記録ID: 201035
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ハイキング
白山
籾糠山 〜原生林へのいざない〜
2012年06月24日(日) [日帰り]
kennken
その他1人
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 660m
- 下り
- 660m
コースタイム
【ルート】
07:00 天生峠駐車場
07:15 登山口
07:40 天生湿原
07:50 匠屋敷
08:15 カラ谷分岐(カラ谷登山道へ)
08:35 カツラ門
09:00 木平分岐
09:20 籾糠分岐
09:50 籾糠山山頂 10:50
11:20 木平分岐(木平勝路へ)
11:50 木平湿原
12:30 カラ谷分岐
12:35 天生湿原
13:00 登山口
【登り時間:02:35】
【休憩時間:01:00】
【下り時間:01:50】
【総行動時間:05:25】
07:00 天生峠駐車場
07:15 登山口
07:40 天生湿原
07:50 匠屋敷
08:15 カラ谷分岐(カラ谷登山道へ)
08:35 カツラ門
09:00 木平分岐
09:20 籾糠分岐
09:50 籾糠山山頂 10:50
11:20 木平分岐(木平勝路へ)
11:50 木平湿原
12:30 カラ谷分岐
12:35 天生湿原
13:00 登山口
【登り時間:02:35】
【休憩時間:01:00】
【下り時間:01:50】
【総行動時間:05:25】
天候 | 【岐阜県高山の当日天気】 天 気:晴れ 最高気温:28.5℃ 最低気温:11.9℃ 露点温度:12.4℃ 湿 度:40% 風 向:南南西 風 速:3m/s 現地気圧:942.9hPa 海面気圧:1004.1hPa 降水 量:0.0mm 積 雪深:--- 日 の出:--- 日の入り:--- 【現地の天候】 空に雲がありますが 籾糠山山頂では北アルプスのすべてが展望できるほど イイ天気。山行日和。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
東海北陸自動車道白川郷ICから国道360号線を天生峠へ 360号線は木滝谷に沿って徐々に高度を上げる。手前にあるソウレ山を巻く様に 峠まで続く道路は舗装されています。急カーブとすれ違いには要注意。 国道360号線白川郷側から今年は6月1日より通行可でした。毎年6月初旬。 ・白川郷IC〜国道360号線で天生峠駐車場まで 距離:12km 時間:25分 ・岐阜県道の情報 http://www.pref.gifu.lg.jp/kendo/michi-kawa-sabo/doroiji/michi-no-joho/ 【駐車場】 天生峠の駐車場(無料)に駐車 【入山料金】 森林環境整備推進協力金(500円)を支払い探勝マップ一枚頂けます |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山ポスト】 森林環境整備推進協力金(500円)支払うテントにあります 【ト イ レ】 天生峠駐車場にトイレ有り 【洗い場】 トイレ隣に水道からホース2本 ブラシも数個置いて有ります 【登 山 道】 カラ谷登山道と木平探勝路を歩いての感想 整備も行き届き要所要所にベンチや腰掛が設置されており、ともて親切な印象 ゲーターは装着していましたが今日は、あまり泥濘のある道はなくゲーターがなくても さほど汚くならないようでした。でも雨上がりや少しでも降水があるときはゲーター必須ですね 思った以上に小川や沢を渡る箇所があって降水時にはスリップに注意ですね。 登山道から木平分岐までは多少のアップダウンあるものの平坦な道が多く歩きやすいのですが 飛び出た木根などに足を引っ掛けないようにしたいです。 木平分岐からは、登山道全体の8割近い登り道で傾斜もそれなりにキツイ箇所もありますが 1時間もかからないので体力的は楽だと感じました。 【出合った他の登山者】 登り時は6組(ソロ5組 2名1組)だったのですが 下山時には多くの団体者さんや登山者さん達とすれ違いました。 【籾糠山『もみぬかやま』(1,744m)について】 岐阜県の飛騨高地にある標高1,744mの山。ブナの原生林や高層湿原がある。 登山道は天生峠からが一般的なルートである。 直下を東海北陸自動車道の飛騨トンネルが貫いている。 山名は飛騨の匠伝説に由来する。