
【往路】JR中央本線「塩山」駅下車→山梨貸切自動車バス「西沢渓谷」行きに乗り、自由乗降区間で口頭にて「白沢橋」下車
【復路】山梨市営バス「西沢渓谷入口」乗車→「山梨市駅」バス停下車
コース状況/
危険箇所等
【白沢橋〜白沢峠】
昭文社の地図に「道狭く荒廃ぎみ」とあるように、あまり道がよくありません。
途中までは古い林業道のようで、落ち葉の下に舗装道路が見えます。
何度か川を渡ります。その後、突然山道へいざなわれます。
狭く傾斜の強いトラバース道で、雨が降ると崩れやすくなるようです。

【白沢峠〜笠取山】
今回は地図通りに歩きました(尾根を巻く)が、尾根筋も歩けるようです。
巻くと相当ラクです。
鳥小屋分岐からは東京都水道局の職員さんが自動車で乗り入れているようで、
立派な轍(わだち)がありました。安全かつラクですが、風情はありません…。

【笠取山〜甲武信岳】
東〜西破風山付近は、時々登山道が稜線の北側に巻く場所があるのですが、
そうなると若干雪が付いています。ただ、踏み抜くほどの量はなく、
アイゼンも不要なほど少量です。
サイノ河原付近を越えたところから積雪がありました。
落とし穴的に突然ズボっと踏み抜くので、精神的にイラッてします(苦笑)。
小屋への巻き道は雪がかなり腐っていて踏み抜きもひどく、
木の枝もボーボーで、ザックの周りに何かつけて歩いていると色々ひっかけます。
小屋から山頂へも雪が付いており、一部アイスバーンしています。
私はアイゼンは使いませんでしたが、小屋の方は携帯するよう勧めていました。

