宮之浦岳(荒川口〜高塚小屋テント泊〜白谷雲水峡)→尾之間温泉



- GPS
- 31:00
- 距離
- 28.2km
- 登り
- 2,156m
- 下り
- 2,122m
コースタイム
6:40荒川登山口
7:45楠川分れ
8:45大株歩道入口8:50
9:05ウィルソン株
10:30縄文杉10:45
11:00高塚小屋12:00
12:55新高塚小屋13:10
13:30第一展望台13:40
13:55第二展望台14:00
15:35焼野三叉路15:40
15:50宮之浦岳山頂16:15
16:35焼野三叉路16:40
17:45第二展望台17:50
18:00第一展望台18:10
18:40新高塚小屋18:50
20:00高塚小屋
二日目
7:00高塚小屋
7:15縄文杉7:25
8:25ウィルソン株8:30
8:35大株歩道入口8:40
10:00楠川分れ10:10
10:55辻峠11:10
11:25太鼓岩11:35
11:45辻峠
12:25白谷山荘12:35
13:20白谷雲水峡入口
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
飛行機
登山バス乗り換え5:50-荒川登山口6:30 帰り:白谷雲水峡13:30(臨時便)-宮之浦13:57 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特にありません。 下山後、レンタカーで尾之間温泉へ。入浴料200円 翌日楠川温泉へ。入浴料300円 |
写真
感想
GWの後半4日間を利用し、屋久島の宮之浦岳へ。
屋久島空港から安房に移動し、番屋峰キャンプ場にテントを張る。
昼食はシカ肉の焼肉。
午後は安房川でのカヤックを楽しむ。
晩飯は屋久島名物のカメノテやトビウオ刺に地元の焼酎三岳と愛子。
1日目
早朝安房港からバスに乗り、屋久杉自然館に到着。
そこから登山バスに乗り換え、荒川登山口へ向かうのだが、
バス停は屋久杉に向かう観光客で大混雑。バス5、6台待った
末補助席に乗り込む。
荒川口も大混雑。トロッコ道へと行列がつながっている。
自分たちも準備をして出発。ガイド付きの縄文杉ツアーの
方が多いようだ。トロッコ道は道幅が狭く、追い抜きはなかなか
難しい。ただ今日の行程を考えるとペースアップしておきたい。
幅がある場所をねらって、小走りで前の登山者をパスするが、
すぐまた前がつかえてしまう。
そんなことを繰り返しながら、大株歩道入口に到着。
トイレを済ませ、トロッコ道に別れを告げ登山道に入る。
しばらく進むとウィルソン株に到着。混雑しているので、株の中に
入るのは翌日にとっておき先へ進む。大王杉、夫婦杉等の古木を
眺めながら歩き、縄文杉に到着。展望デッキに並んで順番に写真を
撮ってもらう。しばらく樹齢7000年以上ともいわれる縄文杉にを眺め、
パワーをもらった後、出発。15分ほどで高塚小屋に到着。
テントを張り、食事をしているとヤクシカが現われた。
人に慣れており全く逃げる気配がない。
食事、小休止後、宮之浦岳山頂目指し出発。
縄文杉を越えてからは人もすっかり減り、静かな山行となる。
1時間ほどで新高塚小屋に到着。高塚小屋よりだいぶ大きく、
テント場のデッキも広い。水を補給し出発。
第一展望台、第二展望台あたりは登っては下り、また登り返しの
繰り返しで体力を奪われる。まだまだ先は長いので、時々休憩を
入れながら先を目指す。平石を過ぎたあたりから、宮之浦岳の
全容が姿を現す。高所に不思議な形の巨石が点在する独特の風景の
なか、ラストスパート。山頂は360度の好展望。遠く海の向こうに、
隣接する島々が見渡せる。雨が多い屋久島でこれだけの晴天に恵まれ
たのは幸運としか言いようがない。
いつまでも眺めていたい景色だったが、時間は4時をまわっており、
テント場への帰路を急ぐことに。やはり展望台付近のアップダウン
は帰りも苦しかった。新高塚小屋を越えたあたりで日没。
高塚小屋着は20時。食事もそこそこに就寝。
この日の行動時間は13時間。さすがに疲れた。
2日目
日の出とともに出発のつもりだったが起きられず、7時過ぎの出発。
縄文杉と再び対面。今度は人気のない静かな空間で、ゆっくり眺める
ことができた。その後昨日入らなかったウィルソン株の内部に。
昨日よりはましだがそれでもやはり混雑していた。
楠川分れを白谷雲水峡方向に向かう。
最初の1時間の登りで息が切れる。辻峠で休憩後、空身で太鼓岩へ。
太鼓岩からの眺めも山頂と匹敵するくらい素晴らしかった。
屋久島の大自然が一望できた。
再び辻峠に戻り、苔の森へを通って白谷小屋へ。
小休止後、川沿いの楠川歩道を下って行く。山行も終盤、
美しい景色を目に焼きつけながらゴールを目指す。
さつき吊橋をわたると舗装路になり、白谷雲水峡入口に到着。
臨時便のバスで宮之浦へ。
屋久島観光センター2階のレストランで食事をしたあとレンタカーを借りて
尾之間温泉へ。地元の方たちにまじって汗を流す。
この日は楠川の民宿に泊まり、ナイトツアーで夜中にウミガメの産卵を見に行く。
産卵は見られなかったものの、ウミガメには会うことができた。
最終日は湯泊の磯でシュノーケリングをしてそのまま海岸にある湯泊温泉
露天風呂に。昼食に屋久島ラーメンを食べ、
途中楠川温泉により空港で車を返し、4日間の屋久島旅行を終えた。
雨が多い屋久島なのに、4日とも晴天に恵まれ充実の山行だった。
屋久島、いいですね。
(私も行ったことあるんですが、そのときは山に興味がありませんでした。
もったいない)
1月に35日雨が降るといわれるのに4日間も晴れとは
晴れ男ですね。
1日目は14時間の行動ですか。
それも20時まで。
その体力がないと屋久島縦走は無理ですわ。
太鼓岩、いいですよね。
昔は秘密の場所だったようですが、
今はメジャーになってしまいました。
テント、民宿、ウミガメ、鹿肉、屋久島ラーメン・・・
亀の手?でしたっけ。
それは嗜まれました???
こっちが先でしょうけど、
南から北まで行けて、うらやましいです。
tatomoさん、コメントありがとうございます。
もっと時間短縮できるルートはあったのですが、
久しぶりに長い時間歩きました。
太鼓岩、いい所ですね。
疲れていたので、行こうか迷ったのですが、
行って正解でした。
亀の手、いただきました。あと首折れサバですか。
屋久島名物はどれも焼酎にあい、美味しかったです。
本州とは植生も違い、楽しい山行でした。
ただGWの縄文杉周辺の混雑はすごいです…。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する