白馬三山(猿倉起点 周回)
- GPS
- 13:57
- 距離
- 20.4km
- 登り
- 2,453m
- 下り
- 2,443m
コースタイム
- 山行
- 11:43
- 休憩
- 2:03
- 合計
- 13:46
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
調布〜(中央道・長野道)〜安曇野IC〜(下道)〜猿倉駐車場 |
コース状況/ 危険箇所等 |
白馬大雪渓・・・既に雪が緩んでいる。落石多し。頭上注意。 その他雪渓・・・雪渓上に雪解けによる陥没個所あり。 鑓温泉分岐〜鑓温泉:鎖場数か所あり。指示に従い、ストックは仕舞うこと。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ(TG-5
G3X)
無線機(YAESU VX-8D)
トレッキングポール
水3リットル。
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感想
先週登った南アルプス 間ノ岳山頂から見た塩見岳の雄大さに魅了され、塩見岳登山を画策するが、土曜日に用事があるため、日帰りで2,700mの登り下りは実力的に無理と判断し、ギブ。その代わりの山をと登山天気アプリで調べてみると、五竜、白馬方面は天気も安定しているとのお告げなので、白馬岳を登ることにした。
木曜夜22時都内をマイカーで出発。調布ICから中央道に乗り、安曇野ICで降り、下道で猿倉バス停までは片道約280kmのロングドライブ。途中のコンビニで食料、水を調達。予定通り2時に猿倉に到着。既に車がたくさん停まっている。さすが人気の山である。1時間半程仮眠し、3時半から出発の準備に取り掛かり、4時に登山開始。
天気は良いようなので、自ずとテンションも⤴⤴になる。
出だしは足取りも軽かったが、大雪渓の途中から息が上がり始める。いい写真を撮ろうと、今日はちょい重のカメラ(Canon Powershot G3X)もザックのショルダーに取りつけたのだが、そのせいか、カメラの重みで左のショルダーベルトが肩に食い込み、痛くなってくる。息切れと肩の痛みで村営頂上宿舎手前までに予定外の小休憩を何度かとることになる。こんなんで、日没までに猿倉駐車場に戻れるのかと心配になってくる。また、標高が高いとは言え、直射日光を浴びると途端に気温が上がり、喉も渇く。水を3リットルを用意したが、果たして足りるだろうか。
村営頂上宿舎に息絶え絶えで到着し、小休止の後、荷物をデポし、白馬岳を空身でアタック。頂上は残念ながらガスっていたため、眺望を楽しむことはできず。先も長いので早々に下山する。
白馬岳から村営頂上宿舎に向け下山中に他の登山客から番いのライチョウの存在を教えてもらい、しばし眺め、元気をもらう。ライチョウが番いでいるのは珍しいそうだ。
計画では白馬岳、杓子岳、白馬鑓ケ岳を周回し、標準CT(休憩なし)で猿倉到着は19時。日没ギリギリである。のんびりしている暇はない。デポした荷物をピックアップし、杓子岳を目指す。先を急ぐ場合、杓子岳頂上を巻いて行く道もあるが、ここは
真面目に頂上をトレースする。(頂上手前の急坂も辛かった)。
杓子岳頂上に立つと、下から吹き上げる冷気で気持ちが良い。頂上で燃料補給して、次の山(鑓ケ岳)を目指す。
途中で台湾からのグループとすれ違うが、みんなどこから来たのだろうか?天狗山荘は改装中、白馬鑓温泉小屋はまだ準備中。まさか、唐松岳頂上小屋から???
鑓ケ岳頂上からの大展望を期待したが、残念ながらここも下から吹き上げるガスで視界不良。劔岳、唐松岳は拝めずじまいだった。
さあ、良い子は陽が沈むまでに猿倉に帰るぞ!とばかりに、気合を入れて
下山開始する。ところが、ここから先がとてつもなく長いトレイルだった。
岩にペンキで書かれた温泉マークが見えてきたので鑓温泉小屋はもう近く思っていたら、一時間近くも先だったし、難所の鎖場や4〜5回に渡る雪渓トラバース、尾根の登り返しも数回あり、下っては登るの繰り返しで途中で心も折れそうになった。
5時間かかって猿倉に到着した時は半ば放心状態だった(少し、大袈裟ですが)。
鑓温泉分岐〜猿倉間はもう歩くことはないでだろう。
コース研究の甘さを体で知った今回の登山でした。
とは言え、天候にも恵まれ怪我もなく、無事生還できたので、良しとしよう。
山の神様に感謝です! 次回はもう少し入念にコースを研究して、登山に臨む所存でございます(終)
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