【甲武信岳〜西沢渓谷】
木賊(とくさ)山の少し下まで雪があり、一部アイスバーンしています。
土が出ている場所が結構あるので、場所を選んで足を乗せれば
アイゼンはなくても歩けると思います。
雪と氷がなくなれば、あとは安全な登山道です(徳ちゃん新道経由)。
白沢橋の入口。塩山からのバスを使うなら、自由乗降区間なので運転手さんに言わないと止まりません。
白沢橋の入口。塩山からのバスを使うなら、自由乗降区間なので運転手さんに言わないと止まりません。
作業道らしく、大変歩きやすい。
作業道らしく、大変歩きやすい。
何度か川を渡ります。右上に青い看板がありますね。時々出てきます。
何度か川を渡ります。右上に青い看板がありますね。時々出てきます。
と、突然山に乗っけられる(笑)。コレがホントに道か?と思うのですが、確かに道なのです…。
と、突然山に乗っけられる(笑)。コレがホントに道か?と思うのですが、確かに道なのです…。
18kg背負って歩くには精神的にもキツい微妙なトラバース道。濡れてグチョると更にキケン。
18kg背負って歩くには精神的にもキツい微妙なトラバース道。濡れてグチョると更にキケン。
人工物を見て一安心。但し橋の安全性は分かりません…。
人工物を見て一安心。但し橋の安全性は分かりません…。
危険箇所を過ぎると更に川を何度か渡ります。よーく探すとやっぱり青い看板があって道案内してくれます。
危険箇所を過ぎると更に川を何度か渡ります。よーく探すとやっぱり青い看板があって道案内してくれます。
熊笹の広い登山道になった。白沢峠が近いのかな、と期待する。
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熊笹の広い登山道になった。白沢峠が近いのかな、と期待する。
ふと見上げると、新緑の木々。
ふと見上げると、新緑の木々。
白沢峠キター。ホントにトラックが転がってるよ!いつからいるんだ君は。
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白沢峠キター。ホントにトラックが転がってるよ!いつからいるんだ君は。
なんと左ハンドルですよ!国産車が出回る前の時代のものかな?
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なんと左ハンドルですよ!国産車が出回る前の時代のものかな?
車体を突き破って伸びた木。彼は既に、自然の一部と化していた。
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車体を突き破って伸びた木。彼は既に、自然の一部と化していた。
この尾根を上がっていっても笠取方面行けるんですが、初日からバテたくないので……
この尾根を上がっていっても笠取方面行けるんですが、初日からバテたくないので……
地図にあるとおり、尾根を巻く道を使います。ずーっと平坦で歩きやすい。
地図にあるとおり、尾根を巻く道を使います。ずーっと平坦で歩きやすい。
あ、こんなところにもボロトラックが!
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あ、こんなところにもボロトラックが!
何か住所らしきものが書いてある…ちなみにナンバープレートはない。
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何か住所らしきものが書いてある…ちなみにナンバープレートはない。
鳥小屋分岐の「通行止」標識。一之瀬の方から車が入れるようです。但し許可された車両のみ(林業とか水道局とか)
鳥小屋分岐の「通行止」標識。一之瀬の方から車が入れるようです。但し許可された車両のみ(林業とか水道局とか)
そのため、こんな風に轍のある道が続きます。野趣溢れる道を歩いてきただけに、何だか興醒め…。
そのため、こんな風に轍のある道が続きます。野趣溢れる道を歩いてきただけに、何だか興醒め…。
で、笠取小屋到着。翌日は水干祭があるとかで、参加予定のお客さんが数人いました。
で、笠取小屋到着。翌日は水干祭があるとかで、参加予定のお客さんが数人いました。
小屋前のヤマザクラ。これから咲くのか、散りかけなのかが分からない…。
小屋前のヤマザクラ。これから咲くのか、散りかけなのかが分からない…。
1日目の別荘地。GWに雲取で開いたので、今回はちょっとスピードアップしたぜ。
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1日目の別荘地。GWに雲取で開いたので、今回はちょっとスピードアップしたぜ。
で、さっそく息抜きを(笑)。これから笠取行くのに…。
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で、さっそく息抜きを(笑)。これから笠取行くのに…。
で、笠取へゴー。木の板が埋まっていて、ちょっと歩きにくい。
で、笠取へゴー。木の板が埋まっていて、ちょっと歩きにくい。
右が笠取、左は雁坂峠方面。のどかな景色だなぁ。
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右が笠取、左は雁坂峠方面。のどかな景色だなぁ。
「ちょっと落ちる場所が違っただけで…」という文句にジーンときてしまった。
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「ちょっと落ちる場所が違っただけで…」という文句にジーンときてしまった。
分水嶺。ここに降り注ぐ雨は、3つの川へそれぞれ流れてゆくのです。
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分水嶺。ここに降り注ぐ雨は、3つの川へそれぞれ流れてゆくのです。
こんなところにも人工物が。てかコレなんだ??
こんなところにも人工物が。てかコレなんだ??
笠取山みっけ!日本昔話に出てきそうな分かりやすい形の山。
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笠取山みっけ!日本昔話に出てきそうな分かりやすい形の山。
トレースがいくつかついているので、登り易い道を選んでいきます。
トレースがいくつかついているので、登り易い道を選んでいきます。
埼玉方面から来たという紳士が撮ってくれました。タオルが長すぎてイノキになった(笑)。
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埼玉方面から来たという紳士が撮ってくれました。タオルが長すぎてイノキになった(笑)。
