記録ID: 2008455
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科
ドピーカンに鼻高々な天狗岳(^< ^)
2019年09月07日(土) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 09:16
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 971m
- 下り
- 967m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:50
- 休憩
- 2:23
- 合計
- 9:13
距離 14.3km
登り 971m
下り 971m
16:22
ゴール地点
天候 | 晴れ(ピーカンのち雲が増えた) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自宅〜(相模川沿い一般道)〜相模湖IC〜(中央道)〜諏訪南IC〜(メルヘン街道※1)〜麦草峠 仕事明けは眠すぎる! 藤野PA・八ヶ岳PAでショート仮爆睡…眠くなったらすぐ寝るは鉄則ですね(^^; 【駐車場】 麦草峠駐車場 (無料・30台くらい・キレイなトイレあり) 【復路】 麦草峠〜(メルヘン街道)〜横谷渓谷※2〜下諏訪※3〜道の駅・こぶちざわ※4〜JA韮崎直売所※5〜(山中湖・三国峠・高波打ち寄せる西湘BP)〜自宅 ※1:夜はメルヘンってよりメンヘルが必要。 ※2:観音と温泉の両方から遊歩道へ行ける。時間がなかったので覗き込んだくらい。 ※3:銭湯&買い物。隣接する岡谷はスーパーも充実! ※4:車中泊。翌朝に野菜直売調達が最近のミッション。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【麦草峠(a)〜△丸山〜高見石小屋】 駐車場から麦草ヒュッテに直結する木道から始まる。 ヒュッテ前のだだっ広い敷砂利広場は宿泊者駐車場兼バス転回所で、そこを横断して丸山へ入る。 ゆったり系の登りはすぐにシラビソの森となり苔のワンダーランドが始まる。 のっぺりした森の山頂を過ぎると、細目のシラビソが密生した直下り様相が変わり、湿ったコルから少しだけ登り返せば小屋とポッカリ空間が現れる。 【〜高見石〜高見石小屋(ピストン)】 高見石は、小屋の脇のゴーロを無造作に積み上げたような小山。 それぞのゴーロの隙間は深くて手も届かないので落とし物は厳禁。飲食NGも頷けるルールなのでキチンと守ろう。 先を急いでスルーする人も多いらしく、私もそう思ったが、登っていなかったら大後悔する美景である。 正面に佐久の平原と浅間山がドーン!!振り返れば八ヶ岳エリアの山々ー!宿泊者は朝焼けなんかタマランでしょうね(^^) 【〜中山展望台〜△中山〜中山分岐(b)】 ポッカリからシラビソと苔の森の中へ。 湿ったゆったり下りはビチョビチョの緩コルへ至り、ダラダラな登りは常にキレイな苔の森の真ん中の道。 森の精に癒されまくる頃、ガラ場の上が開ける。中山の肩にあたる広い無林の平が中山展望台だが、北アルプス〜乗鞍〜御嶽〜中央アルプスが半円形サイトのように広がる。さらに、北アルプスの途中を蓼科山が遮り、眼下には霧ヶ峰が佇み、本ルート最初の見事な名山バーゲンとなる。 名残惜しくなりすぎる展望場をあとに中山の優しいピークに向かう森へ入り、ピークを過ぎると東側の樹高の低い斜面を下り、フラットな林の回廊になったらすぐに分岐点に着く。 帰路は、ここから「にゅう」へ。 【〜中山峠(c)】 東側は樹木だが崖の端ルート。 なだからに下り、見晴らし台から天狗や遠くに奥秩父の名山を見たら、再び木の中の崖縁道。 緩いコルにゴーロが溜まったところが中山峠。 【〜天狗岳分岐(d)】 林の坂道は少しずつ樹高が低くなり、ハイマツの波の向こうに北アルプスが浮く美景を楽しめる。 斜度が上がった頃から森林公園限界になり、黒百合・天狗の奥庭からのルートに合流する。 【〜東天狗岳(e)〜西天狗岳〜(e)〜(d)】 分岐点から岩場となり、天狗の鼻の岩斜面をトラバースすると、東天狗への短い仕上げのアプローチとなる。 この狭いピークから見渡す景色に南の八ヶ岳が加わり、赤岳や阿弥陀岳がノッポさんであることに改めて気がつく。 対面の西天狗からは山頂の人たちの楽しさが伝わってくる距離感。ザレ道を下り、心地好いコルに降り、ガラ道を登れば、のっぺり丸いピークの上はトンボの演舞社交場と人々の笑顔社交場となっていた。 360°の眺望に南アルプスと横岳が加わった絶好ポイントからは、来た道を天狗分岐(d)まで未練のピストン。 【〜黒百合ヒュッテ〜(c)】 少しザレが混じったガラ場の斜面を下る。 天狗の奥庭へ少し登り返し、ゴーロの山積みをステップで乗り越え、ヒュッテを見下ろしながら下るが、振り返れば天狗の双耳峰が鼻もつんとさせて聳えている。 