平ヶ岳（鷹ノ巣ルートピストン）

2019年09月06日(金) [日帰り]

• GPS: 10:01
• 距離: 22.6km
• 登り: 1,830m
• 下り: 1,814m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:14
• 休憩: 0:48
• 合計: 10:02

4:29 鷹ノ巣登山口
6:10 6:15 下台倉山
6:57 7:01 台倉山
7:09 7:09 台倉清水
7:40 7:40 白沢清水
8:38 8:41 池ノ岳
9:03 9:03 平ヶ岳三角点
9:07 9:26 平ヶ岳
9:29 9:29 平ヶ岳三角点
9:46 9:48 平ヶ岳キャンプ指定地
10:02 10:10 玉子石
10:27 10:32 池ノ岳
11:15 11:15 白沢清水
11:43 11:45 台倉清水
11:56 11:56 台倉山
12:41 12:41 下台倉山
14:31 鷹ノ巣登山口

登りはじめから急登が始まると下台倉山までは段差の大きい岩場などを通過しますが、危険な箇所はありません。ただ、行程が長くなることから、夏場の気温が上がる季節は台倉山以降3か所ある水場を利用するなど、登山時に確認しておくとよいと思います。（平ヶ岳と姫池の中間にある水場は水量が豊富でした）

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

関越自動車道　小出ICから県道50号、国道352号にて鷹ノ巣登山口　駐車場
小出ICから60km程度、一般道を走りますが、銀山平に向かう奥只見シルバーラインのトンネルや奥只見湖沿いのすれ違いが困難な箇所があるワインディングルートは慣れていないと大変かもしれません。

コース状況／危険箇所等

危険なルートではありませんが、段差の大きい箇所が多々あり消耗します。また、台倉山過ぎの木道は一部腐朽が進み、浮いている箇所があります。
トイレは登山口にしかありません。

その他周辺情報

道の駅ゆのたに（小出ICから３分）
［深雪の里売店］8:30〜18:00
［深雪の里レストラン］11:00〜14:00、土日祝11:00〜15:00（飲料のみ全日17:00まで可）