笠取小屋・分水嶺方面をバックに。山頂は地味ですが、なかなか景色はよかったです。
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笠取小屋・分水嶺方面をバックに。山頂は地味ですが、なかなか景色はよかったです。
熊笹の山肌にトレースがはっきり見えます。丹沢の山とちょっと似てる。
熊笹の山肌にトレースがはっきり見えます。丹沢の山とちょっと似てる。
小屋泊まりのおじさんに分けていただいた鹿の燻製。ブラックペッパーが効いてビールのつまみに最高!!
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小屋泊まりのおじさんに分けていただいた鹿の燻製。ブラックペッパーが効いてビールのつまみに最高!!
さて、2日目スタート。今日はこの分岐を左へ行きます。心地よい涼しさ。
さて、2日目スタート。今日はこの分岐を左へ行きます。心地よい涼しさ。
雁峠山荘は無人。老朽化も進んでるのかな。近くに笠取小屋もあることから、使用はあまり勧められていないようです。
雁峠山荘は無人。老朽化も進んでるのかな。近くに笠取小屋もあることから、使用はあまり勧められていないようです。
山間に低く垂れ込めた霧。水墨画みたいでキレイ。
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山間に低く垂れ込めた霧。水墨画みたいでキレイ。
燕山の先なんですが、左のトレースが濃く出てますがここは右です。実はこのもっと前に、尾根を北側に巻くトレースが着いていて、それが正解なのです。
燕山の先なんですが、左のトレースが濃く出てますがここは右です。実はこのもっと前に、尾根を北側に巻くトレースが着いていて、それが正解なのです。
富士山が見えた!冬とは違ってやっぱりどうしても霞んでしまう。
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富士山が見えた!冬とは違ってやっぱりどうしても霞んでしまう。
古びて文字が消えた道標に誰かがペンで「古札山」って書いてるんだけど、ココは古札山ではありません…。
古びて文字が消えた道標に誰かがペンで「古札山」って書いてるんだけど、ココは古札山ではありません…。
うっ…バンビちゃんが…朝からこの画はキツかった……。
うっ…バンビちゃんが…朝からこの画はキツかった……。
古札山の休憩ポイント。天気がよければ絶景なんだろう…この時間は生憎の曇り具合。
古札山の休憩ポイント。天気がよければ絶景なんだろう…この時間は生憎の曇り具合。
ね、これが本当の「古札山」道標です。
ね、これが本当の「古札山」道標です。
道標前からも富士山が。ココで本日最初の休憩。
道標前からも富士山が。ココで本日最初の休憩。
トイレを借りたくて、道を逸れて雁坂小屋へ来たもののなんと無人小屋。入口は鍵がかかっていないので、募金箱にお金入れてきました。
トイレを借りたくて、道を逸れて雁坂小屋へ来たもののなんと無人小屋。入口は鍵がかかっていないので、募金箱にお金入れてきました。
小屋から雁坂峠へ出る道。奥秩父らしさを感じる。
小屋から雁坂峠へ出る道。奥秩父らしさを感じる。
日本三大峠、雁坂峠。他の2つもぜひ行ってみたいですね。
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日本三大峠、雁坂峠。他の2つもぜひ行ってみたいですね。
雁坂嶺の先は稜線歩きで気持ちいいのですが、その辺の木がみーんなこんなカンジなのです。
雁坂嶺の先は稜線歩きで気持ちいいのですが、その辺の木がみーんなこんなカンジなのです。
丹沢でも同じのを見た…みんな枯れて死んじゃってる。なんでこんなになったんだろう。
丹沢でも同じのを見た…みんな枯れて死んじゃってる。なんでこんなになったんだろう。
広瀬湖が見えた!奥多摩の石尾根から見る奥多摩湖を思い出す。故郷が懐かしい(笑)。
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広瀬湖が見えた!奥多摩の石尾根から見る奥多摩湖を思い出す。故郷が懐かしい(笑)。
東破風山への登り。木の根がボコボコ出ていて荷が重いと歩きにくい。
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東破風山への登り。木の根がボコボコ出ていて荷が重いと歩きにくい。
東破風山着。「東破不山」っていう看板も出てた。
東破風山着。「東破不山」っていう看板も出てた。
東破風を通過すると、今度は「花崗岩の露岩帯」。金峰山の予行練習的な。なかなか面白い岩場歩きが楽しめます。
東破風を通過すると、今度は「花崗岩の露岩帯」。金峰山の予行練習的な。なかなか面白い岩場歩きが楽しめます。
尾根を北に巻く箇所は日当たりが悪くて氷が残っていますが、アイゼンなくても歩けます。
尾根を北に巻く箇所は日当たりが悪くて氷が残っていますが、アイゼンなくても歩けます。
西破風山到着。看板が2つありますが、漢字も標高も違うの…どっちが正しいのだ??
西破風山到着。看板が2つありますが、漢字も標高も違うの…どっちが正しいのだ??
西破風の西側は岩の急な坂道。登るのも大変でしょうが、下るのも結構神経使います。背中の荷物に負けて前から落ちないように頑張る。
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西破風の西側は岩の急な坂道。登るのも大変でしょうが、下るのも結構神経使います。背中の荷物に負けて前から落ちないように頑張る。
とってもキレイな破風山避難小屋。毎度思いますが、作った方々、大変ご苦労様です。
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とってもキレイな破風山避難小屋。毎度思いますが、作った方々、大変ご苦労様です。
でも、避難小屋の裏手はゴミだらけ…結構どのゴミも古い。片付けたい…。
でも、避難小屋の裏手はゴミだらけ…結構どのゴミも古い。片付けたい…。
小屋の中はこんな感じ。窓が締め切ってるので、ドア閉めると真っ暗だろうな。
小屋の中はこんな感じ。窓が締め切ってるので、ドア閉めると真っ暗だろうな。
今日最後の登り。コレがまたキツい。どんどんタイムが遅れていく…途中で1回休憩。行動時間が7時間超えるとだいたいバテてしまう。
今日最後の登り。コレがまたキツい。どんどんタイムが遅れていく…途中で1回休憩。行動時間が7時間超えるとだいたいバテてしまう。
これねぇ、登山道なんです。なんでこんなに切れてるのか…上がるの大変だったよ。
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これねぇ、登山道なんです。なんでこんなに切れてるのか…上がるの大変だったよ。
