剱岳 試練のRoad to the アルプスの湯
- GPS
- 14:24
- 距離
- 39.4km
- 登り
- 1,395m
- 下り
- 3,776m
コースタイム
- 山行
- 6:15
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 6:40
- 山行
- 8:11
- 休憩
- 0:07
- 合計
- 8:18
天候 | 初日:曇り時々晴れ のちガス&雨 2日目:曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
・新宿西口発23:15 扇沢着5:32 ・黒部アルペンルート 扇沢発7:30 室堂着8:50頃 復路: ・富山地鉄 上市発13:32 電鉄富山着13:57 ・北陸新幹線 かがやき510号 富山発16:15 東京着18:28 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・剣御前小屋〜一服剱: 剣山荘への分岐を直進すると、尾根伝いに剣山荘からの登りの登山道に合流できるが、ハイマツがうるさく、剣山荘側に切り立っているトラバース箇所もあるので、剣山荘に降りた方が楽そう。 合流後のガレた斜面は登る分には問題ないが、下りは滑りやすそう。下山時の事故も多い箇所。 ・一服剱〜山頂: 濡れていなければ問題にならないが、カニのタテバイから上は、ホールドが不十分で疲労してるのに力任せに登る箇所もいくつかあり、集中を切らさないように。 ・山頂〜早月小屋: カニのハサミのトラバースよりも、繰り返し続くザレた斜面がいやらしい。疲労時は慎重に! ・早月小屋〜馬場島: 小屋直下の鎖場あたりを除けば、危険箇所なし。濡れた木の根や笹の根がたいへん滑りやすいので、下山時は足の置き場に注意! |
その他周辺情報 | ・アルプスの湯 https://kamiichimachi-zaidan.jp/ 広めの風呂でゆったり過ごせます。上市駅から徒歩15分強。 |
予約できる山小屋 |
剣山荘
|
写真
感想
扇沢行きの夜行バスを2週連続で確保しており、それぞれどのルートに行こうか迷っていましたが、土曜朝の時点でこの日のの天気の崩れがさほど大きくなさそうだったので、扇沢に着いた際に、この機会に剱岳に登ってしまおうと決意しました。
この時期は扇沢の始発が7:30なので、室堂到着は9時前の予定。かなりペース上げないとこの日の登頂と早月小屋への下山が困難になるので、頑張って進みました。
剣山荘が見えたところで、先ほどまでガスに覆われていた剱岳の山頂が姿を現しました。何とかこのまま登頂まで持ってくれ!と願いをかけつつ、しんどい岩場を登り詰めると、山頂の東側はガスに覆われずに憧れの岩峰が目の前に広がり、感無量でした!
ほどなくガスに覆われてしまったので、早月尾根に突っ込みます。風は思ったほど強くなかったのですが、なぜか途中の尾根トラバース中に吹き下ろしの突風にザックが煽られて足を滑らしてしまい、危うく谷底に落ちそうになりました。気が張っていたので、即座のリカバリーで難を逃れました。ふぅ。。。
早月小屋に到着し、テントを広げ始めると雨が本降りに。慌ててザックをテント内に放り込んだので、濡れたのはウインドシェルだけで済んだものの、その後はトイレ以外は朝までテント内で過ごす羽目に。。。
翌朝も出発予定時刻には雨が降り始めたので、明るくなってから出発することに。この日は下山だけですが、馬場島からの道のりが長いので、早めに出ておきたかった。。。
今回のロードは自分最長の25km。テン場用のスポーツサンダルに履き替えてトライしたところ、なかなか良い感じで進むことができました。道中も飽きずに歩けたので、ちょっと自信がつきました。
上市の市街地内のアルプスの湯でまったりと湯に浸かり、富山ではタクシー代をケチった事で浮いたお金で寿司を食べる事が出来ました。
帰りの新幹線も何とか指定席を確保して、鱒寿司で乾杯しながら今回の山行記録を書いて余韻に浸りました。
コメント
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hanatareoyajiさん こんにちは。
私は一日違いの25-26日で剱岳に行きました。
と行っても別山尾根ピストンですが、、、。
私が剱沢キャンプ場でテン泊した日曜日も、夜は雨風でおびえて寝ました
剱岳はやっぱり別格ですね。山頂に着いて大感動でした!
それにしても室堂から入った当日に、空身同然で登っている方も多い中、テント装備担いで剱を抜けるなんて、やっぱり体力爆裂ですね!
黒い獣、眼光鋭くこっちを見ていますねぇ〜
セーフで何よりです(=^・^=)
maple19 さん
コメントありがとうございます!
日月で行かれてたのですね。日曜午後は激しい夕立に見舞われたのではないかと思います。。。
剱岳は山頂までの行程がしんどい分、山頂にたどり着いた時の満足度は高いですよね。
登頂した当日に、室堂から入ったパーティと一緒になりましたし、自分と逆ルートでテン泊ザックで山頂にたどり着いた健脚者もいらっしゃいました。特に早月尾根から登ってくる人のほとんどは健脚者で、老若男女信じられないハイペースで登って来ていました。自分はまだまだですね。。。
登山道だけでなく町に近い場所でも野生獣に遭遇する機会が増えているので、本当に気を抜けないですよね。黒い獣はたいてい猛獣ですし(笑)
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