写真

9/6 4:09

登山口の駐車場から。満点の星空でした。

9/6 4:45

朝食後、登山開始

9/6 4:55

450mほど進むと下台倉沢に。

9/6 5:05

スギ林から急登開始ですぐに展望が開けます。
燧ヶ岳がくっきり。

9/6 5:15

登っていくルート（尾根）も見えます

9/6 5:16

岩稜ですが、滑らない岩質なので滑る心配が少ない

9/6 5:16

踏面が薄いですが、細かいステップで登っていきます

9/6 5:18

日の出前。1日が始まります

9/6 5:19

下台倉山までずっと尾根部を進みます

9/6 5:22

鎖ではなくロープです。

9/6 5:31

ミヤマママコナ

9/6 5:33

見た目は壁のように見えますが、登り下りは容易です。

9/6 5:52

一部樹林帯もあります

9/6 5:55

気持ちいい！けど暑くなりそう

9/6 5:58

ツルリンドウ

9/6 5:58

土壌が薄いのでぬかるみもありません。

9/6 6:02

右手方向の稜線

9/6 6:04

下台倉山標識は正面の登山道を登り切ったところ。
一度鞍部まで下り

9/6 6:18

急坂を登ります。大きい岩を越える際に、体力が削られていきます

9/6 6:25

ここまでくると

9/6 6:27

ほどなく下台倉山。

9/6 6:33

下台倉山〜台倉山は稜線上のルートはこれまでの急傾斜はなくなり、アップダウンはありつつも展望抜群のルート

9/6 6:34

尾根に針葉樹（クロベ）。
下台倉山までの登りでもかなり香りますが、濃厚ながら非常に落ち着く品の良い香りがします。

9/6 6:40

越後三山でしょうか。

9/6 6:40

樹林帯に入る箇所も

9/6 6:50

ヒキガエル。

9/6 6:53

木道。尾瀬らしさが出てきます

9/6 7:03

リョウブ

9/6 7:08

正面奥に平ヶ岳と池ノ岳。遠いわー。

9/6 7:08

気持ちのよいトレイル

9/6 7:12

台倉山

9/6 7:26

少し下ると台倉清水

9/6 7:36

1751ピークまで登り、下り、

9/6 7:47

イグチ科のキノコかな。肉厚。

9/6 7:54

倒木。ヤブヤンマと思しきトンボが飛んでいました。

9/6 7:56

白沢清水

9/6 8:00

腐朽しかけている木道あるため、スリップ注意。

9/6 8:17

正面奥が池ノ岳。

9/6 8:19

エゾリンドウがずいぶん開いていた

9/6 8:21

イブキゼリモドキ（？）

9/6 8:21

9/6 8:22

池ノ岳への急登

9/6 8:23

9/6 8:23

開けると池ノ岳・平ヶ岳が見えます。

9/6 8:24

9/6 8:24

振り返っても最高。

9/6 8:28

登りのメリハリがすごい

9/6 8:35

越後の山々

9/6 8:38

平ヶ岳。気持ちよさそうなトレイル

9/6 8:39

燧ヶ岳にはずっと見守られながら。

9/6 8:39

山の形態が面白い。

9/6 8:46

ミヤマコゴメグサ

9/6 8:51

アカモノ

9/6 8:51

オトギリソウ

9/6 8:48

紅葉の始まり

9/6 8:47

花崗岩が風化した場所を通過。こういうのアルプスにありますね。

9/6 8:52

登り切ると

9/6 8:54

木道が出てきて

9/6 8:55

姫ノ池に到着。

9/6 8:55

姫ノ池から平ヶ岳。この景色の変化は圧巻。

9/6 8:43

キンコウカ

9/6 8:49

なだらかな台地

9/6 8:59

たまご石方面分岐（中ノ岐方面）

9/6 9:00

一度下ってから

9/6 9:11

登ります。でも傾斜はなだらかなので、ここまでの急登を思えば。

9/6 9:01

最後の登り

9/6 9:12

至仏山、笠山、武尊山かな。

9/6 8:59

池ノ岳方面を振り返る

9/6 9:23

木道最終地点。ここで休憩

9/6 9:23

ふむふむ

9/6 9:39

池塘と湿地、ササ原、ハイマツなど複雑な植生環境。

9/6 9:46

山頂と三角点

9/6 9:47

雲が増えましたが気持ちよい

9/6 9:48

正面右手が至仏山。

9/6 9:48

雪田群落。山の最も高い位置に湿原があるのはやはり不思議。

9/6 9:50

戻る道も最高

9/6 9:55

イワカガミ

9/6 10:00

ミズゴケが紅葉してる。

9/6 10:01

分岐をたまご石方面へ。

9/6 10:02

水量豊富な水場があります。

9/6 10:04

9/6 10:05

9/6 10:06

ハクサンフウロ

9/6 10:06

9/6 10:07

9/6 10:07

タテヤマリンドウ

9/6 10:08

9/6 10:12

9/6 10:14

9/6 10:14

9/6 10:08

9/6 10:15

天空の散歩道

9/6 10:20

オオシラビソ

9/6 10:21

たまご石

9/6 10:28

たまご石から戻り、下山します

9/6 10:45

池ノ岳の姫ノ池と池塘群。天水と雪だけしか給水源がない、まさに高層湿原

9/6 10:47

モウセンゴケの群落

9/6 10:49

気持ちよい稜線を下っていきます。

9/6 10:52

9/6 11:23

コケも美しい

9/6 11:54

9/6 12:08

最後まで燧ヶ岳がきれいに見えていました。

9/6 14:18

ウルシ。絶対に触ってはいけません。

9/6 14:27

スギが見えてくると

9/6 14:31

あとは駐車場まで平坦〜緩い下り道

9/6 14:33

暑さでグロッキーになっていたので、下台倉沢で水浴びして回復。

9/6 14:40

最後はブナ林。

9/6 14:48

登山口に戻ってきました。おつかれさまでした。

撮影機器：

PowerShot SX710 HS CANON

EOS RP ボディ CANON

装備

個人装備

Tシャツ タイツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション 地図（地形図） ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル カメラ

感想

スー

【とにかく体力勝負】
登山口までのアクセスに加え、登山口から山頂までの行程も長い山のため、長時間行動できる体力と脚力が要求されます。同行いただいたkaiseiさんも寝不足や暑さ、日射によるダメージもあり、最後の下りで苦労されていました。

【ルート】
登りはじめから急登がありますが、すぐに展望が開けたルートを上がっていけるため、燧ケ岳を眺めながら進めます。ガレ場も通過しますが、これも楽しかった。
池ノ岳の最後の急登直後に姫池の広がる高層湿原、平ヶ岳の台地など地形・植生ともに変化がダイナミックで思わず声を漏らさずにはいられませんでした。本当に素晴らしい山でした。

【最後に】
アクセスの悪い山深い場所ながら、ササ刈りや木道を含む登山道の整備などが行き届いており、整備していただいている方々には頭が下がるばかりです。ありがとうございます。