サイノ河原付近。お台場の砂浜のような白い砂の岩場。足をとられて歩きにくい。
サイノ河原付近。お台場の砂浜のような白い砂の岩場。足をとられて歩きにくい。
景色はバツグン。この頃、Tシャツ1枚で稜線の風に当たりすっかり体は冷え切っていた。にも関わらず、疲労の為かそれが分からない。
景色はバツグン。この頃、Tシャツ1枚で稜線の風に当たりすっかり体は冷え切っていた。にも関わらず、疲労の為かそれが分からない。
登り切ると道は平坦になり、しかし今度は残雪の踏み抜きに苦労する。もうイヤだ、帰りたい、そんなことばかり考える。
登り切ると道は平坦になり、しかし今度は残雪の踏み抜きに苦労する。もうイヤだ、帰りたい、そんなことばかり考える。
ようやく現れた小屋への分岐。会いたかった、本当に君に会いたかったよ。
ようやく現れた小屋への分岐。会いたかった、本当に君に会いたかったよ。
これって、今流行りのエアープラントってやつ?すごいいっぱい生えてた。
これって、今流行りのエアープラントってやつ?すごいいっぱい生えてた。
ようやく甲武信小屋到着。「やっと着いた」というより「もう歩かなくていいのだ」という思いが強かった。
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ようやく甲武信小屋到着。「やっと着いた」というより「もう歩かなくていいのだ」という思いが強かった。
2日目の宿はこちら。冷え切った体で必死に組み立てた。この後、ひたすら食べ、飲み、寝袋に包まって体温の上昇を待つ。
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2日目の宿はこちら。冷え切った体で必死に組み立てた。この後、ひたすら食べ、飲み、寝袋に包まって体温の上昇を待つ。
どうやら2日前に雪が降ったらしいのだけど、テント場はこの通り。雪の上に張ることはありません。
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どうやら2日前に雪が降ったらしいのだけど、テント場はこの通り。雪の上に張ることはありません。
しかし、山肌はまだこの通り雪がタップリ。もしかしたらテン場の雪は小屋の方が掃いてくれているのかも。
しかし、山肌はまだこの通り雪がタップリ。もしかしたらテン場の雪は小屋の方が掃いてくれているのかも。
3日目の朝。日差しが暖かい。日の出がこんなにありがたいなんて。
3日目の朝。日差しが暖かい。日の出がこんなにありがたいなんて。
小屋から甲武信岳への道も、一部残雪があります。アイゼンの要不要は人によるでしょう。
小屋から甲武信岳への道も、一部残雪があります。アイゼンの要不要は人によるでしょう。
めっちゃ晴れてる!!気持ちイイ〜!!こりゃ金冠バッチリ見れるな!
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めっちゃ晴れてる!!気持ちイイ〜!!こりゃ金冠バッチリ見れるな!
まだまん丸のお日さん。これからどうなっちゃうのだろう?
まだまん丸のお日さん。これからどうなっちゃうのだろう?
木賊山方面を見る。今日はあそこを通って帰るんだね。
木賊山方面を見る。今日はあそこを通って帰るんだね。
南アルプスの白い屋根が見えた。あそこで金冠見てる人もいるんだろうな。
南アルプスの白い屋根が見えた。あそこで金冠見てる人もいるんだろうな。
山頂前の最後の登り。この辺はもう雪は全然ない。
山頂前の最後の登り。この辺はもう雪は全然ない。
甲武信岳到着。すでに男性が一人、観測を始めていた。
甲武信岳到着。すでに男性が一人、観測を始めていた。
この頃既に日食は始まっていて、少しずつ日がかけ始めていた。こんなに天気がよかったのだが…
この頃既に日食は始まっていて、少しずつ日がかけ始めていた。こんなに天気がよかったのだが…
クライマックスが近づくに連れてなぜか曇ってゆく…山頂は風が強く、上空もものすごいスピードで雲が流されていた。
クライマックスが近づくに連れてなぜか曇ってゆく…山頂は風が強く、上空もものすごいスピードで雲が流されていた。
三日月のようになったお日さん。
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三日月のようになったお日さん。
そして金冠。フツーのコンデジじゃあこれが精一杯です。金冠の感慨よりも、正直マジで寒かった…。
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そして金冠。フツーのコンデジじゃあこれが精一杯です。金冠の感慨よりも、正直マジで寒かった…。
寒さに震えながら精一杯の笑顔(笑)。この後とっとと小屋へ戻る。徳ちゃんがストーブに当たらせてくれた。
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寒さに震えながら精一杯の笑顔(笑)。この後とっとと小屋へ戻る。徳ちゃんがストーブに当たらせてくれた。
体も温まったところで出発。日食の前後だけあんなに曇ってたのに、終わった途端ケロっと晴れていた。
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体も温まったところで出発。日食の前後だけあんなに曇ってたのに、終わった途端ケロっと晴れていた。
戸渡尾根分岐。まだ雪が付いてます。アイゼンなくても下りられますが、一部凍ってるので場所を選んで足を置きます。
戸渡尾根分岐。まだ雪が付いてます。アイゼンなくても下りられますが、一部凍ってるので場所を選んで足を置きます。
夏のような空模様。もうすっかり雪も消え、気温も上がって暑い暑い。
夏のような空模様。もうすっかり雪も消え、気温も上がって暑い暑い。
徳ちゃん新道と近丸新道の分岐。今日は徳ちゃん新道を使ってみました。
徳ちゃん新道と近丸新道の分岐。今日は徳ちゃん新道を使ってみました。
出足はなかなか厳しい徳ちゃん新道。でもこの後すぐ歩きやすい道になります。若干急なので、登る方は辛いかもしれない。
出足はなかなか厳しい徳ちゃん新道。でもこの後すぐ歩きやすい道になります。若干急なので、登る方は辛いかもしれない。
ミツバツツジっていうのかな?これからどんどん咲くのでしょう、蕾がいっぱい。
ミツバツツジっていうのかな?これからどんどん咲くのでしょう、蕾がいっぱい。
登山口へ出ました。ここからバス停までダッシュ!!
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登山口へ出ました。ここからバス停までダッシュ!!

