朝8時。早くから多くの観光客で賑わう室堂ターミナルからスタート。
事前に登山届を出していない人は、このターミナルで記入、提出できます。
雄山へのピストンはオーソドックスな中級者コースですが、やはり登山届は必須。
忘れずに提出しましょう。
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8/12 8:02
朝8時。早くから多くの観光客で賑わう室堂ターミナルからスタート。
事前に登山届を出していない人は、このターミナルで記入、提出できます。
雄山へのピストンはオーソドックスな中級者コースですが、やはり登山届は必須。
忘れずに提出しましょう。
ターミナル前から望む立山の全景。
3つあるピークのうち、今回目指すのは最も右の雄山(3003m)。
最高点は中央の大汝山(3015m)ですが、狭義的には雄山のみを指して「立山」と呼ぶこともあります。
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8/12 8:18
ターミナル前から望む立山の全景。
3つあるピークのうち、今回目指すのは最も右の雄山(3003m)。
最高点は中央の大汝山(3015m)ですが、狭義的には雄山のみを指して「立山」と呼ぶこともあります。
ターミナルから途中の「一の越」までは石畳が敷かれ、遊歩道のようになっています。
実際、室堂ターミナルやみくりが池周辺をめぐる散策は比較的平坦で所要時間も短く、立山黒部アルペンルートを通り抜け中のツアー客が自由時間内に行動していることも珍しくないそうです。
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8/12 8:20
ターミナルから途中の「一の越」までは石畳が敷かれ、遊歩道のようになっています。
実際、室堂ターミナルやみくりが池周辺をめぐる散策は比較的平坦で所要時間も短く、立山黒部アルペンルートを通り抜け中のツアー客が自由時間内に行動していることも珍しくないそうです。
これぞまさしくアルプス! といった絶景。
このあたりまではアルペンルートの一般観光客も、足を延ばして散策していることがあります。
とはいえ、これでも立派な登山道の一部。
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8/12 8:28
これぞまさしくアルプス! といった絶景。
このあたりまではアルペンルートの一般観光客も、足を延ばして散策していることがあります。
とはいえ、これでも立派な登山道の一部。
ここから先は勾配がきつくなります。
登山装備を整えた人だけが入山するように、と注意書きされた看板も設置されています。
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8/12 8:30
ここから先は勾配がきつくなります。
登山装備を整えた人だけが入山するように、と注意書きされた看板も設置されています。
今回の山行の目的の一つは、高山植物の花々を見ること。
8月は花が少ないとはいえ、ゼロではありません。
右の背の高く黄色い花は、ウサギギク。
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8/12 8:35
今回の山行の目的の一つは、高山植物の花々を見ること。
8月は花が少ないとはいえ、ゼロではありません。
右の背の高く黄色い花は、ウサギギク。
これはタテヤマリンドウかと思って撮ったけど、あとでよくよく調べ返したらミヤマリンドウっぽい。
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8/12 8:36
これはタテヤマリンドウかと思って撮ったけど、あとでよくよく調べ返したらミヤマリンドウっぽい。
こっちもミヤマリンドウ?
花の本を持参してくればよかったです。
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8/12 8:43
こっちもミヤマリンドウ?
花の本を持参してくればよかったです。
室堂山荘と地獄谷方面のダイナミックな景色。
この写真には写っていませんが、雷鳥沢のキャンプ場は色とりどりのテントの花が咲き乱れていました。
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8/12 8:43
室堂山荘と地獄谷方面のダイナミックな景色。
この写真には写っていませんが、雷鳥沢のキャンプ場は色とりどりのテントの花が咲き乱れていました。
赤い花が特徴的なヨツバシオガマ。
これも下山してからようやく名前が判明した花。
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8/12 8:47
赤い花が特徴的なヨツバシオガマ。
これも下山してからようやく名前が判明した花。
距離にして30m足らずの雪渓歩き。
8月でもまだまだ残雪があります。しかも日に照らされてガンガン溶けているのでメチャメチャ滑ります。
ストックと登山靴のグリップを最大限に利用しましょう。
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8/12 8:48
距離にして30m足らずの雪渓歩き。
8月でもまだまだ残雪があります。しかも日に照らされてガンガン溶けているのでメチャメチャ滑ります。
ストックと登山靴のグリップを最大限に利用しましょう。
山頂の雄山神社社務所が肉眼でハッキリ確認できます。
室堂の標高がおよそ2450mなので、標高差は550m。
そこそこ山に慣れていないとかなりしんどいかも。
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8/12 8:50
山頂の雄山神社社務所が肉眼でハッキリ確認できます。
室堂の標高がおよそ2450mなので、標高差は550m。
そこそこ山に慣れていないとかなりしんどいかも。
雄山を目指して稜線を進む人のシルエット。
室堂平の時点ですでに森林限界を超えているので、常に吹きさらしの状態です。これがのちのち、日焼けという結果として身に降りかかってくることに……。
もっとも、強風にあおられなかっただけでも僥倖だったといえるでしょう。
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8/12 8:57
雄山を目指して稜線を進む人のシルエット。
室堂平の時点ですでに森林限界を超えているので、常に吹きさらしの状態です。これがのちのち、日焼けという結果として身に降りかかってくることに……。
もっとも、強風にあおられなかっただけでも僥倖だったといえるでしょう。
アザミの花。
山の上では、季節はもう秋に近づきつつあります。
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8/12 8:57
アザミの花。
山の上では、季節はもう秋に近づきつつあります。
ミヤマアキノキリンソウ。
アザミに混じって、斜面を黄色く染め上げていました。
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8/12 8:57
ミヤマアキノキリンソウ。
アザミに混じって、斜面を黄色く染め上げていました。
一の越の少し手前にある祓堂。
もとは雄山へ登拝する修験者が身を清めた場所らしいです。
たしかに今でも近くには雪渓が残り、雪解けの清らかな水が流れています。
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8/12 9:07
一の越の少し手前にある祓堂。