まったりの坩堝のようなヒュッテの前庭とテン場を過ぎてシラビソと苔の森に入り、緑の旅が始まる。 木道のシラビソ回廊は、ゆるい登り傾斜ですぐに中山峠に至る。 【〜(b)】 往路の道に合流し中山分岐(b)まで緩い登り調で戻る。 【〜ニュウ】 森の尾根筋を下っていく。 南東側は崖に近い斜面で、時々、樹林が切れて八ヶ岳の山々が見える。 少しだけアップダウンになったら、すぐに「にゅう」分岐の道標が現れ、そこからすぐに低い岩峰が見える。 北側を巻くように小さなピークに登ると三角点はあるが山頂標はない。 尖った先端の南側は切れ落ちているのでご用心! 【〜白駒池】 コケコケコケーのケッコーな森の斜面に岩がニョキニョキした蛇行の道をくだる。 樹々はコメツガやトウヒが主役となり、苔の種類も変わってきた。 下りきったらビショビショな平坦な道がポッカリ湿原まで続き、なんとも神秘的な水上の木道を通る。 ゆるい丘状の苔森を越えて下りに入ってまもなく林間に湖面がチラホラし、光る湖水を周回する木道に合流する。 【〜(a)】 周回木道は湖岸から少し離れ、苔深い針葉樹林中を蛇行する。 この周囲回路は観光客も歩ける距離・コンディションなので、行き会う人が急増する。 青苔荘に着くと、まったりなキャップの人だかり。丸山で行き会ったオネエサマ方が言ってた「苔観察会」が泊で開催されるのだね。 山荘から先は観光客向けの広い木道がくねり、観光駐車場へ分岐した後の奥庭ルートは再び山中の道の様相になる。木道が終わり、緩い長い登り道が続き、樹林が切れたらスタート直後の麦草ヒュッテがやや下方に現れる。 あとは、スタート直後の道を少し戻ってゴール\(^o^)/ いやはや、苔の神秘と眺望の神界って造語が思い浮かぶ至福の道でしたな〜 |
その他周辺情報 | 【買い物】 原村や茅野市の麓エリアで済ませておこう。 メルヘン街道にあるのはメルヘンと山荘だけ。 【温泉】 各所にあるが、今回は下諏訪の銭湯がお気に入りなので、新たな店舗開拓へ。 「菅野温泉」 (230円・アメニティ無し) <おまけ> 裏の町営駐車場と提携無料で駐車券にスタンプを貰う必要がある。 だが、当日は諏訪湖花火大会で1000円(湖岸の駐車場は2500円〜3000円の足元見た価格)と表示。 しかも、係員は誰もいない… 温泉のおばちゃんに訊いたら 「風呂に来る人は花火とは関係ないんじゃないかねぇ」 「係がいないんじゃ、払いようがないから、別にいいんじゃないかねぇ」 と、落ち着き払った堂々たる態度に感服!(^o^) |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
【中山展望台】
北ルプスの南をズームアップ!
霧ヶ峰と美ヶ原が二重になった向こうにはヤリホーだい
(^^;
最近ゴキゲンよくない焼岳さんは登れなくなったらヤケダケ
(^^;
デデーンと乗鞍さんのノラリクラリな尾根
(^^;
北ルプスの南をズームアップ!
霧ヶ峰と美ヶ原が二重になった向こうにはヤリホーだい
(^^;
最近ゴキゲンよくない焼岳さんは登れなくなったらヤケダケ
(^^;
デデーンと乗鞍さんのノラリクラリな尾根
(^^;
【にゅうピーク】
乳が名前の由来らしいね。
行き合ったココが大好きなオジサンに教えてもらった
(^^)
オジサンは若者グループに「山岳保険に入っておかないとエライことになっちゃうぞー」とホームページよりも詳しくjROのアドバイス
(^o^)
下山後の「日帰り温泉+車中泊=野菜調達」って行動予定は他人とは思えんな
(^-^;)
乳が名前の由来らしいね。
行き合ったココが大好きなオジサンに教えてもらった
(^^)
オジサンは若者グループに「山岳保険に入っておかないとエライことになっちゃうぞー」とホームページよりも詳しくjROのアドバイス
(^o^)
下山後の「日帰り温泉+車中泊=野菜調達」って行動予定は他人とは思えんな
(^-^;)
装備
個人装備 |
ザック:ガレナ30
靴:ツォロミー1
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感想
9/7(土)は、台風襲来前の超晴天予報。超眠い前夜の運転は仮眠連爆睡でしたが、眺望が開けるまで登ると一気に目が覚めました!!
雨天の際にでも来ようと思っていた山域は、晴れて浮気心で登ってみたら、思った以上の大絶景!
ピークの上で「知らぬ同士が景色称えてチャンチキおけさ〜♪」状態でした!\(^o^)/♪
【山行記】
名山だらけの青い大展望
長い樹林トンネルから抜けたら、
世界が急転回したような神界の眺め
名苔だらけの緑の大絨毯
雨の苔が美し過ぎと評判の森は、
針葉樹トリオが織り成す神秘の深み
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