甲武信ヶ岳〜三宝山〜大山（毛木平から周回）

2019年08月03日(土) [日帰り]

• GPS: 08:35
• 距離: 17.4km
• 登り: 1,455m
• 下り: 1,442m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:15
• 休憩: 1:20
• 合計: 8:35

5:46 毛木平
6:11 6:11 大山衹神社
6:26 6:30 慰霊碑
7:13 7:13 なめ滝
8:20 8:30 千曲川・信濃川水源地標
8:50 8:51 2353m地点
9:19 9:28 甲武信ヶ岳
9:38 10:17 甲武信小屋
10:52 10:56 三宝岩
11:01 11:03 三宝山
11:31 11:32 尻岩
11:48 11:48 武信白岩山
12:05 12:05 武信白岩山(北峰)
12:42 12:43 大山
13:08 13:17 十文字小屋
13:20 13:20 十文字峠
13:58 13:58 水場(五里観音)
14:20 14:20 毛木平
14:21 ゴール地点

下りはかなりかっ飛んで歩きましたが、懸案の左小指・薬指は前回に引き続いて痛みなし。靴拡張の効果は確実に出ているようです。代わりに左膝頭が痛くなったのは鍛錬不足だな。

天候

曇り。一時雨。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

毛木平駐車場利用。6時前で結構余裕ありました。
車は行きは中央高速長坂ICから。帰りは中央高速の渋滞を嫌い中部横断自動車道を八千穂高原ICから上信越自動車道へ。

コース状況／危険箇所等

■毛木平〜甲武信ヶ岳、甲武信小屋：メジャールート。危険ないです。
■甲武信小屋〜十文字峠：三宝山〜大山の間はルートが分かりにくい箇所あり。尾根を外さないように進んでください。武信白岩山前後は険しく鎖場あり、降雨時は注意。

その他周辺情報

上信越自動車道 佐久平SAで温泉。平尾温泉 みはらしの湯。雲が無けりゃ露天風呂から絶景だったんでしょう。800円だけど天気が悪いときはまけてほしいなぁ(w

写真

8/3 5:53

駐車場からしばらくは林道歩き。

8/3 5:57

この辺で標高1500m。歩いていると汗ばみますが、下界の猛暑とは別世界。

8/3 5:59

ホタルブクロ。意外と花は少なかった。

8/3 6:01

マルバダケブキですか。

8/3 6:08

大山衹神社。今日の登山の無事を祈念します。

8/3 6:08

西沢沿いに進んでいきます。源流まで4キロか〜

8/3 6:13

広かったルートは程なく沢沿いの登山道の様相に。

8/3 6:19

水の流れの音が心地いい。

8/3 6:25

慰霊碑。昭和13年9月、集中豪雨による山津波で犠牲者が出たとのこと。碑の建立は昭和37年。（裏書きより）

8/3 6:30

右側、落ちてます。

8/3 6:44

朝の日差しが森に差し込んできて、むちゃくちゃキレイ。

8/3 6:47

ハシゴもありますが、このルート全般に緩くて歩きやすい。

8/3 6:49

8/3 7:00

苔むした川床がなんとも言えない。

8/3 7:15

ナメ滝に出ました。ここまでで1時間半ぐらい。

8/3 7:40

沢筋のルートっていいなぁ。

8/3 7:41

もののけ姫の世界ですね。奥秩父ですが。

8/3 7:48

新旧の橋。

8/3 7:50

沢沿いを進む。

8/3 7:53

あとチョットだ。この辺でスタートから600mぐらい登ってます。

8/3 7:54

沢の水が霧になったところへ陽が差し込んで、幻想的な光景に。

8/3 8:06

8/3 8:07

コケ

8/3 8:08

8/3 8:30

千曲川・信濃川水源

8/3 8:27

この奥から石清水が湧き出てる。ウマい！

8/3 8:27

まだ上にも沢はチョットあるようですが・・・

8/3 8:48

水源から程なく奥秩父主稜線へ出ました。

8/3 8:57

雲さえなければ気持ちいい稜線歩きなんですが・・・この時間でもすっかり雲に覆われてしまっています。

8/3 8:57

稜線上にはハクサンシャクナゲが咲いていました。

8/3 8:57

花の時期は終わりかけですが、優美な姿を見せてくれました。

8/3 9:00

ガース、ガース、Go Away!