飛騨の匠伝説とは麓の月ヶ瀬の里に住む娘が、 川面に映った月を掬って飲むと身ごもって男の子生まれた。 この子が作った人形が田畑を耕し、この田畑で実った稲の籾糠の籾殻が積もったのが籾糠山、 田んぼの跡が天生湿原となった。のちの男の子は日本一の匠となったという伝説。 また、登山口の天生峠は明治時代の作家泉鏡花の小説「高野聖」の舞台として有名です。 これは山また山の飛騨から信州へ抜けようと、天生峠に差し掛かり、飛騨の深山と泊まった宿の 美女が魔性を醸し出す空想的夢幻の作品で、明治中期の飛騨山中を幻想的に印象付けた。 登山道には、天生県立自然公園に指定されている天生湿原(あもうしつげん)があり、 ミズバショウの群生地がある。その近くに匠屋敷跡がある。また登山道には、 モウセンゴケが群生している子平湿原がある。山頂は鋭く尖った小ピークで、狭い山頂には 三等三角点が設置されている。山頂から南南東に御嶽山を望むことができるが、 白山は猿ヶ馬場山に隠れて見えない。神通川水系小鳥川の支流である金山谷の源流の山である。 この金山谷では江戸時代初期から天生金山が開かれ、 昭和初期まで金、銀、銅、亜鉛などが採掘されていた。 【日帰り温泉】 世界遺産敷地内の温泉宿 天然温泉 白川郷の湯 ■料 金: 大人700円 小人(小学生)300円 6歳未満無料 タオル150円 バスタオルレンタル300円 かみそり100円 ■営 業 時 間: 7:00〜21:30(受付21:30終了) ■食 事 処「与ぜ」: 麺類・定食・一品料理・お飲み物etc. (11:00〜14:00/18:00〜21:00) http://www.shirakawagou-onsen.jp/ |
写真
感想
以前から気になっていた森へ
水芭蕉の時期を逸してしまいましたが
ブナの原生林や高層湿原にカツラやサワグルミやダケカンバにオオシラビソなどの
亜高山帯植生の木々の天生県立自然公園の籾糠山へ行って参りました。
期待を裏切らない巨木達に小さく揺れる花々
そして、多くの鳥達の囀りに昆虫君達の鳴声と多様な動植物の息吹感じるお山です
山頂では西側は木々で展望はないのですが
東側には北アルプスの全貌が眼前に望めて
想像以上の展望の良さに大満足でした。
変化に富んだ雄大な深淵の自然を体感することのできる
お腹いっぱい胸いっぱいの山行でした。
素晴らしい森や湿原をありがとうございます
籾糠山さん
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訪問者数:1833人
登山口にテントもあって、
山頂の賑わい見ても人気の山なんですね〜
白川郷の湯は世界遺産の中にあるいいお湯ですよね。
kenkenさん、こんにちわ
籾糠山、満員御礼で大人気ですね。
昨年だったか、ツレが会社の方たちとこの時期に行っていて
写真を見せてもらったのですが、下手なんでしょうね、あまり魅力感じなくって。
おまけに「ジメジメして蒸し暑かった」という、感想。
ついていかなくてよかった。と、思っていたのですが。(怒られるかな)
kenkenさんや他の皆さんのレコ見ていると、
立派な木や湿原、花もたくさんあって、とても魅力的なんですね。
(皆さんお上手PATIPATI)
籾糠山は、籾殻でできているから真下にあるトンネルが
崩れるなんて話を聞いたことがあるのですが、
伝説話からすると。。。
xyzJINさんおはようございます
山頂で展望を楽しんでいる時
お話した方々は東京や大阪に茨城と遠方から来られた団体さんでした。
とっても人気のお山のようで
水芭蕉の時期と紅葉の時期は
駐車できない車が途中の道まで路駐するほどとか
その分、登山と言うより観光客の方々が多いみたいです。
白川郷の湯は世界遺産指定区域内のお湯で
露天風呂からの展望もイイですし
お湯もしっとりツルツル系でとてもイイ湯ですね。
usavichさん
おはようございます
籾糠山は森林浴と緑のお山と
思っています
時期と気温によっては
ジメジメして暑い日の登山もあると思いますが
僕が登った日は
とても清々しかったですよ
写真の通り緑も巨木も良かったぁ〜♪
東海北陸自動車道が籾糠山直下を通関するって計画の時
湿原のや湧き水が枯れるんじゃないかと危惧があり
反対も多くあったと聞いていますが
現在でも湿原はあり湧き水も豊富でした。
でも自然の生態系の変化は長い目で見ないと分からないものですし
生物多様性を守って行きたいですね
ガンバレ!!籾殻
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