もとは雄山へ登拝する修験者が身を清めた場所らしいです。
たしかに今でも近くには雪渓が残り、雪解けの清らかな水が流れています。
中間地点、一の越山荘に到着。
小屋は純然たる山小屋なので内部での休憩はできませんが、隣接してチップ制トイレが設置されています。
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8/12 9:22
中間地点、一の越山荘に到着。
小屋は純然たる山小屋なので内部での休憩はできませんが、隣接してチップ制トイレが設置されています。
一の越のトイレの裏手が、雄山への急登の入口。
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8/12 9:22
一の越のトイレの裏手が、雄山への急登の入口。
一の越から望む、後立山連峰と北アルプスの山並み。
槍ヶ岳の穂先と穂高岳も見えます。
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8/12 9:23
一の越から望む、後立山連峰と北アルプスの山並み。
槍ヶ岳の穂先と穂高岳も見えます。
コバイケイソウの陰から姿を見せたイワヒバリ。
ライチョウは見られませんでした……。
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8/12 9:35
コバイケイソウの陰から姿を見せたイワヒバリ。
ライチョウは見られませんでした……。
イワギキョウ。
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8/12 9:39
イワギキョウ。
さあ、ここから本格的な岩場歩きだ!
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8/12 9:42
さあ、ここから本格的な岩場歩きだ!
振り返るとこんな感じ。
わりと迫力あります。
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8/12 9:49
振り返るとこんな感じ。
わりと迫力あります。
天に向かって、一歩一歩、確実に標高を上げていきます。
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8/12 9:57
天に向かって、一歩一歩、確実に標高を上げていきます。
稜線の陰に、うっすらと剱岳が。
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8/12 10:11
稜線の陰に、うっすらと剱岳が。
山頂まであと一息ですが、早くも雲がここまで上がってきてしまいました。
なんとか持ってくれれば良いのですが……。
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8/12 10:22
山頂まであと一息ですが、早くも雲がここまで上がってきてしまいました。
なんとか持ってくれれば良いのですが……。
もうあと一息!
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8/12 10:48
もうあと一息!
山頂に到着!
少し雲がかかりましたが、なんとか雨には降られずに済みました。
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8/12 11:05
山頂に到着!
少し雲がかかりましたが、なんとか雨には降られずに済みました。
室堂とみくりが池は薄雲の下。
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8/12 11:01
室堂とみくりが池は薄雲の下。
山頂直下の御前沢雪渓は現存が確認された日本の、そして北半球最南端の氷河。
室堂からは反対側なので、山頂に登らないと見られません。
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8/12 11:05
山頂直下の御前沢雪渓は現存が確認された日本の、そして北半球最南端の氷河。
室堂からは反対側なので、山頂に登らないと見られません。
雄山の最高地点は、鳥居の先の境内地。
足を踏み入れるには参拝料(大人500円)がかかります。
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8/12 11:05
雄山の最高地点は、鳥居の先の境内地。
足を踏み入れるには参拝料(大人500円)がかかります。
参拝すると社殿の前で神職さんから御祈祷と御神酒を受けることができます。
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8/12 11:17
参拝すると社殿の前で神職さんから御祈祷と御神酒を受けることができます。
標高3003mでの、貴重な体験です。
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8/12 11:23
標高3003mでの、貴重な体験です。
社務所では御朱印を受けることもできます。
「日本三霊山立山頂上」の印が、なんとも誇らしい。
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8/14 12:43
社務所では御朱印を受けることもできます。
「日本三霊山立山頂上」の印が、なんとも誇らしい。
登ったからには、下りなければなりません。
浮き石に注意しながら慎重に山を下ります。
現在の雄山登山道は上り下りがそれぞれ一方通行。矢印に沿ってルートを進みましょう。
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8/12 11:39
登ったからには、下りなければなりません。
浮き石に注意しながら慎重に山を下ります。
現在の雄山登山道は上り下りがそれぞれ一方通行。矢印に沿ってルートを進みましょう。
ガスのかかった室堂平。
夏山登山の基本は、午前中行動。
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8/12 13:23
ガスのかかった室堂平。
夏山登山の基本は、午前中行動。
いつしか立山も雲の中。
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8/12 13:39
いつしか立山も雲の中。
チングルマの花。
8月は綿毛になっていることが多いので、花を見られるのは珍しいはず。
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8/12 13:51
チングルマの花。
8月は綿毛になっていることが多いので、花を見られるのは珍しいはず。
立山室堂に立ち寄る。
地名の由来となった2つの建物は、江戸時代に建てられた現存最古の山小屋。
現在は隣接して室堂山荘が営業しています。
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8/12 14:02
立山室堂に立ち寄る。
地名の由来となった2つの建物は、江戸時代に建てられた現存最古の山小屋。
現在は隣接して室堂山荘が営業しています。
無事、室堂ターミナルに戻ってきました。
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8/12 14:19
無事、室堂ターミナルに戻ってきました。
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