感想

月曜日の金環食を山で見るため、会社からお休みをいただきました。
で、せっかくだから土曜日から2泊3日でテントをやってみようと思いついたのです。
実は、登山を始めてから小屋・テント含めて山で2泊ってやったことがなかったので、
どうせ会社休むなら2泊を経験するいいタイミングだと思ったのです。
初めての2泊はどこにしようかなぁ、寝袋薄いから寒くないところがいいなぁ、
八ヶ岳はまだ寒そうだから、じゃあ甲武信岳行ってみよう!ということでこのチョイスです。


1日目は行動時間が4時間しかなく、初日ということもあって元気モリモリ。

ところが、2日目は5時から歩き始め、11時過ぎに破風山避難小屋を過ぎたところから徐々に疲労が…。
この日、私は半袖で歩いていて、稜線で風が寒いと思うたびに上着を羽織り、
暑くなれば脱ぐという事をきちんと繰り返していたんですが、
疲労してくるとだんだん色々なことが億劫に思われて…。
とうとう最後の2時間は一度も上着を着ませんでした。
おかげで甲武信小屋に着いた頃には体はすっかりひえひえ。
外気温は13度ほどあり、フリースを着ていれば十分暖かいはずなのに
体の芯が寒くて仕方がない。
こりゃヤバいなと思って、お湯を沸かしてホットポカリ飲んだり、
チョコレートやおせんべいや好物のマヨネーズを舐めてみたり(笑)、
ひたすらカロリーを摂ってあとは寝袋にイン。
2時間ほどテントの中で休んで、ようやく復帰しました。
なんともなくって良かったけど、ちょっとコワかったです。

最後の日は、バスに間に合わせるために走って山を下りました。
一晩ちゃんと休めれば、結構体力って回復するんですね(笑)。


今回も色々な人々との出会いがあって、とてもステキな山になりました。
あとは、「飛龍〜笠取」と「甲武信〜金峰」をそれぞれつないで、
奥多摩〜瑞牆をつなげる計画を完成させたいと思います。




2泊3日って長いかなぁって思ってたけど、案外そうでもないなぁ。
またやりたいなぁ、2泊3日……。
ああ、このままだと会社辞めてしまいそうだ(笑)。

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