8/3 9:01

山頂標が見えてきました。分岐からすぐですね。

8/3 9:09

最後のガレ場。

8/3 9:11

振り返って主稜線。左の国師ヶ岳方面は雲に隠れてるけど、右側のピークは金峰山かな。

8/3 9:11

下を見るとナナカマドが紅葉しているようです。

8/3 9:14

チョウジコメツツジが岩の間に咲いています。

8/3 9:14

クモマニガナかな。

8/3 9:17

甲武信ヶ岳登頂！
一瞬だけ雲の隙間にのぞいた青空を逃さない。

8/3 9:19

まぁ、まずまずですね。国師方面。

8/3 9:19

金峰山は見えない。

8/3 9:26

登頂記念っす。

8/3 9:29

8/3 9:38

甲武信小屋まで下ります。

8/3 9:39

ちょっと早いけど、ここで昼食にしました。
十文字小屋にも同様にありましたけど、鯉のぼりはなぜ？

8/3 9:39

雁坂小屋と十文字小屋の中間なの？

8/3 10:21

ここは荒川の水源なのか。荒川っちゅーと、北東に流れていくんだね。

8/3 10:22

小屋の裏手にあった慰霊碑。由来は特に書かれてません。

8/3 10:22

この後は甲武信ヶ岳の巻道経由で埼玉県最高峰の三宝山を目指します。（巻道入り口は小屋のトイレを更に進んだ方にある。）

8/3 10:26

最初はこんな感じで凶暴そうな予感はしない。

8/3 10:30

柳避難小屋方面へのルートがあるようですが、「危険」

8/3 10:31

甲武信ヶ岳山頂からのルートと合流。十文字峠、4時間ですか！？

8/3 10:48

8/3 10:55

三宝山、埼玉県最高峰2483m登頂！
埼玉県山登らーとして踏むべきピーク。

8/3 10:55

で、でも。ちょっと地味ですね。シャクナゲも咲いてます。

8/3 10:56

これは一等三角点！

8/3 11:32

あとはドンドン下ります。
ものすごくでかい尻！（尻岩）

8/3 11:46

巨岩を支える松の木？

8/3 11:49

この辺、割と道がわかりにくい。

8/3 11:49

奥秩父秘伝の根っこ尾根がグラグラになった足に襲いかかる。

8/3 11:57

武信白岩山前後からルートが険しくなる。

8/3 12:00

武信白岩山が見えてきた。

8/3 12:01

山頂標が見えるが・・・

8/3 12:02

鎖場。（足を入れたら臨場感が出る？）

8/3 12:05

武信白岩山山頂はペケポンです。（登山禁止）

8/3 12:06

道標からも武信白岩山は処理ずみ・・・

8/3 12:41

大山山頂。ガスが濃くなってますね〜

8/3 12:42

山頂標がない代わりに"This is Mt. Oyama"。

8/3 12:42

かろうじて川上村のレタス畑が見える。

8/3 12:43

鎖場が続く。ここは大したことはないんだけど、この後の鎖がないところの方が厳しかったかも。

8/3 12:54

この辺でついに雨が降ってきたが、しばらくしたら止む。

8/3 13:06

栃本との分岐を過ぎると・・・

8/3 13:08

十文字峠到着です。あの道標から2時間半で着きましたよ。

8/3 13:14

十文字小屋で炭酸補給！

8/3 13:14

鹿よけの網の中にはコオニユリなどなど、花が咲いてました。

8/3 13:45

しばしの休憩後、更に下る。結構な激下りルートです。

8/3 13:59

水場。ウマい。

8/3 14:04

一里観音菩薩。どこからの一里？

8/3 14:10

狭霧橋。ここまで来るとほぼ下山。

8/3 14:13

マルバダケブキのお出迎え。

8/3 14:14

8/3 14:17

三峯山大権現。「右は山道、左は江戸道」だそうですが、左は下山道かな。

8/3 14:20

下山です。車の台数がそんなに変わってない？みんなどこにいるのかな？

撮影機器：

OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II オリンパス

装備

個人装備

ザック 登山靴 シェル フリース 長袖シャツ ズボン Tシャツ タオル ソックス グローブ 帽子 コッヘル バーナー 水筒 お尻マット コンパス ファーストエイドキット 雨具 ツェルト ヘッドランプ ロングスパッツ トイレットペーパー ナイフ 簡易トイレ ライター ストック 熊ベル モバイルバッテリー リップ 目薬 日焼け止め 手帳 筆記用具 時計 地図（地形図） サングラス 老眼鏡 鏡 スペアコンタクト 財布 昼ご飯 飲料 行動食 予備食 携帯

感想

ミハラシ

　昨年徳ちゃん新道から登った甲武信ヶ岳へ毛木平から再訪しました。今回は埼玉県最高峰の三宝山もルートに含めています。
　毛木平はさいたま方面や都内からは車でのアプローチが遠いのですが、甲武信ヶ岳へ登るなら超オススメですね。西沢沿いに千曲川・信濃川源流まで登り詰めるルートは傾斜が緩やかで緑が深く歩いていてとても気持ちがいい。奥秩父はやはり北側のルートが美しい。
　下りでチョイスした十文字峠ルートは鎖場もあり中々面白いルートでした。三宝山も踏めましたし。
　三宝山を越えたところで8名パーティーとすれ違い、結構なベテランハイカーさんがいらっしゃったのですが、その先の鎖場を越えてきたのかと後でびっくり。年を重ねてもこんな山も登れるんだと勇気をもらいましたね。